JPH0233197B2 - - Google Patents

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JPH0233197B2
JPH0233197B2 JP58103347A JP10334783A JPH0233197B2 JP H0233197 B2 JPH0233197 B2 JP H0233197B2 JP 58103347 A JP58103347 A JP 58103347A JP 10334783 A JP10334783 A JP 10334783A JP H0233197 B2 JPH0233197 B2 JP H0233197B2
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Hiroshi Kobayashi
Tamio Saito
Shigekazu Hori
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、2端子の集積回路装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近年の著しい半導体集積回路技術および実装技
術の進歩により、従来から広く用いられているク
レジツトカード、キヤツシユカード等と同様のプ
ラスチツク製カードに情報処理機能を有する集積
回路チツプ(以下、ICチツプという)、すなわち
比較的簡単なCPUおよびメモリを実装した、い
わゆるICカードが開発され実用段階に達しつつ
ある。
第1図はこのようなICカードの一構成例を示
すもので、プラスチツク製のカード状基体1に従
来のクレジツトカード等の磁気カードとの互換性
を確保するための磁気ストライプ(図示せず)と
ICエリア2が構成されている。ICエリア2は第
1図bにその断面を拡大して示すように、カード
状基体1に形成した凹部にスペーサ3を介して固
定した支持板4の内側面上にICチツプ5を取付
け、このICチツプ5の端子(ボンデイングパツ
ド)をリード線6を介して支持板4上に被着形成
させた5〜8個程度の電極7に接続し、これらの
電極7を通してICチツプ5とICカードリーダ等
の外部装置との接続をなすように構成されたもの
である。
しかしながら、このような構造ではICチツプ
5上の端子からリード線6を取出すためのスペー
スが必要であるため、カードの厚みを小さくする
ことが困難であり、また実装工程がワイヤボンデ
イングを含み複雑であるという問題がある。さら
に、多数の電極7と外部装置との接続の信頼性を
確保することが難しいことも欠点となつている。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、外部接続端子数が少なく
ICカード等の扁平な物体への装着が容易な集積
回路装置を提供することである。
〔発明の概要〕
この発明に係る集積回路装置は、外部装置と接
続のための端子として、電源入力および信号の入
出力を兼ねる2個の端子を備え、さらにこれらの
端子を介して外部装置より供給される電源入力に
重畳された信号を検出する信号検出手段と、前記
端子に外部装置へ伝達すべき信号を送出する信号
送出手段と、前記信号検出手段で検出された信号
を処理するとともに、前記信号送出手段から送出
する信号を生成する信号処理手段とを備えたこと
を特徴とする。
〔発明の効果〕
この発明によれば、外部接続端子数が2個で済
むため、これらの端子を例えば集積回路チツプの
表裏面にそれぞれ形成した上で、これらの端子が
それぞれICカード等の表裏面側に位置するよう
に実装すれば、従来のようなリード線によるボン
デイングのためのスペースが不要となり、ICカ
ード等の薄形化に寄与することができる。また、
煩雑なワイヤボンデイングが不要となることによ
り実装が簡単となり、工数の大幅な削減が可能と
なる。
また、端子に信号電流のほか電源入力による大
きな電流が流れるため、端子のクリーニング作用
が期待でき、動作の信頼性を上げることができ
る。
さらに、端子数の減少によつて集積回路チツプ
の内部素子数、つまり集積度を上げることが可能
となるので、チツプサイズが同じであれば情報処
理能力(例えばメモリの容量等)を増大させるこ
とができ、また情報処理能力が同じであればチツ
プサイズをより小さくすることが可能となる。
〔発明の実施例〕
第2図a,bはこの発明は係る集積回路装置1
0(以下ICチツプという)とこれに接続される
外部装置20の回路構成を原理的に示すもので、
aは電圧駆動形の例、bは電流駆動形の例であ
る。
第2図aにおいて、外部装置20はICチツプ
10への電力供給を行なうための直流電圧源VO
と、送信データ信号S1に対応して電圧が0とVS
との2値に変化する可変電圧源VSと、電流変化
検出用の抵抗rと、直流成分阻止用のコンデンサ
C1および受信データ信号S2を得るセンスアンプ
A1とからなつている。
一方、ICチツプ10はCPU、メモリ等を含む
負荷回路RLと、このRLに流れ込む電流変化を検
出するための直流成分阻止用のレベルシフト回路
LSおよび受信データ信号S3を得るセンスアンプ
A2と、送信データ信号S4に応じて抵抗値が∞と
RSとの2値に変化する可変抵抗RSとからなつて
おり、端子11,12を介して外部装置20に接
続されている。
今、外部装置20よりICチツプ10へ送信デ
ータ信号S1が送られる場合を考える。この状態で
は可変抵抗RSの値は∞とされており、センスア
ンプA2の入力にはピーク・ツウ・ピークで
RL/(RL+r)VSなる方形波電圧が印加され、これが 増幅されて受信データ信号S3として取出される。
なお、rは抵抗rの抵抗値、RLは負荷回路RL
等価内部抵抗を表わす。一方、逆にICチツプ1
0より外部装置20へ送信データS4が送られる場
合には、可変電圧源VSの電圧は0とされ、セン
スアンプA1の入力にはピーク・ツウー・ピーク
で (1/RLRS+r−1/RL+r)VOr =rRL 2/(RL+r)(RLRS+rRL+rRS)VO なる方形波電圧が印加され、これが増幅されて受
信データ信号S2として取出される。VOは直流電
圧源VOの電圧を表わす。なお、負荷回路RLの等
価内部抵抗RLはICチツプ10の内部状態によら
ず、ほぼ一定の値を示すものとする。ちなみに
RL=100Ω、r=100Ω、RS=575Ω、VS=0.4V、
VO=5Vとすると、センスアンプA1,A2の入力電
圧はいずれも0.2Vppとなり、センスアンプに十分
検知可能な電圧となる。
一方、第2図bの電流駆動形構成によれば、外
部装置20はICチツプ10へ電力供給を行なう
ための電流源IOと、送信データ信号S1に対応して
電流が0とISとの2値に変化する可変電流源ISと、
電圧変化を検出するための直流成分阻止用のコン
デンサC1およびセンスアンプA1とからなつてい
る。また、ICチツプ10は負荷回路RLと、この
負荷回路RLに印加される電圧変化を検出するた
めの直流成分阻止用のレベルシフト回路LSおよ
びセンスアンプA2と、送信データ信号S4に対応
して抵抗値が0とRSとの2値に変化する可変抵
抗RSとからなつている。
今、外部装置20からICチツプ10へ送信デ
ータS1が送られる場合は、可変抵抗R3はRS=0、
すなわち短絡状態とされており、センスアンプ
A2の入力にはピーク・ツウ・ピークでISRLなる
方形波電圧が印加され、これが増幅されて受信デ
ータS3として取出される。逆にICチツプ10か
ら外部装置20へ送信データS4が送られる場合
は、可変電流源ISの電流が0とされることによ
り、センスアンプA1の入力にピーク・ツウ・ピ
ークでIORSなる方形波電圧が印加され、これが増
幅されて受信データS3として取出される。RL
100Ω、RS=8Ω、IO=25mA、IS=2mAとす
れば、センスアンプA1,A2の入力電圧は0.2Vpp
と、十分検知可能な電圧となる。
なお、上記説明では負荷回路RLの等価内部抵
抗RLをほぼ一定としたが、実際にはその内部動
作状態の変化に伴なつて変化し、その変化はセン
スアンプA2の入力に誤差電圧として現われ、
S/Nの低下を招き、誤動作の原因ともなる。
S/Nを10dB以上確保するものとすると、送受
信データ信号の周波数近傍以上の抵抗RLの変化
は第2図aの電圧駆動形構成では±30%まで、ま
たbの電流駆動形構成では±2.5%まで許容され
ることになり、aの電圧駆動形構成の方がS/N
の点で有利となる。
負荷回路RLの抵抗変化(負荷変動)によるセ
ンスアンプA2の入力電圧の変動を許容値以下に
抑えるための方策としては、例えば第3図a,b
に示すように負荷回路RLと直列または並列にダ
ミー抵抗RDを付加し、RLの変動による影響を少
なくする方法がある。また、第3図a,bをさら
に発展させ、第3図c,dに示すようにRLの変
動を制御回路CONTより検出し、それに応じて
ダミー抵抗RDの値を変化させることによつて、
負荷が常に本来の機能を発揮しているときの最大
負荷近傍の一定値となるよう制御すれば一層効果
的である。
別の方法としては、負荷回路RL自身に状態変
化による負荷変動の少ないものを用いるとか、あ
るいはデータ信号の送受信時は例えばバツフアメ
モリの書込み、読出し動作など単純かつ負荷変動
により小さい動作のみを行ない、それ以外の複雑
でより大きい負荷変動を伴なう動作は送受信以外
の状態において行なうなどの方法も有効である。
以上の説明において、ICチツプ10と外部装
置20との間のデータ信号の送受信は、双方向で
あるものの同時には行なわない、いわゆるピンポ
ン伝送であるが、例えば第4図に示すようにセン
スアンプAの前に自装置(ICチツプ10または
外部装置20)より送信したデータ信号を打消す
ためのハイブリツド回路Hybを挿入することによ
つて、双方向同時伝送を行なうことも可能であ
る。
第5図は第2図aの電圧駆動形構成をより具体
的に示すもので、ICチツプ10においてスイツ
チングトランジスタ(図示の例ではMOSFET)
101および抵抗102は可変抵抗RSに、レベ
ルシフト回路103はレベルシフト回路LSに、
抵抗104およびコンパレータ105はセンスア
ンプA2にそれぞれ対応し、また安定化電源10
6並びにここから電力の供給を受ける同期発振器
107、エンコーダ108、デコーダ109、コ
ントローラおよびメモリ110は負荷回路RL
対応している。一方、外部装置20において電源
201は電圧源VOに、抵抗202は抵抗rに、
ドライバ203およびコンデンサ204は可変電
圧源VSに、コンデンサ205はコンデンサC1に、
また抵抗206およびコンパレータ207はセン
スアンプA1に、それぞれ対応している。
さて、上記構成において、ICチツプ10と外
部装置20との間で送受されるデータ信号は、第
6図に示すようにデータ信号部の初めに装置間で
のクロツク信号の同期をとるためのプリアンブル
信号が付加されたもので、その後に所望のデータ
信号、さらに必要があればデータ信号の後に
CRC等の誤り訂正符号が付加される。これらの
信号はクロツク信号を重畳する形式の符号、例え
ば第7図に示すようなマンチエスタ符号に変換さ
れている。外部装置20内の別の回路により上記
のプリアンブル信号等が付加され、さらに符号化
された送信データ信号S1は、ドライバ203コン
デンサ204を経てICチツプ10へ送られ、端
子11、レベルシフト回路103を介してコンパ
レータ105及び同期発振器107に印加され
る。上述の符号化信号よりクロツク信号を抽出す
るための回路を備えた同期信号発振器107で
は、抽出したクロツク信号と同期したより高い周
波数のクロツク信号を発生し、エンコーダ10
8、デコーダ109さらにコントローラおよびメ
モリ110に供給する。一方、レベルシフト回路
103を通して検出されコンパレータ105によ
り整形および増幅された信号は、デコーダ109
にて復元化され、受信データ信号S3としてコント
ローラおよびメモリ110に送られる。逆に、
ICチツプ10より外部装置20に送信データ信
号S4を送る場合は、フリーランニング状態となつ
た同期発振器107からのクロツク信号を受け
て、コントローラおよびメモリ110でプリアン
ブル信号等が付加された送信データ信号が生成さ
れ、さらにエンコーダ108にて符号化された
後、この符号化信号によつてトランジスタ101
がON/OFFされることによつて、抵抗102に
流れる電流が制御される。この電流変化は端子1
1,12を介して外部装置20に伝送され、コン
デンサ205を経て抵抗206及びコンパレータ
207にて検出、増幅された後、外部装置20内
の別の回路に供給される。また外部装置20より
ICチツプ10内に端子11,12を介して供給
された直流電力は、第7図に示すように端子11
の平均電圧VTより低い電圧VDDに安定化電源10
6にて変換され、ICチツプ10内の電源として
供給される。
なお、この安定化電源106には、前述した等
価内部抵抗をほぼ一定に保つためのダミー抵抗、
並びに必要があれば制御回路が内蔵されている。
また、直流成分除去用のレベルシフト回路103
は好ましくはトランジスタのVBEあるいはダイオ
ードの順方向電圧降下を利用したものが用いられ
るが、コンパレータ105の入力抵抗が極めて大
きいため、小容量のコンデンサを用いた場合でも
所望の帯域信号を通過させることが可能であり、
いずれの場合もモノリシツクIC内に構成するこ
とができる。
第8図はICチツプ10の他の構成例を示すも
ので、第5図におけるトランジスタ101及び抵
抗102の部分はドライバ111に置換され、ド
ライバ111の出力端はコンデンサ112を介し
て第1の端子11に接続される。また第5図にお
けるレベルシフト回路103と抵抗104および
コンパレータ105の部分はコンパレータ113
に、安定化電源106は昇圧安定化電源114お
よびコンデンサ115に、同期発振器107は発
振器116に、それぞれ置換されている。送受さ
れるデータ信号は第9図に示すように例えばダイ
フエーズ符号に符号化されており、デコーダ10
9では自励発振している発振器116からのクロ
ツク信号を用いてダイフエーズ符号のパルス幅を
カウントすることにより復元を行ない、受信デー
タ信号S3を出力する。同様に、コントローラおよ
びメモリ110からの送信データ信号S4はエンコ
ーダにて発振器116からのクロツク信号により
ダイフエーズ符号に符号化され、適切な出力イン
ピーダンスを有するドライバ111にて増幅され
た後、コンデンサ112を介して第1の端子11
に交流結合される。一方、昇圧安定化電源114
の出力は第9図のダイフエーズ符号の平均レベル
VTと同じ電圧となるよう昇圧安定化されており、
コンパレータ113の基準電圧として用いられ
る。従つてコンパレータ113の信号入力端は、
第5図に見られるような直流成分阻止用レベルシ
フト回路103を介することなく第1の端子11
に直結されている。なお、本実施例ではコンデン
サ112,115として比較的大容量のものが必
要であるため、現状の技術レベルではチツプコン
デンサ等を用いたハイブリツド構成となる。
また、以上の説明ではデータ信号を基底帯域の
まま伝送しているが、FM、AM、PM等の変調
波に変換した後、直流電力に重畳してもよいこと
は勿論である。特にその変調に際し、搬送波を短
波、超短波等高周波に選べば、コンデンサ11
2,115等は容量の小さなもので済み、ICチ
ツプ内に形成することも容易である。
第10図a,bはICチツプ10をモノリシツ
クで構成した場合の端子11,12の配設構造の
例を示すもので、半導体基板13の素子領域の上
にあるアルミ等の電極配線14上にSiO2、ポリ
イミド、シリコン窒化膜等からなる絶縁層15を
形成し、その上に第1の端子11を蒸着等により
被着形成し、また基板13の裏面に第2の端子1
2を蒸着形成している。ここで第2の端子12は
アース端子となるもので、aの例では基板13上
のアース配線14′と内部的に接続され、bの例
では基板13の側面上で導電性エポキシ樹脂等の
導電性接着物質16、例えば銀ペーストによつて
アース配線14′と接続されている。
第11図はこの発明をICカードに適用した例
を示すものである。第11図aにおいては、IC
チツプ10はプラスチツク等の絶縁材料からなる
2枚のカード状基体21a,21bによつて保持
され、かつ端子11,12はそれぞれカード状基
体21a,21bに形成された電極22,23に
接続されている。すなわち、カード状基体21
a,21bはICエリアに、径が2段階に変化す
る貫通孔を有し、この孔の径大部を互いに対向さ
せて接着剤にて貼合せられることによつてICチ
ツプ10を挾持固定する。電極22,23はこの
場合、カード状基体21a,21bの上記貫通孔
の径小部に充填された導電性エポキシ樹脂等の導
電物質からなり、ICチツプ10の端子11,1
2と後述する外部装置とを接続する役割を果た
す。
第11図bにおいては、電極22,23はカー
ド状基体21の表裏全面に形成され、導電ゴムの
ような可撓性を有する導電性部材24,25によ
つてICチツプ10の端子11,12と接続され
ている。
第11図cは第11図bの導電ゴム等の代りに
スプリング接点26,27を用いて電極22,2
3と端子11,12とを接続したものである。
第11図dは電極22,23の内面に突起22
a,23aを一体的に形成し、突起22aと23
aとの間にICチツプ10を挾んで電極22,2
3と端子11,12との接続をなすようにしたも
のである。
第11図eは電極22,23をカード状基体2
1の一部に設けた点以外は第11図bのものと同
様である。
第11図fは電極22,23を導電ゴムあるい
は導電プラスチツクのような可撓性を有する導電
性部材で形成してICチツプ10の端子11,1
2と直接接続した例である。この場合、カード状
基体21も軟質ゴムのような可撓性材料で形成す
れば、全体として可撓性のあるICカードとなる。
ところで、第5図あるいは第8図の回路構成で
は、ICカードを外部装置20に表裏逆に挿入し
た場合、逆方向に電流が流れICチツプ10内の
回路を破損するおそれがある。第12図はICカ
ードを表裏逆に挿入可能とする実施例を示すもの
で、ICチツプ10の第1の端子11にダイオー
ドDを接続し、このダイオードDを介してICチ
ツプ10内の各回路に直流電力およびデータ信号
を供給するようにしたものである。このような構
成にすると、ICカードを表裏逆に外部装置20
に挿入したとしても回路が破壊されることなく、
さらに外部装置20側にてICカードを挿入した
時にICチツプ10内に流れ込む電流を検出して、
適正な電流が流れている場合にはそのままデータ
信号伝送を開始し、逆に適正な電流が流れていな
い時は、外部装置20内にてICチツプ10の端
子11,12との接続の向きを自動的に逆になる
ように切り替え、適正な電流が流れ始めたことを
確認した後、、データ信号伝送を開始することも
可能である。
第13図はこうした構成のICチツプ10をい
わゆる電子コインに応用した実施例を示すもの
で、2枚の円形カード状基体31,32の間に
ICチツプ10を挾持固定し、ICチツプ10の端
子11,12を電極22,23を接続している。
このようなコインは表裏を一切意識することな
く、自動販売機等に通常のコインと同様に使用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来のICカードの側面図およ
び要部拡大断面図、第2図a,bはこの発明の原
理的構成を示す電圧駆動型および電流駆動型集積
回路装置とそれに接続される外部装置の等価回路
図、第3図a〜dはダミー抵抗による負荷回路の
等価内部抵抗の変動補償方法を説明するための
図、第4図は同時双方向伝送を行なうための構成
を示す図、第5図はこの発明の一実施例に係る集
積回路装置の構成を外部装置とともに示す回路
図、第6図は伝送データ信号のフオーマツトを示
す図、第7図はデータ信号をマンチエスタ符号化
した一例を示す図、第8図はこの発明の他の実施
例を示す回路図、第9図は同実施例におけるデー
タ信号のダイフエーズ符号化の例を示す図、第1
0図a,bはこの発明に係る集積回路装置のチツ
プ構造を示す断面図、第11図a〜fはこの発明
に係る集積回路装置をICカードに実装した例を
示す断面図、第12図は表裏逆に挿入可能とした
ICカードに有用な集積回路装置の回路構成の一
部を示す図、第13図a,bはこの発明を電子コ
インに適用した例を示す平面図および断面図であ
る。 10……ICチツプ(集積回路装置)、11,1
2……端子、20……外部装置、101,10
2,111,112……信号送出手段、103,
104,105,113……信号検出手段、10
8,109,110……信号処理手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外部装置との接続のための2個の端子と、こ
    れらの端子を介して外部装置より供給される電源
    入力に重畳された信号を検出する信号検出手段
    と、前記端子に前記外部装置へ伝達すべき信号を
    送出する信号送出手段と、前記信号検出手段で検
    出された信号を処理するとともに、前記信号送出
    手段から送出する信号を生成する信号処理手段と
    を備えたことを特徴とする集積回路装置。 2 信号検出手段と信号送出手段および信号処理
    手段は1つの集積回路チツプ内に構成され、前記
    端子はこの集積回路チツプの表裏両面に被着形成
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の集積回路装置。 3 外部装置との間の信号の送受および外部装置
    からの電力供給は前記端子に接続されたダイオー
    ドを介して行なわれることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の集積回路装置。 4 集積回路チツプは信号送出手段の最終段を除
    く回路部分の消費電力をその内部動作状態の変化
    によらずほぼ一定とするためのダミー抵抗を含む
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項記載の集積回路装置。 5 ダミー抵抗は可変抵抗であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第4項記載の集積回路装置。 6 集積回路チツプは信号の送受信時は負荷変動
    のより小さい限定された動作のみを行なうもので
    あることを特徴とする特許請求の範囲第2項また
    は第4項記載の集積回路装置。 7 信号検出手段は前記2個の端子のいずれか一
    方に一端が接続された直流成分阻止用のレベルシ
    フト回路と、このレベルシフト回路の他端に入力
    端が接続されたセンスアンプとを含むものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の集積回路装置。 8 センスアンプは直流成分除去用のレベルシフ
    ト回路の他端が一方の入力端に接続され他方の入
    力端に一定電位が与えられたコンパレータである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の集
    積回路装置。 9 信号送出手段は前記2個の端子間に接続され
    た可変抵抗素子を含み、この可変抵抗素子の抵抗
    値が外部装置へ伝達すべき信号に応じて制御され
    るものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の集積回路装置。 10 信号検出手段は前記2個の端子の一方に一
    方の入力端が接続され他方の入力端に外部装置か
    ら供給される電源入力を昇圧安定化した電圧が与
    えられたコンパレータを含むものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の集積回路装置。 11 信号送出手段は外部装置へ伝達すべき信号
    を増幅するドライバと、このドライバの出力端と
    前記2個の端子の一方との間に接続された交流結
    合用のコンデンサとを含むものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    集積回路装置。
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