JPH0233196Y2 - - Google Patents

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JPH0233196Y2
JPH0233196Y2 JP19578682U JP19578682U JPH0233196Y2 JP H0233196 Y2 JPH0233196 Y2 JP H0233196Y2 JP 19578682 U JP19578682 U JP 19578682U JP 19578682 U JP19578682 U JP 19578682U JP H0233196 Y2 JPH0233196 Y2 JP H0233196Y2
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JP
Japan
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shaft
fixed
movable
movable shaft
positioning mechanism
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JP19578682U
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JPS59103297U (ja
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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の技術分野 本考案は、固定側軸に可動側軸を所定の角度位
置に位置決めして固定する軸位置決め機構に関
し、特に光空間伝播装置のターミナル部に適用し
て有効な軸位置決め機構に関する。
(2) 技術の背景 上記のような軸位置決め機構は種々の技術分野
において必要とされる。その具体例として、光空
間伝播装置のターミナル部における光送受信ヘツ
ドの軸位置決めがある。
光空間伝播装置の概略構成を第1図に示してあ
る。尚、第1図は本考案を適用した実施例である
が、本考案については後述する。第1図中、符号
1が天井等に固定されたサテライト部を示し、符
号2がテーブル等の上に置かれたターミナル部を
示す。サテライト部1には光送受信器が設けら
れ、またターミナル部2のヘツド3にも光送受信
器が設けられていて、両者間において光信号4が
空中伝播される。このような装置においては、タ
ーミナル部2が置かれる位置によつてヘツド3を
サテライト部1に対して適当な位置に調整する必
要があり、従つてヘツド3の軸5に対する上下角
度位置(矢印A方向)を調整できること、及び軸
5のベース6に対する水平角度位置(矢印B方
向)を調整できることが要求される。本考案によ
る軸位置決め機構は特にこの軸5の水平角度位置
調整に適用することを意図したものである。
(3) 従来技術と問題点 第2図は従来の軸位置決め機構を示す。図中、
符号20及び21はそれぞれ固定側軸及び可動側
軸を示す。両軸20,21はスプライン22によ
つて係合して角度位置が決められ、カツプリング
ナツト23の締め付けによつて固定保持されてい
る。軸21の角度位置調整は、カツプリングナツ
ト23を緩め、軸21を上方へ移動してスプライ
ン22の係合を解き、軸21を所要角度だけ回転
軸、再び軸21を下降させてスプライン22を係
合させ、カツプリングナツト23を締め付けて完
了する。
しかるにこの従来機構には、位置決めのための
スプラインの加工が困難という欠点がある。ま
た、この従来機構を前述のような光空間伝播装置
に適用するには次のような難点がある。すなわ
ち、まず、位置調整に際して可動側軸21を上下
に移動させる必要がある。これはターミナル部の
ヘツド3も含めて移動させることになり、作業上
不都合である。次に軸21の回転を制限する手段
がない。このためヘツド3とベース6を接続する
ケーブル等のねじれ、断線などが生ずるおそれが
ある。またこれと関連して、軸21が中空軸でな
いのでケーブルを外部配線しなければならず、外
観上好ましくない。
(4) 考案の目的 本考案の目的は、上記従来技術のような欠点が
なく、光空間伝播装置への適用に適した軸位置決
め機構を提供することにある。
(5) 考案の構成 本考案による軸位置決め機構は、概略的には、
中空の固定軸の一端部に中空の回転側軸の一端部
を同軸状に且つ軸線周りに回転可能に嵌合させ、
可動側軸に移動自在に装着したロツクリングを固
定側軸のねじ部に螺合させることにより可動側軸
を固定側軸に固定し得るようになし、また固定側
軸および可動側軸にそれぞれストツパ部材を設け
て両軸の相互回転角度を制限可能なように構成し
たものである。
(6) 考案の実施例 以下、本考案の実施例につき図面を参照して詳
細に説明する。
第3図は本考案による軸位置決め機構の一実施
例を示す。この実施例は第1図に示すターミナル
部2の軸5の水平角度位置調整部8に適用したも
のである。図中、符号7はテーブル6に固定され
た中空軸(以下「固定軸」と記す)を示す。固定
軸の先端部7aには、中空軸5の先端部5aが同
軸状に且つ軸線周りに回転可能に嵌合している。
可動軸5はその先端が固定軸7の段部7bに当接
することによつて固定軸7上に支持されている。
可動軸5にはロツクリング9が移動自在に装着
されている。また可動軸5の先端部5aにはスリ
ーブ10がねじ11によつて固定され、ロツクリ
ング9の上側肩部9aがスリーブ10の肩部10
aに当接するようにしてある。一方、ロツクリン
グ9は下端にねじ部9bを有し、これを固定軸7
のねじ部7cに螺合させると、可動軸5は固定軸
7に対し軸方向移動も回転もしないように固定さ
れる。
更に、固定軸7の段部7b及び可動軸7のスリ
ーブ10の下端には相互に係合可能なストツパ1
2,13をそれぞれ固定してある。これによりロ
ツクリング9を緩めて可動軸5を回転させたとき
に、可動側ストツパ13が固定側ストツパ12に
当接して可動軸5の回転はほぼ1回転に制限され
る。尚、可動側ストツパ13を2個設けることに
より回転を1回転以下にも制限し得る。
また、スリーブ10の肩部10aのねじは、ロ
ツクリング9の可動軸5に装着する場合に、まず
ロツクリング9を可動軸5に挿入し、スリーブ1
0を可動軸5に固定した後にロツクリング9を図
示位置へ戻すときにロツクリングねじ部9bがス
リーブ肩部9aを通過できるようにするためのも
のである。
前述したターミナル部2のヘツド3とベース6
間のケーブル(図示せず)は中空軸5,6の内部
を通して配線される。
次に、上記の機構による軸5の角度位置調整
は、ロツクリング9を緩め、可動軸5を所要の角
度だけ回転した後、再びロツクリング9を締め付
けるだけで良い。この場合、従来のように可動軸
5を上下に移動させる必要はない。また、ロツク
リング9を緩めても可動軸5は固定軸7上に支持
され、外れたりするおそれはない。更に、前述し
たように可動軸5の回転は制限されているので、
軸5,6内に通してケーブルがねじれて断線した
りするおそれがない。
尚、可動軸5の回転が1回転以下に制限される
ためにヘツド3の矢印B方向(第1図)への調整
範囲が制限されて不都合が生じる場合は、軸位置
決め機構8を2段設けて、回転を2回転位まで可
能とすることもできる。
(7) 考案の効果 以上のように本考案による軸位置決め機構は、
光空間伝播装置に適用した場合に、軸角度位置調
整を非常に容易且つ確実に行うことができ、また
ケーブルのねじれや断線が防止され、外観も向上
するなど、実用上すぐれたものである。
尚、本考案の軸位置決め機構は光空間伝播装置
に限らず、種々の装置に適用可能であることは云
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した光空間伝播装置の概
略構成図、第2図は従来の軸位置決め機構の縦断
面図、第3図は本考案による軸位置決め機構の一
実施例の縦断面図である。 1……サテライト部、2……ターミナル部、3
……ヘツド部、4……光信号、5……可動軸、6
……ベース、7……固定軸、8……軸位置決め機
構(水平角度位置調整部)、9……ロツクリング、
10……スリーブ、11……ねじ、12,13…
…ストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空の固定側軸の一端部に中空の回転側軸の一
    端部を同軸状に且つ軸線周りに回転可能に嵌合さ
    せ、可動側軸に移動自在に装着したロツクリング
    を固定側軸のねじ部に螺合させることにより可動
    側軸を固定側軸に固定し得るようになし、また固
    定側軸及び可動側軸にそれぞれストツパ部材を設
    けて該両軸の相対回転角度を制限するように構成
    したことを特徴とする軸位置決め機構。
JP19578682U 1982-12-28 1982-12-28 軸位置決め機構 Granted JPS59103297U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19578682U JPS59103297U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 軸位置決め機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19578682U JPS59103297U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 軸位置決め機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59103297U JPS59103297U (ja) 1984-07-11
JPH0233196Y2 true JPH0233196Y2 (ja) 1990-09-06

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JP19578682U Granted JPS59103297U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 軸位置決め機構

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015078048A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 株式会社エスティヒッツ パイプ連結具、組立分解式の袋保持用スタンドおよび落葉収集器具
JP6602116B2 (ja) * 2015-09-03 2019-11-06 ヤマハ発動機株式会社 実装ヘッド、部品実装機

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Publication number Publication date
JPS59103297U (ja) 1984-07-11

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