JPH0235094Y2 - - Google Patents

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JPH0235094Y2
JPH0235094Y2 JP1982183099U JP18309982U JPH0235094Y2 JP H0235094 Y2 JPH0235094 Y2 JP H0235094Y2 JP 1982183099 U JP1982183099 U JP 1982183099U JP 18309982 U JP18309982 U JP 18309982U JP H0235094 Y2 JPH0235094 Y2 JP H0235094Y2
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JP
Japan
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valve
annular body
outlet
walled
valve seat
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JP1982183099U
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JPS5986471U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、液体を収容する容器等に使用され、
容器内から外方へ向かう空気の流れ又は容器の外
から内方へ向かう空気の流れを選択して許す圧力
開閉弁の構造に関する。
例えば、自動車などの燃料タンクにおいては、
内部の収容液量の多寡や温度の上下変動に伴つて
変化する内部圧力を一定に維持させるための圧力
開閉弁が使用される。
本考案に関する先行技術としては、第1図に示
す圧力開閉弁が知られている。
同図の圧力開閉弁は、上方連通孔52及び外方
弁座56を備えた上箱51aと、下方連通孔5
3、内方弁座57及び軸線方向に突設された固定
片58を備えた下箱51bとを組み合わされた弁
箱51に形成された弁室55の内部に、ゴム状弾
性材をもつてリング形状に成形され、外方弁座5
6に当接する外方弁盤54a及び内方弁座57に
当接する内方弁盤54bを備えた弁体54が配置
され、固定片58に結合されて弁室55を上方連
通孔52に連なる内方弁室55a及び下方連通5
3に連なる外方弁室55bに分割させている。
上記した従来技術による圧力開閉弁は、下方連
通孔53を液体容器に接続されるとともに、上方
連通孔52を大気側に連通されて、下方連通孔5
3側が上方連通孔52側よりも高圧となつた場合
には、内方弁盤54bが開弁し、上方連通孔52
側が下方連通孔53側よりも高圧となつた場合に
は、外方弁盤54aが開弁するが、外方弁盤54
a、内方弁盤54b及び固定片58が薄肉に形成
され、かつ、外方弁盤54a、内方弁盤54bが
隣接して略同レベルの板状に形成されているため
に、一方の弁盤が、他方の弁盤の開弁作動時に固
定部を支点として開弁するおそれがあるので、一
方の開弁及び他方の閉弁の同時設定が必ずしも確
実ではなかつた。
本考案は、上記した従来の圧力開閉弁における
問題点を考慮して、ゴム状弾性材をもつて形成さ
れ、第1の被取付面及び第2の被取付面を軸方向
両端に形成された厚肉の環状体、該環状体の一方
の端部から伸びて先細の円錐形状を呈する薄肉の
第1の弁盤及び前記環状体の同一端部から伸びて
末広がりの円錐形状を呈する薄肉の第2の弁盤を
備えた弁体を、前記第1の弁盤が接合する円錐形
状の第1の弁座を周面に形成された中央突起部、
前記弁体の第1の被取付面と当接する第1の支持
部を形成された底壁、外周壁部、前記弁体の第2
の被取付面と当接する第2の支持部、前記外周壁
部の内方に形成された前記第2の弁盤と接合する
第2の弁座、前記環状体内方に形成された第1の
入り口と第1の出口及び前記環状体の外方に形成
された第2の入り口と第2の出口を備えたケース
の内部に配置し、前記第1の入り口及び前記第1
の出口間を、前記第1の弁盤及び第1の弁座によ
つて連通又は遮断させ、前記第2の入り口及び前
記第2の出口間を、前記第2の弁盤及び第2の弁
座によつて連通又は遮断される構成となすもので
ある。
本考案は、上記した構成を備えていることによ
つて、下記する特有の効果を奏する。
弁体の環状体が厚肉に設定されているため
に、ケースの第1の支持部及び第2の支持部に
挟持された弁体の姿勢が安定して保たれる。
第1の弁盤及び第2の弁盤が、先細の円錐形
状及び末広がりの円錐形状を呈して環状体の軸
方向の同一端部の内側及び外周から伸び、それ
ぞれの周辺部分を相手弁座に当接させているこ
とにより、一方の弁盤の開閉作動の影響が他方
の基盤へ及ぶおそれがない。
以下、第1図に示す本考案の実施例について説
明する。
同図の実施例においては、ゴム状弾性材をもつ
て成形された弁体1が、密封突起6を付された広
幅の第1の被取付面51及び第2の被取付面52
軸方向両端に形成された厚肉の環状体3、該環状
体3の一方の端部の内側から伸びて先細の円錐形
状を呈する薄肉の第1の弁盤2及び環状体3の同
一端部の外側から伸びて末広がりの円錐形状を呈
する薄肉の第2の弁盤4を備えており、環状凹所
7、弁体1の第1の被取付面51と接合する第1
の支持部201を備えて第1の入り口16及び第
2の出口15を穿たれた底壁8及び外周壁部14
を有する第1の部材9と、軸方向に伸びて弁体1
の第2被取付面52と接合する第2の支持部20
、該第2の支持部202の内方に形成された第1
の環状凹溝171、第2の支持部202の外方に形
成された第2の環状凹溝17及び外周壁部14と
第2の環状凹溝172との間に形成されて第2の
弁盤4と接合する第2の弁座22を備えた第2の
部材10が、ボルト21により結合してケース1
1を形成し、上記した弁体1が、ケース11の内
部に配置されて、第1の弁盤2及び第1の弁座1
3によつて、第1の入り口16、環状凹所7、第
1の環状凹溝171及び第1の出口18を連ねる
流路を開閉し、第2の弁盤4及び第2の弁座22
によつて、第2の入り19、第2の環状凹溝17
、環状凹所7及び第2の出口15を連ねる流路
を開閉する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の圧力開閉弁の断面図、体2図
は、本考案の実施例の断面図である。 1……弁体、2……第1の弁盤、3……環状
体、4……第2の弁盤、51……第1の被取付面、
2……第2の被取付面、6……密封突起、7…
…環状凹所、8……底壁、9……第1の部材、1
0……第2の部材、11……ケース、12……中
央突起部、13……第1の弁座、14……外周壁
部、15……第2の出口、16……第1の入り
口、171……第1の環状溝、172……第2の環
状溝、18……第1の出口、19……第2の入り
口、201……第1の支持部、202……第2の支
持部、21……ボルト、22……第2の弁座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴム状弾性材をもつて成形され、第1の被取付
    面51及び第2の被取付面52を軸方向両端に形成
    された厚肉の環状体3、該環状体3の一方の端部
    から伸びて先細の円錐形状を呈する薄肉の第1の
    弁盤2及び前期環状体3の同一の端部から伸びて
    末広がりの円錐形状を呈する薄肉の第2の弁盤4
    を備えた弁体1を、前記第1の弁盤2と接合する
    円錐形状の第1の弁座13を周面に形成された中
    央突起部12、前記弁体1の第1の被取付面51
    と接合する第1の支持部201を形成された底壁
    8、外周壁部14、前記弁体1の第2の被取付面
    2と接合する第2の支持部202、前記外周部1
    4の内方に形成されて前記第2の弁盤4と接合す
    る第2の弁座22、前記第1の支持部201と第
    2の支持部202の内方に形成された第1の入り
    口16と第1の出口18及び前記第1の支持部2
    1と第2の支持部202の外方に形成された第2
    の入り口19と第2の出口15を備えたケース1
    1の内部に配置されて成る圧力開閉弁。
JP18309982U 1982-12-02 1982-12-02 圧力開閉弁 Granted JPS5986471U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18309982U JPS5986471U (ja) 1982-12-02 1982-12-02 圧力開閉弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18309982U JPS5986471U (ja) 1982-12-02 1982-12-02 圧力開閉弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5986471U JPS5986471U (ja) 1984-06-11
JPH0235094Y2 true JPH0235094Y2 (ja) 1990-09-21

Family

ID=30396361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18309982U Granted JPS5986471U (ja) 1982-12-02 1982-12-02 圧力開閉弁

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JP (1) JPS5986471U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563558U (ja) * 1979-06-18 1981-01-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563558U (ja) * 1979-06-18 1981-01-13

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Publication number Publication date
JPS5986471U (ja) 1984-06-11

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