JPH0234443Y2 - - Google Patents

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JPH0234443Y2
JPH0234443Y2 JP1981168198U JP16819881U JPH0234443Y2 JP H0234443 Y2 JPH0234443 Y2 JP H0234443Y2 JP 1981168198 U JP1981168198 U JP 1981168198U JP 16819881 U JP16819881 U JP 16819881U JP H0234443 Y2 JPH0234443 Y2 JP H0234443Y2
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JP
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signal
fuel
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throttle
circuit
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JP1981168198U
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【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関の減速時に燃料供給を停止す
る装置いわゆる燃料カツトをする装置に関する。
従来の燃料供給停止装置としては、例えば第1
図に示すごときものがある。
第1図において、1は吸気管、2はスロツトル
弁、3は燃料噴射弁、4は燃焼室、5は制御回路
である。また6はスロツトル弁2が全閉位置のと
き全閉信号S3を出力するスロツトル全閉センサで
ある。なおスロツトル弁2は図示しないアクセル
ペダルに連結されており、運転者がアクセルペダ
ルを踏むことによつて操作される。
通常運転時には、制御回路5は機関の回転速度
に対応した回転速度信号S1と機関の負荷量(吸入
空気量、吸入負圧又はスロツトル弁開度等)に対
応した負荷信号S2とを入力し、それらの信号から
そのときの機関運転状態に対応した燃料噴射量を
算出する。そしてその算出した値に対応したパル
ス巾(オン時間)をもつたパルス波形の燃料噴射
信号S4を出力し、そのパルス巾に応じた時間だけ
燃料噴射弁3を開かせることによつて必要な燃料
を供給するようになつている。
一方、減速時にスロツトル弁2が全閉状態にな
ると、スロツトル全閉センサ6が全閉信号S3を出
力する。
制御回路5は、全閉信号S3が与えられ、かつ他
の運転変数が所定の条件を満足している場合、例
えば回転速度が所定値以上の場合には、燃料噴射
信号S4のパルス巾を0にして燃料供給を停止す
る。
上記のように従来の燃料供給停止装置において
は、減速開始時に、スロツトル弁が全閉になると
燃料供給を停止するようになつていた。
そのため高出力発生状態から燃料停止によつて
出力が急激に小さくなるためのトルク変動分と、
高回転時にスロツトル弁が閉じたことによつて生
じるシリンダのポンピングロスによる大きなトル
ク変動分とが重なり、減速開始時に大きなシヨツ
クが生じ、乗員に不快感を与えることがあつた。
本考案は上記の問題を解決するためになされた
ものであり、減速時の燃料供給停止によるシヨツ
クを軽減した燃料供給停止装置を提供することを
目的とする。
上記の目的を達成するため本考案においては、
アクセルペダルとスロツトル弁は直接連結せず、
アクセルペダルは加速、減速及びその程度等の運
転者の意志を検出するセンサとして用い、その意
志に応じて最適な燃料噴射量とスロツトル弁開度
に制御するようにしている。
そして減速時にアクセルペダルが全閉位置(踏
み込み角度が所定値以下)まで戻されると同時
に、スロツトル弁は開いた状態のままで燃料供給
を停止し、その後、スロツトル弁を閉じるように
構成している。
上記のように構成することにより、減速開始時
には燃料停止によるトルク変動分のみとなり、か
つ、その後にスロツトル弁が閉じるときには、回
転速度が低下しているのでポンピングロスによる
トルク変動分も小さくなるので、円滑な減速を行
なうことが出来ると共にエンジンブレーキも効果
的に働かせることが出来る。
以下図面に基づいて本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例図であり、第1図と
同符号は同一物を示す。
第2図において、アクセル開度センサ7は、図
示しないアクセルペダルの開度(踏み込み角度)
に対応したアクセル開度信号S5を出力する。なお
アクセルペダルとスロツトル弁2とは機械には連
結されておらず、相互に独立に作動する。
制御回路8は、回転速度信号S1とアクセル開度
信号S5とを入力し、それらの信号に基づいて燃料
噴射量とスロツトル弁開度とを算出し、それらに
応じた燃料噴射信号S4とスロツトル制御信号S6
を出力する。
スロツトルモータ9は、スロツトル弁2に連結
されており、スロツトル制御信号S6に応じた角度
だけ回転してスロツトル弁開度を制御する。
通常の運転時においては、制御回路8は回転速
度信号S1とアクセル開度信号S5とに応じて最適の
燃料噴射量とスロツトル弁開度とを算出し、それ
らに応じた燃料噴射信号S4とスロツトル制御信号
S6とを出力する。そしてそれらの信号によつて燃
料噴射弁3とスロツトルモータ9とが駆動され、
燃料噴射量とスロツトル弁開度とが最適値に制御
される。
一方、アクセルペダルが全閉(例えばアクセル
ペダルの踏み込み角が5゜以下)になり、他の運転
変数も燃料供給停止条件(例えば回転速度が
1000rpm以上)を満しているときには、制御回路
8は、直ちに燃料噴射信号S4を噴射量0の状態に
し、燃料供給を停止する。
またスロツトル制御信号S6は、燃料供給が停止
されてから所定時間のあいだそれまでの値を保持
し、上記の所定時間が経過した時点でスロツトル
弁2を全閉にする値となる。
なお上記の所定時間は一定値でも良いが、燃料
供給が停止された時点における機関の回転速度に
比例した値(例えば2000rpmで0.5秒程度)にす
れば、更に最適な制御を行なうことが出来る。
また燃料供給が停止されてからスロツトル弁2
を徐々に閉じるように制御してもよい。
次に上記の制御回路8について詳細に説明す
る。
第3図は制御回路8の一実施例図である。
第3図において、燃料噴射量演算回路10は、
回転速度信号S1とアクセル開度信号S5とを入力
し、予め記憶されているデータテーブルから読み
出すか又は演算によつて上記両信号に応じた最適
な燃料噴射量を算出し、それに応じたアナログ又
はデイジタルの信号S7を出力する。
この信号S7は、補正回路11(詳細後述)を介
して出力回路12に送られる。
出力回路12は、入力信号に応じたパルス巾を
もつパルス波形の燃料噴射信号S4を出力する。
またスロツトル開度演算回路13は、回転速度
信号S1とアクセル開度信号S5とを入力し、予め記
憶されているデータテーブルから読み出すか又は
演算によつて上記両信号に応じた最適なスロツト
ル弁開度を算出し、それに応じたアナログ又はデ
イジタルの信号S8を出力する。
この信号S8は、補正回路14(詳細後述)を介
して出力回路15に送られる。
出力回路15は、入力信号に応じたアナログ又
はデイジタルのスロツトル制御信号S6を出力す
る。
また燃料停止判別回路16は、回転速度信号S1
とアクセル開度信号S5とを入力し、両信号が予め
定められている燃料停止条件を満足しているか否
かを判別し、満足していない場合すなわち燃料を
供給すべき場合は“0”、満足している場合すな
わち燃料を停止すべき場合は“1”となる判別信
号Sを出力する。
なお燃料停止条件としては、例えば回転速度が
1000rpm以上でアクセル開度(踏み込み角度)が
5゜以下の場合に燃料を停止するものとする。また
この他に機関温度や車速の条件(例えば20Km/h
以上)や変速機の変速位置の条件を追加しても良
い。
次に、上記の判別信号S9は、補正回路11及び
14に与えられる。
補正回路11は、判別信号S9が“0”の場合に
は入力してくる信号S7をそのまま送出する。そし
て判別信号S9が“1”になると、直ちに信号S7
無視して噴射量0(パルス巾0)の信号を送出し、
判別信号S9が“1”のあいだその状態を保持す
る。
また補正回路14は、判別信号S9が“0”の場
合には入力してくる信号S8をそのまま送出する。
そして判別信号S9が“1”になると、直ちに信号
S8を無視してその直前の信号S8の値を保持して出
力し、かつ判別信号S9が“1”になつた時点の機
関回転速度に対応した遅延時間を演算し、その遅
延時間が経過するとスロツトル全閉に相当する信
号を送出し、その後、判別信号S9が“1”のあい
だはその状態を継続する。
したがつて第3図の回路によれば、燃料停止条
件が満足された時点で、まず燃料供給が停止さ
れ、それと共にスロツトル弁開度が直前の値に固
定される。そして燃料停止条件が満足された時点
における機関回転速度に対応した遅延時間が経過
するとスロツトル弁2が全閉にされ、その後、燃
料停止条件が満足されている間、その状態が継続
することになる。
次に第4図は、制御回路8の他の実施例図であ
る。
第4図において、17及び18はスイツチ回
路、19は時定数回路であり、その他の部分は第
3図と同一である。
判別信号S9が“0”のときは、スイツチ回路1
7がオンであり、かつスイツチ回路18はA側に
接続されている。
そのためスロツトル開度演算回路13から出力
された信号Sは、そのまま出力回路15に送出さ
れ、かつ時定数回路19にも与えられている。
次に燃料停止条件が満足されて判別信号S9
“1”になると、スイツチ回路17はオフになり、
かつスイツチ回路18はB側に切換えられる。そ
のため信号S8は遮断され、時定数回路19の出力
が出力回路15へ送られることになる。
時定数回路19の出力は、最初はスイツチ回路
17がオフになつた時点の信号S8の値であり、そ
れが所定の時定数で減衰して次第に0になる。
その他の動作は第3図と同一である。
したがつて第4図の回路によれば、燃料停止条
件が満足された時点で、まず燃料供給が停止さ
れ、スロツトル弁はその時の開度から所定の時定
数で徐々に閉じてゆくように制御される。
以上説明したごとく本考案によれば、減速時に
スロツトル弁は開いた状態のままで燃料供給を停
止し、その後にスロツトル弁を閉じるように構成
しているので、減速開始時には燃料停止によるト
ルク変動分のみとなり、かつその後にスロツトル
弁が閉じるときには、回転速度が低下しているの
でポンピングロスによるトルク変動分も小さくな
るので、円滑な減速を行なうことが出来、乗員に
不快なシヨツクを与えることがなくなる。
また減速開始と同時に、まず燃料供給を停止す
るので、燃料消費も少なくなる。
また第4図の実施例のごとく、スロツトル弁を
徐々に閉じるように構成すれば、トルク変動を更
に小さくすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の一例図、第2図は本考案の
一実施例図、第3図及び第4図はそれぞれ制御回
路の実施例図である。 符号の説明、1……吸気管、2……スロツトル
弁、3……燃料噴射弁、4……燃焼室、5……制
御回路、6……スロツトル全閉センサ、7……ア
クセル開度センサ、8……制御回路、9……スロ
ツトルモータ、10……燃料噴射量演算回路、1
1……補正回路、12……出力回路、13……ス
ロツトル開度演算回路、14……補正回路、15
……出力回路、16……燃料停止判別回路、1
7,18……スイツチ回路、19……時定数回
路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 機関運転変数に応じて燃料噴射量を制御する第
    1の手段と、 アクセルペダルとスロツトル弁とが機械的に直
    接連結されておらず、少なくともアクセルペダル
    の踏み込み角度を含む機関運転変数に応じてスロ
    ツトル弁開度を制御する第2の手段と、 少なくともアクセルペダルの踏み込み角度が所
    定値以下という条件を含んだ燃料停止条件が満足
    されたことを検出する第3の手段と、 該第3の手段の検出結果に基づき、燃料停止条
    件が満足されたときには、直ちに燃料噴射を停止
    させる信号を上記第1の手段に送出し、かつ、所
    定の遅延条件を付してスロツトル弁を閉じる信号
    を上記第2の手段に送出する第4の手段とを備
    え、 燃料停止条件が満足されると先ず燃料供給を停
    止し、その後にスロツトル弁を閉じるように制御
    することを特徴とする内燃機関の燃料供給停止装
    置。
JP16819881U 1981-11-13 1981-11-13 内燃機関の燃料供給停止装置 Granted JPS5873937U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16819881U JPS5873937U (ja) 1981-11-13 1981-11-13 内燃機関の燃料供給停止装置

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JP16819881U JPS5873937U (ja) 1981-11-13 1981-11-13 内燃機関の燃料供給停止装置

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Publication Number Publication Date
JPS5873937U JPS5873937U (ja) 1983-05-19
JPH0234443Y2 true JPH0234443Y2 (ja) 1990-09-17

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ID=29960251

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JP16819881U Granted JPS5873937U (ja) 1981-11-13 1981-11-13 内燃機関の燃料供給停止装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3510173C2 (de) * 1984-08-16 1994-02-24 Bosch Gmbh Robert Überwachungseinrichtung für eine elektronisch gesteuerte Drosselklappe in einem Kraftfahrzeug

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345862A (en) * 1976-10-04 1978-04-25 Hatsuo Sakurazawa Apparatus for supplying constant number of articles

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5345862A (en) * 1976-10-04 1978-04-25 Hatsuo Sakurazawa Apparatus for supplying constant number of articles

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JPS5873937U (ja) 1983-05-19

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