JP2002187440A - 自脱型コンバインの燃料タンク - Google Patents
自脱型コンバインの燃料タンクInfo
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 機体後部にエンジン及びエアクリーナーを
を配置した自脱型コンバインにおいて、コンパクトなコ
ンバインを得ることを目的とするものである。 【解決手段】 機体後部に配置したエンジン22の冷
却ファン近傍にに燃料タンク29を配置したことを特徴
とする自脱型コンバインの燃料タンク22であり、その
タンクは回動自在に配置されている。
を配置した自脱型コンバインにおいて、コンパクトなコ
ンバインを得ることを目的とするものである。 【解決手段】 機体後部に配置したエンジン22の冷
却ファン近傍にに燃料タンク29を配置したことを特徴
とする自脱型コンバインの燃料タンク22であり、その
タンクは回動自在に配置されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインに係
り、より詳しくは、機体後部にエンジンを配置した自脱
型コンバインの燃料タンクの配置に関するものである。
り、より詳しくは、機体後部にエンジンを配置した自脱
型コンバインの燃料タンクの配置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、機体上方位置に配置された運
転席の前部に回転式操向ハンドルを設けたコンバインは
知られている。このようなコンバインにおいては、エン
ジンと燃料タンクは離れた位置に配置され、また、エン
ジンのエアクリーナーの配置スペースにも制限があり、
燃料タンクとは離れた位置に配置されている。
転席の前部に回転式操向ハンドルを設けたコンバインは
知られている。このようなコンバインにおいては、エン
ジンと燃料タンクは離れた位置に配置され、また、エン
ジンのエアクリーナーの配置スペースにも制限があり、
燃料タンクとは離れた位置に配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにエンジンと燃料タンクが離れた位置に配置されてい
ると、そのスペースが大きくなり、機体本体が前後方向
に延長し、かつ、エアクリーナーの配置スペースにも制
限され、機体本体のコンパクト化に不都合が生じる。本
発明は、上記の不都合を解決すべくなされたものであ
り、エンジンと燃料タンクとを近接配置し、かつエアク
リーナーのフィルター交換の容易なに行われるコンパク
トなコンバインを得ることを目的とするものである。
うにエンジンと燃料タンクが離れた位置に配置されてい
ると、そのスペースが大きくなり、機体本体が前後方向
に延長し、かつ、エアクリーナーの配置スペースにも制
限され、機体本体のコンパクト化に不都合が生じる。本
発明は、上記の不都合を解決すべくなされたものであ
り、エンジンと燃料タンクとを近接配置し、かつエアク
リーナーのフィルター交換の容易なに行われるコンパク
トなコンバインを得ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
目的を達成するために、次のような自脱型コンバインの
燃料タンクを提供するものである。すなわち、機体後部
にエンジンを配置した自脱型コンバインにおいて、エン
ジンの冷却ファン近傍に燃料タンクを配置したことを特
徴とする自脱型コンバインである。また、エンジンの冷
却ファン直近にエアークリーナーを配置したことを特徴
とする自脱型コンバインの燃料タンクである。そして、
燃料タンクは回動自在に配置されていることを特徴とす
る自脱型コンバインである。
目的を達成するために、次のような自脱型コンバインの
燃料タンクを提供するものである。すなわち、機体後部
にエンジンを配置した自脱型コンバインにおいて、エン
ジンの冷却ファン近傍に燃料タンクを配置したことを特
徴とする自脱型コンバインである。また、エンジンの冷
却ファン直近にエアークリーナーを配置したことを特徴
とする自脱型コンバインの燃料タンクである。そして、
燃料タンクは回動自在に配置されていることを特徴とす
る自脱型コンバインである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例に基づいて説明する。最初に、コンバイン
の全体的な構成を説明する。図1はコンバインの全体側
面図、図2は同じく全体平面図、図3は同じく正面図で
ある。クローラ式走行装置(1)上に機体を支持してお
り、該クローラ式走行装置(1)はトラックフレーム
(2)に遊転輪や従動輪等を支持し、該トラックフレー
ム(2)に機体フレーム(9)を固定している。機体フ
レーム(9)上に選別部(4)、その上に脱穀部(3)
が配置され、該脱穀部(3)は扱胴(12)やフィード
チェーン(13)より構成され、選別部(4)は揺動選
別装置(25)、唐蓑、流穀板等より構成されている。
前記脱穀部(3)上にグレンタンク(19)が配置され
る。機体前端に刈取部(6)が配置され、横搬送装置
(5)、引起し装置(8)、刈刃(10)、株元搬送装
置(23)、穂先搬送装置(24)等より構成されてい
る。
に示す実施例に基づいて説明する。最初に、コンバイン
の全体的な構成を説明する。図1はコンバインの全体側
面図、図2は同じく全体平面図、図3は同じく正面図で
ある。クローラ式走行装置(1)上に機体を支持してお
り、該クローラ式走行装置(1)はトラックフレーム
(2)に遊転輪や従動輪等を支持し、該トラックフレー
ム(2)に機体フレーム(9)を固定している。機体フ
レーム(9)上に選別部(4)、その上に脱穀部(3)
が配置され、該脱穀部(3)は扱胴(12)やフィード
チェーン(13)より構成され、選別部(4)は揺動選
別装置(25)、唐蓑、流穀板等より構成されている。
前記脱穀部(3)上にグレンタンク(19)が配置され
る。機体前端に刈取部(6)が配置され、横搬送装置
(5)、引起し装置(8)、刈刃(10)、株元搬送装
置(23)、穂先搬送装置(24)等より構成されてい
る。
【0006】前記刈取部(6)の進行方向右側に操縦部
(14)が配置され、該操縦部(14)はステップ(1
5)の後部に座席(16)を配置し、前部に操作コラム
(11)を立設し、該操作コラム(11)上に回転式操
向ハンドル(17)を配置して操向できるようにし、そ
の側部に主変速レバー(18)を配置している。前記脱
穀部(3)上にグレンタンク(19)が配置され、選別
後の穀粒が揚穀筒(20)を経由して投入される。そし
て、機体後部上にエンジン(22)が載置され、ミッシ
ョンケースを介してクローラ式走行装置(1)を駆動で
きるようにしている。該エンジン(22)の側部には排
藁処理装置(21)が配置されている。(27)は主変
速コラムを示し、機体フレーム(9)に一体に取り付け
られている。なお、(28)はエンジンエアクリーナ
ー、(29)は燃料タンクである。
(14)が配置され、該操縦部(14)はステップ(1
5)の後部に座席(16)を配置し、前部に操作コラム
(11)を立設し、該操作コラム(11)上に回転式操
向ハンドル(17)を配置して操向できるようにし、そ
の側部に主変速レバー(18)を配置している。前記脱
穀部(3)上にグレンタンク(19)が配置され、選別
後の穀粒が揚穀筒(20)を経由して投入される。そし
て、機体後部上にエンジン(22)が載置され、ミッシ
ョンケースを介してクローラ式走行装置(1)を駆動で
きるようにしている。該エンジン(22)の側部には排
藁処理装置(21)が配置されている。(27)は主変
速コラムを示し、機体フレーム(9)に一体に取り付け
られている。なお、(28)はエンジンエアクリーナ
ー、(29)は燃料タンクである。
【0007】このように機体後部にエンジン(22)を
配置することにより、機体前部から中央部にかけて刈取
部(6)、脱穀部(3)、選別部(4)等の重量部との
重量バランスを保ち、安定性のよい構成を取ることがで
きるものである。また、刈取部(6)は、引起し装置
(8)の前端に三角形状の分草板(7)が配置され、そ
して、該刈刃(10)のやや後方上方に横搬送装置
(5)が配設されている。
配置することにより、機体前部から中央部にかけて刈取
部(6)、脱穀部(3)、選別部(4)等の重量部との
重量バランスを保ち、安定性のよい構成を取ることがで
きるものである。また、刈取部(6)は、引起し装置
(8)の前端に三角形状の分草板(7)が配置され、そ
して、該刈刃(10)のやや後方上方に横搬送装置
(5)が配設されている。
【0008】次に、機体フレーム(9)等からなる本コ
ンバインのフレーム構成について説明する。図4は機体
フレームの左側面視図、図5は同じく右側面視図、図6
は同じく正面図である。クローラ式走行装置(1)と一
体的に構成されるトラックフレーム(2)の上面に、メ
インフレーム(9b)(9c)が固設されている。該メ
インフレーム(9b)(9c)はそれぞれ左右に横設さ
れ、一定の間隔を隔てて前後の配置されている。
ンバインのフレーム構成について説明する。図4は機体
フレームの左側面視図、図5は同じく右側面視図、図6
は同じく正面図である。クローラ式走行装置(1)と一
体的に構成されるトラックフレーム(2)の上面に、メ
インフレーム(9b)(9c)が固設されている。該メ
インフレーム(9b)(9c)はそれぞれ左右に横設さ
れ、一定の間隔を隔てて前後の配置されている。
【0009】前記メインフレーム(9b)(9c)の左
右両端部には、左右一対の機体フレーム(9)(9)が
立設されており、該機体フレーム(9)(9)は枠フレ
ーム(9d)、縦フレーム(9e)、及び横フレーム
(9f)により構成されている。機体フレーム(9)を
パイプ部材等の軽量な部材で構成しつつ、高強度のフレ
ーム構造に構成することができ、機体の軽量化を図るこ
とができる。機体フレーム(9)の上方には脱穀部フレ
ーム(9a)が付設されており、脱穀部(3)の上方を
覆う脱穀部カバーを該脱穀部フレーム(9a)により支
持している。
右両端部には、左右一対の機体フレーム(9)(9)が
立設されており、該機体フレーム(9)(9)は枠フレ
ーム(9d)、縦フレーム(9e)、及び横フレーム
(9f)により構成されている。機体フレーム(9)を
パイプ部材等の軽量な部材で構成しつつ、高強度のフレ
ーム構造に構成することができ、機体の軽量化を図るこ
とができる。機体フレーム(9)の上方には脱穀部フレ
ーム(9a)が付設されており、脱穀部(3)の上方を
覆う脱穀部カバーを該脱穀部フレーム(9a)により支
持している。
【0010】脱穀部フレーム(9a)はパイプ状部材に
構成され、機体フレーム(9)の上方で前後方向に横設
されており、その前端部及び後端部を下方へ屈曲して、
それぞれ機体フレーム(9)と接続している。すなわ
ち、脱穀部フレーム(9a)は、その前後及び後端部に
て機体フレーム(9)より両持ち支持されている。この
ような両持ち支持により、特別な補強部材を追加したり
重厚な部材を用いたりすることなく、脱穀部フレーム
(9a)を高強度に構成することが可能となり、該脱穀
部フレーム(9a)を軽量に構成しながら、上扱式に構
成される脱穀部(3)に加わる応力に耐え得るだけの強
度で、脱穀部カバーを支持することが可能である。(3
2)はステップ後方支持フレームであり、コ字状に形成
されたフレーム(32a)の略中央に縦フレーム(32
b)を立設し、機体フレーム(9)に溶接等により固定
されている。
構成され、機体フレーム(9)の上方で前後方向に横設
されており、その前端部及び後端部を下方へ屈曲して、
それぞれ機体フレーム(9)と接続している。すなわ
ち、脱穀部フレーム(9a)は、その前後及び後端部に
て機体フレーム(9)より両持ち支持されている。この
ような両持ち支持により、特別な補強部材を追加したり
重厚な部材を用いたりすることなく、脱穀部フレーム
(9a)を高強度に構成することが可能となり、該脱穀
部フレーム(9a)を軽量に構成しながら、上扱式に構
成される脱穀部(3)に加わる応力に耐え得るだけの強
度で、脱穀部カバーを支持することが可能である。(3
2)はステップ後方支持フレームであり、コ字状に形成
されたフレーム(32a)の略中央に縦フレーム(32
b)を立設し、機体フレーム(9)に溶接等により固定
されている。
【0011】次に、操縦部の構成について図7に基づい
て説明する。図7は操縦部の正面図である。機体フレー
ム(9)の先端部最下部(9g)に運転席支持フレーム
(9h)を立設し、該フレーム(9h)の頂部と機体フ
レーム(9)の屈曲部(9i)間に水平に補強支持フレ
ーム(9j)を横架させて主変速コラム(27)の取付
フレームを構成している。
て説明する。図7は操縦部の正面図である。機体フレー
ム(9)の先端部最下部(9g)に運転席支持フレーム
(9h)を立設し、該フレーム(9h)の頂部と機体フ
レーム(9)の屈曲部(9i)間に水平に補強支持フレ
ーム(9j)を横架させて主変速コラム(27)の取付
フレームを構成している。
【0012】以上のように、機体フレーム(9)、運転
席支持フレーム(9h)及び補強支持フレーム(9j)
間に存在する立体スペースの正面、側部及び上部等に金
属製或いは樹脂製の平板状部材がボルト等を介して固着
されて形成された枠体、すなわち、主変速コラム(2
7)が構成されるのである。本発明の実施例では、平面
視運転席(16)の左側に配置されている。図示におい
て(27c)は主変速コラム(27)の上部を覆う主変
速コラムカバーであり、該カバー(27c)には主変速
レバー(18)のレバーガイド部が設けられている。
席支持フレーム(9h)及び補強支持フレーム(9j)
間に存在する立体スペースの正面、側部及び上部等に金
属製或いは樹脂製の平板状部材がボルト等を介して固着
されて形成された枠体、すなわち、主変速コラム(2
7)が構成されるのである。本発明の実施例では、平面
視運転席(16)の左側に配置されている。図示におい
て(27c)は主変速コラム(27)の上部を覆う主変
速コラムカバーであり、該カバー(27c)には主変速
レバー(18)のレバーガイド部が設けられている。
【0013】このように構成された主変速コラム(2
7)は、軽量のパイプ部材からなる機体フレームに金属
製等の板材を固着するだけの簡単な工程で組み立てられ
るので、機体全体の軽量化が図られ、特に、従来によう
に、主変速コラムを単体として作成され、該コラムを機
体本体に取り付ける際の組立作業等の生産工程等が省略
され、また、部品点数が削減されるので低コスト化に寄
与し、さらには機体のステップのスペースが確保され、
オペレータに対する違和感が解消されるのである。
7)は、軽量のパイプ部材からなる機体フレームに金属
製等の板材を固着するだけの簡単な工程で組み立てられ
るので、機体全体の軽量化が図られ、特に、従来によう
に、主変速コラムを単体として作成され、該コラムを機
体本体に取り付ける際の組立作業等の生産工程等が省略
され、また、部品点数が削減されるので低コスト化に寄
与し、さらには機体のステップのスペースが確保され、
オペレータに対する違和感が解消されるのである。
【0014】次に、燃料タンクの配置構成について図8
乃至図9に基づいて説明する。図8はエンジン部付近の
拡大側面図、図9は同じく拡大平面図である。平面視で
冷却ファン(31)を装備した空冷エンジン(22)の
やや下部外側部に燃料タンク回動台(30)が取付けら
れ、該回動台(30)には燃料タンク(29)が載置さ
れるように構成されている。また、(28)はエンジン
(22)のエアークリーナーを示し、側面視エンジン
(22)のやや右側方直近に配置されている。前記燃料
タンク回動台(30)は側面視略二等片三角形に形成さ
れ、その垂直片部(30a)にはヒンジ(30b)が取
り付けられ、機体外側方に回動自在に構成されている。
該回動台(30)の底辺部(30c)にはロックレバー
(30d)が取り付けられ、燃料タンク(29)を固定
している。なお、エンジン(22)側部近傍には開閉自
在なカバー(図示せず)が設けられ、常時は閉鎖されて
いる。
乃至図9に基づいて説明する。図8はエンジン部付近の
拡大側面図、図9は同じく拡大平面図である。平面視で
冷却ファン(31)を装備した空冷エンジン(22)の
やや下部外側部に燃料タンク回動台(30)が取付けら
れ、該回動台(30)には燃料タンク(29)が載置さ
れるように構成されている。また、(28)はエンジン
(22)のエアークリーナーを示し、側面視エンジン
(22)のやや右側方直近に配置されている。前記燃料
タンク回動台(30)は側面視略二等片三角形に形成さ
れ、その垂直片部(30a)にはヒンジ(30b)が取
り付けられ、機体外側方に回動自在に構成されている。
該回動台(30)の底辺部(30c)にはロックレバー
(30d)が取り付けられ、燃料タンク(29)を固定
している。なお、エンジン(22)側部近傍には開閉自
在なカバー(図示せず)が設けられ、常時は閉鎖されて
いる。
【0015】以上のように、燃料タンク(29)が載置
されている燃料タンク回動台(30)を回動自在に構成
することにより、エンジン(22)の冷却ファン(3
1)近傍のスペースに燃料タンク(29)を配置するこ
とが可能になり、エンジン本体等がコンパクトになり、
機体本体の全長が短縮される。また、エンジン(22)
のエアークリーナー(28)をエンジン直近に配置する
ことで燃料タンク(29)に近接して配置することが可
能である。これにより、燃料タンク(29)は回動台
(30)により、機体外側方に引き出せるので、エアー
クリーナー(28)のフィルター交換ができ、メンテナ
ンスが容易に行うことができる。
されている燃料タンク回動台(30)を回動自在に構成
することにより、エンジン(22)の冷却ファン(3
1)近傍のスペースに燃料タンク(29)を配置するこ
とが可能になり、エンジン本体等がコンパクトになり、
機体本体の全長が短縮される。また、エンジン(22)
のエアークリーナー(28)をエンジン直近に配置する
ことで燃料タンク(29)に近接して配置することが可
能である。これにより、燃料タンク(29)は回動台
(30)により、機体外側方に引き出せるので、エアー
クリーナー(28)のフィルター交換ができ、メンテナ
ンスが容易に行うことができる。
【0016】次に、実施例に説明した自脱型コンバイン
の各構成部の変形例を順次説明する。図10はバッテリ
ー台の側面図、図11は同じく背面図である。バッテリ
ー台は単にバッテリーを支える機能を有するのみで、機
体本体の全体のバランス及び重量を考慮した際、単一機
能を有する部材を機体本体に載置することは機体スペー
ス、部品点数の増加等の不都合が生じる。
の各構成部の変形例を順次説明する。図10はバッテリ
ー台の側面図、図11は同じく背面図である。バッテリ
ー台は単にバッテリーを支える機能を有するのみで、機
体本体の全体のバランス及び重量を考慮した際、単一機
能を有する部材を機体本体に載置することは機体スペー
ス、部品点数の増加等の不都合が生じる。
【0017】このような不都合を解決するために、バッ
テリー(40)の支持台(41)を以下のように構成す
る。すなわち、バッテリー支持台(41)は逆コ字状に
形成されたカバー取付ステー(42)に取り付けられ、
該ステー(42)にはカバー(43)がボルト等により
固定されている。そして該カバー(43)にはリレー等
の電装品(44)が取り付けられるように構成されてい
る。このような構成により、単にバッテリー台としての
機能だけではなく、取付スペースを利用して電装品等を
取り付けられ、さらにカバーのフックの機能を兼ねるの
で、部品点数の削除が可能になり、コストダウンが図れ
る。
テリー(40)の支持台(41)を以下のように構成す
る。すなわち、バッテリー支持台(41)は逆コ字状に
形成されたカバー取付ステー(42)に取り付けられ、
該ステー(42)にはカバー(43)がボルト等により
固定されている。そして該カバー(43)にはリレー等
の電装品(44)が取り付けられるように構成されてい
る。このような構成により、単にバッテリー台としての
機能だけではなく、取付スペースを利用して電装品等を
取り付けられ、さらにカバーのフックの機能を兼ねるの
で、部品点数の削除が可能になり、コストダウンが図れ
る。
【0018】また、転輪の組付け部を説明する。図12
は転輪の組付け部を説明する図である。転輪を組み付け
る際、ボス部がシャーシーに固定されている構成にあっ
ては、走行振動が一番低い位置で見つけられた場合、転
輪配置を容易に組み換えることができないという不都合
が生じる。このような不都合を解決するために、転輪の
組付け部を以下のように構成する。すなわち、転輪(5
0)を転輪ボス部(51)とサブ組みして、該ボス部
(51)をトラックフレーム(2)にボルト(52)等
を介して固着されている転輪シャーシー締結プレート
(53)に締結するように構成されている。このような
構成により、転輪の配置が容易に変更することが可能に
なり、また、振動低減を行う際、最も振動が少ない転輪
配置の検出が容易に行える等の利点がある。
は転輪の組付け部を説明する図である。転輪を組み付け
る際、ボス部がシャーシーに固定されている構成にあっ
ては、走行振動が一番低い位置で見つけられた場合、転
輪配置を容易に組み換えることができないという不都合
が生じる。このような不都合を解決するために、転輪の
組付け部を以下のように構成する。すなわち、転輪(5
0)を転輪ボス部(51)とサブ組みして、該ボス部
(51)をトラックフレーム(2)にボルト(52)等
を介して固着されている転輪シャーシー締結プレート
(53)に締結するように構成されている。このような
構成により、転輪の配置が容易に変更することが可能に
なり、また、振動低減を行う際、最も振動が少ない転輪
配置の検出が容易に行える等の利点がある。
【0019】さらに、転輪を以下のように構成してもよ
い。図13(a)(b)は転輪の構成を説明する図であ
る。転輪の構成が複雑であり、部品点数、種類数が多
く、部品の組み合わせが複雑になり、そのため作業効率
が悪く、転輪の重量が重くなる等の不都合が生じる。こ
のような不都合を解決するために、転輪を以下のように
構成する。即ち、図13(a)は転輪(50)(50)
間の車軸(54)の内部にナイロンブッシュ(55)を
嵌装し、車軸の一端にオイルシール(56)を嵌合する
ように構成したものである。また、図13(b)はその
変形例であり、転輪(50)(50)間のスリーブ(5
7)にボールベアリング(58)(58)を介挿し、そ
の一端にグリースカップ(59)を被覆するように構成
したものである。。このような構成により、部品点数、
部品の種類が少なくてすみ、全体の構成がシンプルにな
るので、組立作業効率のよい、しかも軽量の転輪が得ら
れるのである。
い。図13(a)(b)は転輪の構成を説明する図であ
る。転輪の構成が複雑であり、部品点数、種類数が多
く、部品の組み合わせが複雑になり、そのため作業効率
が悪く、転輪の重量が重くなる等の不都合が生じる。こ
のような不都合を解決するために、転輪を以下のように
構成する。即ち、図13(a)は転輪(50)(50)
間の車軸(54)の内部にナイロンブッシュ(55)を
嵌装し、車軸の一端にオイルシール(56)を嵌合する
ように構成したものである。また、図13(b)はその
変形例であり、転輪(50)(50)間のスリーブ(5
7)にボールベアリング(58)(58)を介挿し、そ
の一端にグリースカップ(59)を被覆するように構成
したものである。。このような構成により、部品点数、
部品の種類が少なくてすみ、全体の構成がシンプルにな
るので、組立作業効率のよい、しかも軽量の転輪が得ら
れるのである。
【0020】トランスミッションケースに具備された冷
却ファンシュラウドの構成を説明する。図14はトラン
スミッションの冷却ファン部を説明する正面図、図15
は同じく平面図である。冷却ファンシュラウドは単にシ
ュラウドとしての機能を有するだけで、また、該シュラ
ウドをクローラの下面に配置することができないので、
部品点数が多く、かつ、機体本体のコンパクト化を阻害
する等の不都合がある。このような不都合を解決するた
めに、トランスミッションケースの冷却ファンシュラウ
ドを以下のように構成する。すなわち、トランスミッシ
ョンケース(T/M)の冷却ファン(60)のシュラウ
ド(61)の最下端は側面視クローラ(2)上部よりや
や下方に位置するように配置されている。言い換えれば
クローラ(2)下面にシュラウド(61)が位置するも
のである。このような配置構成により、シュラウドは単
に冷却ファンのカバーとして機能するだけではなく、ク
ローラの泥よけカバーとしての機能も兼ね備え、部品点
数の省略に寄与し、コストを低くおさえ、コンパクトな
機体が得られるのである。
却ファンシュラウドの構成を説明する。図14はトラン
スミッションの冷却ファン部を説明する正面図、図15
は同じく平面図である。冷却ファンシュラウドは単にシ
ュラウドとしての機能を有するだけで、また、該シュラ
ウドをクローラの下面に配置することができないので、
部品点数が多く、かつ、機体本体のコンパクト化を阻害
する等の不都合がある。このような不都合を解決するた
めに、トランスミッションケースの冷却ファンシュラウ
ドを以下のように構成する。すなわち、トランスミッシ
ョンケース(T/M)の冷却ファン(60)のシュラウ
ド(61)の最下端は側面視クローラ(2)上部よりや
や下方に位置するように配置されている。言い換えれば
クローラ(2)下面にシュラウド(61)が位置するも
のである。このような配置構成により、シュラウドは単
に冷却ファンのカバーとして機能するだけではなく、ク
ローラの泥よけカバーとしての機能も兼ね備え、部品点
数の省略に寄与し、コストを低くおさえ、コンパクトな
機体が得られるのである。
【0021】
【発明の効果】以上、実施例から明らかなように、機体
後部にエンジンを配置した自脱型コンバインにおいて、
請求項1のものによれば、エンジンの冷却ファン近傍に
燃料タンクを配置したので、機体本体がコンパクトにな
り、作業効率のよいコンパクトが得られる。また、請求
項2のものによれば、エンジンの冷却ファン直近にエア
ークリーナーが設けられているので、エンジン系機械が
コンパクトになり、また、エアクリーナーのフィルター
交換が容易に行うことができる。さらに、請求項3のも
のによれば、燃料タンクは回動自在に配置されているの
で、機体がコンパクトになり、冷却ファン、エアクリー
ナー等ののメンテナンスが容易になり、作業効率が向上
する。
後部にエンジンを配置した自脱型コンバインにおいて、
請求項1のものによれば、エンジンの冷却ファン近傍に
燃料タンクを配置したので、機体本体がコンパクトにな
り、作業効率のよいコンパクトが得られる。また、請求
項2のものによれば、エンジンの冷却ファン直近にエア
ークリーナーが設けられているので、エンジン系機械が
コンパクトになり、また、エアクリーナーのフィルター
交換が容易に行うことができる。さらに、請求項3のも
のによれば、燃料タンクは回動自在に配置されているの
で、機体がコンパクトになり、冷却ファン、エアクリー
ナー等ののメンテナンスが容易になり、作業効率が向上
する。
【図1】コンバインの全体斜視図
【図2】コンバインの全体側面図
【図3】操縦部の実施例
【図4】機体フレームの左側面視図
【図5】機体フレームの右側面視図
【図6】機体フレームの正面図
【図7】操縦部の正面図
【図8】エンジン部付近の拡大側面図
【図9】エンジン部付近の拡大平面図
【図10】バッテリー台の側面図
【図11】バッテリー台の後面図
【図12】転輪の組み付け部を説明する図
【図13】転輪の構成を説明する図
【図14】トランスミッションの冷却ファンを説明する
正面図
正面図
【図15】トランスミッションの冷却ファンを説明する
平面図
平面図
1 クローラ式走行装置 3 脱穀部 14 操縦部 17 回転式操向ハンドル 18 主変速レバー 22 エンジン 28 エアークリーナー 29 燃料タンク 30 燃料タンク回動台 40 バッテリー 41 バッテリー支持台 50 転輪 60 冷却ファン 61 シュラウド
Claims (3)
- 【請求項1】 機体後部にエンジンを配置した自脱型コ
ンバインにおいて、エンジンの冷却ファン近傍に燃料タ
ンクを配置したことを特徴とする自脱型コンバインの燃
料タンク。 - 【請求項2】 前記エンジンの冷却ファン直近にエアー
クリーナーが設けられていることを特徴とする請求項1
に記載の自脱型コンバインの燃料タンク。 - 【請求項3】 前記燃料タンクは回動自在に配置されて
いることを特徴とする請求項1乃至2に記載の自脱型コ
ンバインの燃料タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000386517A JP2002187440A (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | 自脱型コンバインの燃料タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000386517A JP2002187440A (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | 自脱型コンバインの燃料タンク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002187440A true JP2002187440A (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=18853600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000386517A Withdrawn JP2002187440A (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | 自脱型コンバインの燃料タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002187440A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150040863A (ko) * | 2012-08-08 | 2015-04-15 | 얀마 가부시키가이샤 | 작업기 탑재용 엔진 장치 |
-
2000
- 2000-12-20 JP JP2000386517A patent/JP2002187440A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150040863A (ko) * | 2012-08-08 | 2015-04-15 | 얀마 가부시키가이샤 | 작업기 탑재용 엔진 장치 |
KR102040352B1 (ko) * | 2012-08-08 | 2019-11-04 | 얀마 가부시키가이샤 | 작업기 탑재용 엔진 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080304 |