JPH0235241A - クラウン歯車式変速機 - Google Patents
クラウン歯車式変速機Info
- Publication number
- JPH0235241A JPH0235241A JP63183531A JP18353188A JPH0235241A JP H0235241 A JPH0235241 A JP H0235241A JP 63183531 A JP63183531 A JP 63183531A JP 18353188 A JP18353188 A JP 18353188A JP H0235241 A JPH0235241 A JP H0235241A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- speed change
- crown
- output shaft
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は同軸クラウン歯車列を用いた変速機に関する。
従来より変速V&構として様々な方式が開発されている
が、平歯車変速機では、ギア切り替え時にアクセルの解
放やクラッチ解除、手動切替操作、クラッチ再接続等の
操作が必要であり、遊星歯車変速機ではメンバーの固定
や連結のためバンドブレーキやクラッチを油圧制御する
必要があり、また可変径プーリーと鋼製ベルトによる無
段変速機では、精密油圧制御や特殊ベルトの製造が必要
であるといった繁雑性が存在している。
が、平歯車変速機では、ギア切り替え時にアクセルの解
放やクラッチ解除、手動切替操作、クラッチ再接続等の
操作が必要であり、遊星歯車変速機ではメンバーの固定
や連結のためバンドブレーキやクラッチを油圧制御する
必要があり、また可変径プーリーと鋼製ベルトによる無
段変速機では、精密油圧制御や特殊ベルトの製造が必要
であるといった繁雑性が存在している。
本発明は上記の繁雑な変速手順や機構を完全に排除し、
変速時の事前準備操作を必要とせず、入出力軸間に動力
を導通したままギアの直接切り替えを可能とするクラウ
ン歯車式変速機を提供し、上記問題を速やかに解決する
ものである。
変速時の事前準備操作を必要とせず、入出力軸間に動力
を導通したままギアの直接切り替えを可能とするクラウ
ン歯車式変速機を提供し、上記問題を速やかに解決する
ものである。
本発明は、原動機に接続する入力軸15及び負荷に接続
する出力軸7と、原動機からの動力により駆動されるス
プライン16、およびスプライン16上を移動可能な変
速ギアJ8と、変速ギア18に選択的に噛み合う複数の
同軸クラウン歯車1を持ち、変速ギア駆動機構19で変
速ギア】8をスプライン16上に移動し、噛み合う相手
クラウン歯車1の選択により変速を可能としたクラウン
歯車式変速機であり、特に第4図に示す如くクラウン歯
車]と出力軸7間に十分なバックラッシュ空間13を設
けることにより、動力導通のまま円滑な変速を可能とし
たことを特徴とする変速機である。
する出力軸7と、原動機からの動力により駆動されるス
プライン16、およびスプライン16上を移動可能な変
速ギアJ8と、変速ギア18に選択的に噛み合う複数の
同軸クラウン歯車1を持ち、変速ギア駆動機構19で変
速ギア】8をスプライン16上に移動し、噛み合う相手
クラウン歯車1の選択により変速を可能としたクラウン
歯車式変速機であり、特に第4図に示す如くクラウン歯
車]と出力軸7間に十分なバックラッシュ空間13を設
けることにより、動力導通のまま円滑な変速を可能とし
たことを特徴とする変速機である。
本発明のクラウン歯車1は第1図に示す通り王冠状歯車
で円筒歯車2により駆動し、このクラウン歯車1を第2
図のように出力軸7と結合する前面支持板3および背面
支持板4で支持する。このクラウン歯車1と支持板3.
4の組合せを複数個出力軸7側に設け、その一つがスプ
ライン16上の変速ギア18と選択的に噛み合い、選択
されたクラウン歯車1が固有の変速比で出力軸7へ動力
を伝達する。 クラウン歯車1と出力軸7間の動力伝達は、第4図に示
す通りクラウン歯車1に設けた歯車側噛み合い突起10
と前面支持板3に設けた軸側噛み斤い突起9の噛み合い
により実施し、両者間には十分なバックラッシュ空間1
3を設け、噛み合いショックの緩和のためにゴム弾性体
11を設ける。 支持バネ6は、第3図に示す通りクラウン歯車]を背面
支持板4間に連結し、クラウン歯車1を常にバックラッ
シュ空間13の中央部に引き戻すfi能を持ち、変速ギ
ア18と噛み合っていないフリーのクラウン歯車1を、
支持バネ6の弾性により自動的にバックラッシュ空間1
3中央部に引き戻し、変速ギア18を再度受は入れ可能
なスタンバイ状態に自動的にセットする。 変速のためには、変速ギア18の噛み合う相手クラウン
歯車]を変更しなければならないが、すべてのクラウン
歯車1は同期回転し、逆に歯先の周速度は各々異なって
おり、変速のため変速ギア18が2つのクラウン歯車1
を跨いだ瞬間に、もし両クラウン歯車が等周速になけれ
ば、異なった周速のため歯車は破壊され変速は不可能と
なる。 従って、クラウン歯車1間で円滑な変速を実施するため
には、個々のクラウン歯車lが十分なバックラッシュ空
間13を持ち、変速のため変速ギア18が2つのクラウ
ン歯車]を跨ぐ瞬間だけは、移行先クラウン歯車1の周
速が移行先クラウン歯車1の周速に一時的に一致するだ
けの許容空間を確保し、移行先クラウン歯車1の瞬間的
な回転ずれをこのバックラッシュ空間13で吸収するこ
とにより円滑な変速が実現できる。つまり、変速ギア1
8が変速のため隣接クラウン歯車1へ突入するとき、隣
接クラウン歯車1は、支持バネ6に支えられつつ左右に
揺動してバックラッシュ空間13内で速やかに変速ギア
18と噛み合い、変速ギア18の移行を円滑に実施する
ことができる。隣接クラウン歯車1への変速ギア18の
移行時間は、移行先クラウン歯車1のバックラッシュ範
囲内、つまり軸側噛合い突起9と歯車側噛合い突起10
が噛み合う時間以内であればよい。 本発明の動力伝達は、第5図に示す通り、原動機からの
動力が、入力軸15、かさ歯車17を経てスプライン1
6に伝達され、スプライン16の回転動力はスプライン
16に噛み合う変速ギア18を駆動し、スプライン16
上をスライド可能な変速ギア18はクラウン歯車1列の
一つと選択的に噛み合い、この選択されたクラウン歯車
1が噛み合い突起9.10を経て動力を出力軸7へ伝達
する。 本発明の変速の自動化は、変速ギア駆動機構19をアク
チュエータで自動制御することにより簡単に実現できる
。
で円筒歯車2により駆動し、このクラウン歯車1を第2
図のように出力軸7と結合する前面支持板3および背面
支持板4で支持する。このクラウン歯車1と支持板3.
4の組合せを複数個出力軸7側に設け、その一つがスプ
ライン16上の変速ギア18と選択的に噛み合い、選択
されたクラウン歯車1が固有の変速比で出力軸7へ動力
を伝達する。 クラウン歯車1と出力軸7間の動力伝達は、第4図に示
す通りクラウン歯車1に設けた歯車側噛み合い突起10
と前面支持板3に設けた軸側噛み斤い突起9の噛み合い
により実施し、両者間には十分なバックラッシュ空間1
3を設け、噛み合いショックの緩和のためにゴム弾性体
11を設ける。 支持バネ6は、第3図に示す通りクラウン歯車]を背面
支持板4間に連結し、クラウン歯車1を常にバックラッ
シュ空間13の中央部に引き戻すfi能を持ち、変速ギ
ア18と噛み合っていないフリーのクラウン歯車1を、
支持バネ6の弾性により自動的にバックラッシュ空間1
3中央部に引き戻し、変速ギア18を再度受は入れ可能
なスタンバイ状態に自動的にセットする。 変速のためには、変速ギア18の噛み合う相手クラウン
歯車]を変更しなければならないが、すべてのクラウン
歯車1は同期回転し、逆に歯先の周速度は各々異なって
おり、変速のため変速ギア18が2つのクラウン歯車1
を跨いだ瞬間に、もし両クラウン歯車が等周速になけれ
ば、異なった周速のため歯車は破壊され変速は不可能と
なる。 従って、クラウン歯車1間で円滑な変速を実施するため
には、個々のクラウン歯車lが十分なバックラッシュ空
間13を持ち、変速のため変速ギア18が2つのクラウ
ン歯車]を跨ぐ瞬間だけは、移行先クラウン歯車1の周
速が移行先クラウン歯車1の周速に一時的に一致するだ
けの許容空間を確保し、移行先クラウン歯車1の瞬間的
な回転ずれをこのバックラッシュ空間13で吸収するこ
とにより円滑な変速が実現できる。つまり、変速ギア1
8が変速のため隣接クラウン歯車1へ突入するとき、隣
接クラウン歯車1は、支持バネ6に支えられつつ左右に
揺動してバックラッシュ空間13内で速やかに変速ギア
18と噛み合い、変速ギア18の移行を円滑に実施する
ことができる。隣接クラウン歯車1への変速ギア18の
移行時間は、移行先クラウン歯車1のバックラッシュ範
囲内、つまり軸側噛合い突起9と歯車側噛合い突起10
が噛み合う時間以内であればよい。 本発明の動力伝達は、第5図に示す通り、原動機からの
動力が、入力軸15、かさ歯車17を経てスプライン1
6に伝達され、スプライン16の回転動力はスプライン
16に噛み合う変速ギア18を駆動し、スプライン16
上をスライド可能な変速ギア18はクラウン歯車1列の
一つと選択的に噛み合い、この選択されたクラウン歯車
1が噛み合い突起9.10を経て動力を出力軸7へ伝達
する。 本発明の変速の自動化は、変速ギア駆動機構19をアク
チュエータで自動制御することにより簡単に実現できる
。
【本発明の効果】
本発明は、以上の方式により変速用クラッチやブレーキ
の操作を必要とせず直接変速が可能であり、簡単な構造
で製作が容易であるだけでなく、耐久性や保守の容易性
において優れた機能を発揮する。 本発明の特徴を列挙すれば次のようになる。 ・構造が単純である。 ・コンパクトである。 ・変速の自動化が容易である。 ・変速段数を容易に多段化できる。 ・エネルギー効率が高い。 ・製造コストが安価である。 ・流体クラッチと併用できる。
の操作を必要とせず直接変速が可能であり、簡単な構造
で製作が容易であるだけでなく、耐久性や保守の容易性
において優れた機能を発揮する。 本発明の特徴を列挙すれば次のようになる。 ・構造が単純である。 ・コンパクトである。 ・変速の自動化が容易である。 ・変速段数を容易に多段化できる。 ・エネルギー効率が高い。 ・製造コストが安価である。 ・流体クラッチと併用できる。
第1図はクラウン歯車と円筒歯車の嵌合図、第2図はク
ラウン歯車取り付は図、第3図はクラウン歯車を支持す
るバネの取付図、第4図はクラウン歯車と出力軸の噛み
合い図、第5図は本発明構成図。 1 クラウン歯車 2 円筒歯車 3 前面支持板 4 背面支持板 5 ベアリング 6 支持バネ 7 出力軸 8 バネ固定具 9 軸側噛合い突起 10 歯車側噛合い突起 11 ゴム弾性体 13 バックラッシュ空間 14 軸受け 15 人力軸 16 スプライン 17 かさ歯車 18 変速ギア
ラウン歯車取り付は図、第3図はクラウン歯車を支持す
るバネの取付図、第4図はクラウン歯車と出力軸の噛み
合い図、第5図は本発明構成図。 1 クラウン歯車 2 円筒歯車 3 前面支持板 4 背面支持板 5 ベアリング 6 支持バネ 7 出力軸 8 バネ固定具 9 軸側噛合い突起 10 歯車側噛合い突起 11 ゴム弾性体 13 バックラッシュ空間 14 軸受け 15 人力軸 16 スプライン 17 かさ歯車 18 変速ギア
Claims (2)
- (1)原動機に接続する入力軸及び負荷に接続する出力
軸と、該入出力軸間に原動機からの動力により駆動され
るスプラインと、スプラインに嵌合する変速ギアと、該
変速ギアをスプライン上にスライドして変速を実施する
変速ギア駆動機構と、変速ギアと選択的に噛み合い十分
なバックラッシュ空間を持って出力軸と結合する複数の
クラウン歯車を持つことを特徴とするクラウン歯車式変
速機。 - (2)特許請求第1項のクラウン歯車変速機に於て出力
軸と十分なバックラッシュ空間を持って結合する個々の
クラウン歯車をバックラッシュ中央に保持するための支
持バネ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63183531A JPH0235241A (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | クラウン歯車式変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63183531A JPH0235241A (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | クラウン歯車式変速機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0235241A true JPH0235241A (ja) | 1990-02-05 |
Family
ID=16137462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63183531A Pending JPH0235241A (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | クラウン歯車式変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0235241A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040007187A (ko) * | 2002-07-16 | 2004-01-24 | 김철수 | 평판기어형 변속기의 변속조작장치 |
KR100881920B1 (ko) * | 2008-07-29 | 2009-02-04 | (주)한려이엔지 | 다단 변속기 |
-
1988
- 1988-07-25 JP JP63183531A patent/JPH0235241A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040007187A (ko) * | 2002-07-16 | 2004-01-24 | 김철수 | 평판기어형 변속기의 변속조작장치 |
KR100881920B1 (ko) * | 2008-07-29 | 2009-02-04 | (주)한려이엔지 | 다단 변속기 |
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