JPS58194673A - 自動二輪車における音響機器の配置構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動二輪車における音響機器の配置構造に関す
るものである。

近時、自動二輪車においても高級車化の傾向があり、ラ
ジオ受信機等の音響機器を搭載したものがすでに知られ
ている。このように音響機器を搭載した自動二輪車では
、音響機器の操作性に優れていることが要求される。

そこで、本発明は操作性に優れたレイアウトで音響機器
を配置した自動二輪車における音響機器の配置構造を提
供することを目的とする。

この目的を達成するために、本発明による自動二輪車に
おける音響機器の配置構造は、音響機器の操作面をフロ
ントカウルの側部傾斜面に操作面の下方が上方より車体
中心側に位置するように配置した構成となっている。

以下−１図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明りる
。

第１図は本発明に係る自動二輪車を示づ乗車位置から見
た正面図であり、第２図及び第３図に左及び右側面図が
示されている。図において、１はスクリーン２を備えた
フロントカウルであり、当該カウル１（ま外板と内板か
らなり、車体と一体的に構成され、当然のことながらハ
ンドル３とは別体となっている。フロントカウル１の外
板と内板とで空間部が画定されており、車体の右側に位
置する空間部には回路本体であるラジオユニット本体４
．トランシーバ−ユニット本体５及びパワーアンプ６等
がラジオコントローラ７、トランシーバ−コントローラ
８等の操作部と分離されて収納され、又これら回路本体
は操作部に比して発熱量が大であるためフロントカウル
１内に設けられたエアダクト孔１８の近傍に配置されて
いる。一方、車体の左側に位置する空間部にはラジオコ
ントローラ７、トランシーバ−コントローラ８．インタ
ーコムコントローラ９．アンテナデストリピユータ１０
及びマルチチェンジャー１１と共に、ハンドル３の左グ
リップ３Ａの下方近傍にカセットプレーヤ１２が収納さ
れている。特に、ラジオコントローラ７やカセットプレ
ーヤ１２の操作部はハンドル３の左グリップ３Ａ近傍直
下に配置されている。

また、フロントカウル１はその側部上面が連続した少な
くとも２つの面からなり、走行方向前方の面１Ａに比し
て後方の面１Ｂの傾斜角が大となるように形成されてお
り、後方の傾斜面１Ｂには先）ホしたラジオコントロー
ラ７が操作面の下方が上方より車体中心側に位置するよ
うに配置されている。

カセットプレーヤ１２は、第２図に示す様に、走行方向
において車体に対して傾斜するようにフロントカウル１
の側部前方の傾斜面１Ａに取付けられ、ラジオコントロ
ーラ７と縦列配置されている。更に、第１図に示す様に
、カセットプレーヤー２の１ジエクトボタン１３を車体
に対してカセット挿入口１４より外側に配置することで
カセツ［・プレーヤー２の操作性の向上を図っている。

づ−むわら、左手の中指等でエジェクトボタン１３を押
圧した場合、エジェクトされたカセットハーノ〈図示せ
ず）が必ず左手の手の平向に返却されることになり外部
への飛び出しを防止で出来るのである。

１５及び１６はハンドル３の左グリップ３Ａ近傍に取付
けられたラジオセレクトスイッチ及びトランシーバ−ト
ークスイッチ、１７は燃料タンクである。ラジオセレク
トスイッチ１５は、第２図に示す様に、固定具３５を介
してミラー取付孔ｊ 〈図示せず）に示す様に、固定具３５を介してミラー取
付孔（図示せず）に取付けられている。１９Ｌ、１９Ｒ
は左右のスピーカ、２０は音響機器等の各種表示器を備
えたメータパネルであり、これらはフロントカウル１に
装備され、特にメータパネル２０はフロントカウル１の
中央に配置されている。

第４図は第１図におけるカセットプレーヤを示す斜視図
であり、第５図には第４図におけるＡ−Ａ線断面図、第
６図にはＢ−Ｂ線断面図がそれぞれ示されている。２１
はプレーヤ本体１２を収納するインナーケースであり、
当該ケース２１は防振部材としての例えば防振ラバー２
２を介してプレーヤ本体１２をフローティング支持して
いる。

プレーヤ本体１２の上面パネルとインナーケース２１の
上端開口部との間にはシールラバー２３を介在せしめ、
ケース内に雨水等が侵入しないように防水対策を施して
いる。インナーケース２１を収納するアウターケース２
４はその上面にて固定手段としてのビス２５によりフロ
ントカウル１に固定される。ビス２５はプレーヤ本体１
２及びインナーケース２１をアウターケース２４に収納
した状態で外部から見えないようにカバ一部材としくイ
ンナーケース２１に設けられたフランジ２１Ａにより覆
われる。

２６はプレーヤ本体１２を車体に対してロックするため
のロック手段であり、該ロック手段２６は防振ラバー２
２による防振効果を損うことのないようにインナーケー
ス２１に−設けられている。

Ｉ−Ｉツク手段２６はインナーケース２１をアウターケ
ース２４に挿入することによりロック爪２６Ａがアウタ
ーケース２４に設けられた係合部２４Ａに係合すること
でロック状態となる。

インナーケース２１はプレーヤ本体１２が先）ホした如
く走行方向において車体に対して傾斜するように自身も
車体に対して走行方向における前方が高くなるように傾
斜しており、上方端に位置する段差部２１Ｂにロック手
段２６を有すると共に、アウターケース２４に設けられ
たクランク２８に係合する下方端にはプレーヤ本体１２
を車体から取り外す時に指を挿入し持ち上げ得るように
指掛は様の孔２９Ａ、２９Ｂが第４図に示す如くに形成
されている。

プレーヤ本体１２においては、本体内部への雨水等の侵
入を防止すべく、カセット蓋３０がカセット挿入口１４
の外側にて開閉自在となっており、カセット蓋３０の挿
入口１４と対向する面に防水部材としてのシールラバー
３１が設けられ、更に挿入口１４の周りには先細りの凸
部３２が形成されている。カセット蓋３０はリンク３３
により開閉される。３４はプレーヤ本体１２の操作部を
覆うカバーであり、当該カバー３４はプレーヤ本体１２
に対して着脱自在なアウターカバー３４Ａとこのアウタ
ーカバー３４Ａに対し摺動自在なインナーカバー３４Ｂ
とからなっている。そしてアウターカバー３４△をカセ
ット挿入口１４の上りに位置するように取付け、このア
ウターカバー３４Ａに対してインナーカバー３４８を摺
動させることによって操作部を適宜覆うようになってい
る以上詳述した如く、本発明によれば、音響機器の操作
面をフロントカウルの側部傾斜面に操作面の下方が上方
より車体中心側に位置するように配置したので、操作面
がドライバーの腕の回動軌跡と略一致することになり、
よって優れた操作性が１ｑられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る自動二輪型を示す乗車位置から見
た正面図、第２図は左側面図、第３図は右側面図、第４
図は第１図におけるカセットプレーヤを示す斜視図、第
５図は第４図にお番ノる△−Δ線断面図、第６図は第４
図におけるＢ−Ｂ線断面図である。 ４−要部弁の符号の説明 １・・・・・・フロントカウル ３・・・・・・ハンドル １２・・・・・・カセットプレーヤ １４・・・・・・カセット挿入１１ ２１・・・・・・インナーケース ２２・・・・・・防振ラバー ２３．３１・・・・・・シールラバー ２４・・・・・・アウターケース　　　　　　　　　　
　　　１″ｊ・２６・・・・・・ロック手段 ２９△、２９Ｂ・・・・・・指掛は用孔３０・・・・・
・カセット蓋 ３４・・・・・・カバー 出願人　　　本田技研工業株式会社 代理人　　　弁理士　　藤村元彦

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フロントカウルを備えた自動二輪車における音響機器の
   配置構造であって、前記音響機器の操作面を前記フロン
   トカウルの側部傾斜面に操作面の下方が上方より車体中
   心側に位置するように配置したことを特徴とする音響機
   器の配置構造。