JPS6025007Y2 - 調整ねじ機構 - Google Patents

調整ねじ機構

Info

Publication number
JPS6025007Y2
JPS6025007Y2 JP4283280U JP4283280U JPS6025007Y2 JP S6025007 Y2 JPS6025007 Y2 JP S6025007Y2 JP 4283280 U JP4283280 U JP 4283280U JP 4283280 U JP4283280 U JP 4283280U JP S6025007 Y2 JPS6025007 Y2 JP S6025007Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
movable
cylindrical member
adjustment
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4283280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56145101U (ja
Inventor
範夫 谷辺
Original Assignee
富士通株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
Priority to JP4283280U priority Critical patent/JPS6025007Y2/ja
Publication of JPS56145101U publication Critical patent/JPS56145101U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6025007Y2 publication Critical patent/JPS6025007Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Waveguide Connection Structure (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はマイクロ波帯乃至ミリ波帯で用いられる立体回
路等の回路構体要部に設けられる回路調整用調整ねじの
改良に関する。
立体回路等の回路構体要部に挿入し回路の整合を行なう
ようなスタブには、ねじ棒を用いるものが一般的であり
、挿入長を調節した後の固定を行なうのに従来は最も簡
易な構成としてロックナツトを用いる方法があり、これ
はロックナツトを締め付は固定する際に、ねじのバラク
ララシュラ無くするようねじを軸方向に僅かに移動する
従って共振状態に例えばフィルター回路等を微妙に設定
する必要のある部分にあっては回路特性が変化すること
が知られている。
またこのように完全に固定することなく、ねじ棒側と雌
ねじ側との摩擦力を利用して螺回可能に半固定構造のも
のもあるが何れも構成上並びに製造・操作上の問題点の
あるものであった。
本考案は上記従来の問題点に鑑み後者の半固定構造の軸
方向1こ予圧を加えた形のものの改良に関し構成が簡易
でかつとくに小形化に好適な調整ねじ機構の提供を目的
とし、このため本考案の構成は螺回により挿脱方向に移
動可能な雄ねじ部材と螺合せる基台固定ねじ部と、該固
定ねじ部との間に介在して押圧された状態の弾性部材に
当接して軸方向可動可能に前記雄ねじ部材と螺合せる可
動ねじ部材と、前記固定ねじ部と可動ねじ部材の外周に
形成された複数の軸方向条を共通して嵌着する筒状部材
とで構成し、該筒状部材により前記可動ねじ部材が固定
ねじ部との相対的回動位置を維持するように回動阻止さ
れてなるもので、さらに前記筒状部材が塑性変形可能な
部材若しくは弾性変形可能な部材で構成されている。
このような本考案構成の実施例につき図面を参照して以
下説明する。
第1図は本考案機構の一実施例を分離した形で要部を破
断して示す斜視図、第2図は組み合わせ状態に示す側断
面図である。
図は断面方形導波管のE面に直角にねじを挿入する場合
についての実施例で、螺回(矢印A、 A’)により挿
脱方向(矢印B、B’)に移動可能な雄ねじ部材1と、
このねじ部材1と螺合せる導波管2に取着されている基
台固定ねじ部3と、この固定ねじ部3の上面凹部に載置
され押圧された状態となるようにされた皿ばね4に当接
して軸方向に可動可能に前記雄ねじ部材1と螺合してい
る可動ねじ部材5と、これら固定ねじ部3と可動ねじ部
材5の外周に形成された複数の軸方同条(図の場合三角
形の山形と谷部で連続形成されておりその数は何れも等
しく外径も同じである)6,7を共通して嵌着する内径
に上記条6,7に対応した条8を具えた筒状部材9で構
成されている。
この筒状部材9により可動ねじ部材5が固定ねじ部3と
の相対的回動を阻止されているので、固定ねじ部3は組
み立て状態で回転されない。
従って第2図の状態では間に介在する皿ばね4の圧縮反
撥力で固定ねじ部3と可動ねじ部材5との間には斥力が
働いているから雄ねじ部材1の螺回A、A’時に適当な
摩擦力が作用し相当の抵抗を生じる。
またその螺回に際して筒状部材9との条の係合により可
動ねじ部材5がそれにつれて回転されず何れの方向の螺
回にもねじのバックラッシュは除去されている。
上記固定ねじ部は導波管部と一体に製することも可能で
あるが、図示例のように別個に製する場合には外周に条
を形成された長尺の棒材から旋削等手段により可動ねじ
部材とも製することができ、条はローレット加工、溝加
工、歯切り加工等で形成することができる。
当然筒状部材の内径条はそれと対応する形状とするもの
である。
皿ばねもその他の波形ばね、圧縮コイルばねなどでもよ
くゴム質の弾性体であっても差し支えなく使用可能であ
る。
さらに本考案は筒状部材を内径に条を適合形状に具えた
ものとすることに限らず、比較的軟質の例えばアルミニ
ウム等の金属、或いは合成樹脂等でなる内径に条を具え
ない単なる筒状部材とし、これを固定ねじ部並びに可動
ねじ部材の外周条に圧入することで適宜塑性変形によっ
て条が形成され、これによる係合が得られるようにして
も実施できるものである。
また以上のことはさらに塑性変形する材質でなくゴム状
で弾性変形する筒形部材を弾性変形によって押圧入させ
ても同様の作用効果が得られる。
このような材料には台底ゴム。合成樹脂で弾性変形可能
なものから選択して用い得るものであって何れも内径に
条を形成しておく必要がないので極めて都合がよい。
なお本考案機構は導波管に限らず諸種の回路要素部に適
用可能で極めて小形化ができることからマイクロストリ
ップ回路等にも実施できる。
そのほか固定ねじ部と可動ねじ部材の外形も円形に限ら
ず多角形で、この角部を条として構成できるものである
ことも含まれる。
以上説明したように本考案機構は雄ねじ部材を螺合挿通
せる固定ねじ部可動ねじ部材との間に弾性部材を押圧状
態に介在させ、かつ可動ねじを固定ねじに対して相対回
動方向位置を回動しないように規定し、さらにそのため
の円筒部材を塑性変形可能な若しくは弾性変形可能な部
材で構成したことによって、雄ねじ部材の螺回調整後の
固定を要せず調整位置を維持し容易に動いたりして変化
することがない、構成も簡易で小形化に適しているなど
優れた実用上の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案機構の一実施例を分離した形で要部を破
断して示す斜視図、第2図は組み合わせ状態に示す側断
面図である。 図中1は雄ねじ部材、2は導波管、3は固定ねじ部、4
は血ばね、5は可動ねじ部材、6,7は条、8は条、9
は筒状部材を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)マイクロ波帯乃至ミリ波帯で用いられる回路構体
    要部に挿脱可能に設けられる回路調整用調整ねじにおい
    て、螺回により挿脱方向に移動可能な雄ねじ部材と螺合
    せる基台固定ねじ部と、該固定ねじ部との間に介在して
    押圧された状態の弾性部材に当接して軸方向可動可能に
    前記雄ねじ部材と螺合せる可動ねじ部材と、前記固定ね
    じ部と可動ねじ部材の外周に形成された複数の軸方向条
    を共通して嵌着する筒状部材とで構成し、該筒状部材に
    より前記可動ねじ部材が固定ねじ部との相対的回動位置
    を維持するように回動阻止されてなることを特徴とする
    調整ねじ機構。
  2. (2)前記筒状部材が塑性変形可能な部材若しくは弾性
    変形可能な部材でなることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の調整ねじ機構。
JP4283280U 1980-03-31 1980-03-31 調整ねじ機構 Expired JPS6025007Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4283280U JPS6025007Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31 調整ねじ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4283280U JPS6025007Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31 調整ねじ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56145101U JPS56145101U (ja) 1981-11-02
JPS6025007Y2 true JPS6025007Y2 (ja) 1985-07-26

Family

ID=29638212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4283280U Expired JPS6025007Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31 調整ねじ機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6025007Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56145101U (ja) 1981-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7227434B2 (en) Tuning screw assembly
US4245207A (en) Miniature high frequency coil assembly or transformer
JPS6025007Y2 (ja) 調整ねじ機構
US3684993A (en) Variable inductance coil form assembly
US5252015A (en) Adjustable pre-load screw and nut assembly
KR101381133B1 (ko) 튜닝 요소 조립체 및 무선 주파수 구성 요소를 위한 튜닝 방법
US7474176B2 (en) Sliding screw arrangement
US6223381B1 (en) Mop
GB2054962A (en) Trimmer capacitor
JPH0535602Y2 (ja)
US3105948A (en) Coil form
JPS6160412B2 (ja)
US20040263289A1 (en) Resonator structures
JPH0110902Y2 (ja)
JPS6231689Y2 (ja)
JPS5840585Y2 (ja) コウシユウハコイル
JPH0540488Y2 (ja)
JPH0517765Y2 (ja)
JPH032961Y2 (ja)
JPS5840655Y2 (ja) テレビチユ−ナのプリセツト装置
JPS6218012Y2 (ja)
JPS6017857Y2 (ja) 高周波コイル
JPH0316001B2 (ja)
JPH024481Y2 (ja)
JPH05264587A (ja) スプリング接続端子の製造方法