JPH0234610Y2 - - Google Patents

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JPH0234610Y2
JPH0234610Y2 JP2572484U JP2572484U JPH0234610Y2 JP H0234610 Y2 JPH0234610 Y2 JP H0234610Y2 JP 2572484 U JP2572484 U JP 2572484U JP 2572484 U JP2572484 U JP 2572484U JP H0234610 Y2 JPH0234610 Y2 JP H0234610Y2
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JP
Japan
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pump
dispensing nozzle
tank
way
flow path
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JP2572484U
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JPS60137372U (ja
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、自動分析装置等に用いる分注装置
の改良に関する。
(ロ) 従来技術 第1図は従来における自動分析装置に用いられ
る試薬の分注装置を示し、aが試薬タンク、bが
反応管、cがポンプ、dが三方コツク、eが分注
ノズルである。そして三方コツクdの試薬タンク
aとポンプc側がオープンの状態においてポンプ
cにより試薬が吸引され、次に三方コツクdがポ
ンプcと反応管b側がオープンとなるように切り
換えられてそれぞれの反応管bに上記吸引した試
薬が分注される構成となつている。第2図は上記
三方コツクdの内部構成を示すもので、A,B,
Cのそれぞれの通孔が試薬タンクa側、ポンプc
側、反応管b側に接続する。そして今作動体fが
実線位置にある場合にはAとBが連通し、点線位
置にある場合にはBとCが連通する。実線位置が
ポンプcへの試薬の吸引時で、点線位置がその試
薬の分注時であるが、その実線位置から点線位置
への作動体fの移動時、すなわち三方コツクdの
切換時にはAとC、試薬タンクa側と反応管b側
との直接に連通する状態が瞬間に存在する。この
際第1図に示すように試薬タンクa内の試薬面が
分注ノズルe端より高く位置すると、サイフオン
現象によつて若干の試薬が分注ノズルe端より滴
下する。このように滴下すると分注量が変化して
しまい正確な分析結果が得られない問題が生じ
る。
(ハ) 目的 この考案は上記の事情に鑑みてなしたもので、
上記のタンク内の液面が例えノズル端より高く位
置しても、三方コツクの切り換え時に分注ノズル
端から分注液の滴化の起こらない分注装置を提供
しようとするものである。
(ニ) 構成 そしてこの考案においては、流路に三方コツク
に連動する開閉弁を配したもので、そのさらに詳
しい構成は、流路途中に三方コツクを介してポン
プが配置され、流路の一端が分注ノズルとされ、
流路の他端がタンク内に挿入され、上記三方コツ
クがポンプと他端とを連通する状態においてポン
プによりタンク内の液が吸引され、三方コツクが
切り換えられポンプと分注ノズルとが連通する状
態においてポンプから分注ノズル方向に送液がお
こなわれるとともに分注ノズルから、タンク内の
液または予め分注ノズルに吸引された液を分注す
る構成である分注装置において、流路の一部に、
三方コツクを切り換える動作時に閉となる開閉便
を設けてなる分注装置である。
(ホ) 実施例 以下この考案を実施例図面により詳述するが、
この考案は以下の実施例に限定されるものではな
い。
第3図はこの考案の試薬の分注装置で1が流路
で、その途中に三方コツク2を介してポンプ3が
配置され、流路1の一端は分注ノズル4とされ
て、反応管5に相対し、流路1の他端6はタンク
なる試薬タンク7内に納められている。
上記までの構成は従来品と変わるものではな
く、またポンプ3の試薬の吸引、また分注ノズル
4からの試薬の分注の両基本動作は従来品と同様
でその説明は省く。
そしてこの考案においては、流路1の三方コツ
ク2と他端6間に開閉弁8が設けられている。こ
の開閉弁8は三方コツク2に連動して閉動作をお
こなう。すなわち、ポンプ3において試薬を吸引
して次に分注をおこなうべく三方コツク2を切り
換える際に同時に閉となる。そして従来例の項で
示した試薬タンク7側と反応管5側との瞬間に存
在する直接の連通を阻止すべく働く。この働きに
より仮りに試薬タンク7内の試薬面が分注ノズル
4端より高く位置しても試薬による圧力が分注ノ
ズル4端内の試薬に及ばないで従来のように無駄
な滴下が生じず、常に正確な量の分注がなされ
る。なお、開閉弁8は切り換えの瞬間において閉
となればよいが、上記のような配置であれば分注
時に連続して閉の状態となつていても支障はな
い。もちろん試薬の吸引の際には必ず開いている
必要がある。開閉弁8の三方コツク2との連動動
作は電気的になされても、機械的になされてもよ
い。
第4図は他実施例を示す。
この実施例は自動分析装置における検体の分注
装置であり、9が検体容器であり、まずポンプ3
が作動して分注ノズル4から検体が吸引され、次
に三方コツク2が切り換えられてさらにタンク
7′内からポンプ3が作動して水が吸引される。
この状態において分注ノズル4は所の反応管5に
対応するように移動され、この移動と同時に三方
コツク2はさらに切り換えられる。そして検体が
反応管5内に分注される。上記の動作中の2度の
三方コツク2の切り換え動作と同時に開閉弁8は
瞬間閉じる。
第5図はさらに第3図に示すものの変形実施例
を示し、このものでは大形の補助ポンプ10が設
けられている。すなわち検体の吸引時にはポンプ
3と補助ポンプ10が接続するように三方コツク
11が切り換わり大量の検体を吸引し、分注はそ
の検体を異なる反応管5内に連続的に分注する構
成とされている。また補助ポンプ10はポンプ3
の検体の分注と同時に別流路1を通して反応管5
内に希釈水を分注するもので、その分注の際に希
釈水は微量検体を分注ノズル4端から一体に流し
落とす役目を果たす。その際には三方コツク11
は補助ポンプ10と流路1′の側で連通する。
この装置においても、ポンプ3による検体の分
注動作のたびにタンク7′内の水の吸引動作のた
めに2度の三方コツク2の切り換え動作を伴い、
その動作時に開閉弁8は閉じる。
(ヘ) 効果 この考案は上述のように構成されているので、
この考案によればタンク内の液面が分注ノズル端
に対してどの位置にあつても分注ノズル端からの
液の滴下がおこらず、常に正確な量の分注がなさ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来における分注装置の構成図、第2
図は一般的三方コツクの断面図、第3図はこの考
案の分注装置の実施例構成図、第4図、第5図は
この考案の他実施例構成図である。 1……流路、2……三方コツク、3……ポン
プ、4……分注ノズル、6……他端、7……試薬
タンク(タンク)、8……開閉弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流路途中に三方コツクを介してポンプが配置さ
    れ、流路の一端が分注ノズルとされ、流路の他端
    がタンク内に挿入され、上記三方コツクがポンプ
    と他端とを連通する状態においてポンプによりタ
    ンク内の液が吸引され、三方コツクが切り換えら
    れポンプと分注ノズルとが連通する状態において
    ポンプから分注ノズル方向に送液がおこなわれる
    とともに分注ノズルから、タンク内の液または予
    め分注ノズルに吸引された液を分注する構成であ
    る分注装置において、流路の一部に、三方コツク
    を切り換える動作時に閉となる開閉弁を設けてな
    る分注装置。
JP2572484U 1984-02-23 1984-02-23 分注装置 Granted JPS60137372U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2572484U JPS60137372U (ja) 1984-02-23 1984-02-23 分注装置

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JP2572484U JPS60137372U (ja) 1984-02-23 1984-02-23 分注装置

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Publication Number Publication Date
JPS60137372U JPS60137372U (ja) 1985-09-11
JPH0234610Y2 true JPH0234610Y2 (ja) 1990-09-18

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ID=30521054

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JP2572484U Granted JPS60137372U (ja) 1984-02-23 1984-02-23 分注装置

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JPS60137372U (ja) 1985-09-11

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