JPH023392A - 感熱転写記録媒体 - Google Patents

感熱転写記録媒体

Info

Publication number
JPH023392A
JPH023392A JP63149200A JP14920088A JPH023392A JP H023392 A JPH023392 A JP H023392A JP 63149200 A JP63149200 A JP 63149200A JP 14920088 A JP14920088 A JP 14920088A JP H023392 A JPH023392 A JP H023392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
heat
transfer recording
recording medium
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63149200A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiro Koshizuka
国博 腰塚
Takao Abe
隆夫 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP63149200A priority Critical patent/JPH023392A/ja
Publication of JPH023392A publication Critical patent/JPH023392A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は感熱転写記録媒体に関し、さらに詳しく言う
と、保存性か極めて良好であるとともに被転写媒体に対
して高品位の印字画像を形成することかできる感熱転写
記録媒体に関する。
[従来技術と発明か解決しようとする課題]近年、ワー
ドプロセッサーなどの感熱転写装置の普及に伴ない、支
持体上に熱軟化性層を積層してなる感熱転写記録媒体か
広く採用されるに至っている。
ところで、従来、感熱転写記録媒体においては、前記熱
軟化性層が、耐擦過性に欠けるのて、その熱軟化性層を
保護する目的て、支持体上に熱軟化性層を介してオーバ
ーコート層を設けたり、さらに一方ては、被転写媒体(
転写紙等)と印字との定着性を高める目的て、オーバー
コート層を設ける技術が広く知られている。
しかしながら、それらの感熱転写記録媒体は、前記オー
バーコート層の組成物が前記熱軟化性層と同様の熱軟化
性物質を含有し、温度変化に対する適応性が未だ十分な
ものとは言えず、たとえば、被転写媒体への印字転写を
するときに、プリンターの畜熱に伴なって尾引きなどを
発生しやすく、シャープネスの良好な高品位の印字画像
を形成することか困難てあった。
さらに、感熱転写記録媒体を保存するにあたっては、感
熱転写記録媒体を重ね合わせた状態、すなわち、通常は
、たとえばリボン状、テープ状に加工された感熱転写記
録媒体をリール等に巻回せしめた状態で保存することか
ら、各々隣接する感熱転写記録媒体は、いわゆるフロ・
ンキンクを起しやずく、温度変化のみならず経時変化に
対する適応性も十分に満足することのてきるものてはな
かった。
この発明は前記事情に基いてなされたちのである。
すなわち、この発明の目的は、保存性に優れ、尾引きの
発生もなく、高品位の印字画像を形成することかてきる
感熱転写記録媒体を提供することにある。
[前記課題を解決するための手段コ 前記課題を解決するために、この発明者か鋭意、検討を
重ねた結果、支持体上に熱軟化性色材層を介して特定の
オーバーコート層を設けてなる感熱転写記録媒体は、保
存性に優れ、なおかつ尾引きの発生を防止して、シャー
プネスの良好な印字画像を形成することかてきることを
見出してこの発明に到達した。
すなわち、この発明の構成は、支持体上に、少なくとも
一層の熱軟化性色材層を介してオーバコート層を設けて
なる感熱転写記録媒体において、前記オーバーコート層
が少なくとも固体シリコン変性樹脂を含有することを特
徴とする感熱転写記録媒体である。
この発明の感熱転写記録媒体は、支持体上に少なくとも
、熱軟化性色材層とオーバーコート層とを、この順に積
層してなるものである。
なお、この発明の感熱転写記録媒体は、その特性を損な
わない範囲内て他の層を有していても良い。たとえば、
熱軟化性色材層は、支持体上に剥離層などの他の層を介
して積層されていても良く、またオーバルコート層の下
に中間層などか積層されていても良い。
次に、この発明の感熱転写記録媒体の構成について、支
持体1.%軟化性色材層、オーハーニ−1〜層の順に説
明する。
支持体 この発明の感熱転写記録媒体における支持体は、良好な
耐熱強度を有するとともに寸法安定性の高いことか望ま
しい。
その材料としては、たとえば、普通紙、コンデンサー紙
、ラミネート紙およびコート紙等の紙類:ポリエチレン
、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリプ
ロピレンおよびポリイミド等の樹脂フィルム類:紙と樹
脂フィルムとの複合体ならびにアルミ箔等の金属シート
などかいずれも好適に使用される。
支持体の厚みは、通常、30Bm以下、好ましくは2〜
:lOp、mの範囲内である。支持体の厚みが30gm
を超えると、熱伝導性か劣化して、印字品質の低下を招
くことかある。
なお、この発明の感熱転写記録媒体において、支持体の
裏面側の構成については任意であり、たとえばスティッ
キンク防止層等のハラキンク層を設けても良い。
熱軟化性色材層 前記支持体と次に詳述するオーバーコート層との間に形
成する熱軟化性色材層は、少なくとも色材と熱溶融性物
質とを含有する。
前記無機顔料としては、二酸化チタン、カーボンフラッ
フ、酸化亜鉛、プルシアンフルー、硫化カドミウム、酸
化鉄ならびに鉛、亜鉛、バリウムおよびカルシウムのク
ロム酸塩などが挙げられる。
前記有機顔料としては、アゾ系、チオインジゴ系、アン
トラキノン系、アントアンスロン系、トリフエンジオキ
サジン系の顔料、ハツト染料顔料、フタロシアニン顔料
、たとえば銅フタロシアニンおよびその誘導体ならびに
キナクリドン顔料などか挙げられる。
前記染料としては、酸性染料、直接染料、分散染料、油
溶性染料、含金属油溶性染料などか挙げられる。
熱軟化性色材層における前記色材の含有率は、通常、5
〜40重量%の範囲内であり、好ましくは10〜30重
量%の範囲内である。
前記熱溶融性物質の具体例としては、カルナバロウ、木
ロウ、オウリキュリーロウおよびニスパルロウ等の植物
ロウ:蜜ロウ、昆虫ロウ、セラックロウおよび鯨ロウ等
の動物ロウ:パラフィンワックス、マイクロクリスタル
ワックス、ポリエチレンワックス、ニスデルワックスお
よび酸化ワックス等の石油ロウ;ならびに、モンタンロ
ウ、オソケライトおよびセレシン等の鉱物ロウ等のワッ
クス類を挙げることかでき、さらにこれらのワックス類
などの他に、パルミチン酸、ステアリン酸、マルガリン
酸およびベヘン酸等の高級脂肪酸:パルミチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、マル
ガニルアルコール、ミリシルアルコールおよびエイコサ
ノール等の高級アルコール、バルミチン酸セチル、パル
ミヂン耐ミリシル、ステアリン酸セチルおよびステアリ
ン酩ミリシル等の高級脂肪酸エステル:アセトアミド、
プロピオン酸アミド、パルミチン酸アミド、ステアリル
アミンおよびアミドワックス等のアミド類、ならびにス
テアリルアミン、ベヘニルアミンおよびバルミチルアミ
ン等の高級アミン類などが挙げられる。
これらは1種単独て用いても良いし、2種以上を組合わ
せて用いても良い。
これらの中ても、好ましいのは柳本MJP−2型を用い
て測定した融点が50〜100°Cの範囲内にあるワッ
クスである。
熱軟化性色材層における前記熱溶融性物質の含有率は、
熱軟化性色材層組成物の合計量に対して、通常、5〜4
0重量%の範囲内てあり、好ましくは10〜30重量%
の範囲内である。
熱軟化性色材層は、前記熱溶融性物質および前記色材と
ともに熱可塑性樹脂を含有していても良い。
前記熱可塑性樹脂としては、エチレン系共重合体、ポリ
アミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹
脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニ
ル系樹脂、セルロース系樹脂、ロジン系樹脂、アイオノ
マー樹脂および石油系樹脂等の樹脂類:天然ゴム、スチ
レンブタジェンゴム、イソプレンゴム、クロロブレンゴ
ムおよびジエン系コポリマーなどのエラストマー類:エ
ステルガム、ロジンマレイン酸樹脂、ロジンフェノール
樹脂および水添ロジン等のロジン誘導体:ならびにフェ
ノール樹脂、テルペン樹脂、シクロペンタジェン樹脂お
よび芳香族系炭化水素樹脂等の軟化点50〜+50°C
の高分子化合物などを挙げることかてきる。
前記各種の熱可塑性樹脂の中でも、好ましいのはアクリ
ル系樹脂、ジエン系コポリマーおよびエチレン系共重合
体である。これらを用いることにより、特に高速印字品
質か良好な感熱転写記録媒体を得ることかてきるからで
ある。
好ましい熱可塑性樹脂について以下に説明する。
前記アクリル系樹脂としては、たとえば、(メタ)アク
リル酸等の一塩基性カルボン酸あるいはそのエステルと
、これらと共重合し得る少なくとも一種の化合物とを重
合させることにより得られるアクリル系樹脂を挙げるこ
とかできる。
前記カルボン酸あるいはそのエステルの例としては、(
メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸メチルエステル
、(メタ)アクリル酸エチルエステル、(メタ)アクリ
ル酸イソプロピルエステル、(メタ)アクリル酸メチル
エステル、(メタ)アクリル酸イソツチルエステル、(
メタ)アクリル酸アミルエステル、(メタ)アクリル酸
ヘキシルエステル、(メタ)アクリル酸オクチルエステ
ル、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシルエステル
、(メタ)アクリル酸デシルエステル、(メタ)アクリ
ル酸ドデシルエステル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシ
メチルエステルおよび(メタ)アクリル酸ヒドロキシエ
チルエステルなどが挙げられる。
また、前記の共重合し得る化合物の例としては、酢酸ビ
ニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、無水マレイン酸、
無水フマル酸、スチレン、2メチルスチレン、クロルス
チレン、アクリロニトリル、ビニルトルエン、N−メチ
ロール(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(
メタ)アクリルアミド、ビニルピリジンおよびN−ビニ
ルピロリドンなどか挙げられる。
前記ジエン系コポリマーとしては、たとえば、ブタジェ
ン−スチレン共重合物、フタシエンースチレンービニル
ピリシン共重合物、フタジエンアクリロニトリル共重合
物、クロロブレン−スチレン共重合物およびクロロプレ
ン−アクリロニトリル共重合物などか挙げられる。
前記エチレン系共重合体としては、たとえば、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共
重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチ
レン−アクリル酸イソフチル共重合体、エチレン−アク
リル酸共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体
、エチレン塩化ビニル共重合体およびエチレン−アクリ
ル酸金属塩共重合体などが挙げられる。
これらは1種単独て使用しても良いし、2種以上を組合
わせて使用しても良い。
熱軟化性色材層における前記熱可塑性樹脂の含有率は、
通常、1〜40重量%の範囲内てあり、好ましくは3〜
20重量%の範囲内てあり、さらに好ましくは5〜15
重量%の範囲内である。
熱軟化性色材層は、前記の成分の外に、剥離性を調節す
るために、たとえばポリオキシエチレン鎖含有化合物な
どの界面活性剤を含むものてあっても良い。
さらに、無機あるいは有機微粒子(金属粉、シリカゲル
など)あるいは、オイル類(アマニ油、鉱油など)を添
加することもてきる。
熱軟化性色材層は、ホットメルト塗布法、水性塗工法、
有機溶媒を用いた塗工法などを採用して塗設することか
てきる。
このような塗工法により支持体上に塗設される熱軟化性
色材層の層厚は、通常、0.3〜8.0pmの範囲内て
あり、好ましくは0.5〜5.0gmの範囲内である。
このようにして形成される熱軟化性色材層の上には、た
とえば中間層を介して、あるいは直接に次に詳述するオ
ーバーコート層が積層される。
オーバーコート層− この発明において重要な点の一つは、前記熱軟化性色材
層の上に直接に、あるいは、たとえば中間層などの他の
層を介して、少なくとも固体シリコン変性樹脂を含有す
るオーバーコート層を設けることにある。
この発明におけるオーバーコート層は、感熱転写記録媒
体の保存性を高めるとともに、なおかつ尾引きの発生を
防止して、シャープネスの良好な印字画像を形成する作
用乃至機能を有する。
オーバーコート層の前記の作用乃至機能は、主に、オー
バーコート層が含有する前記固体シリコン変性樹脂によ
りもたらされる。
前記固体シリコン変性樹脂としては、たとえばシリコン
変性アクリル樹脂、シリコン変性ウレタン樹脂、シリコ
ン変性ウレア樹脂、シリコン変性エポキシ樹脂などのシ
リコン変性樹脂等を挙げることかてきる。
これらのシリコン変性樹脂は、たとえばアクリル樹脂、
ウレタン樹脂、ウレア樹脂、エポキシ樹脂等をポリシロ
キサンにより変性したものである。また、前記変性によ
り得られた前記シリコン変性樹脂は、グラフト共重合体
、ランダム共重合体、ブロック共重合体等であっても特
に制限するものではない。
前記シリコン変性アクリル樹脂としては、たとえば次式
(1): [たたし、式(1)中、R1およびR2は炭素数かl〜
lOの範囲内である一価の脂肪族炭化水素基、フェニル
基および一価のハロゲン化炭化水素基のいずれかであり
、kは1以上の整数である。
またR1およびR2は互いに同してあっても相違してい
ても良い。] て表わされるオルガノポリシロキサンと、次式(I); [たたし、式(I)中、R3は水素原子またはメチル基
であり、R4はメチル基、エチル基およびフェニル基の
いずれかてあり、Xは塩素原子、メトキシ基およびエト
キシ基のいずれかである。]て表わされるアクリル化合
物との縮合反応生成物、 あるいは前記式(1)て表わされるオルガノポリシロキ
サンと、次式(II) C1+2= C−C−0−(CH2) 、−8iOR’ [たたし、式(II)中、R3、 記と回し意味である。] て表わされるアクリル化合物 および/または次式(■): (II ) およびXは前 または次式(3): [たたし、式(II[)中、Xは前記と同し意味である
。] て表わされるアクリル化合物との縮合反応生成物などが
挙げられる。
前記シリコン変性ウレタン樹脂としては、たとえば、次
式(2) (たたし、式(2)および式(3)において、m、n、
rl+およびR2は0以上の整数てあり、mおよびnま
たはm、n+およびR2は同時に0であることはない。
またR5は、 および、 のいずれかである。なお、 文は1以上の整数を示 す。)て表わされる樹脂、および次式(4)%式% [たたし、前記式(4)中、R6は脂肪族、芳香族およ
び脂肪芳香族のいずれかの2価の基てあり、好ましくは
炭素数1〜6のアルキル基または炭素数6〜10の芳香
族基である。また、R7は炭素数1〜6のアルキル基て
あり、好ましくはメチル基である。さらに、R3は平均
分子量か約3.000〜10,000になる値てあり、
好ましくは平均分子量が約4,000〜30,000に
なる値である。]て表わされるポリウレタンポリオール
と有機ポリイソシアネートとを付加重合させて得られる
樹脂などか挙げられる。
前記シリコン変性ウレア樹脂としては、たとえば、次式
(5)て表わされるポリシロキサンi<リアジンと有機
ポリイソシアネートとを付加重合させて得られる樹脂な
どが挙げられる。
[たたし、式(5)中、R6,R7およびn3は、前記
式(4)におけるそれらと同し意味である。]前記シリ
コン変性エポキシ樹脂としてるよ、たとえば次式(A) [たたし、式(A)中、)jQは脂肪族基である。] て表わされるエポキシ樹脂を、メトキシ化したシリコン
中間体て変性して得られる樹脂などが挙げられる。
これらのなかても好ましいのは、シリコン変性アクリル
樹脂、シリコン変性ウレタン樹脂である。
前記各種のシリコン変性樹脂において、シリコン部分の
含有率は、通常、1〜90重量%の範囲内てあり、好ま
しくは5〜50重量%の範囲内である。
オーバーコート層における前記固体シリコン変性樹脂の
含有率は、この層の形成成分の合計重量に対して、通常
、0.5〜50重量%の範囲内てあり、好ましくは1〜
50重量%の範囲内である。
これらのシリコン樹脂の固体成分は1種単独て用いても
良いし、2種以上を組合わせて用いても良い。
オーバーコート層は前記固体シリコン変性樹脂のほかに
、たとえば熱溶融物質、熱可塑性物質などの他の成分を
含有していてもよい。
これらは、いずれも前述の軟化性色材層におけるものと
同様のものを用いることかできる。
さらに、オーバーコート層は、本発明の目的を阻害しな
い限り、色材を含有していても良い。
オーバーコート層は、前記熱軟化性色材層の塗設に採用
することのてきる塗工法と同様の塗工法を採用して前記
熱軟化性色材層の上に、直接にあるいは他の中間層を介
して塗設することかてきる。
このようにして塗設されるオーバーコート層の層厚は、
通常、通常、0.3〜3.5 p、mの範囲内てあり、
好ましくは0.5〜2.5JJ−mの範囲内である。
その他 この発明の感熱転写記録媒体においては、本発明の目的
を阻害しない限り、前記支持体と熱軟化性色材層との間
に従来より公知の剥離層やアンカー層を設けても良いし
、前記熱軟化性色材層とオーバーコート層との間に中間
層を設けても良い。
こうして各層を塗設した後、所望により乾燥工程、表面
平滑化処理工程などを経て所望の形状に裁断することに
より、この発明の感熱転写記録媒体になる。
このようにして得られた感熱転写記録媒体は、保存性か
極めて良好であるとともに被転写媒体に対して高品位の
印字画像を形成することがてきる。
また、この感熱転写記録媒体は、テープ状あるいはシー
ト状の形態に加工して使用することかてきる。
この感熱転写記録媒体を用いる感熱転写方法は、通常の
感熱転写記録方法と異なるものてはないか、熱源として
最も典型的な熱ヘツドを使用する場合を例にして説明す
る。
まず、感熱転写記録媒体の熱軟化性層と被転写媒体、た
とえば転写紙とを密着させ、必要に応してさらに転写紙
の背面からプラテンによって熱パルスを与えつつ、熱ヘ
ットによって熱パルスを与え、所望の印字ないし転写パ
ターンに対応する熱軟化性層を局部的に加熱する。
熱軟化性層の被加熱部は、その温度が」=昇し、速やか
に軟化して被転写媒体」―に転写される。
このとき、熱軟化性色材層が少なくとも熱溶融性物質を
含有するのて高速て印字を行なった場合にも速やかに支
持体から剥離するとともに、オハーコー1〜層が少なく
とも前記固体シリコン変性樹脂を含有するのて、被転写
媒体に対して、地汚れ、尾引きの発生を伴うことかなく
、高品位の印字画像を形成することかできる。
[実施例] 次に、この発明の実施例および比較例を示し、この発明
について、さらに具体的に説明する。
(実施例1) 厚み:1.5 p、mのポリエチレンテレフタレートフ
ィルム上に下記の熱軟化性色材層組成物を乾燥膜厚か2
.0 pLmになるように塗布して、熱軟化性色材層を
形成した。
なお、塗布はワイヤーバーを用いたホットメルト法を採
用して行なった。
熱−化一色 用 エステルワックス・・・・・・・・・・67重量%エチ
レン エチルアクリレート共重合体・・・・・133重量%カ
ーボンフラッフ・・・・・・・・・20重量%次いて、
以下に記載するオーハーニ−1〜層用組成物を前記の熱
軟化性色材層上に乾燥膜厚が1.5pLmになるように
塗布し、オーバーコート層を形成してこの発明の感熱転
写記録媒体を製造した。
なお、オーバーコート履用組成物の塗布は、オーバーコ
ート履用組成物をメチルエチルケトンに溶解または分散
し、ワイヤーバーを用いて行った。
オーバーコート シリコン変性ウレタン樹脂 [大日精化■製rSP−2150,]・・・・・330
重量%エチレン−酢酸ビニル共重合体・・・70重量%
なお、得られた感熱転写記録媒体の保存性および転写印
字品質の評価は1次のようにして行った。
匪主五I 感熱転写記録媒体を市販のプリンター(24ドツトシリ
アルヘツト、印加エネルギー;30iJハツト)に装着
し、プリンターのプラテン圧を700gハツト、印字速
度を5f](:PSに設定してスピヵボント紙(ベック
平滑度10秒)にアルファベットの転写(印字)を行な
った。
その印字を目視により観察し印字品質の評価を行った。
結果を第1表に示す。
なお、第1表において記号の意味は次の通りである。
用jシ■貝 ◎・・・・・・・・尾引き、地汚れかなく、またエッチ
シャープネスか優れる。
O・・・・・・・・尾引き、地汚れがない。
△・・・・・・・・やや地汚れかある。
×・・・・・・・・地汚れか多い。
保lL性 感熱転写記録媒体を巾811II、長さ200mのスク
ロール状jEに加工して、その感熱転写記録媒体を60
°Cの雰囲気下て3日間保存した。
その感熱転写記録媒体について、巻き出しトルクを測定
し、保存性を評価した。
結果を第1表に示す。
(実施例2) 前記実施例1において、前記実施例1で用いたオーバー
コート履用組成物に代えて、以下に示したオーバーコー
ト履用組成物を用いたほかは、前記実施例1と同様にし
て実施した。
結果を第1表に示す。
(本質、以下余白) オーバーコート  組 シリコン変性アクリル樹脂 [東亜合成化学■製rXS−:120. ] ・・・・
55重量%エチレン−酢酸ビニル共重合体・・・55重
量%パラフィンワックス・・・・・・・・・40重量%
(比較例1) 前記実施例1において、前記実施例1て用いたオーバー
コート履用組成物に代えて、以下に示したオーバーコー
ト履用組成物を用いたほかは、前記実施例1と同様に感
熱転写記録媒体を製造し、得られた感熱転写記録媒体に
つき、前記実施例1と同様に評価を行なった。
結果を第1表に示す。
(比較例2) 前記実施例1において、熱軟化性色材層−ににオーバー
コート層を設けなかったほかは、前記実施例1と同様に
感熱転写記録媒体を製造し、得られた感熱転記録媒体に
つき、前記実施例1と同様にして評価を行なった。
結果を第1表に示す。
(本質、以下余白) オーバーコート エチレン−酢酸ビニル共重合体・・・・60重量%パラ
フィンワックス・・・・・・・・・40重量%第 ■ 表 (評価) 第1表から明らかなように、この発明の感熱転写記録媒
体は、悪環境に暴露された後ても、被転写媒体に対して
、尾引きおよび地汚れの発生かなくて印字シャープネス
に優れた高品位の印字画像を形成することかてきること
を確認した。
[発明の効果] この発明によると、支持体上に少なくとも、熱軟化性色
材層とオーバーコート層とを有しており、前記オーバー
コート層が、少なくとも固体シリコン変性樹脂を含有す
るのて、保存性に優れ、尾引きの発生を防止することか
てき、被転写媒体に対してシャープネスに優れた高品位
の印字画像を形成することができる等の利点を有する感
熱転写記録媒体を提供することがてきる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に、少なくとも一層の熱軟化性色材層を
    介してオーバーコート層を設けてなる感熱転写記録媒体
    において、前記オーバーコート層が少なくとも固体シリ
    コン変性樹脂を含有することを特徴とする感熱転写記録
    媒体。
JP63149200A 1988-06-15 1988-06-15 感熱転写記録媒体 Pending JPH023392A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63149200A JPH023392A (ja) 1988-06-15 1988-06-15 感熱転写記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63149200A JPH023392A (ja) 1988-06-15 1988-06-15 感熱転写記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH023392A true JPH023392A (ja) 1990-01-08

Family

ID=15470013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63149200A Pending JPH023392A (ja) 1988-06-15 1988-06-15 感熱転写記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH023392A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5266382A (en) * 1991-02-14 1993-11-30 Fujicopian Co., Ltd. Thermal transfer recording medium
JP2009190013A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Ntt Facilities Inc 作業用袋体及び密閉用作業装置
US11426712B2 (en) * 2017-05-09 2022-08-30 Synfuels China Technology Co., Ltd. Fischer-Tropsch synthesis catalyst containing nitride support, preparation method therefor and use thereof

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5266382A (en) * 1991-02-14 1993-11-30 Fujicopian Co., Ltd. Thermal transfer recording medium
JP2009190013A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Ntt Facilities Inc 作業用袋体及び密閉用作業装置
US11426712B2 (en) * 2017-05-09 2022-08-30 Synfuels China Technology Co., Ltd. Fischer-Tropsch synthesis catalyst containing nitride support, preparation method therefor and use thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5084330A (en) Thermal transfer recording medium
JPH023392A (ja) 感熱転写記録媒体
JPH0199879A (ja) 感熱転写記録媒体
JP2776903B2 (ja) 感熱転写記録媒体
JP3835956B2 (ja) 熱転写記録媒体の製造方法及びそれに基づく熱転写記録媒体
JP2606849B2 (ja) 感熱転写記録媒体
JP2926766B2 (ja) 感熱転写記録媒体
JP2587485B2 (ja) 感熱転写記録媒体
JPH02229086A (ja) 感熱転写記録媒体
JPH04156386A (ja) 感熱転写記録媒体
JPH023391A (ja) 感熱転写記録媒体
GB2273992A (en) Thermal transfer sheet
JPS63193887A (ja) 感熱転写記録媒体の製造法
JP2813349B2 (ja) 感熱転写記録媒体
JPH11321116A (ja) 熱転写記録媒体
JPH01171886A (ja) 感熱転写記録媒体
JP6720577B2 (ja) 感熱転写記録媒体
JP2587466B2 (ja) 感熱転写記録材料
JP2619420B2 (ja) 感熱転写記録媒体およびその製法
JPS63183882A (ja) 感熱転写記録媒体
JPS6354283A (ja) 熱溶融転写記録用被転写シ−ト
JPH0767833B2 (ja) 感熱転写記録媒体
JP2989836B2 (ja) 感熱転写記録媒体
JPH03163167A (ja) 染料及び該染料を含む熱転写シート
JPH01190491A (ja) 感熱転写記録媒体