JPS6039353Y2 - 水上遊動具 - Google Patents
水上遊動具Info
- Publication number
- JPS6039353Y2 JPS6039353Y2 JP1739581U JP1739581U JPS6039353Y2 JP S6039353 Y2 JPS6039353 Y2 JP S6039353Y2 JP 1739581 U JP1739581 U JP 1739581U JP 1739581 U JP1739581 U JP 1739581U JP S6039353 Y2 JPS6039353 Y2 JP S6039353Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air bellows
- cylinder
- water
- floating body
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、水上に浮上する浮体に搭乗した人が自らの
力で浮体を自由に推進遊動できるようにしたレジャー用
の水上遊動具の改良に関する。
力で浮体を自由に推進遊動できるようにしたレジャー用
の水上遊動具の改良に関する。
従来この種の水上遊動具は、例えば実開昭53−984
98号公報に示す如く、浮舟体の中央部に、支点軸を中
心に揺動可能な踏み板とジャバラ状の可撓性膜とからポ
ンプ噴射室を構成するとともに、該噴射室に吸入および
吐出口を設け、踏み板の揺動操作により噴射室内へ水を
吸入吐出させることにより、浮舟体に推進力を与えるも
のが提案されている。
98号公報に示す如く、浮舟体の中央部に、支点軸を中
心に揺動可能な踏み板とジャバラ状の可撓性膜とからポ
ンプ噴射室を構成するとともに、該噴射室に吸入および
吐出口を設け、踏み板の揺動操作により噴射室内へ水を
吸入吐出させることにより、浮舟体に推進力を与えるも
のが提案されている。
しかしながら上記水上遊動具にあっては、踏み板の揺動
でポンプ室の容積を変更することにより、噴射室内の水
を直接吐出通路から噴出させて推進力を得んとするもの
であるから、 (a) 流速を上げるには、踏み板の踏み動作を速く
するか、吐出通路を細くする必要があるが、人力を使用
する場合にはどちらも限界がある。
でポンプ室の容積を変更することにより、噴射室内の水
を直接吐出通路から噴出させて推進力を得んとするもの
であるから、 (a) 流速を上げるには、踏み板の踏み動作を速く
するか、吐出通路を細くする必要があるが、人力を使用
する場合にはどちらも限界がある。
(b) 踏み板をポンプ噴射室の構成の一部としてい
るため、設置位置は足の踏み部分に限定される。
るため、設置位置は足の踏み部分に限定される。
かかる踏み位置が浮体の中央にない場合は、吐出通路を
延長せねばならず、エネルギーロススが大きくなる等の
問題があった。
延長せねばならず、エネルギーロススが大きくなる等の
問題があった。
本考案は上記問題に鑑みてなされたものであって、踏み
力を上昇させることなく比較的大きな噴出流速を得るこ
とができ、操作ニネルギーのロスが少なく、しかも操作
部と噴流機構の配置が限定されることがない水上遊動具
を提供することを目的とする。
力を上昇させることなく比較的大きな噴出流速を得るこ
とができ、操作ニネルギーのロスが少なく、しかも操作
部と噴流機構の配置が限定されることがない水上遊動具
を提供することを目的とする。
本考案は第4図に示す如く、操作機構9とピストン8の
駆動用に、空気ベローズ19・18を用いたことを特徴
とする。
駆動用に、空気ベローズ19・18を用いたことを特徴
とする。
すなわち、浮体1の下面側の任意位置にシリンダ3を配
設し、該シリンダ3内に空気ベローズ18を内装する。
設し、該シリンダ3内に空気ベローズ18を内装する。
該空気ベローズ18はシリンダ3の長さより短く、又そ
の一端をシリンダ3に対して固定するとともに、他端に
ピストン8が配備されている。
の一端をシリンダ3に対して固定するとともに、他端に
ピストン8が配備されている。
更に浮体1の上側面には、人力操作用の空気ベローズ1
9が配設され、空気ベローズ19・18間をパイプ21
で気密に連結している。
9が配設され、空気ベローズ19・18間をパイプ21
で気密に連結している。
人力操作用空気ベローズ19を圧縮すると、第1図の如
く、空気ベローズ19内の空気25はシリンダ3内の空
気ベローズ18内に向けて送り込まれる。
く、空気ベローズ19内の空気25はシリンダ3内の空
気ベローズ18内に向けて送り込まれる。
このとき、シリンダ3内の水を噴水ノズル5から噴出さ
せるのに要する力は比較的大きく、従ってピストン8は
すぐには移行せず、空気ベローズ18内の空気は圧縮さ
れてその圧力を増す。
せるのに要する力は比較的大きく、従ってピストン8は
すぐには移行せず、空気ベローズ18内の空気は圧縮さ
れてその圧力を増す。
圧力がシリンダ3から水を噴出させるのに必要とする力
を超えると、第2図の如く空気ベローズ18は一挙に伸
長し、噴水ノズル5からは高速の水が噴出され、かかる
噴出を終えると空気ベローズ18はその縮み力でもとの
長さに戻るが、このとき空気ベローズ18内の空気26
は人力操作用空気ベローズ19方向にもどされ、該空気
ベローズ19の戻しを助ける。
を超えると、第2図の如く空気ベローズ18は一挙に伸
長し、噴水ノズル5からは高速の水が噴出され、かかる
噴出を終えると空気ベローズ18はその縮み力でもとの
長さに戻るが、このとき空気ベローズ18内の空気26
は人力操作用空気ベローズ19方向にもどされ、該空気
ベローズ19の戻しを助ける。
以下本考案を、サーフボードに実施した一例に基づいて
具体的に説明する。
具体的に説明する。
第3図および第4図に示すごとく、サーフボード状に形
成した中空の浮体1の後端下部中央に、ピストン8を内
装したシリンダ3を配設する一方、浮体1の上面略中央
右寄りには、ピストン8を往復駆動するための操作機構
9を備えている。
成した中空の浮体1の後端下部中央に、ピストン8を内
装したシリンダ3を配設する一方、浮体1の上面略中央
右寄りには、ピストン8を往復駆動するための操作機構
9を備えている。
又、浮体1の後端底面には、直進板22が突設されてい
る。
る。
シリンダ3は中空筒状であって、その後端側に排水のみ
を許す逆止弁4を有する細径の噴水ノズル5を設けると
ともに、側壁下面には、吸水のみを許す逆止弁6を有す
る吸水ロアを設けている。
を許す逆止弁4を有する細径の噴水ノズル5を設けると
ともに、側壁下面には、吸水のみを許す逆止弁6を有す
る吸水ロアを設けている。
本考案は、シリンダ3に内装したピストン8の駆動機構
にその特徴を有する。
にその特徴を有する。
すなわちシリンダ3の内部に、シリンダ3の内径と略等
しい空気ベローズ18を配設するとともに、該空気ベロ
ーズ18の一端をシリンダ3の前端に固定することによ
り、空気ベローズ18の自由端をピストン8として利用
している。
しい空気ベローズ18を配設するとともに、該空気ベロ
ーズ18の一端をシリンダ3の前端に固定することによ
り、空気ベローズ18の自由端をピストン8として利用
している。
更に浮体1の上部に設けた操作機構9を前記シリンダ3
内の空気ベローズ18より大径の空気ベローズ19で構
成し、両ベローズ18・19間を、浮体1の底部間12
Gに係入装着したパイプ21で気密に連通している。
内の空気ベローズ18より大径の空気ベローズ19で構
成し、両ベローズ18・19間を、浮体1の底部間12
Gに係入装着したパイプ21で気密に連通している。
上記構成により、搭乗者は第3図の如く浮体1の中央部
に立ち、片足でベローズ19を繰り返し踏み込むことに
より、ノズル5から水を間欠的に噴出して前方に推進す
るが、このとき重心バランス調整で浮体1の姿勢を調整
すれば、推進方向の変更も可能となる。
に立ち、片足でベローズ19を繰り返し踏み込むことに
より、ノズル5から水を間欠的に噴出して前方に推進す
るが、このとき重心バランス調整で浮体1の姿勢を調整
すれば、推進方向の変更も可能となる。
又、立ち姿勢による運転が難しい初心者は、浮体1にし
ゃがみ込むか跨って手でベローズ19を操作して推進さ
せることもできる。
ゃがみ込むか跨って手でベローズ19を操作して推進さ
せることもできる。
ベローズ19を操作せずに、単に従来のサーフボードと
同様に使用できることは勿論である。
同様に使用できることは勿論である。
本考案は上記の如く、操作機構9およびピストン8の駆
動機構を空気ベローズ19・18で構成したので、 (al 操作機構19に加えられた押圧力が駆動用空
気ベローズ18内の空気の圧縮力に変換され、該圧縮力
が一定値を超えると一挙にピストン8の駆動力として放
出され、小さな踏み込み力で高速の水流が推進力として
得られる。
動機構を空気ベローズ19・18で構成したので、 (al 操作機構19に加えられた押圧力が駆動用空
気ベローズ18内の空気の圧縮力に変換され、該圧縮力
が一定値を超えると一挙にピストン8の駆動力として放
出され、小さな踏み込み力で高速の水流が推進力として
得られる。
(b) 両ベローズ19・18は互いに密閉されてお
り、ピストン8の戻り時に空気ベローズ18側から入力
操作用空気ベローズ19へ向けて空気が戻されるので、
空気ベローズ19の操作が無理なく行え、しかもエアー
クッションの役割りを果たし、操作者の足の被れも軽減
できる。
り、ピストン8の戻り時に空気ベローズ18側から入力
操作用空気ベローズ19へ向けて空気が戻されるので、
空気ベローズ19の操作が無理なく行え、しかもエアー
クッションの役割りを果たし、操作者の足の被れも軽減
できる。
(C) シリンダ3および操作機構9の設定位置を容
易かつ任意に変更できる利点を有する。
易かつ任意に変更できる利点を有する。
第1図および第2図は本考案の動作を示す説明図である
。 第3図および第4図は本考案の実施例を示し、第3図は
全体斜視図、第4図はその縦断面である。 1・・・・・・浮体、3・・・・・シリンダ、4・・・
・・・逆止弁、5・・・・・・噴水ノズル、7・・・・
・・吸水口、8・・・・・ピストン、9・・・・・・操
作機構、18・・・・・・駆動用空気ベローズ、19・
・・・・・人力操作用空気ベローズ。
。 第3図および第4図は本考案の実施例を示し、第3図は
全体斜視図、第4図はその縦断面である。 1・・・・・・浮体、3・・・・・シリンダ、4・・・
・・・逆止弁、5・・・・・・噴水ノズル、7・・・・
・・吸水口、8・・・・・ピストン、9・・・・・・操
作機構、18・・・・・・駆動用空気ベローズ、19・
・・・・・人力操作用空気ベローズ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 人を搭乗して水上に浮上し得る浮体1の後端下部に、逆
止弁4付き噴水ノズル5と逆止弁6付き吸水口を有する
シリンダ3を後方に向けて配設する一方、浮体1の上部
には、シリンダ3に内装した吸排水用ピストン8を搭乗
者の人力で往復駆動するための操作機構9を設けである
水上遊動具において、 吸排水用ピストン8を、シリンダ3内に一端を固定して
備えた駆動用空気ベローズ18の遊動端に配設する一方
、ピストン駆動用の操作機構9を、前記駆動用空気ベロ
ーズ18に対して気密に連通した人力操作用空気ベロー
ズ19で構成してことを特徴とする水上遊動具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1739581U JPS6039353Y2 (ja) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | 水上遊動具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1739581U JPS6039353Y2 (ja) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | 水上遊動具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57130797U JPS57130797U (ja) | 1982-08-14 |
JPS6039353Y2 true JPS6039353Y2 (ja) | 1985-11-25 |
Family
ID=29815359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1739581U Expired JPS6039353Y2 (ja) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | 水上遊動具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6039353Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007030595A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Shonan Gijutsu Center Kk | 身体障害者・高齢者用カヌー |
CN107891961B (zh) * | 2017-10-16 | 2019-04-30 | 杨伯雍 | 一种流体活塞及应用该流体活塞的热力压喷艇用推进系统 |
-
1981
- 1981-02-10 JP JP1739581U patent/JPS6039353Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57130797U (ja) | 1982-08-14 |
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