JPH0234351Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0234351Y2
JPH0234351Y2 JP2777785U JP2777785U JPH0234351Y2 JP H0234351 Y2 JPH0234351 Y2 JP H0234351Y2 JP 2777785 U JP2777785 U JP 2777785U JP 2777785 U JP2777785 U JP 2777785U JP H0234351 Y2 JPH0234351 Y2 JP H0234351Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formwork
hook
manhole
safety net
inner diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2777785U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61144160U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2777785U priority Critical patent/JPH0234351Y2/ja
Publication of JPS61144160U publication Critical patent/JPS61144160U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0234351Y2 publication Critical patent/JPH0234351Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、マンホール内における不慮の転落事
故を未然に防ぐセーフテイネツトを取り付けるフ
ツクを、マンホール内に取付施工するために用い
るセーフテイネツト取付フツク用型枠に関するも
のである。
(従来の技術) マンホールを昇降中の作業者が転落した場合
に、途中で受けるセーフテイネツトは、マンホー
ル上部あるいは中間部に、第3図で示すような、
金属材料製芯材1にポリプロピレン等のプラスチ
ツク2を被覆したフツク3を4個等間隔に配置
し、コンクリート製の側壁4に露出した芯材1側
から約90ミリメートル程度埋め込み、固定したも
のに、第4図で示すように、ポリプロピレン製の
セーフテイネツト5の四隅を掛止して架設する。
(考案が解決しようとする問題点) 上記、従来のセーフテイネツト取付用フツク3
はセーフテイネツト5を取り付けるためにフツク
5の係止部側を側壁4から突出させているため、
落下した従業者がフツク3に当たり負傷または死
亡する場合があるという問題点があつた。
本考案の目的は上記問題点を解決したセーフテ
イネツト取付フツク用型枠を提供するものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するための手段と
して、セーフテイネツト取付フツク用型枠を構成
するにあたり、マンホール内径の一部をなす型枠
面を形成し、該型枠面に開口を開いた穴を前記マ
ンホール内径より外方に湾曲させた面により形成
し、該穴の最奥部にフツク取付部を設けたもので
ある。
(作用) 本考案は上記構成により、型枠のフツク取付部
にあらかじめセーフテイネツト取付用のフツクを
組み付け、マンホール側塊を製作する従来の型枠
に取り付けてコンクリートを型枠に流し込むこと
により、マンホール内径よりも内側にフツクが突
出しないようでき、しかもセーフテイネツト取付
用フツクを所定の位置と向きに配設したマンホー
ル側塊またはマンホール側壁が得られ、このよう
なフツクが内側に突出しない側塊または側壁を持
つマンホールに張られたセーフテイネツトに作業
者が落ちたとしても、フツクに当たつて負傷する
事故が避けられるようになる。
(実施例) 以下、本考案の図示実施例を説明する。
第1図および第2図で示すように、工場製作の
マンホール用コンクリート側塊または現場打ちの
コンクリート製マンホール側壁を形成させるため
の型枠10に沿わせボルト締めして取り付ける型
枠11を形成する。型枠11は型枠10の外側面
に密着する型枠面12を備え、この型枠面12に
開口する穴13を型枠面12より外方へ湾曲した
面14により形成させる。型枠面12の開口部外
方には型枠11を型枠10に取り付けるためのボ
ルト孔15を穿設する。さらに型枠11の湾曲面
14の最奥部中央には孔を穿設してフツク取付部
16を形成する。
型枠11に取り付けるフツク17は、型枠11
のフツク取付部16に両面側からナツト18,1
9と座金20で型枠11を挟むようにして位置固
定できるように被覆材側に適当長さのねじ部21
を設け、さらに芯材側にもねじ部22を設けてナ
ツト23を螺合できるようにする。
このように形成した型枠11およびフツク17
を用いてマンホール側塊または現場打ちマンホー
ル側壁にセーフテイネツト取付フツクを配設させ
るには、型枠11のフツク取付部16にフツク1
7を型枠面12より突出しない位置に合わせてナ
ツト1819を締め付けて位置固定し、フツク1
7を取り付けた型枠11をコンクリート打ち用型
枠10の所定位置へ必要個数だけボルト止めす
る。型枠10が組み立てられて必要な形状に形成
されてからコンクリート打ちして固化する。コン
クリートが固まつてから型枠10を取り外すと所
定形状のフツク付コンクリート壁が形成され、し
かもそのフツク17は内径より内側へ突出するこ
となく配設されている。
このように上記実施例では、工場製作のマンホ
ール用コンクリート側塊または現場打ちのコンク
リート製マンホール側壁に、マンホール内径より
も内側に突出しないセーフテイネツト取付フツク
を容易に配設することができ、誤まつて落ちた作
業者がフツクに当たつて負傷するような事故をな
くすことができる。
上記実施例では、型枠11に対してフツク17
を着脱可能にしたものを示したが、型枠11にフ
ツクをあらかじめ一体に設けても良い。また、フ
ツク17の形状は鉤形のものを示したがT字形、
その他ネツトの係止部を有するものであれば形状
を任意に形成しても良い。また型枠11の材料は
プラスチツクあるいはセラミツク等の非金属材料
を用いると耐蝕性が高く耐久性の高いものが得ら
れる。
(考案の効果) 以上のように本考案は、セーフテイネツト取付
フツク用型枠をマンホール内径の一部をなす型枠
面を形成し、その型枠面に開口を開いた穴をマン
ホール内径より外方に湾曲させた面により形成
し、その湾曲面により形成された穴の最奥部にフ
ツク取付部を設けたため、工場製作のマンホール
用コンクリート側塊または現場打ちのコンクリー
ト製マンホール側壁の製作において、容易にマン
ホール内径より内側に突出しないフツクの配設、
施工ができ、これにより、セーフテイネツトをマ
ンホール内径より外側に配設されたフツクに掛止
させることができ、誤まつて落ちた作業者がフツ
クに当たることにより負傷する事故を生じること
がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による型枠を示す斜視図説明
図、第2図は本考案による型枠を用いて施工した
マンホールの拡大部分断面図、第3図は従来のセ
ーフテイネツト取付用フツクを示す斜視図、第4
図は従来のセーフテイネツトを張つたマンホール
を示す横断面説明図である。 11……型枠、12……型枠面、13……穴、
14……湾曲面、15……ボルト孔、16……フ
ツク取付部、17……フツク、18,19……ナ
ツト、21,22……ねじ部、23……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マンホール内径の一部をなす型枠面を形成し、
    該型枠面に開口を開いた穴を前記マンホール内径
    より外方に湾曲させた面により形成し、該穴の最
    奥部にフツク取付部を設けたことを特徴とするセ
    ーフテイネツト取付フツク用型枠。
JP2777785U 1985-02-27 1985-02-27 Expired JPH0234351Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2777785U JPH0234351Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2777785U JPH0234351Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61144160U JPS61144160U (ja) 1986-09-05
JPH0234351Y2 true JPH0234351Y2 (ja) 1990-09-14

Family

ID=30525040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2777785U Expired JPH0234351Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0234351Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4591267B2 (ja) * 2005-08-05 2010-12-01 富士電機リテイルシステムズ株式会社 フック装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61144160U (ja) 1986-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0234351Y2 (ja)
JP2002339496A (ja) スラブの構築方法および天井の構築方法
JPH0122806Y2 (ja)
JP2597518Y2 (ja) 車止め
JPH049790Y2 (ja)
JPH033640Y2 (ja)
JPH0524736Y2 (ja)
JPH072805Y2 (ja) インサート取付用ボルト
JPH072699Y2 (ja) 矩形組立人孔
JP2011144507A (ja) 鉄筋コンクリートの成形における鉄筋の配置
JP3015499U (ja) コンクリートポール及びコンクリートポールと鋼管との連結構造
JPH0444729Y2 (ja)
JPH0137042Y2 (ja)
JPH0711207Y2 (ja) 埋込みアンカ−
JPH0519427Y2 (ja)
JPH0417709Y2 (ja)
JPS5826252Y2 (ja) コンクリ−トパネルアンカ−
JPH0752285Y2 (ja) シース管セット治具
JPS62114983U (ja)
JPH061765Y2 (ja) ポストテンション方式プレストレストコンクリート部材製造用型枠における支圧板取付け装置
JPS6311255Y2 (ja)
JPH037458Y2 (ja)
JPH0810106Y2 (ja) 取付金物及び該取付金物を備えたプレキャストコンクリート板
JPH03438Y2 (ja)
JPH033374Y2 (ja)