JPH0234521B2 - Shuhasuchoseiyosukuryuu - Google Patents
ShuhasuchoseiyosukuryuuInfo
- Publication number
- JPH0234521B2 JPH0234521B2 JP12493884A JP12493884A JPH0234521B2 JP H0234521 B2 JPH0234521 B2 JP H0234521B2 JP 12493884 A JP12493884 A JP 12493884A JP 12493884 A JP12493884 A JP 12493884A JP H0234521 B2 JPH0234521 B2 JP H0234521B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- housing wall
- cylindrical nut
- nut
- pitch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Waveguide Connection Structure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は周波数調整用スクリユーにかかり、詳
しくは空胴共振器の共振周波数を微調整するため
に用いる周波数調整用スクリユーに関する。
しくは空胴共振器の共振周波数を微調整するため
に用いる周波数調整用スクリユーに関する。
(従来技術)
従来、空胴共振器の共振周波数を微調整する方
法としては、共振器にネジを挿入し、このネジの
長さを調整することによつて共振周波数を変化さ
せるのが一般的であつた。
法としては、共振器にネジを挿入し、このネジの
長さを調整することによつて共振周波数を変化さ
せるのが一般的であつた。
この方法においては、調整後のネジを回転しな
いように固定する必要があり、このためにスプリ
ングワツシヤーとナツトを用いた固定方法や、円
筒状のナツトに軸方向に切り込みを入れ、これを
締めることによつてネジを固定する方法等が採ら
れていた。
いように固定する必要があり、このためにスプリ
ングワツシヤーとナツトを用いた固定方法や、円
筒状のナツトに軸方向に切り込みを入れ、これを
締めることによつてネジを固定する方法等が採ら
れていた。
しかしこれらの方法によると、ネジの固定時に
ネジに力が加わるため、ネジが僅かに回転して共
振周波数がずれてしまい、数回の繰り返し調整を
しないと目的とする振周波数に合わせることがで
きないという欠点を有していた。
ネジに力が加わるため、ネジが僅かに回転して共
振周波数がずれてしまい、数回の繰り返し調整を
しないと目的とする振周波数に合わせることがで
きないという欠点を有していた。
(発明の目的)
本発明は上記の欠点を解消するべく提案するも
ので、その目的とするところは共振周波数の微調
整後にネジを固定する作業を不要とし、この固定
作業に起因する共振周波数の調整ミスを解消する
ようにした周波数調整用スクリユーを提供するこ
とにある。
ので、その目的とするところは共振周波数の微調
整後にネジを固定する作業を不要とし、この固定
作業に起因する共振周波数の調整ミスを解消する
ようにした周波数調整用スクリユーを提供するこ
とにある。
(発明の構成)
以下、図に沿つて本発明を説明する。
第1図は本発明の全体構造を示すもので、本発
明は空胴共振器の筺体壁Aに所定のネジピツチで
螺着されるほぼ円筒状の筒状ナツト1と、この筒
状ナツト1を固定するための固定ナツト2と、前
記筒状ナツト1および筺体壁Aに所定のネジピツ
チで螺着されて筒状ナツト1の内部および筺体壁
Aを貫通する進退自在な調整用ネジ3とから構成
されている。
明は空胴共振器の筺体壁Aに所定のネジピツチで
螺着されるほぼ円筒状の筒状ナツト1と、この筒
状ナツト1を固定するための固定ナツト2と、前
記筒状ナツト1および筺体壁Aに所定のネジピツ
チで螺着されて筒状ナツト1の内部および筺体壁
Aを貫通する進退自在な調整用ネジ3とから構成
されている。
ここで、筒状ナツト1の構造を第2図を参照し
つつ以下に詳述する。まず、この筒状ナツト1の
上端部には調整用ネジ3のネジ部3aに合致する
ネジ孔1aが形成され、かつ下端部外周面には筺
体壁Aに形成されたネジ部A′および固定ナツト
2のネジ孔に合致するネジ部1bが形成されてい
ると共に、高さ方向の中央部よりも若干上方に
は、外周面の両側から軸方向と直交するように切
込まれたほぼ半周状の切込み1cが軸方向にずら
せてそれぞれ形成されている。
つつ以下に詳述する。まず、この筒状ナツト1の
上端部には調整用ネジ3のネジ部3aに合致する
ネジ孔1aが形成され、かつ下端部外周面には筺
体壁Aに形成されたネジ部A′および固定ナツト
2のネジ孔に合致するネジ部1bが形成されてい
ると共に、高さ方向の中央部よりも若干上方に
は、外周面の両側から軸方向と直交するように切
込まれたほぼ半周状の切込み1cが軸方向にずら
せてそれぞれ形成されている。
なお、筺体壁Aのネジ部A′の下方中央部には、
調整用ネジ3のネジ部3aに合致するネジ孔
A″が形成されて裏面に達している。また、筒状
ナツト1のネジ部1bのピツチはネジ孔1aおよ
び筺体壁Aのネジ孔A″のピツチ、すなわち調整
用ネジ3のネジピツチと異なるように形成され
る。
調整用ネジ3のネジ部3aに合致するネジ孔
A″が形成されて裏面に達している。また、筒状
ナツト1のネジ部1bのピツチはネジ孔1aおよ
び筺体壁Aのネジ孔A″のピツチ、すなわち調整
用ネジ3のネジピツチと異なるように形成され
る。
これを使用するには、まず固定ナツト2を筒状
ナツト1のネジ部1bにいつぱいに入れる。つい
で筒状ナツト1に調整用ネジ3を入れ、そのネジ
部3aの長さが筺体壁Aの厚さと同じ長さだけ出
るようにする。
ナツト1のネジ部1bにいつぱいに入れる。つい
で筒状ナツト1に調整用ネジ3を入れ、そのネジ
部3aの長さが筺体壁Aの厚さと同じ長さだけ出
るようにする。
次に、調整用ネジ3のネジ部3aを筺体壁Aの
ネジ部A″に、調整用ネジ3と筒状ナツト1を一
緒に回してネジ込む。そして、筒状ナツト1のネ
ジ部1bが筺体壁Aのネジ部A′に入り出したら、
調整用ネジ3の回転を止め筒状ナツト1だけを回
す。このとき、筒状ナツト1のネジ部1bのネジ
ピツチと筺体壁Aのネジ部A″のネジピツチは異
なるので、前者のピツチが後者のピツチより大き
い場合、筒状ナツト1に入れてある2つの切込み
1cは引つ張られて上下方向に伸びる。
ネジ部A″に、調整用ネジ3と筒状ナツト1を一
緒に回してネジ込む。そして、筒状ナツト1のネ
ジ部1bが筺体壁Aのネジ部A′に入り出したら、
調整用ネジ3の回転を止め筒状ナツト1だけを回
す。このとき、筒状ナツト1のネジ部1bのネジ
ピツチと筺体壁Aのネジ部A″のネジピツチは異
なるので、前者のピツチが後者のピツチより大き
い場合、筒状ナツト1に入れてある2つの切込み
1cは引つ張られて上下方向に伸びる。
反対に、前者のピツチよりも後者のピツチが大
きい場合、2つの切込み1cは圧縮されて上下方
向に縮められる。
きい場合、2つの切込み1cは圧縮されて上下方
向に縮められる。
以上のようにして、2つの切込み1cの変化量
に応じた力が、筒状ナツト1のネジ孔1aと筺体
壁Aのネジ部A″間に発生するので、調整用ネジ
3はこの力でしつかりと固定されることになる。
従つて、この反対方向の力が微調整後の調整用ネ
ジ3に回り止めとして作用するため、調整用ネジ
3を回すには一定のトルクが必要となり、調整用
ネジ3の位置が自然に変化するおそれがなく、確
実に固定されるものである。
に応じた力が、筒状ナツト1のネジ孔1aと筺体
壁Aのネジ部A″間に発生するので、調整用ネジ
3はこの力でしつかりと固定されることになる。
従つて、この反対方向の力が微調整後の調整用ネ
ジ3に回り止めとして作用するため、調整用ネジ
3を回すには一定のトルクが必要となり、調整用
ネジ3の位置が自然に変化するおそれがなく、確
実に固定されるものである。
なお、調整用ネジ3を回すために必要とされる
トルクの大きさは、筒状ナツト1と筺体壁Aとの
間に相対的な距離、言い換えれば固定ナツト2に
よる筒状ナツト1の位置の調整によつて自由に調
整することができる。
トルクの大きさは、筒状ナツト1と筺体壁Aとの
間に相対的な距離、言い換えれば固定ナツト2に
よる筒状ナツト1の位置の調整によつて自由に調
整することができる。
(発明の効果)
以上のように本発明によれば、所定のネジピツ
チで筺体壁に螺着される筒状ナツトと、この筒状
ナツトを前記筺体壁に固定する固定ナツトと、前
記筒状ナツトおよび筺体壁に所定のネジピツチで
螺着されて筒状ナツトの内部および筺体壁を貫通
する進退自在な調整用ネジとからなり、前記筒状
ナツトのネジピツチと調整用ネジのネジピツチと
を異ならしめると共に、前記筒状ナツトには、そ
の外周面の両側から軸方向にほぼ直交するように
切込まれた切込みが軸方向にずらせて複数形成さ
れているため、調整用ネジによる微調整の終了と
同時に調整用ネジをその位置で固定することがで
き、従来における調整用ネジの固定作業の煩雑さ
を解消できると共に、この固定作業に起因する共
振周波数の調整ミスを皆無にし得る等の効果があ
る。
チで筺体壁に螺着される筒状ナツトと、この筒状
ナツトを前記筺体壁に固定する固定ナツトと、前
記筒状ナツトおよび筺体壁に所定のネジピツチで
螺着されて筒状ナツトの内部および筺体壁を貫通
する進退自在な調整用ネジとからなり、前記筒状
ナツトのネジピツチと調整用ネジのネジピツチと
を異ならしめると共に、前記筒状ナツトには、そ
の外周面の両側から軸方向にほぼ直交するように
切込まれた切込みが軸方向にずらせて複数形成さ
れているため、調整用ネジによる微調整の終了と
同時に調整用ネジをその位置で固定することがで
き、従来における調整用ネジの固定作業の煩雑さ
を解消できると共に、この固定作業に起因する共
振周波数の調整ミスを皆無にし得る等の効果があ
る。
第1図は本発明の使用状態を示す説明図、第2
図は同じく要部の縦断面図である。 1……筒状ケース、1c……切込み、2……固
定ナツト、3……調整用ネジ、A……筺体壁。
図は同じく要部の縦断面図である。 1……筒状ケース、1c……切込み、2……固
定ナツト、3……調整用ネジ、A……筺体壁。
Claims (1)
- 1 所定のネジピツチで筺体壁に螺着される筒状
ナツトと、この筒状ナツトを前記筺体壁に固定す
る固定ナツトと、前記筒状ナツトおよび筺体壁に
所定のネジピツチで螺着されて筒状ナツトの内部
および筺体壁を貫通する進退自在な調整用ネジと
からなり、前記筒状ナツトのネジピツチと調整用
ネジのネジピツチとを異ならしめると共に、前記
筒状ナツトには、その外周面の面側から軸方向に
ほぼ直交するように切込まれた切込みが軸方向に
ずらせて複数形成されてなることを特徴とした周
波数調整用スクリユー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12493884A JPH0234521B2 (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | Shuhasuchoseiyosukuryuu |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12493884A JPH0234521B2 (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | Shuhasuchoseiyosukuryuu |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS614301A JPS614301A (ja) | 1986-01-10 |
JPH0234521B2 true JPH0234521B2 (ja) | 1990-08-03 |
Family
ID=14897895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12493884A Expired - Lifetime JPH0234521B2 (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | Shuhasuchoseiyosukuryuu |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0234521B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03125721U (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-19 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100632299B1 (ko) | 2005-08-19 | 2006-10-11 | 한국전자통신연구원 | 무선주파수 여파기용 너트렌치 및 스크류조정부 일체형튜닝 도구 |
-
1984
- 1984-06-18 JP JP12493884A patent/JPH0234521B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03125721U (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS614301A (ja) | 1986-01-10 |
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