JPH023305A - 熱可塑性合成樹脂被覆鋼材の水中における被覆補修方法およびその装置 - Google Patents

熱可塑性合成樹脂被覆鋼材の水中における被覆補修方法およびその装置

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JPH023305A
JPH023305A JP14677888A JP14677888A JPH023305A JP H023305 A JPH023305 A JP H023305A JP 14677888 A JP14677888 A JP 14677888A JP 14677888 A JP14677888 A JP 14677888A JP H023305 A JPH023305 A JP H023305A
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JP
Japan
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synthetic resin
thermoplastic synthetic
steel material
repair
stick
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Pending
Application number
JP14677888A
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English (en)
Inventor
Tanemitsu Yasuda
安田 種光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH023305A publication Critical patent/JPH023305A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、水中に構築された熱可塑性剛性樹脂被覆を有
する例えばシートパイル、鋼管杭あるいはパイプライン
などの構造物の水中にお&Jる被覆補修方法およびその
装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、水中に構築されている熱可塑性合成樹脂被覆を有
する構造物、例えばシートパイル5鋼管杭あるいはパイ
プラインなどを水中において被覆損傷部を補修する手段
としては、例えば特開昭6187028号公報に開示さ
れているように、合成樹脂被覆鋼製部材における合成樹
脂被覆の水中部の疵を囲むように、カバーの開口部に取
付けられている通水性クツション材を合成樹脂被覆に当
接し、かつカバー内において前記価を被覆する合成樹脂
補修片を配置し、次に前記カバー内に加圧気体を供給し
てカバー内の水を排出した状態で、合成樹脂補修片およ
びこれに対向する合成樹脂被覆を加熱して、その合成樹
脂補修片を合成樹脂被覆に溶融接着する方法がある。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、前記特開昭61−87028号に開示されて
いる補修方法にあっては、補修部位をカバーで囲んでし
まうので、作業員が補修部位を目視しながら補修作業を
行うことができず、したがって合成樹脂被覆の損傷部が
完全に補修できたかどうかは、最終的にはカバーを取り
外さなければ確認できないという問題がある。
そこで、このような問題を解消すべく、本出願人らが既
に特開昭62−276130号公報にて提案しているよ
うに、熱可塑性合成樹脂被覆鋼材の水中における補修方
法およびその装置がある。
その内容は、第3図に示すように、把持体1の一端部に
圧縮空気ボンベに接続されて所要圧で送給される空気を
密閉型ガス燃焼筒体6に送り込む空気管2と、酸素ボン
ベに接続されて所要流量の酸素が送給される酸素管3と
アセチレンボンへに接続されて所要流量のアセチレンが
送給されるアセチレン管4とを設け、アセチレンと酸素
とを所要の混合比で調整して送給される先端に火口5a
を有する混合ガス管5を密閉型ガス燃焼用筒体6の一端
に水蜜的に接続し、この密閉型ガス燃焼用筒体6の他端
に熱風噴射ノズル7を水蜜的に接続して空気管2から送
り込まれる空気を加熱するように構成した水中用被覆補
修装置10を用いて、第4図に示すように、水中にて熱
風噴射ノズル7から噴射される熱風により、熱可塑性合
成樹脂被覆鋼材11の被覆損傷部12とその周辺部とに
わたってシールド空気層を形成しながら、補修用の熱可
塑性合成樹脂スティック13と被覆損傷部12とを加熱
して、溶融したスティック部分を被覆損傷部12に充填
溶着するようにしたものである。
しかしながら、このような補修では、熱可塑性合成樹脂
被覆鋼材11の水中における被覆損傷部12が大きい場
合には、溶融接着後にそのスティック13の接着強度を
出すために被覆損傷部12に圧着させる必要がある。
熱可塑性合成樹脂被覆鋼材11が例えば鋼管杭のように
円形状の場合は、必要な幅を有するバンドなどをスティ
ック13に巻きつけて被覆損傷部12に押しつけて圧着
する手段を講することができるが、シートパイルのよう
に平面状の場合は、水中において圧着させるための反力
をとる適当な手段がないから、圧着させることができな
いのである。
本発明は上記のような課題を解消すべくしてなされた熱
可塑性合成樹脂被覆鋼材の水中における補修方法および
その装置を提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、水中にて、熱可塑性合成樹脂被覆鋼材の被覆
損傷部と補修用の熱可塑性合成樹脂スティックとを加熱
して溶融したスティック部分を被覆損傷部に充填溶着す
る補修方法において前記熱可塑性合成樹脂スティックの
溶着直後にそのスティック部分を圧着することを特徴と
する熱可塑性合成樹脂被覆鋼材の水中における被覆補修
方法であり、 また、水中に打設した熱可塑性合成樹脂被覆鋼材の被覆
損傷部に補修用の熱可塑性合成樹脂スティックを溶融圧
着した後に、このスティック部分を圧着する装置であっ
て、コの字状とされるアームと、このアームの両端部に
取付けられる前記熱可塑性合成樹脂被覆鋼材の表面に吸
着する一対の吸着部材と、前記アームの中央部に取付け
られる前記補修用の熱可塑性合成樹脂スティックを圧着
する圧着部材と、から構成されることを特徴とする熱可
塑性合成樹脂被覆鋼材の水中における被覆補修装置であ
る。
〈作 用〉 本発明によれば、圧着用部材を用いて被覆補修部位を圧
着するようにしたので、水中においても確実に被覆補修
材を圧着することができる。
〈実施例〉 以下に、本発明の実施例について詳しく説明する。
第1Vは、本発明に係る装置の実施例を示す側面図であ
り、第2図は、そのA−A矢視平面図である。図中、従
来例と同一部材は同一符号を付して説明を省略する。
図において、21はコの字状のアームであり、その中央
部21aにはナツト22が取付けられ、その−方の端部
21bにはヒンジ23が回転自在に取付けられ、またも
う一方の端部2]cにはクランプアーム24が連結部材
25に着脱自在に取付けられる。
26は、熱可塑性合成樹脂被膜鋼材(この実施例ではシ
ー1−パイル)11の表面に吸着させる例えば永久磁石
などの吸着部材である。一方の吸着部材26△は、ヒン
ジ23の固定部材23aにボルト27で固定され、もう
一方の吸着部材26Bは、クランプアーム24の連結部
材25にボルト27で固定される。
28は、ナツト22に螺合するスクリュー軸であり、そ
の熱可塑性合成樹脂被覆鋼材11例の端部にはスプリン
グ29を介して押さえ金具30が摺動自在に嵌合され、
もう一方の端部にはハンドル31が取付けられる。
32は、押さえ金具30に取イ」けられる圧着部材であ
り、被覆補修材13の表面を圧着する。
このように構成された被覆補修装置の操作手順を以下に
説明する。
■ 水中において、水中用被覆補修装置10を用いて熱
可塑性合成樹脂被膜鋼材11の損傷補修部12の補修が
終わったら、速やかに圧着部材32が被覆補修材12に
当たるようにまず吸着部材26Aを位置決めしする。つ
いで吸着部材26Bを単独で位置決めして、連結部材2
5を介してクランプアーム24と連結する。
■ そして、ハンドル31を矢示方向に回しながらスク
リュー軸2日を熱可塑性合成樹脂被覆鋼材11側へ押し
出して、圧着部材32を被覆補修材13の表面に押し当
てる。
■ ハンドル3Iを一杯に回した時、被覆補修材13に
よる反力が圧着部材32に加わるが、スプリング29の
作用によって充分な圧力で被覆補修!、l13を押さえ
ることができる。
■ 圧着作業が完了したら、ハンドル31を逆に回して
圧着を解除するとともに、連結部材25のボルト27を
弛めることにより、吸着部材26Bからアーム21を離
す。
■ そして、吸着部材26A、26 Bをそれぞれ熱可
塑性合成樹脂被覆鋼材11から取外して水中から回収す
る。
なお、吸着部材26としては、永久磁石の代わりに電磁
石を用いてオン・オフ動作をしてもよいし、バキューム
方式で吸着するようにしてもよい。
また、上記の実施例は、表面が平坦なシートパイルの場
合について説明したが、例えば鋼管杭などのように表面
が円形状である場合には、吸着部材26と圧着部材32
の接触面の形状をそれに合わせるようにして、鋼管杭の
管軸方向に吸着部材26゜圧着部材32を配置するよう
にすれば同様にして圧着させることが可能であることは
いうまでもない。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明に係る方法によれば、水中
においても被覆補修部材の密着性を高めることができる
から、確実に補修することが可能で、構造物の寿命を保
つことができる。
また、本発明に係る装置は、上記効果を有する方法を好
適に実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の実施例を示す側面図、第2図は
、第1図のA−A矢視平面図、第3図は、従来例に用い
られる被覆補修装置を一部切欠いて示す側面図、第4図
は、従来の被覆損傷部の補修の仕方を示す説明図である
。 10・・・水中用被覆補修装置 11・・・熱可塑性合成樹脂被膜鋼材 12・・・損傷補修部、13・・・補修部材21・・・
アーム、22・・・ナツト 23・・・ヒンジ、24・・・クランプ25・・・連結
部材、−26・・・吸着部材28・・・スクリュー軸、
30・・・押さえ金具。 32・・・圧着部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水中にて、熱可塑性合成樹脂被覆鋼材の被覆損傷部
    と補修用の熱可塑性合成樹脂スティックとを加熱して溶
    融したスティック部分を被覆損傷部に充填溶着する補修
    方法において、前記熱可塑性合成樹脂スティックの溶着
    直後にそのスティック部分を圧着することを特徴とする
    熱可塑性合成樹脂被覆鋼材の水中における被覆補修方法
    。 2、水中に打設した熱可塑性合成樹脂被覆鋼材の被覆損
    傷部に補修用の熱可塑性合成樹脂スティックを溶融圧着
    した後に、このスティック部分を圧着する装置であって
    、コの字状とされるアームと、このアームの両端部に取
    付けられる前記熱可塑性合成樹脂被覆鋼材の表面に吸着
    する一対の吸着部材と、前記アームの中央部に取付けら
    れる前記補修用の熱可塑性合成樹脂スティックを圧着す
    る圧着部材と、から構成されることを特徴とする熱可塑
    性合成樹脂被覆鋼材の水中における被覆補修装置。
JP14677888A 1988-06-16 1988-06-16 熱可塑性合成樹脂被覆鋼材の水中における被覆補修方法およびその装置 Pending JPH023305A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016002689A (ja) * 2014-06-16 2016-01-12 ヒエン電工株式会社 樹脂成形品の補修方法及びその補修用樹脂材料
CN110328875A (zh) * 2019-07-25 2019-10-15 缙云松弛自动化科技有限公司 一种齿轮箱轴承孔磨损修复设备

Cited By (3)

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