JPH0234246A - 宝飾類のの鋳型成形用フラスク及び鋳型成形方法 - Google Patents

宝飾類のの鋳型成形用フラスク及び鋳型成形方法

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JPH0234246A
JPH0234246A JP18312888A JP18312888A JPH0234246A JP H0234246 A JPH0234246 A JP H0234246A JP 18312888 A JP18312888 A JP 18312888A JP 18312888 A JP18312888 A JP 18312888A JP H0234246 A JPH0234246 A JP H0234246A
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JP
Japan
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flask
wax
sprue
casting mold
ceramics
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JP18312888A
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Iwao Tezuka
手塚 巌
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、宝飾類の鋳型成形用フラスクと該フラスクを
使用した鋳型成形方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、宝飾類の鋳型を成形する際に使用するフラスクは
、ステンレスや鉄等の鋼材によって形成されている。ま
た、慣行のロストΦワックス・キャスティング(鋳造)
の基本工程は次のようになっている。
■ワックス(ろう)でフリーモデリングされたオリジナ
ル・ワックス・モデル(ワックスIX型)を■埋没材(
シリカを主要成分とした物質−インベストメントともい
う)でフラスク内に埋め(その際ワックス・モデルに湯
道(スプルー)を固定させる)、固まるまで乾燥させた
ら、 ■埋没材をフラスクと共にオーブン(焼成炉)に入れて
加熱すると、ワー、クスは溶解して湯道から排出されて
燃焼しく一部のワックスは燃焼せず残留する)、型内に
デザインされた通りの空洞(キャビティ)が作られ、 ■この空洞に溶解金属を鋳込み、 ■金属が冷えて固まったら埋没材を壊して、成型された
金属枠(キャスティング枠)を取出し、■最後に表面仕
上げを行なう。
(発明が解決しようとする課M) しかしながら前記従来の方法では、焼成炉にフラスクを
入炉してから該炉内の温度を徐々に」二ばていかなけれ
ばフラスクにヒビ割れが生じる虞れがあるのみならず、
ワックスが液化する間もなく沸騰してしまい、鋳型の内
壁面を荒らしてしまう虞れもある。しかも、スプルーの
湯口にワックスの燃えかすのカーボンが残っていると、
金属を鋳込む際、すなわち、キャスティングする際、鋳
造不良を起す虞れがあるため、前記液化したワックスを
完全に燃焼させなければならず、そのため炉内の温度を
高温(730℃以E)にしなければならないが、炉内温
度が787℃以上になると鋳型に亀裂が入るため、その
温度調整が困難であるばかりではなく、焼成作業に長時
間を要するという問題がある。
(通常中−の小フラスクでは1〜2.5時間の焼成時間
、?n−の大フラスクでは2〜4時間の焼成時間を夫々
要し、焼成するフラスクの数が多くなればなるほどその
焼成時間は長くなる。そのうちワックスの焼成時間、す
なわち、鋭端時間は、全体の時181の約4分の1程度
の時間を要する。)また、ワックスを完全燃焼させるに
は、充分な空気(酸素)を必要とするため、大きな焼成
炉を使用しなければならないばかりでなく、ワックスが
燃焼する際、煙や臭いが発生し、作業環境が悪くなり作
業者に不快感を与えるという181題もある。
さらに、従来のフラスクは一般にステンレス等の鋼製で
あるため、さびが発生しやすく、さびのついたフラスク
を使用すると脱泡の際にさびが埋没材に混入してワック
ス・モデルの表面に付着し、されいな鋳込みを期待する
ことができないという問題もある。
そこで本発明は、前記従来の問題点に鑑みて成されたも
のであって、焼成時間を大巾に短縮することができると
共に、ワックスを燃焼させることなく、従ってワックス
の燃焼に伴う燃焼ガス、臭い、煙り等の発生をなくし速
やかに鋭端することができる鋳型成形方法と、さびが発
生することのないフラスクを提供することを目的とする
ものである。
(問題点を解決するための手段) そのため本発明では第1に、フラスクをセラミックス等
の非金属又は無a質部材で成形し、第2には、ワックス
によって成形した宝飾類のモデルにスプルー(湯道)を
取付けてスプルーベースにセットした後、該スプルーベ
ースにセラミックス等の非金属又は無機質部材からなる
フラスクを被せ、かつ、該フラスク内に埋没材を注入し
て前記モデルを埋没させた後、前記埋没材に混入してい
る気泡を脱泡し、脱泡終了後、ワックスの自然乾燥を待
ってスプルーベースを取外し、然る後、該フラスクを電
子レンジで加熱してワックスを溶かして前記スプルーか
ら排出させた後、該フラスクを焼成炉に入れ、所定時間
加熱して焼成することを特徴とする宝飾類の鋳型成形方
法を提供することにより所期の目的を達成するようにし
たものである。
(作     用) 電子レンジは、水分が電子レンジの発するマイクロ波を
吸収して発熱するものであり、また、マイクロ波はプラ
スチック又はガラス、セラミックス等の無a賀部材は透
過するが、金属は反射するものであり、したがって、該
電子レンジに前記セラミックス等の非金属又は無機質部
材からなるフラスク内にワックスを入れて通電すれば、
ワックスは急速に加熱されて液化し、スプルーの湯口か
ら流れ出る。このとき、埋没材に含まれる水分が水蒸気
となり、この水蒸気圧が前記液化したワックスを押し出
す作用をするためワックスは速やかにスプルーの湯口か
ら排出される。
尚、′1tt−f−レンジの加熱温度をワックスの液化
する90〜150℃に設定することにより、ワックスが
沸騰したり、埋没材に含まれる水分が瞬間的に大に発生
することがない、また、1E子レンジによる加熱方法な
ので前記流れ出たワックスは燃焼することがない。
ワックスを予め電子レンジによって鋭端しであるため、
焼成炉内の温度は室温から徐々に上げる必要がなく、該
焼成炉内の温度を370℃位にしておき、該温度から焼
成することができる。
(実  施  例) 以下、本発明を図示せる実施例に随って説明する。
1は、宝飾類の鋳型を成形する際に使用するフラスクで
あって、該フラスクlは非金属又は無機質部材例えばセ
ラミックス等で成形されている。
2はワックス(ろう)でフリー〇モデリングされたオリ
ジナル・ワックス・モデル(ワックス原型)である、3
はスプルー(rgI道)、4はスプルーベースである。
次に、前記セラミックス製のフラスクlを使用した宝飾
類の鋳型成形方法について説明する。
先ず、公知の方法により、予めワックスによって成形し
た宝飾類のワックス原型2にスプルー3を取付け、それ
をスプルーベース4にセットした後、前記フラスクlを
被せ、かつ、該フラスクl内に埋没材5を注入してワッ
クス1!X型2を埋没させ、然る後、脱泡作業を行なっ
て埋没材5に混入している気泡を取り除く。
この脱泡(Vacuuming)はフラスクl内の埋没
材5に混入している気泡を取り除く作lで、真空機を使
用して行なう、脱泡が不完全(脱泡不良)のまま工程が
進行すると、残された気泡がワックス・バタン(又はモ
デル)に付着し、鋳込み後、金属玉ができもののように
宝飾本体に同居してしまう、仕上の際、それを取り除く
が、その跡が残ってしまうことがあるので、脱泡作業は
必須の工程である。
前記脱泡作業終了後、埋没材が自然乾燥した後スプルー
ベース4を取り外す、然る後、前記フラスクlを電子レ
ンジに入れ、120℃の温度で5分間程度加熱してワッ
クス原型2を溶かしてスプルー3から排出させて回収す
る。
尚、実施例では電子レンジの設定温度を120℃とした
が、これは中程度のフラスク1を使用した場合であって
、該温度はフラスク1の大きさや数に応じ90〜150
℃の間で適宜に設定する。
次に、ワックス原型2を排出(鋭端)させたフラスクl
を371”Cの温度に熱した焼成炉に入れ。
該温度で約30分間加熱した後、該焼成炉の温度を73
2℃まで上げ、該温度で再び約30分間加熱して焼成す
る。然る後、前記焼成炉の温度を鋳込もうとする金属に
適合したキャスティング温度まで下げた後、フラスクI
t−j6[り出す。
尚、前記焼成時間は、中程度のフラスクlを単品で行な
った場合を示したもので、該焼成時間は、焼成するフラ
スクの大きさ、数量により適宜に設定する。
また、埋没材の種類によっては焼成炉の温度を800〜
850℃に熱し、該温度で焼成することが可能であるた
め、前記焼成時間をさらに短縮することができる。
(発  明  の  効  果) 以上述べたように本発明によれば、フラスクをセラミッ
クス等非金属や無機質部材で成形すると共に、ワックス
(モデル)の鋭端を電子レンジで行なうようにしたので
鋳型、の焼成時間を大巾に短縮することができた。
また、ワックスは焼成させず熱によって溶かして排出さ
せるようにしたので、煙や臭い等が発生しないだけでな
く、該ワックスを回収することができるため、該ワック
スを無駄なく再利用することができる。
また、フラスクはセラミックス等の非金属又は無a賀部
材で構成しであるため、埋没材との馴染がよく、内部に
余分なガス等が発生することがない、しかも、該フラス
クは通気性があるため、内部の空気を外部に排出するこ
とができるので、脱泡作業時間をも短縮することができ
る。
さらに、フラスクは埋没材との馴染がよいことがら′A
m等が起こらず、その結果地金の鋳造不良が発生するこ
とがないため、割れ、傷、荒れ等の発生しない良質の鋳
型を製作することかでさる等極めて有用な効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるフラスクとモデルの組み付は状態
を示す分解斜視図、第2図はフラスクに埋没材を充填し
た状態を示す縦断面図である。 lはフラスク、2はワックス原型、3はスプル4はスプ
ルーベース、5は埋没材。 出 願 人  株式会社 貴  商

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)宝飾類の鋳型を成形する際に使用するフラスクに
    おいて、該フラスクをセラミックス等の非金属又は無機
    室部材で成形したことを特徴とする宝飾類の鋳型成形用
    フラスク。
  2. (2)ワックスによって成形した宝飾類のモデルにスプ
    ルー(湯道)を取付けてスプルーベースにセットした後
    、該スプルーベースにセラミックス等の非金属又は無機
    質部材からなるフラスクを被せ、かつ、該フラスク内に
    埋没材を注入して前記モデルを埋没させた後、前記埋没
    材に混入している気泡を脱泡し、脱泡終了後、ワックス
    の自然乾燥を待ってスプルーベースを取外し、然る後、
    該フラスクを電子レンジで加熱してワックスを溶かして
    前記スプルーから排出させた後、該フラスクを焼成炉に
    入れ、所定時間加熱して焼成することを特徴とする宝飾
    類の鋳型成形方法。
JP18312888A 1988-07-22 1988-07-22 宝飾類のの鋳型成形用フラスク及び鋳型成形方法 Pending JPH0234246A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7114547B2 (en) 2005-01-11 2006-10-03 Sullivan Michael R Casting ring

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5032062A (ja) * 1973-06-04 1975-03-28
JPS5858959A (ja) * 1981-10-02 1983-04-07 Tanezo Yamazaki 真空中埋没による歯科補綴物の製造方法及びその製造装置
JPS63112040A (ja) * 1986-10-29 1988-05-17 Komatsu Ltd マイクロ波加熱を利用した消失模型による鋳型造型法

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