JPH0234547A - 不定形耐火物 - Google Patents
不定形耐火物Info
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- JPH0234547A JPH0234547A JP18613588A JP18613588A JPH0234547A JP H0234547 A JPH0234547 A JP H0234547A JP 18613588 A JP18613588 A JP 18613588A JP 18613588 A JP18613588 A JP 18613588A JP H0234547 A JPH0234547 A JP H0234547A
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Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、吹付施工時の粉塵発生が少なく、且つ耐用性
(耐蝕性、耐爆裂性など)および作業性(加水性、付着
性など)に優れた吹付施工用不定形耐火物に関する。
(耐蝕性、耐爆裂性など)および作業性(加水性、付着
性など)に優れた吹付施工用不定形耐火物に関する。
従来技術とその問題点
従来から連続鋳造用タンデイシュの内張りれんがの表面
にコーティングを形成するために、吹付施工が行われて
いる。この際に使用される吹付材は、吹付装置のノズル
部分で水またはバインダー液などの添加液を供給され、
混練された後、施工面に吹付けられる。しかしながら、
この形式の吹付装置においては、ノズルの添加液供給部
からノズル先端までの距離が短いために、吹付材と添加
液との混合が十分に行われず、吹付材中の微粉が粉塵と
なって飛散し、作業環境を悪化させる傾向がある。
にコーティングを形成するために、吹付施工が行われて
いる。この際に使用される吹付材は、吹付装置のノズル
部分で水またはバインダー液などの添加液を供給され、
混練された後、施工面に吹付けられる。しかしながら、
この形式の吹付装置においては、ノズルの添加液供給部
からノズル先端までの距離が短いために、吹付材と添加
液との混合が十分に行われず、吹付材中の微粉が粉塵と
なって飛散し、作業環境を悪化させる傾向がある。
この粉塵発生を抑制するために、微粉にあらかじめ水分
を添加するなどの前処理を行う方法が提案されている(
特公昭62−114号公報)が、この方法は、新たな作
業工程を必要とするので、好ましくない。
を添加するなどの前処理を行う方法が提案されている(
特公昭62−114号公報)が、この方法は、新たな作
業工程を必要とするので、好ましくない。
また、吹付材は、施工部への付着性、施工体としての耐
蝕性および耐爆裂性などに優れていることも、必要であ
る。付着性を改善するためにリン酸塩バインダーを使用
するとともに、耐爆裂性を向上させるために有機質ファ
イバーを配合することも、提案されている(特開昭59
−88377号公報)が、これらの大量使用は、耐蝕性
を低下させる場合がある。
蝕性および耐爆裂性などに優れていることも、必要であ
る。付着性を改善するためにリン酸塩バインダーを使用
するとともに、耐爆裂性を向上させるために有機質ファ
イバーを配合することも、提案されている(特開昭59
−88377号公報)が、これらの大量使用は、耐蝕性
を低下させる場合がある。
問題点を解決するための手段
本発明者は、上記の如き従来技術の現状に鑑みて、研究
を重ねた結果、耐火成分中の超微粉の含有量を抑制する
とともに、繊維パルプ、リン酸ナトリウムおよび有機高
分子保形剤を併用する場合には、従来技術の問題点が実
質的に解消もしくは大巾に軽減されることを見出した。
を重ねた結果、耐火成分中の超微粉の含有量を抑制する
とともに、繊維パルプ、リン酸ナトリウムおよび有機高
分子保形剤を併用する場合には、従来技術の問題点が実
質的に解消もしくは大巾に軽減されることを見出した。
すなわち、本発明は、以下の不定形耐火物を提供するも
のである: 「(a)粒度調整された耐火骨材65〜75重量%、 (b)粒子径74μm以下で密度3.25以上の高密度
耐火性微粉25〜35重量% (但し耐火骨材と高密度耐火性微粉との合計中の径2μ
m以下の超微粉粒子5重量%以下)、 (c)長さ1〜10u+のパルプ繊維0.5〜3重景%
、 (d)リン酸ナトリウムからなるバインダー0.5〜3
重量%、および (e)有機高分子保形剤0.05〜0.3重量% を含有することを特徴とする不定形耐火物。」以下に本
発明において使用する各成分について、詳細に説明する
。
のである: 「(a)粒度調整された耐火骨材65〜75重量%、 (b)粒子径74μm以下で密度3.25以上の高密度
耐火性微粉25〜35重量% (但し耐火骨材と高密度耐火性微粉との合計中の径2μ
m以下の超微粉粒子5重量%以下)、 (c)長さ1〜10u+のパルプ繊維0.5〜3重景%
、 (d)リン酸ナトリウムからなるバインダー0.5〜3
重量%、および (e)有機高分子保形剤0.05〜0.3重量% を含有することを特徴とする不定形耐火物。」以下に本
発明において使用する各成分について、詳細に説明する
。
耐火骨材としては、特に限定されず、公知の塩基性、中
性および酸性の耐火骨材が使用されるが、海水マグネシ
アクリンカ−1天然マグネシアクリンカ−、マグネシア
ドロマイトクリンカ−、マグネシアムライトクリンカー
などのマグネシア系材料がより好ましい。耐火骨材は、
常法通りに粒度調整されたものを使用する。耐火骨材の
量は、65〜75%(不定形耐火物中の重量%を示す。
性および酸性の耐火骨材が使用されるが、海水マグネシ
アクリンカ−1天然マグネシアクリンカ−、マグネシア
ドロマイトクリンカ−、マグネシアムライトクリンカー
などのマグネシア系材料がより好ましい。耐火骨材は、
常法通りに粒度調整されたものを使用する。耐火骨材の
量は、65〜75%(不定形耐火物中の重量%を示す。
以下同じ。)とする。この量が65%未満の場合には、
後述の高密度耐火性微粉の相対的割合が増大して、充填
性が低下し、密充填の施工体が得られない。一方、この
量が75%を上回る場合には、粗粒の相対的割合が増大
して、やはり密充填の施工体が得られない。
後述の高密度耐火性微粉の相対的割合が増大して、充填
性が低下し、密充填の施工体が得られない。一方、この
量が75%を上回る場合には、粗粒の相対的割合が増大
して、やはり密充填の施工体が得られない。
粒子径74μm以下の耐火性微粉の量は、25〜35%
とする。耐火性微粉の量が、この範囲外となる場合には
、作業性が低下するのみならず、上記の耐火骨材との関
連で、施工体の充填性も、低下する。耐火性微粉として
も、特に限定されず、公知の塩基性、中性および酸性の
耐火骨材が使用されるが、海水マグネシアクリンカ−1
天然マグネシアクリンカ−、マグネシアドロマイトリン
カ−、マグネシアムライトクリンカーなどのマグネシア
系材料がより好ましい。耐火性微粉の密度は、3.25
以上とする。耐火性微粉の密度が3.25未満の場合に
は、粉塵の発生が十分に抑制されず、また、施工体の耐
蝕性も低下する。
とする。耐火性微粉の量が、この範囲外となる場合には
、作業性が低下するのみならず、上記の耐火骨材との関
連で、施工体の充填性も、低下する。耐火性微粉として
も、特に限定されず、公知の塩基性、中性および酸性の
耐火骨材が使用されるが、海水マグネシアクリンカ−1
天然マグネシアクリンカ−、マグネシアドロマイトリン
カ−、マグネシアムライトクリンカーなどのマグネシア
系材料がより好ましい。耐火性微粉の密度は、3.25
以上とする。耐火性微粉の密度が3.25未満の場合に
は、粉塵の発生が十分に抑制されず、また、施工体の耐
蝕性も低下する。
さらに、本発明においては、耐火骨材と高密度耐火性微
粉との合計中の径2μm以下の超微粉粒子の量が、5%
以下でなければならない。この合計量が、5%を上回る
場合には、粉塵の発生を十分に抑制し得ない。
粉との合計中の径2μm以下の超微粉粒子の量が、5%
以下でなければならない。この合計量が、5%を上回る
場合には、粉塵の発生を十分に抑制し得ない。
本発明では、パルプ繊維として、木材から直接得たパル
プ繊維のほか、古紙、綿繊維などから得たパルプ繊維も
使用できる。パルプ繊維としては、長さ1〜10■謬の
ものを0.5〜3%の割合で使用する。長さが111未
満のものは、粉塵発生の原因となり易く、一方、10■
lを上回る場合には、混合が困難となり、均一な施工体
が得られ難い。
プ繊維のほか、古紙、綿繊維などから得たパルプ繊維も
使用できる。パルプ繊維としては、長さ1〜10■謬の
ものを0.5〜3%の割合で使用する。長さが111未
満のものは、粉塵発生の原因となり易く、一方、10■
lを上回る場合には、混合が困難となり、均一な施工体
が得られ難い。
パルプ繊維の量が0.5%未満の場合には、耐爆裂性が
十分でなく、また加水巾(耐火物に水を添加して混練し
たものを吹付は施工するのに適正な添加水量の範囲)が
狭く、一方、3%を上回る場合には、耐蝕性が低下する
。
十分でなく、また加水巾(耐火物に水を添加して混練し
たものを吹付は施工するのに適正な添加水量の範囲)が
狭く、一方、3%を上回る場合には、耐蝕性が低下する
。
リン酸ナトリウム(N a H2P 04 )の使用量
は、0.5〜3%の範囲である。0.5%未満の場合に
は、付着性および耐蝕性が十分でなく、3%を超える場
合には、特性のそれ以上の改善が認められないだけでは
なく、耐食性が低下する。
は、0.5〜3%の範囲である。0.5%未満の場合に
は、付着性および耐蝕性が十分でなく、3%を超える場
合には、特性のそれ以上の改善が認められないだけでは
なく、耐食性が低下する。
有機高分子保形剤としては、ポリビニルアルコール(P
VA) 、ポリアクリルアミドなどが使用できるが、P
VAの方がより好ましい。保形剤の使用量は、0.05
〜0.3%の範囲内にある。
VA) 、ポリアクリルアミドなどが使用できるが、P
VAの方がより好ましい。保形剤の使用量は、0.05
〜0.3%の範囲内にある。
保形剤の使用量が、0.05%未満の場合には、加水巾
が狭ぐなり、施工物に対する付着性に劣るのに対し、0
.3%を上回る場合には、特性の改善が認められないば
かりではなく、耐食性が低下する。
が狭ぐなり、施工物に対する付着性に劣るのに対し、0
.3%を上回る場合には、特性の改善が認められないば
かりではなく、耐食性が低下する。
本発明の吹付施工用不定形耐火物は、通常の吹付装置を
使用して、例えば、連続鋳造用タンデイシュの内張りれ
んがの表面コーテイング材として、使用される。
使用して、例えば、連続鋳造用タンデイシュの内張りれ
んがの表面コーテイング材として、使用される。
発明の効果
本発明の吹付施工用不定形耐火物は、耐用性(耐蝕性、
耐爆裂性など)および作業性(加水巾、付着性など)に
優れている。従って、本発明耐火物を使用する場合には
、優れた性能の施工体が得られるだけではなく、作業環
境が改善され、吹付装置などの機器類の保守管理を容易
に行うことが出来る。
耐爆裂性など)および作業性(加水巾、付着性など)に
優れている。従って、本発明耐火物を使用する場合には
、優れた性能の施工体が得られるだけではなく、作業環
境が改善され、吹付装置などの機器類の保守管理を容易
に行うことが出来る。
実施例
以下に実施例を示し、本発明の特徴とするところをより
一層明確にする。
一層明確にする。
実施例1
第1表に示す割合(%)で各原料を配合して、不定形耐
火物を得た。
火物を得た。
なお、第1表において、各記号は、下記の意味を有する
。
。
■・・・天然マグネシアクリンカ−からなる耐火骨材■
・・・天然マグネシアクリンカ−からなる耐火性微粉、
比重3.20 ■・・・海水マグネシアクリンカ−からなる耐火性微粉
、比重3.25 ■・・・パルプ繊維、1〜IC1+n ■・・・パルプ繊維、1ms+未満 ■・・・リン酸ナトリウム ■・・・ポリビニルアルコール また、第2表に各配合において使用した耐火骨材と耐火
性微粉との合計中の粒度分布(%)を示す。
・・・天然マグネシアクリンカ−からなる耐火性微粉、
比重3.20 ■・・・海水マグネシアクリンカ−からなる耐火性微粉
、比重3.25 ■・・・パルプ繊維、1〜IC1+n ■・・・パルプ繊維、1ms+未満 ■・・・リン酸ナトリウム ■・・・ポリビニルアルコール また、第2表に各配合において使用した耐火骨材と耐火
性微粉との合計中の粒度分布(%)を示す。
従って、第1表において、NIILIのみが、本発明の
要件を全て充足する実施例品であり、それ以外は、比較
例界である。
要件を全て充足する実施例品であり、それ以外は、比較
例界である。
第1表
■
■
■
■
■
■
■
0.8−
3.2−
> 1000μ■
第2表
1000−74μ層<74μs<2μl磁
上記で得られた各不定形耐火物を使用して、耐用性、作
業性および発塵性を調べた結果を第3表に示す。
業性および発塵性を調べた結果を第3表に示す。
なお、第3表に示す結果は、以下の様にして測定した。
耐蝕性指数・・・不定形耐火物を常温で鋳込み成形し、
110℃で10時間乾燥して試料を作成した後、6枚組
みの試料を使用して、鋼:転炉スラグ−1:1の混合物
を使用するロータリー式耐蝕性試験機により、1600
℃で3時間の条件で試験した。
110℃で10時間乾燥して試料を作成した後、6枚組
みの試料を使用して、鋼:転炉スラグ−1:1の混合物
を使用するロータリー式耐蝕性試験機により、1600
℃で3時間の条件で試験した。
試験後、試料の侵蝕量(侵蝕量さ)を測定し、第1表の
試料阻10の侵蝕量を100として、相対的に評価した
。
試料阻10の侵蝕量を100として、相対的に評価した
。
爆裂の有無・・・れんが面に水量26%で、施工厚さ4
0m1mに吹付けしたものを昇温速度50℃/分で10
00℃に加熱して、その有無を観察した。
0m1mに吹付けしたものを昇温速度50℃/分で10
00℃に加熱して、その有無を観察した。
付着性指数および加水巾・・・鋼の連続鋳造用タンデイ
シュの内張れんがの表面に実際に吹付施工し、その際の
付着量の比率と加水巾を調べた。付着性指数については
、第1表の試料阻10の結果を100として、相対的に
評価した。
シュの内張れんがの表面に実際に吹付施工し、その際の
付着量の比率と加水巾を調べた。付着性指数については
、第1表の試料阻10の結果を100として、相対的に
評価した。
発塵指数・・・市販の環境測定用ディジタル粉塵計を使
用して、吹付箇所から2m離れた地点での測定値を第1
表の試料Na1Oの結果を100として、相対′的に評
価した。
用して、吹付箇所から2m離れた地点での測定値を第1
表の試料Na1Oの結果を100として、相対′的に評
価した。
第3表
耐蝕性 爆裂 付着性 加水巾
指数 指数
発塵
指数
無し
広い
標準
標準
狭い
広い
有り 120
無し 105
狭い 105
広い
無し
標準
第3表に示す結果から、本発明による吹付用不定形耐火
物(阻1)は、従来品(klo)に比して、耐用性(耐
蝕性および耐爆裂性)ならびに作業性(加水巾および付
着性)に優れており、発塵指数も極めて低い。
物(阻1)は、従来品(klo)に比して、耐用性(耐
蝕性および耐爆裂性)ならびに作業性(加水巾および付
着性)に優れており、発塵指数も極めて低い。
また、本発明による吹付用不定形耐火物(No、 1
’)を実際の連続鋳造用タンデイシュの吹付補修に使用
したところ、作業環境が大巾に改善され、耐用性にも優
れていた。
’)を実際の連続鋳造用タンデイシュの吹付補修に使用
したところ、作業環境が大巾に改善され、耐用性にも優
れていた。
(以上)
Claims (1)
- (1)(a)粒度調整された耐火骨材65〜75重量%
、 (b)粒子径74μm以下で密度3.25以上の高密度
耐火性微粉25〜35重量% (但し耐火骨材と高密度耐火性微粉との 合計中の径2μm以下の超微粉粒子5重 量%以下)、 (c)長さ1〜10mmのパルプ繊維0.5〜3重量%
、 (d)リン酸ナトリウムからなるバインダー0.5〜3
重量%、および (e)有機高分子保形剤0.05〜0.3重量% を含有することを特徴とする不定形耐火物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18613588A JPH0234547A (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 不定形耐火物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18613588A JPH0234547A (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 不定形耐火物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0234547A true JPH0234547A (ja) | 1990-02-05 |
Family
ID=16182986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18613588A Pending JPH0234547A (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 不定形耐火物 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPH0234547A (ja) |
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1988
- 1988-07-25 JP JP18613588A patent/JPH0234547A/ja active Pending
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