JPH023423A - 芳香族ポリエステルの製法 - Google Patents

芳香族ポリエステルの製法

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JPH023423A
JPH023423A JP1003902A JP390289A JPH023423A JP H023423 A JPH023423 A JP H023423A JP 1003902 A JP1003902 A JP 1003902A JP 390289 A JP390289 A JP 390289A JP H023423 A JPH023423 A JP H023423A
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JP
Japan
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ester
diphenol
acid
oligomer
aromatic dicarboxylic
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Pending
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JP1003902A
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English (en)
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Peter Tacke
ペーター・タツケ
Ulrich Grigo
ウルリツヒ・グリゴ
Karsten-Josef Idel
カルステン―ヨゼフ・イーデル
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Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/78Preparation processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/12Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/16Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • C08G63/18Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds the acids or hydroxy compounds containing carbocyclic rings
    • C08G63/19Hydroxy compounds containing aromatic rings
    • C08G63/193Hydroxy compounds containing aromatic rings containing two or more aromatic rings
    • C08G63/195Bisphenol A

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  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は溶融状態でのジフェノールと芳香族ジカルボン
酸とのエステルのエステル転位によるシフ乎ノール並び
にイソ−及び/またはテレフタル酸をベースとする芳香
族ポリエステルの製造方法に関するものである。
二酢酸ビスフェノールをイソ−及び/またはテレフタル
酸と反応させるアセテート法による溶融状態でのエステ
ル転位によるポリアリ−レートの製造は公知である6反
応は2つの芳香族ジカルボン酸、殊にテレフタル酸の昇
華に対する傾向により極めて複雑である。昇華物は不融
性であり、そして直ちに反応器の入口及び出口バイブを
詰まらせる。加えて、得られる分子量は反応成分の1つ
が推定することが困難な量で反応混合物から消失するた
めに不適当である。
昇華を回避するか、または抑制するため、例えば米国特
許第2.948.856号及びヨーロッパ特許出願公開
第26.121号にエステル転位反応において不活性、
高沸点溶媒例えばジフェニルエーテルを用いることが提
案されている。この様な溶媒は昇華を抑制する際に衡め
て有効であるが、ポリエステルからのこの溶媒の完全な
分離は極めて複雑であり、そして困難であることが見い
出された。
溶融状態でのジフェノールと芳香族ジカルボン酸とのエ
ステルのエステル転位によるジフエノール並びにイソ−
及び/またはテレフタル酸をベースとする芳香族ポリエ
ステルの製造方法が見い出され、そして芳香族ジカルボ
ン酸エステルを最初に化学量論量のジフェノールエステ
ルと反応させてオリゴマーを生成させ、このものを次に
ジフェノールエステルの蒸留による追出しくelimi
nation)及び除去(removal)を用いて芳
香族ポリエステルに縮合することを特徴とする。
本発明による方法において、最初に用いるジフェノール
エステルの化学量論的過剰量は約1乃至100モル%の
間、好ましくは約10乃至70モル%間、より好ましく
は20乃至60モル%間である。
芳香族ポリエステルの製造に用いるビスフェノールは例
えばドイツ国特許出願公開第2,940゜024号に記
載されるものである。ビスフェノールA(BPA ; 
2.2−ビス−4−ヒドロキシフェニルプロパン)を好
適に用いる。モノカルボン酸例えば酢酸、プロピオン酸
又は安息香酸がビスフェノールのエステル化に適してい
る。酢酸がとスフエノールのエステル化に好適に用いら
れる。
また好適に用いられる二酢酸ビスフェノールを例えばヨ
ーロッパ特許出願公開第26,121号、同第26,6
84号及び同第28,030号に記載のように対応する
ビスフェノールを無水酢酸と反応させることにより製造
し得る。また二酢酸ビスフェノールは上記の芳香族ジカ
ルボン酸の存在下で製造し得る。
本発明による溶融状態でのエステル転位は好ましくは用
いるジフェノールをベースとして3重量%までの址で加
えられる触媒の存在下で行う、用いるビスフェノールを
ベースとしてo、oot〜1重址%の菫が好ましい、触
媒はエステルの製造の開始前またはそのいずれの段階で
も加え得る。
また触媒はエステルの製造後に反応混合物に加え得る。
溶融状態のエステル転位に適する触媒には例えば水酸化
ナトリウム、水酸カリウム、酢酸亜鉛、酢酸マグネシウ
ム、チタン酸テトラアルキル、スズ酸ジアルキル、スズ
酸テトラアルキル、スズ酸アリール、混合されたスズエ
ステル塩、ホスフィン及び/または熱安定性第三級アミ
ンがあり、その際にスズ化合物及び酢酸マグネシウムが
好ましい。
本発明による方法は通常約180〜360℃、好ましく
は200〜320℃の温度で行う、最初に出発成分を不
活性ガス(例えば窒素)雰囲気下で、常圧下にて約18
0〜260℃、好ましくは200〜220℃の温度で反
応させてオリゴマーを生成させ、次にオリゴマーを窒素
気流中または真空中(約0.1〜100ミリバール)に
て約250〜360℃、好ましくは270〜320℃の
温度で縮合して芳香族ポリエステルを生成させる。
芳香族ポリエステルは高い溶融粘度を有しているため、
これらのものは撹拌機を備えたガラス製フラスコまたは
鋼鉄製容器中で製造することが困難である。従って、こ
れらの如き撹拌された反応器中で約1.05〜1.18
の相対溶液粘度(溶媒としてCHz Cl *またはフ
ェノール及びO−ジクロロベンゼンの1:1混合物を用
いて25℃で1001溶液中のエステル0.5gの溶液
に対して測定)を有する容易に撹拌し得る予備縮合体を
製造することが好ましい0次に更に例えば真空押出機ま
たは実験室において極めて少量の場合に強力な撹拌機を
備えたガラス製フラスコ中にて溶融状態で縮合を行い得
る。加えて、更に固相において縮合を行い得る。得られ
る芳香族ポリエステルは一般に1.2〜2.0、好まし
くは1.23〜1.7の溶液粘度(上記の溶媒中で測定
)を有する。
本発明による方法により製造される芳香族ポリエステル
は標準機械中で押出して半加工された生成物を生成させ
るか、または射出成形して成形物を生成させ得る。また
芳香族ポリエステルを他の重合体に、その特性を改善す
るために加えることができる。
実施例1 ビスフェノールA及び純イソフタル酸のポリエステルの
製造 BPA51.3g(0,225モル)、無水酢酸50.
5311(0,495モル)及びジラウリル酸ジーn−
ブチルスズ50−gを撹拌機及び蒸留ブリッジを備えた
三ツロフラスコ中に導入し、そして窒素雰囲気中にて3
0分間還流下で加熱し、その際に生じた酢酸を留去した
0次に過剰の無水酢酸を130℃/100ミリバールの
除去(sump)温で留去した。
この様にして得られたBPAジアセテートにイソフタル
酸24.921F(0,15モル)を加え、続いて窒素
雰囲気中にて常圧下で200℃で撹拌した0次に温度を
3時間にわたって260℃に上昇させ、その間に溶融物
は透明になった。酢酸が留去した。微量の無色の物質が
フラスコの根本で昇華した。
次にBPAジアセテートを280℃/3ミリバールの除
去温度で蒸留し、その際に78℃で溶融する無色の物質
として通過させた。2時間後、溶融物が粘性になり、そ
して用いたガラス製撹拌機ではもはや動かすことができ
なくなったために蒸留を停止した。昇華の徴候は無かっ
た。冷却後、生成物(予備縮合体)は1.168の相対
溶液粘度ηrel (溶媒100+1中の物質0.5g
の溶液に対して測定)を有する黄−褐色の、もろい物質
であっな、溶媒としてフェノール50重量%及び0−ジ
ク四日ベン4フ50重景%の混合物を用いた。
予備縮合体20gを鋼鉄製各半機を備えたガラス製フラ
スコ中にて300℃/20ミリバールで縮合させた。η
tel値は1.493に上昇した。
得られたポリエステルはもはやもろくはなかった。
実施例2 ビスフェノールA並びにテレフタル酸70%及びイソフ
タル酸30%の混合物のエステルの製造実施例1に記載
のBP’Aジアセテートの製造後、テレフタル酸70%
(17,44g)及びイソフタル酸30%(7,48g
)の混合物24.92gを加えた。
実施例1に記載のとおりに反応を行った。予備縮合体は
1.159gのηre、値を、そして最終ポリエステル
は1.487のη  値を有していた。
el 比軸例 BPA34.24g(0,15モル)を無水酢酸33.
7trと反応させる以外は実施例2に記載のとおりに行
った。用いた酸の量は実施例2と同様であった。この場
合、昇華物2.47gがフラスコの根本で見い出された
。昇華物は不融性であった。生成物の相対溶液粘度(η
reρは1.213の値を越えなかった。生成物は殊に
暗い色調であった。
本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。
1、溶融状態でのジフェノールと芳香族ジカルボン酸と
のエステルのエステル転位によりジフェノール並びにイ
ソフタル酸及び/またはテレフタル酸をベースとする芳
香族ポリエステルを製造する際に、芳香族ジカルボン酸
をfi初に化学量論的過剰のジフェノールエステルと反
応させてオリゴマーを生成させ、次にこのものをジフェ
ノールエステルの蒸留による追出し及び除去を用いて芳
香族ポリエステルに縮合することを特徴とする、ジフェ
ノール並びにイソフタル酸及び/またはテレフタル酸を
ベースとする芳香族ポリエステルの製造方法。
2、ジフェノールエステルとして二酢酸ジフェノールを
用いることを特徴とする、上記1に記載の方法。
3、ジフェノールエステルとして二酢酸ビスフェノール
Aを用いることを特徴とする、上記1及び2に記載の方
法。
4、最初に用いるジフェノールエステルの化学量論的過
剰が1乃至100モル%間であることを特徴とする、上
記1〜3のいずれかに記載の方法。
5、最初に用いるジフェノールエステルの化学量論的過
剰が20乃至60モル%間であることを特徴とする、上
記1〜4のいずれかに記載の方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ジフェノールと芳香族ジカルボン酸のエステルの溶
    融物中でのエステル交換による、ジフェノール並びにイ
    ソフタル酸及び/またはテレフタル酸に基づく芳香族ポ
    リエステルの製法において、芳香族ジカルボン酸を最初
    に化学量論的に過剰のジフェノールエステルと反応させ
    てオリゴマーを生成させ、次いでジフェノールエステル
    の蒸留による追出し及び除去と共に該オリゴマーを縮合
    させることを特徴とする製法。
JP1003902A 1988-01-13 1989-01-12 芳香族ポリエステルの製法 Pending JPH023423A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3800671.5 1988-01-13
DE3800671A DE3800671A1 (de) 1988-01-13 1988-01-13 Verfahren zur herstellung von aromatischen polyestern

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JPH023423A true JPH023423A (ja) 1990-01-09

Family

ID=6345138

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JP1003902A Pending JPH023423A (ja) 1988-01-13 1989-01-12 芳香族ポリエステルの製法

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EP0324355B1 (de) 1993-08-04
US4923957A (en) 1990-05-08
DE58905071D1 (de) 1993-09-09
EP0324355A1 (de) 1989-07-19
DE3800671A1 (de) 1989-07-27

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