JPH023514Y2 - - Google Patents
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- JPH023514Y2 JPH023514Y2 JP4068086U JP4068086U JPH023514Y2 JP H023514 Y2 JPH023514 Y2 JP H023514Y2 JP 4068086 U JP4068086 U JP 4068086U JP 4068086 U JP4068086 U JP 4068086U JP H023514 Y2 JPH023514 Y2 JP H023514Y2
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- Japan
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- drum
- lever
- attached
- rope
- brake
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 8
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 8
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 244000208734 Pisonia aculeata Species 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は林内で伐採した木材を集材し、移動
し、林地の状況に応じて自在に対処可能ならしめ
た集材機に関するものである。
し、林地の状況に応じて自在に対処可能ならしめ
た集材機に関するものである。
従来の集材機はエンジン、変速機及びドラム等
が架台上に堅固に固定され、巻取ドラムとエンド
レスドラムは共に1個から成つていて、ドラムク
ラツチレバーとドラムとが直接的に組付けられ、
又ブレーキレバーはカムを介して制動する機構を
採用している。
が架台上に堅固に固定され、巻取ドラムとエンド
レスドラムは共に1個から成つていて、ドラムク
ラツチレバーとドラムとが直接的に組付けられ、
又ブレーキレバーはカムを介して制動する機構を
採用している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従つて一体化された機体は重量がきわめて重
く、道路端に設置して使用することを前提として
設計されていて林内への持込みが困難で作業範囲
も自づから制限されたものとなる。又、一定場所
に定置したままで使用することから機体の分解、
組立を随時簡単に行うことは考える必要なく、特
にドラムクラツチやブレーキレバーを一個所にま
とめた構造のものでは各部が複雑に連結されてお
り一体化された機体の分解、組立は難事とされて
いる。更に巻ドラムは1個であるから、地曳集材
時に巻上げロープを人力で引き戻さなければなら
ない。即ち荷物と一緒に作業者が登つて来て、荷
卸後又、ロープを引きながら下り、荷物をつけて
又登るの繰返しをするようになつて作業者にとつ
ては労働加重となることは否みえない。巻ドラム
1個であることはタイラー方式の索張りができな
いとの欠点もある。タイラー方式は架空索による
集材方法として簡単で効率のよい方法とされてい
る。エンドレスタイラー方式の索張りのときもエ
ンドレスワイヤーを後方にとることができない点
も見逃しえないものとされる。更にドラムクラツ
チレバーはドラムを回転させている間はこれを人
力で引いていなければならず、万一手を放せば回
転が戻つてしまうことになるし、ブレーキバンド
に直接カム付レバーを取付けたものはカム又はカ
ムの接触部分の摩耗による変形のため振動やシヨ
ツクなどのためにブレーキが弛緩し、離脱するこ
ともあり危険である。
く、道路端に設置して使用することを前提として
設計されていて林内への持込みが困難で作業範囲
も自づから制限されたものとなる。又、一定場所
に定置したままで使用することから機体の分解、
組立を随時簡単に行うことは考える必要なく、特
にドラムクラツチやブレーキレバーを一個所にま
とめた構造のものでは各部が複雑に連結されてお
り一体化された機体の分解、組立は難事とされて
いる。更に巻ドラムは1個であるから、地曳集材
時に巻上げロープを人力で引き戻さなければなら
ない。即ち荷物と一緒に作業者が登つて来て、荷
卸後又、ロープを引きながら下り、荷物をつけて
又登るの繰返しをするようになつて作業者にとつ
ては労働加重となることは否みえない。巻ドラム
1個であることはタイラー方式の索張りができな
いとの欠点もある。タイラー方式は架空索による
集材方法として簡単で効率のよい方法とされてい
る。エンドレスタイラー方式の索張りのときもエ
ンドレスワイヤーを後方にとることができない点
も見逃しえないものとされる。更にドラムクラツ
チレバーはドラムを回転させている間はこれを人
力で引いていなければならず、万一手を放せば回
転が戻つてしまうことになるし、ブレーキバンド
に直接カム付レバーを取付けたものはカム又はカ
ムの接触部分の摩耗による変形のため振動やシヨ
ツクなどのためにブレーキが弛緩し、離脱するこ
ともあり危険である。
本案は従来の実態が上記のごとく構造上、機能
上における数々の不備、欠点があり、現地作業に
与える不利、不便の影響多大なるに鑑み、これら
既存の問題点を解消し、高能率、高機能性を誇る
に足る新規な集材機を提供せんとするものであ
る。本案に係る集材機はエンジン1、変速機2及
びドラム3が架台4上に容易に装脱自在なるごと
く組付けられている。而して架台4は両側ベース
4aの先端がそり状4a′をなし、底板4bと一体
をなしている。ドラム3は2個並設され、それぞ
れのドラムクラツチレバー5にはラチエツト板6
と係脱自在にラチエツト爪7を作動するレバー8
が附設されている。又、各ドラム3にはそれぞれ
2つ割りのエンドレスドラム9が着脱自在とされ
ている。変速機2の出力歯車10と噛合うドラム
駆動ギヤ11は2個のドラム3,3の間に装設さ
れドラム3と駆動ギヤ11との間にそれぞれドラ
ムブレーキ装置が設けられる。当該装置はブレー
キ締付金具12側にラチエツト板13が取付けら
れブレーキレバー14に附設されるレバー15に
より作動するラチエツト爪16が上記ラチエツト
板13と係脱自在となつている。図中、17はエ
ンジン取付台、18はエンジン台の挿込枠、19
はエンジン出力プーリー、20はクラツチ内蔵入
力プーリー、21はベルト調整ネジ、22はミツ
シヨン取付台、23は正逆転切換レバー、24は
クラツチペダル、25はドラム軸受、26はドラ
ムクラツチステー、27はドラムクラツチ締付金
具28はドラムクラツチ連動パイプ、29はロー
プ取付環を示す。
上における数々の不備、欠点があり、現地作業に
与える不利、不便の影響多大なるに鑑み、これら
既存の問題点を解消し、高能率、高機能性を誇る
に足る新規な集材機を提供せんとするものであ
る。本案に係る集材機はエンジン1、変速機2及
びドラム3が架台4上に容易に装脱自在なるごと
く組付けられている。而して架台4は両側ベース
4aの先端がそり状4a′をなし、底板4bと一体
をなしている。ドラム3は2個並設され、それぞ
れのドラムクラツチレバー5にはラチエツト板6
と係脱自在にラチエツト爪7を作動するレバー8
が附設されている。又、各ドラム3にはそれぞれ
2つ割りのエンドレスドラム9が着脱自在とされ
ている。変速機2の出力歯車10と噛合うドラム
駆動ギヤ11は2個のドラム3,3の間に装設さ
れドラム3と駆動ギヤ11との間にそれぞれドラ
ムブレーキ装置が設けられる。当該装置はブレー
キ締付金具12側にラチエツト板13が取付けら
れブレーキレバー14に附設されるレバー15に
より作動するラチエツト爪16が上記ラチエツト
板13と係脱自在となつている。図中、17はエ
ンジン取付台、18はエンジン台の挿込枠、19
はエンジン出力プーリー、20はクラツチ内蔵入
力プーリー、21はベルト調整ネジ、22はミツ
シヨン取付台、23は正逆転切換レバー、24は
クラツチペダル、25はドラム軸受、26はドラ
ムクラツチステー、27はドラムクラツチ締付金
具28はドラムクラツチ連動パイプ、29はロー
プ取付環を示す。
本案は上記のごとくエンジン1部分、変速機2
部分及びドラム3部分がそれぞれ独立したものと
して架台4に組付けてあり簡単容易に装脱できる
ことにより林内作業の必要に応じて各部に分解し
て所望位置へ移動し当該場所で組立てることもで
きるし、或は架台4のベース4aの先端がそり状
4a′をなし底板4bを設けてあつて地形の状況に
応じ多少の障害物をも乗り越えて分解することな
しにロープ取付環29にロープを結着して適地に
引き上げ移動し得るものとする。巻きドラム3は
2個あり一方のドラムで巻取り動作をし、他方の
ドラムは引戻しをするようにできる。又ドラムク
ラツチレバー5において附設されるレバー8を操
作してラチエツト板6とラチエツト爪7との係合
を任意の位置で固定しドラムの逆転を防止するこ
とによつて作業者が、レバーを手放ししても回転
が戻ることはない。巻きドラム2個は更に架空索
による集材方法としてのタイラー方式による索張
りを可能ならしめるものである。この2個のドラ
ム3には2つ割りのエンドレスドラム9が装脱自
在とされているので、これを装着することによつ
てエンドレスタイラー式の索張りのときエンドレ
スワイヤーを後方に取ることができるためドラム
にかかる力はこれによつて軽減されるものであ
る。ドラムブレーキ装置は各ドラム3ごとにブレ
ーキ締付金具12側に取付けられているラチエツ
ト板13とブレーキレバー14に附設されるレバ
ー15により作動するラチエツト爪16との係合
離脱運動によつてブレーキが締つた位置でレバー
を固定することができ、機体の振動や衝撃などに
よつてブレーキの緩みの発生を防止するようにさ
れている。
部分及びドラム3部分がそれぞれ独立したものと
して架台4に組付けてあり簡単容易に装脱できる
ことにより林内作業の必要に応じて各部に分解し
て所望位置へ移動し当該場所で組立てることもで
きるし、或は架台4のベース4aの先端がそり状
4a′をなし底板4bを設けてあつて地形の状況に
応じ多少の障害物をも乗り越えて分解することな
しにロープ取付環29にロープを結着して適地に
引き上げ移動し得るものとする。巻きドラム3は
2個あり一方のドラムで巻取り動作をし、他方の
ドラムは引戻しをするようにできる。又ドラムク
ラツチレバー5において附設されるレバー8を操
作してラチエツト板6とラチエツト爪7との係合
を任意の位置で固定しドラムの逆転を防止するこ
とによつて作業者が、レバーを手放ししても回転
が戻ることはない。巻きドラム2個は更に架空索
による集材方法としてのタイラー方式による索張
りを可能ならしめるものである。この2個のドラ
ム3には2つ割りのエンドレスドラム9が装脱自
在とされているので、これを装着することによつ
てエンドレスタイラー式の索張りのときエンドレ
スワイヤーを後方に取ることができるためドラム
にかかる力はこれによつて軽減されるものであ
る。ドラムブレーキ装置は各ドラム3ごとにブレ
ーキ締付金具12側に取付けられているラチエツ
ト板13とブレーキレバー14に附設されるレバ
ー15により作動するラチエツト爪16との係合
離脱運動によつてブレーキが締つた位置でレバー
を固定することができ、機体の振動や衝撃などに
よつてブレーキの緩みの発生を防止するようにさ
れている。
本案使用の態様を例示する。
第5図は傾斜地において本機を分解することな
しに自走させる場合を説明するもので、上方の立
木根株等適当な定著物tに滑車pを取りつけ、一
方のドラム3aからロープWを引き出し滑車pを
介してロープ先端を機体Aのロープ取付環29に
固定させる。ここでドラム3aを回転させればロ
ープWはドラム上に巻き取られて(矢印x方向)
機体Aは自力で傾斜地区を登ることができる(矢
印y方向)。機体Aの架台4はベース4aの先端
がそり状となつて底板があるため地表に多少の障
害物があつても、これを乗り越えて引掛ることも
なく進行させることができ、所望の地点に機体を
自力移動させうるものである。
しに自走させる場合を説明するもので、上方の立
木根株等適当な定著物tに滑車pを取りつけ、一
方のドラム3aからロープWを引き出し滑車pを
介してロープ先端を機体Aのロープ取付環29に
固定させる。ここでドラム3aを回転させればロ
ープWはドラム上に巻き取られて(矢印x方向)
機体Aは自力で傾斜地区を登ることができる(矢
印y方向)。機体Aの架台4はベース4aの先端
がそり状となつて底板があるため地表に多少の障
害物があつても、これを乗り越えて引掛ることも
なく進行させることができ、所望の地点に機体を
自力移動させうるものである。
2個のドラム3a,3bを使用しての作業態様
として第6図は地曳上げ荷集材の場合を示すもの
であるが、広範囲の集材のとき機体Aを間伐林内
へ持込んで適宜の立木、根株等に連結固定させ段
階的に集材して林外所定場所へこれを搬出移送す
るものである。即ち一方のドララム3a上のロー
プW1を荷上げロープとして先端にフツクfを取
りつけ、他方のドラム3b上のロープW2を引戻
しロープとして附近に散在する間材材Sを当該ロ
ープで適当数集束する。集束材Sの束端附近でフ
ツクfを引掛け、引戻しロープW2はドラム3b
と集束材Sとの間にて適宜状況に従つて立木、根
株等t1,t2を利用し滑車P1,P2を介装さ
せる。而して引き上げ時にあつてはドラム3aを
回転させ、ドラム3bをフリーにして作動すれば
荷上げロープW1は矢印イ方向に引上げられて集
束材Sはフツクfに引掛けられたロープW2と共
に機体Aの接近位置まで搬送することができる。
必要により引戻しロープW2を矢印ロ方向へ戻そ
うとするときはドラム3aをフリにし、ドラム3
bを回転させることにより引戻しロープW2はト
ラム3b上に捲き上げることができる。上記にお
いて機体A附近まで集束材Sが移送された時点
で、機体Aを例えば林道又は作業道Rの所定側近
位置に移動させ、ロープW1,W2をそれぞれの
地形状況に準じて滑車を利用し同図点線図示のご
とく敷設してプーリーを作動せしむれば集束材S
の道路端までの移送はさしたる困難もなく行いう
るものである。
として第6図は地曳上げ荷集材の場合を示すもの
であるが、広範囲の集材のとき機体Aを間伐林内
へ持込んで適宜の立木、根株等に連結固定させ段
階的に集材して林外所定場所へこれを搬出移送す
るものである。即ち一方のドララム3a上のロー
プW1を荷上げロープとして先端にフツクfを取
りつけ、他方のドラム3b上のロープW2を引戻
しロープとして附近に散在する間材材Sを当該ロ
ープで適当数集束する。集束材Sの束端附近でフ
ツクfを引掛け、引戻しロープW2はドラム3b
と集束材Sとの間にて適宜状況に従つて立木、根
株等t1,t2を利用し滑車P1,P2を介装さ
せる。而して引き上げ時にあつてはドラム3aを
回転させ、ドラム3bをフリーにして作動すれば
荷上げロープW1は矢印イ方向に引上げられて集
束材Sはフツクfに引掛けられたロープW2と共
に機体Aの接近位置まで搬送することができる。
必要により引戻しロープW2を矢印ロ方向へ戻そ
うとするときはドラム3aをフリにし、ドラム3
bを回転させることにより引戻しロープW2はト
ラム3b上に捲き上げることができる。上記にお
いて機体A附近まで集束材Sが移送された時点
で、機体Aを例えば林道又は作業道Rの所定側近
位置に移動させ、ロープW1,W2をそれぞれの
地形状況に準じて滑車を利用し同図点線図示のご
とく敷設してプーリーを作動せしむれば集束材S
の道路端までの移送はさしたる困難もなく行いう
るものである。
2個のトラム3a,3bを使用しての作業態様
の別例として第6図の場合に対して地曳き下げ荷
集材の場合を第7図で示している。この場合は林
道又は作業道Rの所定側近位置に配置した機体A
において、一方のドラム3a上のロープW1の先
端にフツクf1を取付け、他方のドラム3bにも
先端にフツクf2をつけて集束材Sを両端部から
それぞれのフツクf1,f2にて連続させる。ロ
ープW1,W2は立木等t1…t4を利用し滑車
P1…P4を介して進退自在ならしめる。而して
引き下げのとき(矢印d方向)はドラム3aを回
転させドラム3bをフリーとして集束材Sのずり
落ちを予め防止すべく当該ドラムのブレーキレバ
ー14,15を操作して適度の制御を加えるもの
とする。引き戻しのとき(矢印b方向)にはドラ
ム3aをフリーにし、ドラム3bを回転させるも
のであり、フツクf1,f2を連継せしめておく
ものとする。
の別例として第6図の場合に対して地曳き下げ荷
集材の場合を第7図で示している。この場合は林
道又は作業道Rの所定側近位置に配置した機体A
において、一方のドラム3a上のロープW1の先
端にフツクf1を取付け、他方のドラム3bにも
先端にフツクf2をつけて集束材Sを両端部から
それぞれのフツクf1,f2にて連続させる。ロ
ープW1,W2は立木等t1…t4を利用し滑車
P1…P4を介して進退自在ならしめる。而して
引き下げのとき(矢印d方向)はドラム3aを回
転させドラム3bをフリーとして集束材Sのずり
落ちを予め防止すべく当該ドラムのブレーキレバ
ー14,15を操作して適度の制御を加えるもの
とする。引き戻しのとき(矢印b方向)にはドラ
ム3aをフリーにし、ドラム3bを回転させるも
のであり、フツクf1,f2を連継せしめておく
ものとする。
本案は上記の如くドラム部分、変速機部分及び
エンジン部分がそれぞれ独立して架台に装脱自在
とされ、架台はそり形で底板が設けられて、機体
を分解し又は自走させて林内の移動が容易で広範
囲の集材活動ができ、巻きドラムを2個となし、
従来1個のためにできなかつた集材時の引戻しが
できるようにするとともにタイラー方式の索張り
を可能ならしめて集材効率を高め、又、ドラムに
は2つ割りのエンドレスドラムを装着することに
よりエンドレスタイラー式索張り時にエンドレス
ワイヤーを後方に取れるためドラムにかかる力を
軽減しうるものである。而してドラムクラツチレ
バーにはラチエツト装置を設けて任意の位置に固
定しドラムを回転させることができて逆転を防止
しドラムブレーキ装置もラチエツト機構を設けて
適宜の制動位置にレバーを固定しブレーキの弛緩
に伴う危険発生を防止するなど、従来の道路端設
置を前提として構成された集材機とは構造、作
用、効果いづれの点からも格別の優秀性を保有す
るものとして林内集材作業の能率向上に隔世的な
威力を示すものである。
エンジン部分がそれぞれ独立して架台に装脱自在
とされ、架台はそり形で底板が設けられて、機体
を分解し又は自走させて林内の移動が容易で広範
囲の集材活動ができ、巻きドラムを2個となし、
従来1個のためにできなかつた集材時の引戻しが
できるようにするとともにタイラー方式の索張り
を可能ならしめて集材効率を高め、又、ドラムに
は2つ割りのエンドレスドラムを装着することに
よりエンドレスタイラー式索張り時にエンドレス
ワイヤーを後方に取れるためドラムにかかる力を
軽減しうるものである。而してドラムクラツチレ
バーにはラチエツト装置を設けて任意の位置に固
定しドラムを回転させることができて逆転を防止
しドラムブレーキ装置もラチエツト機構を設けて
適宜の制動位置にレバーを固定しブレーキの弛緩
に伴う危険発生を防止するなど、従来の道路端設
置を前提として構成された集材機とは構造、作
用、効果いづれの点からも格別の優秀性を保有す
るものとして林内集材作業の能率向上に隔世的な
威力を示すものである。
第1図は本案集材機の平面図、第2図は同上側
面図。第3図はドラムクラツチハンドル部分の側
面図、第4図は割りエンドレスドラムの組付正面
図第5図は機体の自走説明図、第6図は地曳上げ
荷集材の実施例説明図、第7図は地曳下げ荷集材
の実施例説明図である。 A……機体、1……エンジン、2……変速機、
3……ドラム、4……架台、5……ドラムクラツ
チレバー、6……ラチエツト板、7……ラチエツ
ト爪、8……レバー、9……エンドレスドラム、
13……ラチエツト板,14……ブレーキレバ
ー、15……レバー、16……ラチエツト爪、2
9……ロープ取付環。
面図。第3図はドラムクラツチハンドル部分の側
面図、第4図は割りエンドレスドラムの組付正面
図第5図は機体の自走説明図、第6図は地曳上げ
荷集材の実施例説明図、第7図は地曳下げ荷集材
の実施例説明図である。 A……機体、1……エンジン、2……変速機、
3……ドラム、4……架台、5……ドラムクラツ
チレバー、6……ラチエツト板、7……ラチエツ
ト爪、8……レバー、9……エンドレスドラム、
13……ラチエツト板,14……ブレーキレバ
ー、15……レバー、16……ラチエツト爪、2
9……ロープ取付環。
Claims (1)
- 両側ベース先端をそり状として底板と一体なら
しめた架台4上に、エンジン1、変速機2及びド
ラム3をそれぞれ装脱自在に組付けた機体Aにお
いて、上記ドラム3を2個並設して各ドラム上に
はそれぞれ2つ割りのエンドレスドラム9が着脱
自在とされ、それぞれのドラムクラツチレバー5
にはラチエツト板6と係脱自在にラチエツト爪7
を作動するレバー8を附設し、又、各ドラムごと
にブレーキレバー14に附設されるレバー15に
より作動するラチエツト爪16がブレーキ締付金
具12側に取付けられたラチエツト板13と係脱
自在なるごとくしたことを特徴とする集材機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4068086U JPH023514Y2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4068086U JPH023514Y2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62153285U JPS62153285U (ja) | 1987-09-29 |
JPH023514Y2 true JPH023514Y2 (ja) | 1990-01-26 |
Family
ID=30854976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4068086U Expired JPH023514Y2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH023514Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6243746B2 (ja) * | 2014-01-28 | 2017-12-06 | 株式会社前田製作所 | 油圧集材機 |
JP6153233B1 (ja) * | 2015-12-30 | 2017-06-28 | 幅 朗 | 係合装置、集材装置および集材方法 |
JP7138893B2 (ja) * | 2019-02-28 | 2022-09-20 | 上田技研産業株式会社 | 集材装置 |
-
1986
- 1986-03-20 JP JP4068086U patent/JPH023514Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62153285U (ja) | 1987-09-29 |
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