JPH023411Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH023411Y2 JPH023411Y2 JP11690485U JP11690485U JPH023411Y2 JP H023411 Y2 JPH023411 Y2 JP H023411Y2 JP 11690485 U JP11690485 U JP 11690485U JP 11690485 U JP11690485 U JP 11690485U JP H023411 Y2 JPH023411 Y2 JP H023411Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp cylinder
- clamp
- base plate
- cylinder holder
- holder
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 9
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は、ベースプレート上にワークを上下複
数段に固着するようにしたワークパレツトに関
し、例えば、横型マシニングセンタ等の工具が水
平に保持されている横型の工作機械に用いるワー
クパレツトに関する。
数段に固着するようにしたワークパレツトに関
し、例えば、横型マシニングセンタ等の工具が水
平に保持されている横型の工作機械に用いるワー
クパレツトに関する。
《従来技術及びその問題点》
一般に、横型マシニングセンタ等、工具が水平
に保持されている工作機械で多数のワークを加工
する際には、ベースプレート上に立設したセンタ
ーブロツクの側面にクランプ装置を上下複数段に
配置したワークパレツト使用している。
に保持されている工作機械で多数のワークを加工
する際には、ベースプレート上に立設したセンタ
ーブロツクの側面にクランプ装置を上下複数段に
配置したワークパレツト使用している。
ところが、このようなワークパレツトでは、非
較的小物のワークを加工するのには適している
が、大物のワークは支持することができなかつ
た。
較的小物のワークを加工するのには適している
が、大物のワークは支持することができなかつ
た。
そして、従来では、大物ワークを上下複数段に
位置させて固定するワークパレツトはなかつた。
位置させて固定するワークパレツトはなかつた。
《問題点を解決するための手段》
本考案は上述の問題点を解決し、大物ワークを
複数段に保持させ、かつ、四面加工を可能ならし
めるワークパレツトを提供するものであつて、そ
のために、ベースプレート上にクランプシリンダ
保持体を上下複数段に配置するとともに、上下に
位置するクランプシリンダ保持体同士を四隅に配
置した支柱で順に支持して櫓状のクランプ装置を
ベースプレート上に形成し、クランプシリンダ保
持体の下面にクランプシリンダを取付位置調節変
更可能に固定し、クランプシリンダと対向してい
るクランプシリンダ保持体の上面をワーク載置面
に形成したことを特徴としている。
複数段に保持させ、かつ、四面加工を可能ならし
めるワークパレツトを提供するものであつて、そ
のために、ベースプレート上にクランプシリンダ
保持体を上下複数段に配置するとともに、上下に
位置するクランプシリンダ保持体同士を四隅に配
置した支柱で順に支持して櫓状のクランプ装置を
ベースプレート上に形成し、クランプシリンダ保
持体の下面にクランプシリンダを取付位置調節変
更可能に固定し、クランプシリンダと対向してい
るクランプシリンダ保持体の上面をワーク載置面
に形成したことを特徴としている。
《作用》
本考案では、ベースプレート上に櫓状のクラン
プ装置を位置させ、クランプシリンダ保持体の下
面にクランプシリンダを固定するとともにクラン
プシリンダ保持体の上面をワーク載置面に形成し
ているので、クランプシリンダ保持体間に位置さ
せたワークは上面をクランプシリンダにより押圧
されて固定されることになり、ワークの四周面は
クランプ装置外に露出する。このため、工作機械
のツールが何物にも邪魔されることなくワーク表
面に到達するので、四面加工が可能となる。
プ装置を位置させ、クランプシリンダ保持体の下
面にクランプシリンダを固定するとともにクラン
プシリンダ保持体の上面をワーク載置面に形成し
ているので、クランプシリンダ保持体間に位置さ
せたワークは上面をクランプシリンダにより押圧
されて固定されることになり、ワークの四周面は
クランプ装置外に露出する。このため、工作機械
のツールが何物にも邪魔されることなくワーク表
面に到達するので、四面加工が可能となる。
さらに、クランプシリンダ保持体の下面にクラ
ンプシリンダを固定し、クランプシリンダ保持体
の上面をワーク載置面としているので、クランプ
シリンダのクランプ作動時にクランプシリンダ保
持体に生じるクランプ反力はクランプシリンダ保
持体の上面に載置したワークを介して伝達される
上方クランプシリンダからのクランプ力と均衡す
ることになり、クランプシリンダ保持体が変形す
ることがなく、クランプシリンダ保持体上面を加
工基準面としてプログラムセツトすることができ
る。
ンプシリンダを固定し、クランプシリンダ保持体
の上面をワーク載置面としているので、クランプ
シリンダのクランプ作動時にクランプシリンダ保
持体に生じるクランプ反力はクランプシリンダ保
持体の上面に載置したワークを介して伝達される
上方クランプシリンダからのクランプ力と均衡す
ることになり、クランプシリンダ保持体が変形す
ることがなく、クランプシリンダ保持体上面を加
工基準面としてプログラムセツトすることができ
る。
《実施例》
第１図はワークパレツトの斜視図、第２図は正
面図である。
面図である。
このワークパレツトＰはベースプレート１の上
面に櫓状のクランプ装置３が配置してある。
面に櫓状のクランプ装置３が配置してある。
このクランプ装置３は基準プレート４と二枚の
クランプシリンダ保持体５とをその四隅で連結す
ることにより、基準プレート４とシリンダ保持体
５間及びシリンダ保持体５同士間がワークＷの収
容空間６となるように形成してある。
クランプシリンダ保持体５とをその四隅で連結す
ることにより、基準プレート４とシリンダ保持体
５間及びシリンダ保持体５同士間がワークＷの収
容空間６となるように形成してある。
クランプシリンダ保持体５の下面７にはクラン
プシリンダ８を出退移動可能に支持させるシリン
ダ摺動溝９が刻設してあり、クランプシリンダ保
持体５の下面７の任意の位置にクランプシリンダ
８を固定できるようにしてある。
プシリンダ８を出退移動可能に支持させるシリン
ダ摺動溝９が刻設してあり、クランプシリンダ保
持体５の下面７の任意の位置にクランプシリンダ
８を固定できるようにしてある。
また、クランプシリンダ保持体５の上面１０は
ワーク載置面となるようにその平面度を高精度に
加工してある。
ワーク載置面となるようにその平面度を高精度に
加工してある。
クランプシリンダ保持体５同士及びクランプシ
リンダ保持体５と基準プレート４とは、その四隅
に配置した間隔保持体（支柱）１１の内部を貫通
する通しボルト１２で連結固定してあり、間隔保
持体１１の内部に圧油通路１３が形成してある。
リンダ保持体５と基準プレート４とは、その四隅
に配置した間隔保持体（支柱）１１の内部を貫通
する通しボルト１２で連結固定してあり、間隔保
持体１１の内部に圧油通路１３が形成してある。
そして、この間隔保持体１１の長さは高精度に
仕上げてあり、組付けた際にシリンダ保持体５の
上面１０が基準プレート４の上面と平行に位置す
るようになつている。また、クランプ時にシリン
ダ保持体５にクランプ反力が作用するが、このク
ランプ反力とシリンダ保持体５の上面１０に載置
したワークＷを介して伝達される上側クランプシ
リンダ８からのクランプ力とが均衡することか
ら、シリンダ保持体５が変形することはない。こ
れにより、シリンダ保持体５の上面１０をワーク
Ｗの加工基準面としてプログラムセツトすること
ができる。なお、最上側のシリンダ保持体５には
上側からのクランプ力が作用しないからシリンダ
保持体５は中高状に変形するが、ワークＷの加工
基準面は前述のようにワーク下側であるから、加
工精度が悪化することはない。
仕上げてあり、組付けた際にシリンダ保持体５の
上面１０が基準プレート４の上面と平行に位置す
るようになつている。また、クランプ時にシリン
ダ保持体５にクランプ反力が作用するが、このク
ランプ反力とシリンダ保持体５の上面１０に載置
したワークＷを介して伝達される上側クランプシ
リンダ８からのクランプ力とが均衡することか
ら、シリンダ保持体５が変形することはない。こ
れにより、シリンダ保持体５の上面１０をワーク
Ｗの加工基準面としてプログラムセツトすること
ができる。なお、最上側のシリンダ保持体５には
上側からのクランプ力が作用しないからシリンダ
保持体５は中高状に変形するが、ワークＷの加工
基準面は前述のようにワーク下側であるから、加
工精度が悪化することはない。
図中、符号１４はレベリングブロツク、１５は
エツジロケータである。
エツジロケータである。
なお、上記実施例ではクランプシリンダ８をシ
リンダ保持体５に対して無段階にその取付位置を
変更可能としたが、これを一定ピツチで取付位置
を変更できるようにしてもよい。
リンダ保持体５に対して無段階にその取付位置を
変更可能としたが、これを一定ピツチで取付位置
を変更できるようにしてもよい。
《効果》
上述のように本考案は、ワークパレツトの上面
に櫓状のクランプ装置を配置して、ワークの四周
面を開放状に形成しているので、ワークを四面加
工することができる。
に櫓状のクランプ装置を配置して、ワークの四周
面を開放状に形成しているので、ワークを四面加
工することができる。
また、シリンダ保持体の上面をワーク載置面と
しているので、シリンダ保持体の上面を加工基準
面とすることができ、加工精度を高くすることが
できるうえ、全高を低くすることができる。
しているので、シリンダ保持体の上面を加工基準
面とすることができ、加工精度を高くすることが
できるうえ、全高を低くすることができる。
さらに、ベースプレート上にクランプ装置を櫓
状に形成して固定するものであるから、その構造
が簡単で安価に実施することができる。
状に形成して固定するものであるから、その構造
が簡単で安価に実施することができる。
図面は本考案の実施例を示し、第１図はワーク
パレツトの斜視図、第２図は正面図、第３図は第
２図Ｘ−Ｘ線断面図、第４図は第１図Ｙ−Ｙ線断
面図、第５図は第１図Ｚ−Ｚ線断面図である。 １……ベースプレート、３……クランプ装置、
５……クランプシリンダ保持体、７……５の下
面、８……クランプシリンダ、１０……５の上
面、Ｗ……ワーク、Ｐ……ワークパレツト。
パレツトの斜視図、第２図は正面図、第３図は第
２図Ｘ−Ｘ線断面図、第４図は第１図Ｙ−Ｙ線断
面図、第５図は第１図Ｚ−Ｚ線断面図である。 １……ベースプレート、３……クランプ装置、
５……クランプシリンダ保持体、７……５の下
面、８……クランプシリンダ、１０……５の上
面、Ｗ……ワーク、Ｐ……ワークパレツト。
Claims (1)
- ワークパレツトＰのベースプレート１上にワー
クＷを上下多段に配置して固定するように構成し
たワークパレツトにおいて、ベースプレート１の
上側空間に複数枚のクランプシリンダ保持体５を
上下に適当間隔距てて複数段に配置するととも
に、ベースプレート１に各クランプシリンダ保持
体５を四隅に配置した支柱で順に支持することに
よりベースプレート１上に櫓状クランプ装置３を
形成し、各クランプシリンダ保持体５の下面７に
クランプシリンダ８を取付位置調節可能に固定す
るとともに、クランプシリンダ８と対向するクラ
ンプシリンダ保持体５の上面１０をワーク載置面
に形成したことを特徴とする横型工作機械のワー
クパレツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11690485U JPH023411Y2 (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11690485U JPH023411Y2 (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6225134U JPS6225134U (ja) | 1987-02-16 |
| JPH023411Y2 true JPH023411Y2 (ja) | 1990-01-26 |
Family
ID=31001928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11690485U Expired JPH023411Y2 (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH023411Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0711613Y2 (ja) * | 1990-05-18 | 1995-03-22 | 大阪美錠工業株式会社 | バックル |
| US5222278A (en) * | 1991-11-26 | 1993-06-29 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Tongue assembly |
-
1985
- 1985-07-29 JP JP11690485U patent/JPH023411Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6225134U (ja) | 1987-02-16 |
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