JPH0233484Y2 - - Google Patents

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JPH0233484Y2
JPH0233484Y2 JP10688284U JP10688284U JPH0233484Y2 JP H0233484 Y2 JPH0233484 Y2 JP H0233484Y2 JP 10688284 U JP10688284 U JP 10688284U JP 10688284 U JP10688284 U JP 10688284U JP H0233484 Y2 JPH0233484 Y2 JP H0233484Y2
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JP
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pulley
belt
threshing device
processing section
counter
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JP10688284U
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JPS6122451U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は脱穀装置と穀粒タンクとの間に伝動装
置を介装したコンバインの伝動装置に関する。
(ロ) 従来技術 従来、乗用型コンバインのレイアウトとして機
台の一側寄りに脱穀装置を搭載し、該脱穀装置の
他側に、機体の前後バランスを考慮して籾処理部
を設け、その前部に操縦席を、また、後部にエン
ジンを配設すると共に籾処理部の前部にカウンタ
ーケースを設け、該カウンターケースの入力プー
リーとエンジンプーリーとにカウンターベルトを
張設し、該カウンターベルトの中間部に圧接する
タイトプーリーを、機台に立設した支柱又は第6
図に示す如く機台と脱穀装置の側壁を連結した支
持部材に軸支することは既に知られている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記機台に立設した支柱にタイトプーリーを軸
支する方式は支柱が片持状であるため、負荷の変
動によりカウンターベルトが脈動すると、タイト
プーリーが揺れて、伝動が不安定になる欠点があ
り、また、機台と脱穀装置の側壁を連結した支持
部材でタイトプーリーを支持する方式はタイトプ
ーリーが振動すると、脱穀装置の側壁が支持部材
を介して振動するので、大きな騒音を発すると共
に甚だしい場合は側壁が破損する等の欠点があつ
た。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は脱穀装置の揚穀筒と機台若くはそれと
一体な部材を支持枠で連結し、前記機台に立設し
た支柱の上部を上記支持枠に固定することにより
機台及び強固な揚穀筒と一体な組枠を構成し、こ
の組枠に、エンジンプーリーから前方のカウンタ
ープーリーに亘る長いカウンターベルトのタイト
プーリーを軸支することによりタイトプーリーが
振動しないように強固に支持すると共に脱穀装置
の側壁の破損を防止したもので、機台の一側に脱
穀装置を搭載し、他側に籾処理部を設け、該籾処
理部の前部にカウンターケースを、また後部にエ
ンジンを設け、前記脱穀装置の側面に沿つてエン
ジンとカウンターケースに亘るベルトからなる伝
動装置を設けたコンバインにおいて、前記脱穀装
置の籾処理部側に立設した揚穀筒と、カウンター
ケース寄りの機台若しくはそれと一体な部材とを
支持部材で連結し、前記機台若くはそれと一体な
部材に立設した支柱の上部を前記支持部材に固定
して組枠を構成し、該組枠に、前記ベルトに圧接
するタイトプーリーを軸支したことを特徴とする
ものである。
(ホ) 作用 籾処理部の後部にあるエンジンにより籾処理部
の前部にあるカウンタープーリーを長いカウンタ
ーベルトで駆動するとき、負荷の変動により前記
カウンターベルトが脈動せんとするが、その中途
部にあるタイトプーリーを支承する支持装置は、
一端が機台に固定され、他端が脱穀装置の揚穀筒
に固定された支持部材と、機台に立設されていて
上部が前記支持部材に固定された支柱とからなる
組枠になつているので、前記タイトプーリーを前
後方向にも上下方向にも強固に支承することがで
き、その振動を著しく抑制することができると共
に脱穀装置の側壁が破損したり、振動により騒音
を発することがない。
(ヘ) 実施例 本考案の一実施例を図面について説明すると、
1は前部の駆動輪2,2によつて駆動される左右
1対のクローラーからなる走行装置であつて、そ
の上部の機台3上の一側に脱穀装置4を搭載し、
前部には刈取装置と穀稈搬送装置とからなる前処
理装置5が昇降可能に装着してあり、機台3の他
側には前方から順に操作盤6と座席7とからなる
操縦部8と、穀粒タンク9a及び籾排出スロワ9
bとからなる籾処理部9と、エンジン10を収納
したエンジンルーム10aとが配設してある。
また、前記穀粒タンク9aの後部には脱穀装置
4の一番受樋の移送終端部から立設した揚穀筒1
1の吐出口が連通してあり、前記エンジン10の
出力プーリー12からの一方のベルト12aを脱
穀入力プーリー13に掛け、他方のカウンターベ
ルト14の前部は籾処理部9の前部に設けたカウ
ンターケース15の入力プーリー16に掛け、該
カウンターケース15の割プーリーと下部に車軸
2aを有するミツシヨンケース17の割プーリー
とには無段変速ベルト17aが張設してある。
そして、前記カウンターベルト14を緊張させ
るタイトプーリー18,19を支承する支持装置
は、支持部材20と支柱21を一体に構成した組
枠22で構成されており、前記支持部材20は前
部を長く前方下方へ折曲し、後部を短く下方へ折
曲して、前部を機台3と一体な取付金23にボル
ト24で螺着し、後部は脱穀装置4の揚穀筒11
と一体な取付金25にボルト26で螺着してあ
り、前記支柱21の下部は前記脱穀装置4側へ向
けて折曲されていてその下端は機台3にボルト2
7で螺着し、上部は前記支持部材20の中途部に
熔接した取付板29にボルト28で螺着してあ
る。
また、前記タイトプーリー18は前記支柱21
の上部から後方へ突出した支持アーム30の後部
に軸支し、他のタイトプーリー19は支柱の上部
から外側方へ突出した軸31に支承し、前記カウ
ンターケース15にテンシヨンプーリー32の支
持腕33を揺動可能に枢支し、該支持腕33はス
プリング34で下方へ引張られているので、前記
テンシヨンプーリー32はカウンターベルト14
に圧接される。
35は前記カウンターベルト14と同様脱穀装
置4と穀粒タンク9aとの間にある支持台3a上
に設けた伝動ケースであつて、前記出力プーリー
12によりベルト36を介して駆動される入力プ
ーリー37と、穀粒タンク9aの底部に設けた穀
粒排出螺旋軸の入力プーリー39aにベルト38
を介して駆動する出力プーリー39とを備えてお
り、前記入力プーリー37に伝動するベルト36
のテンシヨンプーリー40を軸支した支持腕41
と支柱21の上部後面に取付けた受金42との間
には引張りスプリング43を張設し、上記支持腕
41のボスから突出した突片44には操作ワイヤ
ー45の後端を連結し、該操作ワイヤー45のア
ウター止め46は前記支柱21に固定してあり、
該支柱21の中間部から前方へ向けて突出させた
連結板21aは支持部材20の連結板20aにボ
ルト47にて締着されているので組枠22はこの
部位でも一体構成になつている。
前述のコンバインにおいて、カウンタープーリ
ー16は走行装置1又は脱穀装置4に対する負荷
の変動によりカウンターベルト14に引張られて
前後動するので、長いカウンターベルト14は脈
動せんとするが、緩み側はタイトプーリー18,
19及びテンシヨンプーリー32により上下から
圧接規制されているので前記脈動が防止される。
その際、タイトプーリー18及び19は前記支
持部材20と支柱21とを一体になした組枠22
に支持されているので前後、左右及び上下にも極
めて僅かしか振動せず、的確な伝動を行なうこと
ができると共に脱穀装置4に前記組枠22の振動
が波及することがない。
また、穀粒タンク9aへの伝動系のテンシヨン
プーリー40を断続作動させる引張りスプリング
43の受金42及び操作ワイヤー45のアウター
止め46等を前記組枠22を構成するための支柱
21に取付けるので、取付構成が簡単になる。
(ト) 考案の効果 本考案は前述のように構成したので、籾処理部
9の後部から前部に亘る長いベルトの脈動を防止
するタイトプーリー18,19は、前部が機台3
に固定され、後部が揚穀筒11に固定された支持
部材20、及び機台3に立設されていて上部を前
記支持部材20に一体的に連結してなる組枠22
で支承されることとなり、それによりタイトプー
リー18,19は前後方向、左右方向及び上下方
向にも極めて強固に支持され、ベルトの伝動効率
を向上することができると共に安定した状態で伝
動を行なうことができ、しかも、脱穀装置4の側
壁を破損したり、該側壁の振動による騒音が発生
することもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は伝動装置の側面図、第2図は同上平面
図、第3図は組枠の正面図、第4図はコンバイン
の側面図、第5図は伝動系統図、第6図は従来例
の横断面図である。 3……機台、4……脱穀装置、9……籾処理
部、10……エンジン、11……揚穀筒、12…
…エンジンプーリー、14……カウンターベル
ト、18,19……カウンタープーリー、20…
…支持部材、21……支柱、22……組枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機台3の一側に脱穀装置4を搭載し、他側に籾
    処理部9を設け、該籾処理部9の前部にカウンタ
    ーケース15を、また後部にエンジン10を設
    け、前記脱穀装置4の側面に沿つてエンジン10
    とカウンターケース15に亘るベルトからなる伝
    動装置を設けたコンバインにおいて、前記脱穀装
    置4の籾処理部9側に立設した揚穀筒11と、カ
    ウンターケース15寄りの機台3若くはそれと一
    体な部材とを支持部材20で連結し、前記機台3
    若くはそれと一体な部材に立設した支柱21の上
    部を前記支持部材20に固定して組枠22を構成
    し、該組枠22に、前記ベルトに圧接するタイト
    プーリー19を軸支したことを特徴とするコンバ
    インの伝動装置。
JP10688284U 1984-07-14 1984-07-14 コンバインの伝動装置 Granted JPS6122451U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10688284U JPS6122451U (ja) 1984-07-14 1984-07-14 コンバインの伝動装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10688284U JPS6122451U (ja) 1984-07-14 1984-07-14 コンバインの伝動装置

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Publication Number Publication Date
JPS6122451U JPS6122451U (ja) 1986-02-08
JPH0233484Y2 true JPH0233484Y2 (ja) 1990-09-10

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ID=30666157

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JP10688284U Granted JPS6122451U (ja) 1984-07-14 1984-07-14 コンバインの伝動装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06922Y2 (ja) * 1987-12-01 1994-01-12 株式会社クボタ コンバインの伝動構造

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Publication number Publication date
JPS6122451U (ja) 1986-02-08

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