JPH0233827Y2 - - Google Patents

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JPH0233827Y2
JPH0233827Y2 JP18237583U JP18237583U JPH0233827Y2 JP H0233827 Y2 JPH0233827 Y2 JP H0233827Y2 JP 18237583 U JP18237583 U JP 18237583U JP 18237583 U JP18237583 U JP 18237583U JP H0233827 Y2 JPH0233827 Y2 JP H0233827Y2
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JP
Japan
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water
tank
air
nozzle
cylinder
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JP18237583U
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JPS6088995U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水の噴射により水面を高速度で走行する
ことができる水上滑走玩具に関するものである。
本案は水の後方に向けて空中噴射させることに
よつて推進力が得られ、かつ高速走行するように
構成したもので、しかも水噴射の原動力としてモ
ータなどを用いることなくポンプ操作による圧縮
空気を用いた水上滑走玩具を提供することを目的
としている。
上記目的を達成するため本考案は下記の特徴を
具備したものである。すなわち、本考案の特徴は
内部の気圧の状態にあるタンク内にポンプ操作に
より水を圧入できるようにした該タンクを船体に
設置するとともに、後方に向け、かつ、空中に水
を噴出するようにしたノズルと、前記タンク内と
を操作つまみにより開閉操作される弁を中間に介
在させて連通し、タンク内の水を前記ノズルから
後方に向け空中噴射させて推進するように構成し
たことにある。
以下、本考案に係る水上滑走玩具の実施例を図
面により詳細に説明する。
第1図に示した水上滑走玩具は上部船体枠1と
下部船体枠2を結合して高速型船艇を型取つた船
体を構成したものである。下部船体枠2の後部に
は、ポンプ3を構成する部材としてのシリンダ4
を設け、シリンダ4の前方には球形状のタンク5
が収納されている。そしてシリンダ4とタンク5
とは、その中間に配設した配管機構6により連結
されている。また、7は船体後方に配置されたポ
ンプ3のハンドルで、該ハンドル7から突出した
ロツド8がシリンダ4の内部に突入されていて、
先端にピストンヘツド9が止着され、ハンドル7
の操作によつてシリンダ4内のポンプ室10に水
40を吸入し、タンク5内に向けて水40を押出
すようになつている。
つぎに、上記配管機構6の関連構成を説明する
と、シリンダ4の先端に連結したパイプ11は、
さらに、起立管12及び垂直管13と連通してお
り、垂直管13は船底に設けた吸水孔14と連通
させている。また、垂直管13の上端には逆止弁
15を介在させ、逆止弁15が開弁すると船外の
水40をシリンダ4のポンプ室10内に吸入し、
ハンドル7を前方に押したときには、逆止弁15
が閉鎖してシリンダ4内の水が起立管12に送入
されるように構成している。
すなわち、起立管12の上端には2個の連通路
16,17を有する管部材18を連結している。
そして、一方の連通路16には、先端をタンク5
内の底部に向けて折曲げて挿入した送水管19の
基端を連結してある。また、他方の連通路17は
上方に立上つており、これにT字管20の通路2
1が連通している。
上記T字管20は後方に向けて2個の噴射ノズ
ル22,22を有していると共に、該T字管20
の一端を開放されていて、ここから筒軸弁23を
回動自在に挿入してある。筒軸弁23には、直角
方向に位置する噴射ノズル22と通路21に連通
する通孔24と通孔25,25が所定の配置角度
を隔てて設けてある。この筒軸弁23の端部には
第1図で示すように操作つまみ26が設けてあ
る。
また、上記起立管12の上部には逆止弁27を
設けてあり、タンク5内に圧入した水40がポン
プ室10に逆流しないように設けてある。タンク
5内は通常は大気圧と釣合つており、ポンプ操作
により水40が圧入されると内部空気30が圧縮
される。このときタンク5内の空気圧はおよそ3
気圧程度まで高めることができる。
つぎに遊び方を説明すると、まず操作つまみ2
6を倒して噴射ノズル22,22を閉じ、船底の
吸水孔14を水中に沈め、ハンドル7を把持して
ピストン9を数回往復動作し、ポンプ室10で水
の吸入吐出をおこなつてタンク5に水40を送込
みタンク5内に大気圧の状態で存在する空気30
を3気圧程度になるまで圧縮する。これで発進準
備完了となるので船体を水面に浮べ、ついで操作
つまみ26を上方に引起す。すると、筒軸弁23
の通孔24がT字管20の通路21と合致すると
同時に、筒軸弁23の通孔25,25がT字管2
0の噴射ノズル22,22とそれぞれ合致するの
でT字管20がタンク5と連通し、該タンク5は
大気中の開放されることとなり、タンク5内の水
40が圧縮された空気圧によつて噴射ノズル2
2,22から後方に勢いよく噴出する。従つて船
体は水を噴射ノズル22から高速度で排出し、そ
の反作用によつて前方に向けて推進させる力を生
じさせることができる。
なお、前記の如く後部のハンドル7は、船体の
操舵機能を兼用するもので、シリンダ4のピスト
ンヘツド9を摺動自在に移動操作できるが、船体
が水面を滑走するときにはロツド8を軸線として
回転させることも可能で、これにより船体の向き
を変える舵機能を果すことができるものである。
また、実施例ではポンプ3を船体に常設する例を
説明したが、これに限らず弁機構を有する給気口
をタンクに設け、別部材としてのポンプを給水時
にのみ給気口に着脱自在に装着させてタンク内に
水を圧入させる構成としてもよい。
以上説明したように、本考案の水上滑走玩具に
よれば、船体に設置したタンク内に圧入する水量
に比例してタンク内の空気圧を上昇させ、この圧
縮した空気圧を瞬時に解放することによつて水を
後方に向け空中噴射させ推進力が得られるもので
あり、従来の船艇玩具と比べ駆動機構、駆動原理
を全く異にし、空気圧を駆動源として水の噴出力
で水面を滑走する玩具として子供の興味を惹くも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る水上滑走玩具の実施例を
示す上部船体枠を外した状態の斜視図、第2図は
側断面図である。 3……ポンプ、5……タンク、22……噴射ノ
ズル、23……筒軸弁、26……操作つまみ、4
0……タンク内の水。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプ操作により水を圧入できるようにしたタ
    ンクを船体に設置するとともに、該タンクと後方
    に向けかつ、空中に水を噴出するようにしたノズ
    ルを連通路で連通し、前記ノズルと連通路の開閉
    は操作つまみを操作することにより同時に行ない
    得るようにし、タンク内の水を前記ノズルから後
    方に向け空中噴射させて推進するようにした水上
    滑走玩具。
JP18237583U 1983-11-25 1983-11-25 水上滑走玩具 Granted JPS6088995U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18237583U JPS6088995U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 水上滑走玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18237583U JPS6088995U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 水上滑走玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6088995U JPS6088995U (ja) 1985-06-18
JPH0233827Y2 true JPH0233827Y2 (ja) 1990-09-11

Family

ID=30394976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18237583U Granted JPS6088995U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 水上滑走玩具

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JPS6088995U (ja) 1985-06-18

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