JPH0234640Y2 - - Google Patents

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JPH0234640Y2
JPH0234640Y2 JP4485683U JP4485683U JPH0234640Y2 JP H0234640 Y2 JPH0234640 Y2 JP H0234640Y2 JP 4485683 U JP4485683 U JP 4485683U JP 4485683 U JP4485683 U JP 4485683U JP H0234640 Y2 JPH0234640 Y2 JP H0234640Y2
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JP
Japan
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burnable poison
poison rod
rod assembly
volume reduction
cutting
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【考案の詳細な説明】 本案はバーナブルポイズンロツドアツセンブリ
の減容装置に関するものである。
バーナブルポイズンロツドアツセンブリを第1
図に示した。同バーナブルポイズンロツドアツセ
ンブリは、ヘツド1に、その形式によつて定めら
れた複数本のホウケイ酸ガラス2aを内包するバ
ーナブルポイズンロツド2と、同バーナブルポイ
ズンロツド2を必要としない燃料集合体の一部分
を閉鎖する中実丸棒のシンブルプラグ3とを貫通
固着し、同ヘツド1の上部に、バーナブルポイズ
ンロツドアツセンブリの全体を搬送する場合等に
その取扱工具を係留させるホールドダウンアツセ
ンブリ1aを設けたものである。同バーナブルポ
イズンロツドアツセンブリは、同第1図の形態で
原子力発電所等の原子炉内の燃料集合体中に分散
配設される。原子炉では、燃料サイクルの終期に
おいて所定の反応度を得る必要があるために、燃
料サイクルの初期には反応度が過剰になる。従つ
て原子炉内に装荷される燃料がほとんど新しい燃
料サイクルの初期には反応度を抑制する必要があ
る。この反応度の抑制は、燃料サイクルの初期以
外の通常時には、冷却材中にホウ酸を含有させて
行なつているが、燃料サイクルの初期にも冷却材
中にホウ酸を含有させて、反応度を抑制すると、
ホウ酸濃度を濃くする必要があつて好ましくない
ため、ホウケイ酸を内包するバーナブルポイズン
ロツドアツセンブリにより、中性子を吸収して、
反応度を抑制するようにしている。
前記バーナブルポイズンロツドアツセンブリ
は、燃料交換ごとに使用済バーナブルポイズンロ
ツドアツセンブリとして廃棄され、使用済燃料集
合体と共に仮置台(インサート)を用いて使用済
燃料ピツト内のラツクに現姿で保管していた。し
かし使用済バーナブルポイズンロツドアツセンブ
リは、発電所の運転経年に伴ないその数量が増大
して、保管数量に限度のある、また使用済燃料を
保管することが本来の目的であるラツクの保管ス
ペースを減少させるという問題があつた。
本案は前記の問題点に対処するもので、昇降及
び水平方向移動の可能な減容装置操作部と、同減
容装置操作部の下端部に垂下状態に取付けて同減
容装置操作部に連通した中空の昇降フレームと、
同昇降フレームの下端部に垂下状態に取付けて同
昇降フレームに連通した切断部ケーシングとを有
し、同切断部ケーシング内にバーナブルポイズン
ロツドアツセンブリのバーナブルポイズンロツド
とシンブルプラグとのヘツド直下位置を切断する
切断装置を設け、上記中空の昇降フレーム内にバ
ーナブルポイズンロツドアツセンブリのホールド
ダウンアツセンブリをつかんで吊り揚げることに
よりバーナブルポイズンロツドアツセンブリの上
記切断位置を上記切断装置にセツトするバーナブ
ルポイズンロツドアツセンブリつかみ工具を昇降
可能に設けたことを特徴とするバーナブルポイズ
ンロツドアツセンブリの減容装置に係り、その目
的とする処は、保管スペースを縮小できる。減容
処理を容易に、安全に行なうことができる。減容
処理のために特別の設備を必要としない。さらに
バーナブルポイズンロツドが内包する希ガスやホ
ウケイ酸ガラスを飛散させない改良されたバーナ
ブルポイズンロツドアツセンブリの減容装置を供
する点にある。
次に本考案のバーナブルポイズンロツドアツセ
ンブリの減容装置の一実施例を第2,3,4図に
より説明すると、4がバーナブルポイズンロツド
アツセンブリつかみ工具、5がバーナブルポイズ
ンロツドアツセンブリ昇降フレーム、6がバーナ
ブルポイズンロツドアツセンブリ昇降駆動装置、
7,12がサポートガイド装置、8がバーナブル
ポイズンロツドつかみ工具、9が切断装置、10
が切断ケーシング、11が絞り装置、13がガイ
ドピン及び位置決めピン、14が操作盤、15が
制御盤、16が吊り具で、本減容装置は、上端部
に操作盤14制御盤15を有する減容装置操作部
を配設し、下部にバーナブルポイズンロツドなら
びにシングルプラグを切断する切断装置9と、バ
ーナブルポイズンロツドの切断時に同バーナブル
ポイズンロツドを把持固定するバーナブルポイズ
ンロツドつかみ工具8と、切断されたバーナブル
ポイズンロツドならびにシンブルプラグを集約減
容する絞り装置11を内蔵する切断部ケーシング
10とを配設し、同切断部ケーシング10の上端
ならびに下端には、長尺物であるバーナブルポイ
ズンロツドを支持して振れ止めを行うサポートガ
イド装置7,12を設け、さらにその下端には、
第5図に示す使用済燃料ラツクBならびにバーナ
ブルポイズンロツドアツセンブリ減容収納容器C
へ本減容装置Eを案内、位置決めするガイドピン
及び位置決めピン13を設けている。また切断ケ
ーシング10の上部には、使用済燃料中等に挿入
されているバーナブルポイズンロツドアツセンブ
リDのホールドダウンアツセンブリ(第1図の1
a参照)を係留把持して同バーナブルポイズンロ
ツドアツセンブリDを減容装置E内へ引揚げて所
定の切断減容位置へ配置させるバーナブルポイズ
ンロツドアツセンブリつかみ工具4ならびにバー
ナブルポイズンロツドアツセンブリ昇降駆動装置
6を内蔵する昇降フレーム5を設けている。また
本減容装置Eの最上端には、装置全体を搬送ある
いは上記減容収納容器C上へ設置する際にクレー
ン等のフツクFを介して吊り上げるための吊り具
16が設けられている。なお切断ケーシング10
内に装備されている絞り装置11には、前記つか
み工具4によりバーナブルポイズンロツドアツセ
ンブリを使用済燃料ラツクBから引抜いて減容装
置内へ引揚げる際にその通過経路を開放するため
に、第4図に示すように通過経路外へ移動するた
めの機構を設けている。また第3図は、サポート
ガイド装置7,12の概略構造を示しており、駆
動装置7b,12bにより4方向に設けたサポー
トガイド7a,12aが中心方向へ進行して、バ
ーナブルポイズンロツドアツセンブリをサポート
するものである。なお使用済のバーナブルポイズ
ンロツド(可燃性毒物棒)は、放射性を有するた
め、その取扱い及び保管は、遮蔽水中で行なわれ
る。同可燃性毒物棒は、中性子を吸収するが、可
燃性毒物とは、核燃料に固定または混入して核燃
料の燃焼に伴い燃焼して、反応度の補償を行なう
中性子吸収材をいう。核燃料の燃焼による反応度
の低下を毒物の燃焼により生ずる正の反応度によ
つて補うことができ、同時に中性子束の平坦化を
行なうことができる場合もある。ホウ素が代表的
なものである。
次に前記バーナブルポイズンロツドアツセンブ
リの減容装置の作用を説明する。() 第5図
()に示すように使用済燃料ピツトA内に設置
した使用済燃料ラツクBの一部であるバーナブル
ポイズンロツドアツセンブリ減容保管ラツク
B′内に、同容器の中心から仕切壁が放射状に延
びて区画された各区画へ1体分のバーナブルポイ
ズンロツド2ならびにシンブルプラグ3を収納す
ることのできるバーナブルポイズンロツドアツセ
ンブリ減容収納容器Cを挿入設置する。()
第5図()に示すように本減容装置Eの吊り具
16をクレーンフツクFに引掛けて吊り、使用済
燃料ラツクB内に現姿で保管されているバーナブ
ルポイズンロツドアツセンブリD上に設置する。
() 本減容装置Eの上端部にある操作盤14
によりバーナブルポイズンロツドアツセンブリつ
かみ工具4を下降させ、上記バーナブルポイズン
ロツドアツセンブリのホールドダウンアツセンブ
リ1aを把持し、バーナブルポイズンロツドアツ
センブリつかみ工具4を再び上昇させて、バーナ
ブルポイズンロツドアツセンブリDを使用済燃料
ラツクBから引抜いて、バーナブルポイズンロツ
ドアツセンブリ昇降フレーム5内に吊り揚げ、切
断部ケーシング10の上部に配設した上部サポー
トガイド装置7の駆動装置7b及び切断部ケーシ
ング10の下部に配設した下部サポートガイド装
置12の駆動装置12bを作動し、上部サポート
ガイド装置7の串歯状のサポートガイド7a及び
下部サポートガイド装置12の串歯状のサポート
ガイド12aをバーブルポイズンロツドアツセン
ブリDの間へ挿入して、バーブルポイズンロツド
アツセンブリDの振れ止めを行う。このとき、ホ
ールドダウンアツセンブリ(第1図の1a参照)
は、勿論、バーブルポイズンロツドアツセンブリ
つかみ工具4により把持されているが、バーブル
ポイズンロツド(第1図の2参照)は、直径が十
数mm、長さが2〜3〓で、細径長尺なので、その
振れ止めガイドが必要になる。() 第5図
()に示すように絞り装置11を同バーナブル
ポイズンロツドアツセンブリDの下方に移動さ
せ、同バーナブルポイズンロツドアツセンブリD
を絞り装置11内へ挿入しながらバーナブルポイ
ズンロツドアツセンブリつかみ工具4を下降させ
て、所定の切断位置に停止させる。() 同ア
ツセンブリDを切断位置へ下降させたら、切断装
置9内に設けているヘツド固定装置によりヘツド
1を把持固定する。() 切断装置9によりバ
ーナブルポイズンロツド2およびシンブルプラグ
3の上端中央部を切断する(第1図のa参照)。
() 切断された同ロツド2およびシンブルプ
ラグ3は、切断装置9の下部に設けたバーナブル
ポイズンロツドつかみ工具8へ渡される。()
同つかみ工具8により把持されている同ロツド
2およびシンブルプラグ3は、同つかみ工具8が
もつている任意位置切離し機能により同ロツド2
のみを絞り装置11内を経て前記減容収納容器C
の任意の区画へ集約投入する。同バーナブルポイ
ズンロツド2の集約投入が完了すれば、同つかみ
工具8に残留しているシンブルプラグ3を切離
し、先行投入した上記ロツド2と同じ区画へ投入
して、処理する。なお上記ロツド2ならびにシン
ブルプラグ3を切離した残りのヘツド1は、ホー
ルドダウンアツセンブリ1aを分離せずに、ヘツ
ド1の保管専用ラツクに段重ねに収納する。以上
によりバーナブルポイズンロツドアツセンブリの
減容操作が完了する。なお前記バーナブルポイズ
ンロツドつかみ工具8の一例を説明する。同バー
ナブルポイズンロツドつかみ工具8は、切断装置
9の下方に位置し、上部把持部と下部把持部とバ
ーナブルポイズンロツド2及びシンブルプラグ3
を貫通した案内管とにより構成されており、予め
プログラムされた切断順序に従つて切断されるバ
ーナブルポイズンロツド2またはシンブルプラグ
3を上部把持部により把持し、切断後、上部把持
部のみを下降させて、バーナブルポイズンロツド
2またはシンブルプラグ3をヘツド1から切離
し、下部把持部により把持した後、上部把持部を
解放して、上部把持部を再度上昇させ、次に切断
されるバーナブルポイズンロツド2またはシンブ
ルプラグ3を把持して、同じ要領で切離し動作を
繰り返し行う。このように切離し動作を順次行う
ことと、プログラムにより任意位置を切離すこと
ができることとにより、全てのバーナブルポイズ
ンロツドアツセンブリDに対応することができ
る。また切断装置9は、支障なくバーナブルポイ
ズンロツド2にアプローチできる。また任意位置
切離し機能を用いてバーナブルポイズンロツド2
のみを集約投入し、その後、シンブルプラグ3を
投入することができる。
本案のバーナブルポイズンロツドアツセンブリ
の減容装置は前記のように構成されており、バー
ナブルポイズンロツド及びシンブルプラグを切り
離して、減容収納容器のバーナブルポイズンロツ
ドアツセンブリ1体分のスペースに複数体分のバ
ーナブルポイズンロツドアツセンブリを保管する
ことができるため、減容効果が高くて、保管スペ
ースの縮小に寄与できる。また装置全体が可搬式
のコンパクト、軽量になつている。しかも装置内
に全ての減容機構を内蔵しているため、使用済燃
料ピツト内の水中で全ての操作を完了でき、特別
なしやへい材を必要とせず、バーナブルポイズン
ロツドアツセンブリの減容処理を容易に、安全に
行なうことができる。また既存の周辺設備を用い
て減容処理を行なうことができて、減容処理のた
めに特別の設備を必要としない。またバーナブル
ポイズンロツドの上端栓部分(第1図のa部分)
を切断するため、バーナブルポイズンロツドが内
包する希ガスやホウケイ酸ガラス等を飛散させな
い効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はバーナブルポイズンロツドアツセンブ
リを示す側面図、第2図は本案に係るバーナブル
ポイズンロツドアツセンブリの減容装置の一実施
例を示す側面図、第3図はサポートガイドの概略
を示す平面図、第4図は絞り装置を示す斜視、図
第5図()()()は作用説明図である。 1〜3……バーナブルポイズンロツドアツセン
ブリ、1……ヘツド、2……バーナブルポイズン
ロツド、3……シンブルプラグ、4……つかみ
具、5……昇降フレーム、9……切断装置、E…
…本減容装置、a……切断位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降及び水平方向移動の可能な減容装置操作部
    と、同減容装置操作部の下端部に垂下状態に取付
    けて同減容装置操作部に連通した中空の昇降フレ
    ームと、同昇降フレームの下端部に垂下状態に取
    付けて同昇降フレームに連通した切断部ケーシン
    グとを有し、同切断部ケーシング内にバーナブル
    ポイズンロツドアツセンブリのバーナブルポイズ
    ンロツドとシンブルプラグとのヘツド直下位置を
    切断する切断装置を設け、上記中空の昇降フレー
    ム内にバーナブルポイズンロツドアツセンブリの
    ホールドダウンアツセンブリをつかんで吊り揚げ
    ることによりバーナブルポイズンロツドアツセン
    ブリの上記切断位置を上記切断装置にセツトする
    バーナブルポイズンロツドアツセンブリつかみ工
    具を昇降可能に設けたことを特徴とするバーナブ
    ルポイズンロツドアツセンブリの減容装置。
JP4485683U 1983-03-30 1983-03-30 バ−ナブルポイズンロツドアツセンブリの減容装置 Granted JPS59151200U (ja)

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JPS59151200U JPS59151200U (ja) 1984-10-09
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