JPH0233142B2 - - Google Patents
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- JPH0233142B2 JPH0233142B2 JP56148706A JP14870681A JPH0233142B2 JP H0233142 B2 JPH0233142 B2 JP H0233142B2 JP 56148706 A JP56148706 A JP 56148706A JP 14870681 A JP14870681 A JP 14870681A JP H0233142 B2 JPH0233142 B2 JP H0233142B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/20—Exposure; Apparatus therefor
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、画線部の密着強度がすぐれた感光性
樹脂凸版及びその製造方法に関するものである。
樹脂凸版及びその製造方法に関するものである。
従来の感光性樹脂凸版の代表的な製造方法は第
1図に示すように、ガラス板1の上にネガチブ2
を置き、カバー用透明フイルム3を重ねた後、全
面に感光性樹脂層4を塗設し、更に感光性樹脂凸
版の基材となるフイルム5を密着さしめ、フイル
ム5とコンタクトスクリーン6の膜面8が接する
ようにコンタクトスクリーン6を重ねた上にガラ
ス板1側より主露光を行う工程と、ガラス板7側
よりバツク露光を行う工程とを行い、例えば、硼
酸ナトリウム、界面活性剤等を含む弱アルカリ水
溶液等、若しくは溶剤等を用いて未硬化部分を洗
い落とす方法等により現像を行い、更に第2図に
示すような画線部9を形成すると共に非画線部に
尖角部10を形成するものである。ここで尖角部
10はバツク露光の露光量を調整することによ
り、画線部9より低くなるよに形成され、画線部
と非画線部の高さの差が少なく、万一、非画線部
にインキが供給されてもインキが溜まりにくく、
又、印刷されても小さい点が印刷されるため目立
たないという、いわゆる「ケツ付き」の防止の役
割を担つている。
1図に示すように、ガラス板1の上にネガチブ2
を置き、カバー用透明フイルム3を重ねた後、全
面に感光性樹脂層4を塗設し、更に感光性樹脂凸
版の基材となるフイルム5を密着さしめ、フイル
ム5とコンタクトスクリーン6の膜面8が接する
ようにコンタクトスクリーン6を重ねた上にガラ
ス板1側より主露光を行う工程と、ガラス板7側
よりバツク露光を行う工程とを行い、例えば、硼
酸ナトリウム、界面活性剤等を含む弱アルカリ水
溶液等、若しくは溶剤等を用いて未硬化部分を洗
い落とす方法等により現像を行い、更に第2図に
示すような画線部9を形成すると共に非画線部に
尖角部10を形成するものである。ここで尖角部
10はバツク露光の露光量を調整することによ
り、画線部9より低くなるよに形成され、画線部
と非画線部の高さの差が少なく、万一、非画線部
にインキが供給されてもインキが溜まりにくく、
又、印刷されても小さい点が印刷されるため目立
たないという、いわゆる「ケツ付き」の防止の役
割を担つている。
以上のような従来の感光性樹脂凸版は画線部、
特に細かい点も細い線、文字等の画線部に過大な
印圧がかかると画線部が基材のフイルムに沿つた
方向に伸ばされ、印圧がなくなると元に戻る伸縮
を繰り返すために2万回以上の印刷では剥落しや
すく好ましくないものである。
特に細かい点も細い線、文字等の画線部に過大な
印圧がかかると画線部が基材のフイルムに沿つた
方向に伸ばされ、印圧がなくなると元に戻る伸縮
を繰り返すために2万回以上の印刷では剥落しや
すく好ましくないものである。
かかる感光性樹脂凸版の欠点を除くためには、
基材フイルムと画線部との密着強度をプライマー
等の使用により向上させる方法もあるが工程が増
加し煩雑であり、又、画線部自体の硬度を向上さ
せて変形しにくくする事を試みるとインキの付着
性が低下する等の欠点がある。
基材フイルムと画線部との密着強度をプライマー
等の使用により向上させる方法もあるが工程が増
加し煩雑であり、又、画線部自体の硬度を向上さ
せて変形しにくくする事を試みるとインキの付着
性が低下する等の欠点がある。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもの
で、過大な印刷の負荷・除去を繰り返しても画線
部の剥落が防止できる感光性樹脂凸版およびその
製造方法を提供することを目的とする。
で、過大な印刷の負荷・除去を繰り返しても画線
部の剥落が防止できる感光性樹脂凸版およびその
製造方法を提供することを目的とする。
この目的達成のため本発明は第一に、基材フイ
ルム上の硬化樹脂層により画線部を形成した樹脂
凸版であつて、非画線部に画線部の高さよりも低
い硬化樹脂層よりなる尖角部及びこの尖角部より
低く画線部の硬化樹脂層に連続する硬化樹脂層を
設けた感光性樹脂凸版を提供する。
ルム上の硬化樹脂層により画線部を形成した樹脂
凸版であつて、非画線部に画線部の高さよりも低
い硬化樹脂層よりなる尖角部及びこの尖角部より
低く画線部の硬化樹脂層に連続する硬化樹脂層を
設けた感光性樹脂凸版を提供する。
さらに本発明は第二に、光透過性基材上に設け
られた感光性樹脂層に対して、この感光性樹脂層
側からネガチブを介して露光し画線部を形成し、
前記光透過性基材側よりコンタクトスクリーンを
介して散乱露光することにより、非画線部に画線
部の高さより低い尖角部を有しかつ画線部の硬化
樹脂層に連続する硬化樹脂層を形成する感光性樹
脂凸版の製造方法を提供する。
られた感光性樹脂層に対して、この感光性樹脂層
側からネガチブを介して露光し画線部を形成し、
前記光透過性基材側よりコンタクトスクリーンを
介して散乱露光することにより、非画線部に画線
部の高さより低い尖角部を有しかつ画線部の硬化
樹脂層に連続する硬化樹脂層を形成する感光性樹
脂凸版の製造方法を提供する。
本発明の感光性樹脂凸版においては、非画線部
に硬化樹脂層よりなる尖角部及びこの尖角部より
低く画線部の硬化樹脂層に連続する硬化樹脂層が
形成されているため、非画線部に供給されたイン
キが紙に印刷されることが防止されるとともに、
画線部と基材との密着強度が補強され、過大な印
圧下における画線部の変形が非画線部の硬化樹脂
層に吸収され、過大な印圧の負荷・除去を繰り返
しても画線部の剥落が防止される。
に硬化樹脂層よりなる尖角部及びこの尖角部より
低く画線部の硬化樹脂層に連続する硬化樹脂層が
形成されているため、非画線部に供給されたイン
キが紙に印刷されることが防止されるとともに、
画線部と基材との密着強度が補強され、過大な印
圧下における画線部の変形が非画線部の硬化樹脂
層に吸収され、過大な印圧の負荷・除去を繰り返
しても画線部の剥落が防止される。
また、本発明の感光性樹脂凸版の製造方法にお
いては、工程を増加させることなく既存の設備、
材料を用いて、過大な印圧の負荷・除去を繰り返
しても画線部が剥落しにくい感光性樹脂凸版が製
造される。
いては、工程を増加させることなく既存の設備、
材料を用いて、過大な印圧の負荷・除去を繰り返
しても画線部が剥落しにくい感光性樹脂凸版が製
造される。
以下図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。なお従来のものを示す第1図および第2図と
同一部分については同一の符号を付す。
る。なお従来のものを示す第1図および第2図と
同一部分については同一の符号を付す。
第5図は本発明の感光性樹脂凸版の一例を示し
た模式的断面図である。図示の如く、フイルム5
上非画線部には、画線部9の高さより低い尖角部
10′を有し、かつこの尖角部10′より低く画線
部9に連続する硬化樹脂層12が設けられてい
る。
た模式的断面図である。図示の如く、フイルム5
上非画線部には、画線部9の高さより低い尖角部
10′を有し、かつこの尖角部10′より低く画線
部9に連続する硬化樹脂層12が設けられてい
る。
次に本発明の感光性樹凸版の製造方法について
説明するが、本発明の各工程は散乱露光する工程
を除いては従来の工程と同様である。
説明するが、本発明の各工程は散乱露光する工程
を除いては従来の工程と同様である。
まず、平面性を付与するために、例えば厚み10
mmの平面性すぐれた透明かつ無色のガラス板を下
に置き、その上に必要な線、文字等若しくは写真
を網かけしたネガチブフイルムをその膜面(乳剤
面)が上になるように置き、次に前記ネガチブと
後述の感光性樹脂層とが直接接触しないように通
常、厚み20μm程度の透明なポリプロピレン等の
フイルムでカバーし、更にその上に重ねて感光性
樹脂層を塗設する。感光性樹脂層としては公知の
不飽和ポリエステルとアクリルモノマー、ポリア
ミド共重合体、ポリウレタンとアクルモノマー、
ポリビニルアルコールと、アクリルモノマー、ア
ルコール溶性ポリアミドとアクルモノマー、ポリ
ビニルピロリドンとアクルモノマー、合成ゴムと
アクルモノマー等のモノマー、オリゴマー若しく
はプレポリマーを用いることができ、光重合開始
剤としてハイドロキノン、ベンゾイン、アントラ
キノン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾイン
メチルエーテル等、安定剤としてP−フエニレン
ジアミンP−メトロキシフエノール等を適宜添加
してなるものを用い、例えば樹脂をバケツトに保
持し、カバーフイルム上に均一の厚みにスキージ
を用いて塗布する方法や、樹脂をカバーフイルム
上に置き上下から平定盤により圧縮し均一の厚み
にする等の方法より塗布して好ましくは厚みが
0.55〜0.6mmになるように設ける。次に前記感光
性樹脂層の上を感光性樹脂凸版の基材となるもの
として、例えばポリエステル樹脂に増感剤等を添
加してなるプライマーを塗布したポリエステルフ
イルム等のフイルム若しくはシートで被覆し、下
側から主露光を行つた後上側からガラス板及びコ
ンタクトスクリーンを介して散乱露光する。
mmの平面性すぐれた透明かつ無色のガラス板を下
に置き、その上に必要な線、文字等若しくは写真
を網かけしたネガチブフイルムをその膜面(乳剤
面)が上になるように置き、次に前記ネガチブと
後述の感光性樹脂層とが直接接触しないように通
常、厚み20μm程度の透明なポリプロピレン等の
フイルムでカバーし、更にその上に重ねて感光性
樹脂層を塗設する。感光性樹脂層としては公知の
不飽和ポリエステルとアクリルモノマー、ポリア
ミド共重合体、ポリウレタンとアクルモノマー、
ポリビニルアルコールと、アクリルモノマー、ア
ルコール溶性ポリアミドとアクルモノマー、ポリ
ビニルピロリドンとアクルモノマー、合成ゴムと
アクルモノマー等のモノマー、オリゴマー若しく
はプレポリマーを用いることができ、光重合開始
剤としてハイドロキノン、ベンゾイン、アントラ
キノン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾイン
メチルエーテル等、安定剤としてP−フエニレン
ジアミンP−メトロキシフエノール等を適宜添加
してなるものを用い、例えば樹脂をバケツトに保
持し、カバーフイルム上に均一の厚みにスキージ
を用いて塗布する方法や、樹脂をカバーフイルム
上に置き上下から平定盤により圧縮し均一の厚み
にする等の方法より塗布して好ましくは厚みが
0.55〜0.6mmになるように設ける。次に前記感光
性樹脂層の上を感光性樹脂凸版の基材となるもの
として、例えばポリエステル樹脂に増感剤等を添
加してなるプライマーを塗布したポリエステルフ
イルム等のフイルム若しくはシートで被覆し、下
側から主露光を行つた後上側からガラス板及びコ
ンタクトスクリーンを介して散乱露光する。
コンタクトスクリーンを介して散乱露光するに
は、散乱光源を用いる方法と非散乱光源を用いる
方法とがあり、非散乱光源を用いる方法にはデイ
フユージヨンシートを用いて入射光を散乱させる
方法若しくはコンタクトスクリーンの膜面を光源
側とすることによりコンタクトスクリーンの基材
の厚みを利用して入射光を散乱させる方法等のい
ずれでもよいが、既存の光源である非散乱光源を
用いて精度のよい散乱露光を確実に行える方法と
して、コンタクトスクリーンの膜面8を第3図に
示す如く光源側とする方法及び第4図に示す如く
コンタクトスクリーンの膜面8は光源の反対側と
し、コンタクトスクリーンと感光性樹脂凸版との
間にデイフユージヨンシート11を介して行う方
法が望ましい。
は、散乱光源を用いる方法と非散乱光源を用いる
方法とがあり、非散乱光源を用いる方法にはデイ
フユージヨンシートを用いて入射光を散乱させる
方法若しくはコンタクトスクリーンの膜面を光源
側とすることによりコンタクトスクリーンの基材
の厚みを利用して入射光を散乱させる方法等のい
ずれでもよいが、既存の光源である非散乱光源を
用いて精度のよい散乱露光を確実に行える方法と
して、コンタクトスクリーンの膜面8を第3図に
示す如く光源側とする方法及び第4図に示す如く
コンタクトスクリーンの膜面8は光源の反対側と
し、コンタクトスクリーンと感光性樹脂凸版との
間にデイフユージヨンシート11を介して行う方
法が望ましい。
上記おいて、コンタクトスクリーンの基材の厚
みを利用して入射光を散乱させるために必要な該
基材の厚みは100〜200μmであり、又、デイフユ
ージヨンシートは練り込み型、サンドマツト型若
しくはエンボス型のいずれでもよく、厚みは100
〜200μmのものが使用しうる。
みを利用して入射光を散乱させるために必要な該
基材の厚みは100〜200μmであり、又、デイフユ
ージヨンシートは練り込み型、サンドマツト型若
しくはエンボス型のいずれでもよく、厚みは100
〜200μmのものが使用しうる。
コンタクトスクリーンを介して散乱露光する光
源は本質的には主露光の光源と同種に波長の光を
発するものが使用でき、例えば、超高圧水銀灯、
高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク、クセ
ノンアーク、メタルハライドランプ等及びその他
の光源が使用でき、又、露光量は、その他の条件
によつても異なるが、主露光の0.5〜1.5倍を目安
に適宜調整しうる。
源は本質的には主露光の光源と同種に波長の光を
発するものが使用でき、例えば、超高圧水銀灯、
高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク、クセ
ノンアーク、メタルハライドランプ等及びその他
の光源が使用でき、又、露光量は、その他の条件
によつても異なるが、主露光の0.5〜1.5倍を目安
に適宜調整しうる。
以上のようにしてコンタクトスクリーンを介し
て散乱露光することにより、コンタクトスクリー
ンの光学濃度の最低部分を通る光はその真下の感
光性樹脂凸版の基材に接する部分の感光性樹脂を
硬化させ、コンタクトスクリーンのその他の部分
を通る光及び前記した方法により散乱した光は感
光性樹脂凸版の基材に接する部分を全域にわたつ
て硬化させ、しかる後、現像を行うことにより、
第5図に示す如く画線部9及び主露光によつては
露光されない部分、即ち、非画線部にコンタクト
スクリーンを介してその散乱露光量に応じた画線
部の高さよりも低い尖角部10′を有する硬化樹
脂層12を形成する。
て散乱露光することにより、コンタクトスクリー
ンの光学濃度の最低部分を通る光はその真下の感
光性樹脂凸版の基材に接する部分の感光性樹脂を
硬化させ、コンタクトスクリーンのその他の部分
を通る光及び前記した方法により散乱した光は感
光性樹脂凸版の基材に接する部分を全域にわたつ
て硬化させ、しかる後、現像を行うことにより、
第5図に示す如く画線部9及び主露光によつては
露光されない部分、即ち、非画線部にコンタクト
スクリーンを介してその散乱露光量に応じた画線
部の高さよりも低い尖角部10′を有する硬化樹
脂層12を形成する。
上記における現像は感光性樹脂凸版を構成する
感光性樹脂によつても異なるが、例えば、硼酸ナ
トリウム等の弱アルカリ液若しくは水等を用い
て、未硬化部を洗浄除去することによつて行え
る。
感光性樹脂によつても異なるが、例えば、硼酸ナ
トリウム等の弱アルカリ液若しくは水等を用い
て、未硬化部を洗浄除去することによつて行え
る。
以下、本発明感光性樹脂凸版の製造方法を更に
具体的に示す具体例を掲げる。
具体的に示す具体例を掲げる。
厚み10mmのガラス板上にベースの厚み100μm
のネガチブフイルムを置き、厚み20μmのポリプ
ロピレンフイルムでネガチブフイルムを覆い、カ
バーフイルムの上に不飽和ポリエステル系感光樹
脂を厚み0.55mmになるように塗布し、次に100μm
厚のポリエステル系プライマーを塗布してなるポ
リエステルフイルムをプライマー面が樹脂に接す
るようにして載置し、更にその上に厚み200μm
の線数85線/インチのコンタクトスクリーンを膜
面が外側になるよう重ねた。
のネガチブフイルムを置き、厚み20μmのポリプ
ロピレンフイルムでネガチブフイルムを覆い、カ
バーフイルムの上に不飽和ポリエステル系感光樹
脂を厚み0.55mmになるように塗布し、次に100μm
厚のポリエステル系プライマーを塗布してなるポ
リエステルフイルムをプライマー面が樹脂に接す
るようにして載置し、更にその上に厚み200μm
の線数85線/インチのコンタクトスクリーンを膜
面が外側になるよう重ねた。
次に超高圧水銀灯を用いてコンタクトスクリー
ン膜面側より約30秒間(約600mJに相当)露光
し、更に反対側から同様の光源を用いて約50秒間
(約900mJに相当)露光し、以上の露光後、露光
済の樹脂と共にポリエステルフイルムをカバーフ
イルムから剥離し、硼酸ナトリウム1%水溶液に
て洗浄し、末硬化樹脂を洗い落とし、乾燥後、更
に樹脂の硬化を完全にするため、約50秒間の追加
露光を行つた。
ン膜面側より約30秒間(約600mJに相当)露光
し、更に反対側から同様の光源を用いて約50秒間
(約900mJに相当)露光し、以上の露光後、露光
済の樹脂と共にポリエステルフイルムをカバーフ
イルムから剥離し、硼酸ナトリウム1%水溶液に
て洗浄し、末硬化樹脂を洗い落とし、乾燥後、更
に樹脂の硬化を完全にするため、約50秒間の追加
露光を行つた。
得られた感光性樹脂凸版をシリンダーにとりつ
けて印刷を行つたところ、50万回印刷を行つても
細かい画線部が剥落することがなかつた。
けて印刷を行つたところ、50万回印刷を行つても
細かい画線部が剥落することがなかつた。
以上のように本発明の感光性樹脂凸版において
は、非画線部に硬化樹脂層よりなる尖角部及びこ
の尖角部より低く画線部の硬化樹脂層に連続する
硬化樹脂層が形成されているため、非画線部に供
給されたインキが紙に印刷されることが防止され
るとともに、画線部と基材との密着強度が補強さ
れ、過大な印圧下における画線部の変形が非画線
部の硬化樹脂層に吸収され、過大な印圧の負荷・
除去を繰り返しても画線部が剥落しにくく、特に
細かい点や細い線及び細かい文字等の剥落が防止
でき、印刷上の支障がないばかりか、従来よりも
細かい、若しくは細い画線を設けて印刷すること
ができるという効果を奏する。
は、非画線部に硬化樹脂層よりなる尖角部及びこ
の尖角部より低く画線部の硬化樹脂層に連続する
硬化樹脂層が形成されているため、非画線部に供
給されたインキが紙に印刷されることが防止され
るとともに、画線部と基材との密着強度が補強さ
れ、過大な印圧下における画線部の変形が非画線
部の硬化樹脂層に吸収され、過大な印圧の負荷・
除去を繰り返しても画線部が剥落しにくく、特に
細かい点や細い線及び細かい文字等の剥落が防止
でき、印刷上の支障がないばかりか、従来よりも
細かい、若しくは細い画線を設けて印刷すること
ができるという効果を奏する。
また、本発明の感光性樹脂凸版の製造方法にお
いては、上記利点を有する感光性樹脂凸版を、工
程が増加するという煩雑さなく、既存の設備、材
料を用いて製造することができるという効果を奏
する。
いては、上記利点を有する感光性樹脂凸版を、工
程が増加するという煩雑さなく、既存の設備、材
料を用いて製造することができるという効果を奏
する。
第1図は従来の感光性樹脂凸版の製造方法を示
す模式的断面図、第2図は第1図の方法によつて
製造される感光性樹脂凸版の模式的断面図、第3
図及び第4図は本発明の製造方法の実施態様を示
す模式的断面図、第5図は本発明の感光性樹脂凸
版の一例を示した模式的断面図である。 1……ガラス板、2……ネガチブ、3……透明
フイルム、4……感光性樹脂層、5……透明フイ
ルム、6……コンタクトスクリーン、7……ガラ
ス板、9……画線部、10,10′……尖角部、
11……デイフユージヨンシート、12……硬化
樹脂層。
す模式的断面図、第2図は第1図の方法によつて
製造される感光性樹脂凸版の模式的断面図、第3
図及び第4図は本発明の製造方法の実施態様を示
す模式的断面図、第5図は本発明の感光性樹脂凸
版の一例を示した模式的断面図である。 1……ガラス板、2……ネガチブ、3……透明
フイルム、4……感光性樹脂層、5……透明フイ
ルム、6……コンタクトスクリーン、7……ガラ
ス板、9……画線部、10,10′……尖角部、
11……デイフユージヨンシート、12……硬化
樹脂層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基材フイルム上の硬化樹脂層により画線部を
形成した樹脂凸版であつて、非画線部に画線部の
高さよりも低い硬化樹脂層よりなる尖角部及びこ
の尖角部より低く画線部の硬化樹脂層に連続する
硬化樹脂層を設けたことを特徴とする感性樹脂凸
版。 2 光透過性基材上に設けられた感光性樹脂層に
対して、この感光性樹脂層側からネガチブを介し
て露光し画線部を形成し、前記光透過性基材側よ
りコンタクトスクリーンを介して散乱露光するこ
とにより、非画線部に画線部の高さより低い尖角
部を有しかつ画像部の硬化樹脂層に連続する硬化
樹脂層を形成することを特徴とする感光性樹脂凸
版の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56148706A JPS5850541A (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 感光性樹脂凸版及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56148706A JPS5850541A (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 感光性樹脂凸版及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5850541A JPS5850541A (ja) | 1983-03-25 |
JPH0233142B2 true JPH0233142B2 (ja) | 1990-07-25 |
Family
ID=15458769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56148706A Granted JPS5850541A (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 感光性樹脂凸版及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850541A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4486872B2 (ja) * | 2004-12-06 | 2010-06-23 | 株式会社フジクラ | プリント配線板の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52120002A (en) * | 1976-03-31 | 1977-10-08 | Asahi Chemical Ind | New printing plate making method |
JPS53115304A (en) * | 1977-05-13 | 1978-10-07 | Toppan Printing Co Ltd | Halftone gravure engraving method |
-
1981
- 1981-09-22 JP JP56148706A patent/JPS5850541A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52120002A (en) * | 1976-03-31 | 1977-10-08 | Asahi Chemical Ind | New printing plate making method |
JPS53115304A (en) * | 1977-05-13 | 1978-10-07 | Toppan Printing Co Ltd | Halftone gravure engraving method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5850541A (ja) | 1983-03-25 |
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