JPH0234164Y2 - - Google Patents

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JPH0234164Y2
JPH0234164Y2 JP17211285U JP17211285U JPH0234164Y2 JP H0234164 Y2 JPH0234164 Y2 JP H0234164Y2 JP 17211285 U JP17211285 U JP 17211285U JP 17211285 U JP17211285 U JP 17211285U JP H0234164 Y2 JPH0234164 Y2 JP H0234164Y2
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vacuum
line
electromagnetic switching
chamber
switching valve
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は気密なチヤンバー内を真空環境又は不
活性ガス環境に変え、これらの環境の中で、食品
などの物品を包装する真空包装装置に関する。
(従来の技術) 一般に保存食品、例えば食肉ベーコンやコンニ
ヤク等は、第5図に示すように、それをトレイT
内に容れ、その上からフイルムFを被せると共
に、気密チヤンバー内において前記トレイとフイ
ルムとの間の空気を排除して、前記フイルムが前
記食品に密着する包装、つまり真空包装がよく行
なわれる。なお、このような包装を行なう装置は
例えば特開昭56−131117号公報に開示されてい
る。もし仮に、前記の気密なチヤンバー内の空気
を排除し真空環境にしたとき、その真空環境を不
活性ガス環境に変えると、第6図の如く前記のト
レイTとフイルムFとの間にも不活性ガスが供給
され、前記の食品をガス包装できる。従つて、理
論的に真空包装装置は前記の2態様の包装が可能
である。
(考案が解決しようとする問題等) しかし、一台の真空包装装置を真空包装とガス
包装とに兼用するためには、当然、両包装の制御
を切換える機構が必要であるが、構造が複雑で操
作も複雑になるため、従来はそれぞれの専用装置
はあるが両方を兼用する装置は提供されていなか
つた。
本考案は上記の点に鑑み真空包装とガス包装と
を簡単な構造で兼用できる装置を提供することを
目的とするものである。
(問題を解決するための手段) 本考案は上記の目的を達成するために、下部開
口面に熱板18を設けた上部容器14及び内部に
トレイTのフランジを支持する枠20をアクチユ
エータ19に連結して設けた下部容器15とによ
つて形成したチヤンバーCと、前記チヤンバーの
上部容器に連結した第1真空ライン22に介設し
且つ前記上部容器を真空源21と大気導入ライン
25とに交互に連通させるように作用する第1電
磁切換弁23と、前記チヤンバーの下部容器に連
結した第2真空ライン26に介設し且つ前記下部
容器を真空源と大気導入ライン28とに交互に連
通させるように作用する第2電磁切換弁27と、
前記下部容器のアクチユエータ19にそれぞれ連
結した第3真空ライン30と加圧ライン33とに
介設し且つ前記アクチユエータを真空源と流体加
圧源32とに交互に連通するように作用する第3
電磁切換弁34と、前記チヤンバーの下部容器に
連結したガスライン36に介設した第4電磁切換
弁38と、前記第1、第2、第3、第4の各電磁
切換弁23,27,34,38をそれぞれ電源回
路44に接続する第1、第2、第3、第4の各連
結配線40,41,42,43中にそれぞれ介設
し各切換弁の作動時期と作動時間を制御するよう
に作用する第1、第2、第3、第4の各タイマー
スイツチ45,46,47,48と、前記第1、
第2の連結配線40,41と前記第3、第4の連
結配線42,43との間で電源回路に介設し該電
源回路を開閉するように作動する切換スイツチ4
9とによつて構成したものである。
(作用) 第1電磁切換弁23と第2電磁切換弁27と
は、それらが励磁されて切換えられると、チヤン
バーCにおける上部容器14と下部容器15とは
真空源21に連通して内部の空気が排除される。
そしてこれら両電磁切換弁が消磁されるとこれら
各弁を介して上部容器と下部容器に空気が導入さ
れる。しかも前記両弁励磁用の連結配線40,4
1には、これら両弁の励磁タイミングを計るタイ
マースイツチ45,46を設けている。従つて第
5図の如くトレイに容れた物品にフイルムを密着
させる真空包装として機能する。
一方、第3電磁切換弁34はアクチユエータ1
9を常時真空源に連通させ、それを第3タイマー
スイツチ47の指令により切換えることによつ
て、アクチユエータに圧力流体を導入してトレイ
支持用の枠20をシール用の熱板18の方向に上
動させる。また第4電磁切換弁38は通常ガスラ
インをカツトし、第4タイマースイツチ48の指
令で切換えることによつて下部容器内に不活性ガ
スを供給する。従つて、上記の真空包装工程の途
中で、不活性ガスの供給と、枠20の押上げ作用
とを併用させることによつて、第6図の如くトレ
イのフランジにフイルムを熱溶着し且つ内部にガ
スを充填したガス包装として機能する。
しかも、電源回路に設けた切換スイツチ49を
操作して該電源回路を途中からカツトすると、ガ
ス包装機能が働かなくなるので、該切換スイツチ
の操作のみで真空包装とガス包装とを選択して実
施できる。
(実施例) 本考案の実施例を第1図ないし第3図に基づき
説明する。
この包装装置は第2図及び第3図に示すよう
に、下側の大きなケース10とそれにピン11を
介して枢支した蓋12とによつて形成した箱内に
収められている。前記ピン11の周りに設けたコ
イルスプリングは蓋12を常に開放するように附
勢しており、蓋に設けたロツクレバー13がそれ
を規制している。気密なチヤンバーCは、前記蓋
の内部に設けた上部容器14と、ケースの内部に
設けた下部容器15とからなり、ケースの背部に
スピンドル16を介して枢支したロール状のフイ
ルムFを前記の上部容器14と下部容器15との
間に引き出せるようにしている。
第1図に示すように、チヤンバーCにおける上
部容器14の下部開口面に熱板18を設ける一
方、下部容器15内に可撓性の袋によつて形成し
たアクチユエータ19を設けると共に、その上に
トレイTのフランジ部分を支持するプレート状の
枠20を設けている。
前記の上部容器14と真空ポンプ21とを連結
する第1真空ライン22に2位置3ポート型の第
1電磁切換弁23を介設すると共に、該切換弁の
大気ポートに絞り弁24を介設した大気導入ライ
ン25を接続している。また前記の下部容器15
に接続した第2真空ライン26に2位置3ポート
型の第2電磁切換弁27を介設すると共に、該切
換弁のポートに大気導入ライン28を接続してい
る。さらに前記のアクチユエータ19の出口29
に第3真空ライン30を連結すると共に、同入口
31にコンプレツサー32の加圧ライン33を連
結し、前記第3真空ライン30と加圧ライン33
とに一体に2位置4ポート型の第3電磁切換弁3
4を設けている。さらにまた前記下部容器15と
ガスボンベ35とをガスライン36を介して連結
すると共に、該ガスラインに絞り弁37、2位置
2ポート型の第4切換弁38、減圧弁39をそれ
ぞれ直列に介設している。
また、前記の4個の各切換弁23,27,3
4,38に電磁部をそれぞれ連結配線40,4
1,42,43を介して電源回路44に接続する
と共に、第1、第2、第3、第4の各連結配線に
それぞれタイマースイツチ45,46,47,4
8を設けている。さらに前記の第2連結配線41
と第3連結配線42との間において電源回路を開
閉する切換スイツチ49を設けている。
しかして、第1図において上部容器14と下部
容器15との間を引き離し、その間にフイルムF
を引き出したあと、再び両容器14,15を接近
させると、上部容器に固定した電源スイツチ50
が閉鎖する。このスイツチは電源回路のスイツチ
50に相当し、この結果第1連結配線40と第2
連結配線41に電気が流れるので、第1、第2の
各切換弁23,27の位置がそれぞれ切換わり、
上部容器14と下部容器15との内部がそれぞれ
真空ライン22,26を介して真空源21に継が
れ、両容器内部の空気が吸引(第4図上欄参照)
される。この場合、第2真空ラインに介設した絞
り弁51の抵抗によつてフイルムFの上下に差圧
が形成されるので、該フイルムは熱板18に密着
して加熱される。
タイマースイツチ45,46は電源印加と同時
に閉路してカウントを開始するが、(真空到達を
予め読んで)設定時間に達すると、先づ第1タイ
マースイツチ45が開路して第1電磁切換弁23
をノーマル位置に復帰させるので、大気導入ライ
ン25から絞り弁24で流量調整した空気が上部
容器14内に導入され、続いて第2タイマースイ
ツチ46の開路によつて第2電磁切換弁27が復
帰し、大気導入ライン28から下部容器15に空
気が導入(第4図上欄参照)される。この結果チ
ヤンバー内において第5図に示すような真空包装
製品が形成される。
それに対して、切換スイツチ49を操作して電
源回路44がより長く継がるように閉路する。そ
してフイルムFを挾持するように上部容器14と
下部容器15とを接近させると、電源スイツチ5
0の閉路によつて、上記に説明したような作用に
よつて上部容器14と下部容器15とが同時に真
空源21に継がる。その後、第1タイマースイツ
チ45が開路して第1電磁切換弁23がノーマル
位置に復帰するのと同時に第4タイマースイツチ
48が閉路して第4電磁切換弁38を切換えるの
で、上部容器14内に大気が導入される一方、ガ
スボンベ35から下部容器15内に不活性ガスが
導入(第4図下欄参照)される。その後、第4タ
イマースイツチ48が開路するのと略同時に、第
3タイマースイツチ47が閉路して第3電磁切換
弁34が切換わるので、コンプレツサー32の吐
出圧力がアクチユエータ19内に作用し枠20を
押上げフイルムFを介してトレイTのフランジを
熱板18の下面に押付け(第4図下欄参照)る。
その直後、第2、第3の両タイマースイツチ4
6,47が閉路することによつて、チヤンバー内
から第6図の如きガス包装製品を取出すことがで
きる。
(効果) 本考案は、チヤンバーC内の2つの室及びアク
チユエータと真空源、加圧源、ガス源、大気導入
ラインとを継ぐ流体ラインに第1〜第4の電磁切
換弁23,27,34,38を介設すると共に、
これら各電磁切換弁をそれぞれ連結配線40,4
1,42,43を介して電源回路44に接続し、
さらに前記第3連結配線と第4連結配線との間で
電源回路に切換スイツチ49を設け、該切換スイ
ツチのワンタツチ操作のみで真空包装とガス包装
とに切換えられるようにする一方、前記の各連結
配線にそれぞれ第1〜第4の各タイマースイツチ
45,46,47,48を設けて各電磁切換弁の
作動時期と作動時間を制御させるようにしたか
ら、わずかに4個の最小限の電磁切換弁をもつ簡
単な構造でもつて、一台の装置を真空包装用とガ
ス包装用とに兼用できると共に、これらの両用途
を簡単な操作で切換え且つ自動的に選用作動させ
ることができる顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すもので気密チヤ
ンバーに接続した流体及び電気の回路図、第2図
は装置全体の正面図、第3図は前図の側面図、第
4図は前図の作用説明図、第5図及び第6図は包
装製品の斜視図である。 14……上部容器、15……下部容器、18…
…熱板、19……アクチユエータ、20……枠、
21……真空ポンプ、22……第1真空ライン、
23……第1電磁切換弁、25……大気導入ライ
ン、26……第2真空ライン、27……第2電磁
切換弁、28……大気導入ライン、30……第3
真空ライン、32……コンプレツサー、33……
加圧ライン、34……第3電磁切換弁、35……
ガスボンベ、36……ガスライン、38……第4
電磁切換弁、40……第1連結配線、41……第
2連結配線、42……第3連結配線、43……第
4連結配線、44……電源回路、45……第1タ
イマースイツチ、46……第2タイマースイツ
チ、47……第3タイマースイツチ、48……第
4タイマースイツチ、49……切換スイツチ、5
0……電源スイツチ、C……チヤンバー、F……
フイルム、T……トレイ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部開口面に熱板18を設けた上部容器14及
    び内部にトレイTのフランジを支持する枠20を
    アクチユエータ19に連結して設けた下部容器1
    5とによつて形成したチヤンバーCと、前記チヤ
    ンバーの上部容器に連結した第1真空ライン22
    に介設し且つ前記上部容器を真空源21と大気導
    入ライン25とに交互に連通させるように作用す
    る第1電磁切換弁23と、前記チヤンバーの下部
    容器に連結した第2真空ライン26に介設し且つ
    前記下部容器を真空源と大気導入ライン28とに
    交互に連通させるように作用する第2電磁切換弁
    27と、前記下部容器のアクチユエータ19にそ
    れぞれ連結した第3真空ライン30と加圧ライン
    33とに介設し且つ前記アクチユエータを真空源
    と流体加圧源32とに交互に連通するように作用
    する第3電磁切換弁34と、前記チヤンバーの下
    部容器に連結したガスライン36に介設した第4
    電磁切換弁38と、前記第1、第2、第3、第4
    の各電磁切換弁23,27,34,38をそれぞ
    れ電源回路44に接続する第1、第2、第3、第
    4の各連結配線40,41,42,43中にそれ
    ぞれ介設し各切換弁の作動時期と作動時間を制御
    するように作用する第1、第2、第3、第4の各
    タイマースイツチ45,46,47,48と、前
    記第1、第2の連結配線40,41と前記第3、
    第4の連結配線42,43との間で電源回路に介
    設し該電源回路を開閉するように作動する切換ス
    イツチ49とによつて構成した真空包装装置。
JP17211285U 1985-11-07 1985-11-07 Expired JPH0234164Y2 (ja)

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JPS6278603U JPS6278603U (ja) 1987-05-20
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