JPH0234155Y2 - - Google Patents

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JPH0234155Y2
JPH0234155Y2 JP1984194331U JP19433184U JPH0234155Y2 JP H0234155 Y2 JPH0234155 Y2 JP H0234155Y2 JP 1984194331 U JP1984194331 U JP 1984194331U JP 19433184 U JP19433184 U JP 19433184U JP H0234155 Y2 JPH0234155 Y2 JP H0234155Y2
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JP
Japan
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front cowl
player
audio equipment
cassette
main body
Prior art date
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JP1984194331U
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JPS60142178U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は自動二輪車における音響機器の配置構
造に関するものである。
背景技術 近時、自動二輪車においても高級車化の傾向が
あり、ラジオ受信機やカセツトプレーヤ等の音響
機器を搭載したものがすでに知られている。この
ように音響機器を搭載した自動二輪車では、音響
機器の重量が比較的大であるため車体の重量バラ
ンスが問題となる。
考案の構成 そこで、本考案は車体の重量バランスを良好に
した自動二輪車における音響機器の配置構造を提
供することを目的とする。
この目的を達成するために、本考案による自動
二輪車における音響機器の配置構造においては、
音響機器の動作を調整する複数の操作子を有した
操作部を音響機器本体から分離し、前記音響機器
本体をフロントカウル内に左右の重量が均合うよ
う収納すると共に、前記操作部の複数の操作子が
配置される操作面をフロントカウル側部上面にこ
れと略同一高さの面として形成し、前記複数の操
作子を前記フロントカウル側部上面から上方に突
出せしめた構成となつている。
実施例 以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案に係る自動二輪車を示す乗車位
置から見た正面図であり、第2図及び第3図に左
及び右側面図が示されている。図において、1は
スクリーン2を備えたフロントカウルであり、当
該カウル1は外板と内板からなり、車体と一体的
に構成され、当然のことながらハンドル3とは別
体となつている。フロントカウル1の外板と内板
とで空間部が画定されており、車体の右側に位置
する空間部には音響機器本体であるラジオユニツ
ト本体4、トランシーバーラニツト本体5及びパ
ワーアンプ6等がラジオコントローラ7、トラン
シーバーコントロール8等の操作部と分離されて
収納され、又これら音響機器本体は操作部に比し
て発熱量が大であるためフロントカウル1内に設
けられたエアダクト孔18の近傍に配置されてい
る。一方、車体の左側に位置する空間部にはラジ
オコントローラ7、トランシーバーコントローラ
8、インターコムコントローラ9、アンテナデス
トリビユータ10及びマルチチエンジヤー11と
共に、ハンドル3の左グリツプ3Aの下方近傍に
カセツトプレーヤ12が収納されている。特に、
ラジオコントローラ7やカセツトプレーヤ12の
操作部はハンドル3の左グリツプ3A近傍直下に
配置されている。
また、フロントカウル1はその側部上面が連続
した少なくとも2つの面からなりかつ後傾してお
り、走行方向前方の面1Aに比して後方の面1B
の傾斜角が大となるように形成されており、後方
の傾斜面1Bには先述したラジオコントローラ7
が、その操作面がフロントカウル1の側部上端縁
に沿つて傾斜するように埋設され、更に第2図に
示す側面視の状態でラジオコントローラ7の各種
操作ボタンがフロントカウル1の側壁上端より突
出するように設けられている。
カセツトプレーヤ12は、第2図に示す様に、
走行方向において車体に対して斜視するようにフ
ロントカウル1の側部前方の傾斜面1Aに取付け
られ、ラジオコントローラ7と縦列配置されてい
る。更に、第1図に示す様に、カセツトプレーヤ
12のエジエクトボタン13を車体に対してカセ
ツト挿入口14より外側に配置することでカセツ
トプレーヤ12の操作性の向上を図つている。す
なわち、左手の中指等でエジエクトボタン13を
押圧した場合、エジエクトされたカセツトハーフ
(図示せず)が必ず左手の手の平内に返却される
ことになり外部への飛び出しを防止出来るのであ
る。
15及び16はハンドル3の左グリツプ3A近
傍に取付けられたラジオセレクトスイツチ及びト
ランシーバートークスイツチ、17は燃料タンク
である。ラジオセレクトスイツチ15は、第2図
で示す様に、固定具35を介してミラー取付孔
(図示せず)に取付けられている。19L,19
Rは左右のスピーカ、20は音響器等の各種表示
器を備えたメータパネルであり、これらはフロン
トカウル1に装備され、特にメータパネル20は
フロントカウル1の中央に配置されている。
第4図は第1図におけるカセツトプレーヤを示
す斜視図であり、第5図には第4図におけるA−
A線断面図、第6図にはB−B線断面図がそれぞ
れ示されている。21はプレーヤ本体12を収納
するインナーケースであり、当該ケース21は防
振部材としての例えば防振ラバー22を介してプ
レーヤ本体12をフローテイング支持している。
プレーヤ本体12の上面パネルとインナーケース
21の上端開口部との間にはシールラバー23を
介在せしめ、ケース内に雨水等が侵入しないよう
に防水対策を施している。インナーケース21を
収納するアウターケース24はその上面にて固定
手段としてのビス25によりフロントカウル1に
固定される。ビス25はプレーヤ本体12及びイ
ンナーケース21をアウターケース24に収納し
た状態で外部から見えないようにカバー部材とし
てインナーケース21に設けられたフランジ21
Aにより覆われる。
26はプレーヤ本体12を車体に対してロツク
するためのロツク手段であり、該ロツク手段26
は防振ラバー22による防振効果を損うことのな
いようにインナーケース21に設けられている。
ロツク手段26はインナーケース21とアウター
ケース24に挿入することによりロツク爪26A
がアウターケース24に設けられた係合部24A
に係合することでロツク状態となる。
インナーケース21はプレーヤ本体12が先述
した如く走行方向において車体に対して傾斜する
ように自身も車体に対して走行方向における前方
が高くなるように傾斜しており、上方端に位置す
る段差部21Bにロツク手段26を有すると共
に、アウターケース24に設けられたクランク2
8に係合する下方端にはプレーヤ本体12を車体
から取り外す時に指を挿入し持ち上げ得るように
指掛け用の孔29A,29Bが第4図に示す如く
に形成されている。
プレーヤ本体12においては、本体内部への雨
水等の侵入を防止すべく、カセツト蓋30がカセ
ツト挿入口14の外側にて開閉自在となつてお
り、カセツト蓋30の挿入口14と対向する面に
防水部材としてのシールラバー31が設けられ、
更に挿入口14の周りには先細りの凸部32が形
成されている。カセツト蓋30はリンク33によ
り開閉される。34はプレーヤ本体12の操作部
を覆うカバーであり、当該カバー34はプレーヤ
本体12に対して着脱自在なアウターカバー34
Aとこのアウターカバー34Aに対し摺動自在な
インナーケース34Bとからなつている。そして
アウターカバー34Aをカセツト挿入口14の上
方に位置するように取付け、このアウターカバー
34Aに対してインナーケース34Bを摺動させ
ることによつて操作部を適宜覆うようになつてい
る。
考案の効果 以上詳述した如く、本考案による自動二輪車に
おける音響機器の配置構造においては、音響機器
の操作部を音響機器本体から分離して重量が比較
的大きい音響機器本体をフロントカウル内に左右
の重量が均合うよう収納しているので、フロント
カウル延いては自動二輪車全体の音量バランスを
とることができると共に、音響機器本体を盗難か
ら保護することができる。また、重量が比較的小
さい操作部をフロントカウル側面上面に設けるこ
ととしているが、操作部は重量が小さいのでフロ
ントカウル側部上面に集中配置しても重量バラン
スを乱すことがない。故に、操作部をフロントカ
ウル側部上面の操作性が良好な位置に集中配置す
ることができ、操作部の操作性を向上せしめるこ
とができる。更に、操作部の複数の操作子はフロ
ントカウル側部上面より突出して設けられている
ので、操作子の操作性が良く操作部の操作性の向
上に寄与する。また、操作子をフロントカウル側
部上面に設けることとしているので、操作子を設
けるスペースを広くとることが可能となり、多数
の操作子を互いに干渉し合うことなく配置するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動二輪車を示す乗車位
置から見た正面図、第2図は左側面図、第3図は
右側面図、第4図は第1図におけるカセツトプレ
ーヤを示す斜視図、第5図は第4図におけるA−
A線断面図、第6図は第4図におけるB−B線断
面図である。 主要部分の符号の説明、1……フロントカウ
ル、3……ハンドル、12……カセツトプレー
ヤ、14……カセツト挿入口、21……インナー
ケース、22……防振ラバー、23,31……シ
ールラバー、24……アウターケース、26……
ロツク手段、29A,29B……指掛け用孔、3
0……カセツト蓋、34……カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントカウルを備えた自動二輪車における音
    響機器の配置構造であつて、音響機器の動作を調
    整する複数の操作子を有した操作部を音響機器本
    体から分離し、前記音響機器本体をフロントカウ
    ル内に左右の重量が均合うよう収納すると共に、
    前記操作部の複数の操作子が配置される操作面を
    フロントカウル側部上面にこれと略同一高さの面
    として形成し、前記複数の操作子を前記フロント
    カウル側部上面から上方に突出せしめたことを特
    徴とする音響機器の配置構造。
JP19433184U 1984-12-21 1984-12-21 自動二輪車における音響機器の配置構造 Granted JPS60142178U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19433184U JPS60142178U (ja) 1984-12-21 1984-12-21 自動二輪車における音響機器の配置構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19433184U JPS60142178U (ja) 1984-12-21 1984-12-21 自動二輪車における音響機器の配置構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60142178U JPS60142178U (ja) 1985-09-20
JPH0234155Y2 true JPH0234155Y2 (ja) 1990-09-13

Family

ID=30751782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19433184U Granted JPS60142178U (ja) 1984-12-21 1984-12-21 自動二輪車における音響機器の配置構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5222042U (ja) * 1975-08-05 1977-02-16

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5725912Y2 (ja) * 1979-11-08 1982-06-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5222042U (ja) * 1975-08-05 1977-02-16

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JPS60142178U (ja) 1985-09-20

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