JPH0232966A - 容器及び容器用パッキン及びその製造方法 - Google Patents

容器及び容器用パッキン及びその製造方法

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JPH0232966A
JPH0232966A JP63329492A JP32949288A JPH0232966A JP H0232966 A JPH0232966 A JP H0232966A JP 63329492 A JP63329492 A JP 63329492A JP 32949288 A JP32949288 A JP 32949288A JP H0232966 A JPH0232966 A JP H0232966A
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orifice
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needle
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Verrerie Cristallerie D Arques Jg Durand & Co
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    • B65D53/00Sealing or packing elements; Sealings formed by liquid or plastics material
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C45/5675Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding for making orifices in or through the moulded article
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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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    • B65D51/1672Closures not otherwise provided for with means for venting air or gas whereby venting occurs by manual actuation of the closure or other element
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、びん、広口びん又はその他の容器、ならびに
かかる容器のパツキン及びその製造方法に関するもので
ある。
本発明の利用分野は、特に物品、製品、材料又はあらゆ
る物質と貯蔵又は輸送のため収納する容器の製造、なら
びにかかる容器のパツキンの製造の分野にある。
さらに、本発明は、真空又は部分真空の環境下に製品又
はあらゆる物質を保存することが必要であるさまざまな
分野においても利用される。制限的な意味をもたない主
要な利用分野としては、食品の分野がある。しかしなが
ら例えば医療分野といったその他の利用分野も考えられ
る。
〔従来の技術〕
実際、ずいぶん以前から食品の分野においては、適合さ
れた形の入れ物とそれに連接された蓋により通常構成さ
れていて閉鎖用のシステムによりロックされたびん、広
口びん又はその他の同様な容器を用いて保存食が作られ
てきた。
ここでこの入れ物と蓋の間には通常2重の機能をもつパ
ツキンが配置される。実際、第1の機能はいわゆる保存
食(びん詰)の製造時に得られ第2の機能はこの保存食
(びん詰)に手をつけた後、保存する場合に得られる。
現在市販されているパツキンは、パツキンの断面形状に
相応するノズルをもつダイス型の中に純粋天然ゴム又は
フィラー入りゴムを押出しすることによって作られてい
る。こうして腸詰めのような円筒形のものを成形し、次
にこれを望ましいパツキン厚に応じて切断する。
ところで、このような保存食を作るには、一般に殺菌処
理をする。この殺菌は容器内に残っている空気をほぼ全
て排出させるようにし、容器がひとたび冷却すると、大
気圧により入れ物上に蓋が強く押しつけられる。
実際、殺菌の際にはこの容器の内部に蒸気が発生し、こ
れはこの処理段階中に残留空気と共に容器から外へと排
出することになる。冷却の時点で、パツキン及び閉鎖装
置は、内部に含まれている蒸気が凝縮する間、外部の周
辺空気又は液体が容器内に戻るのを防ぐ。このとき、容
器の体積内の内部圧力は再び周辺温度での飽和蒸気圧と
等しくなる。
この内部圧力は、大気圧をはるかに下まわるように数m
mHgの値まで下がりうる。こうして容器のサイズを考
慮すると、大気との関係における容器内部の負正により
誘発された応力である約50kgの応力がパツキン上に
加わることもまれではない。
この場合生じる問題点は、例えば内部にある製品を消費
する目的で容器を開くためパツキン上に加わるこの力を
克服することにある。
この点について、殺菌と冷却の後、蓋は内部負圧によっ
て入れ物に対し押しつけられているため、閉鎖装置がロ
ック解除されるが、だからといってこの容器の開放を誘
発しない可能性があるということに留意されたい。
〔発明の解決しようとする課題〕
この開放を可能にするために、一般にパツキンにはかか
る容器から外部へはみ出している舌状部分が備わってい
る。この場合、この舌状部分は、パツキンを外部へひき
出し容器内に空気を急激に入らせその開放を可能にする
べく、つまんでから強く引っばることができる。
しかしながら同様に、この操作を行なうためにはこの舌
状部分上に引張り力を付与する必要があるため、人によ
っては容器を開くことができず、時としてパツキンを破
損、引裂させてしまうことも留意すべきである。
このような欠点を補正するため、かかる容器は、入れ物
上のふたの閉鎖・ロック装置の段階で改良が加えられた
実際、一方では入れ物の本体を他方ではふたをとり巻き
、これら2つの要素を連接・ロックさせる金属ワイヤ製
の取付は部品が知られている。
なお、このような取付は部品はロック装置のレベルに閉
鎖用レバーを有しており、このレバーは、手の力を軽減
する目的をもつレバーアーム(てこの腕)を介して開放
時に蓋の上に力を及ぼすことができるように作られてい
る。
しかしながら、このシステムを用いてこの容器を開放す
ることのできない人が頻繁にみられ、又時として内部の
負圧によりロック解除作業の間にロックアームを折り曲
げてしまうこともよくあることである。
さらに最近になって、このような容器の開放を容易にす
るために、抵抗がより小さいゾーンによって気密性バン
ドレベルで分離された2つの外部舌状部分をもつパツキ
ンを製作することが考案され、た。
容器の開放はふたのロック解除の後、その弱点ゾーンレ
ベルでパツキンを引裂こうとすべく互いに離反させるた
め、これら2つの舌状部分を同時に引張ることにより可
能となる。
しかしながら、たとえ作業者がこのようなパツキンを引
裂き得たとしても、容器は急激に開く恐れがあり、両手
共ふさがっている作業者はこの容器をもはや制御できな
くなり、問題をひきおこす。
さらに、パツキンは引き裂かれるため開放の後、製品を
後日保存するためにこのパツキンを用いることはできな
くなる。
要するに、これらの開放技術は往々にして不完全にしか
機能せず、開放のために大きな力を必要とし、又パツキ
ンを後日使えなくし、さらにこのパツキンを実質的に構
成する材料の質及び劣化に依存するものであるため、複
数の欠点を提起している。
本発明の目的は、きわめて容易に容器を開放し、開放機
容器を利用するためにパツキンを再利用することができ
るようにすることによってこれらのさまざまな欠点を補
正してくれるような、真空又は部分真空の環境の下に製
品、又は何らかの物質全てを収納することのできるびん
、広口びん又はその他の容器、ならびにかかる容器のパ
ツキンを提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、重要な使用上の利点を提供
しながらしかもかかる容器の原価にはなはだしく影響を
及ぼさないような単純な設計のものである、真空又は部
分真空の環境の下に製品又は何らかの物質全てを収納す
ることのできる容器ならびにかかる容器用のパツキンを
提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、そのパツキンの垣かげで、
容器内部の真空を破りその開放を可能にするために作業
者の極くわずかの力しか必要とし。
ないようなかかる容器を提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、重大な追加費用を必要とせ
ずに工業的パツキン製造すなわち高い加工速度での製造
を可能にするような、かかる容器用に設計されたパツキ
ンの製造方法を提供することにある。
この点において、本発明の目的は、補足的な仕上げ又は
加工速度の低下無く完全に有効なパツキンを得ることが
できるように既知の技術及び射出方法に比べて特定的な
段階を必要とする成形方法を提供することにある。
本発明のその他の目的及び利点は、以下に記す説明から
れかることと思われるが、この説明は例として与えられ
ているにすぎず制限的な意味を全くもたないものである
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、真空又は部分真空環境下に製品、及び
何らかの物質全てを収納することができ、その内部をそ
の外部との関係において隔離すべくパツキンが介装され
ている容器本体と蓋を少なくとも有しており、かかるパ
ツキンは特に圧縮可能な材料のバンドで構成され、これ
が入れ物の開放レベルにて閉じられた継目平面(見切り
)を形成しているようなびん、広口びん、及びその他の
容器に関し、パツキンには、真空の形成、及び/又はそ
の維持の際に閉塞され、当該容器の開放を容易にすべく
閉塞解除することができ、その閉塞解除を可能にするた
め当該容器の外から接近できる容器本体の壁に対し交わ
る軸をもちパツキンの平面内に備わった閉塞された、及
び/又はは閉塞可能な少なくとも1つのオリフィスから
成る、当該容器の前記内部と外部を連通ずる手段がつい
ていることをその特徴としている。
一方、本発明は、その閉塞解除を可能にするため横方向
に接近可能で、少なくともバンドの片側に横方向に通し
ておりバンドの長手軸と交わる軸をもつ、その厚み内に
配置された閉塞された及び/又は閉塞可能な少なくとも
1つのオリフィスを有することを特徴とする、閉鎮され
た継目平面を形成する特に圧縮性の材料のバンドで構成
された、以下に定められているような容器用として特に
利用されるパツキンを提供している。
さらに本発明によれば、前記オリフィスには、その内部
が真空形成、及び/又はその維持の段階の間、パツキン
の圧縮によって閉塞されないようにするため、内部補強
手段がついている。
従って、本発明のパツキンの構造ではもはやそれを押出
し成形により製造することは不可能である。こういう理
由から、本発明の目的の1つとして、かかるパツキンに
適合された形の金型内に「成形性ある」材料を射、出す
ることによりパツキンを製造する方法を提案することが
ある。
これに関しては、当業者はさまざまな技術を知っており
、異なる材料を導入したり金型そのものの中に前記連通
手段を形成する型抜き部分を設けることによってダクト
を実現することを考えることだろう。
しかしながらこのような技術は、一方では補足的な仕上
げが必要となること、そして他方では得られるパツキン
が効果的であるための充分な質をもっていないことから
、絶対的な満足を与えてくれるものではない。
実際、この方向で実施された試験は、前記連通用オリフ
ィスの構造上の質の悪さ、そして均等でない材料の分布
がみられるパツキンという結果を示した。
このような理由から、適合された形の金型内に天然ゴム
、合成ゴム、又は熱可塑性材料を射出することによりパ
ツキンが得られ、成形段階中にこの金型内に格納できる
ニードルを介してパツキンと同じ材料で閉塞された及び
/又は閉塞可能な前記オリフィスが製造されるような特
定の製造方法が完成された。
〔実施例〕
本発明は、以下の説明及びその一部を成す図面を参照す
ることにより、より良く理解できるであろう。
本発明は、びん、広口びん又はその他の容器、及びかか
る容器用のパツキン、ならびにかかるパツキンの製造方
法に関するものである。
さらに限定的に言うと、本発明に従うと、当該容器は、
例えば製品、又は何らかの物質全てを保存するためこれ
らを真空又は部分真空環境下にて収納するためのもので
ある。
このような容器を食品分野でまず使用することにより、
本発明を保存用へ家庭用品及び工業用品に応用すること
が可能となる。
しかしながら、本発明は、輸送又は貯蔵を目的として真
空又は部分真空環境の下で製品、物品、材料又は物質を
保存することが必要なその他のあらゆる分野において用
いることができるものである。
このような容器は沢山あるが一例として、第1図には構
造的に広口びんの形をしているものが示されている。た
だし、その他の形状も考えられる。
容器1は基本的に、この場合、広口びん本体により構成
されている容器本体と、この入れ物の閉鎖用に適合させ
られている蓋3とを有する。
一方、このような容器は、本体2の上への蓋3の連接装
置5、及びそれと同時に特に本体上への蓋のロックを可
能にする留め金、ならびにレバーによる閉塞装置6を有
する金属製取付は部品4を備えもよい。
このような金属製取付は部品は当業者にとっては既知の
ものであり従って本出願明細書中では詳しく記述しない
。その基本的機能は例えば殺菌段階中容器本体上に蓋を
維持しておくことにある。
一方、これまでに知られている容器において、かかる取
付は用部品は上記原理に従って、容器の開放にも有利に
作用する。しかしながら本発明に基づく構造によりこの
第2の機能はもはや用いられず、殺菌段階中の入れ物上
へのふたの適用というのがその必要機能であるようなそ
の他の閉鎖装置を考慮することができる。
さらに蓋3と本体2の間の気密性を実現するため、蓋3
が前記本体の上に置かれたときこの容器1の外部との関
係において内部体積8を形成するよう、本体2の壁の上
縁部のレベルにパツキン7が備えつけられている。
これまで上述の特徴はずいぶん前から知られており、こ
のような特にガラス製の広口びんは家庭用、工業用又は
その他の保存食の製造のために用いられている。
一方これらの容器においては、パツキン7の周辺に舌状
部分9が備わっており、これは、その内部体積8から少
なくとも部分的に大気が排出された後、特に容器の開放
作業を容易にしてくれるものである。
この舌状部分の配置は現在既知のパツキン上では伝統的
なものであるということを指摘しておくべきであろう。
しかし、本発明によると、舌状部分無しではこのような
パツキンを実現することも考えられるのである。
従って、本発明によると、パツキン7は、容器1の内部
体積8と外部の連通手段10を有している。
これらの手段10は、例えば殺菌段階の間の真空形成の
際に閉塞されることになる。またこれらは、真空を維持
したまま容器を保管する際にも閉塞される。
しかしながら、これらはこの容器の開放を容易にするた
めいつでも閉塞除去でき、こうして作業者はこの保存食
内に収納されている製品、材料又は物質をとり出すため
内部8内にアクセスできることになる。
第2図から第7図までのさまざまな図は、本発明に基づ
くパツキン7の複数の実施態様を示している。
これらの実施態様全てにおいて、パツキン7は、円形断
面の容器1の本体2の開口の形状に適合させられている
パツキン7は、閉鎮された継目平面(見切り)12を形
成しながら本体2の開口部にほぼ一致する長手軸15を
もつ特に圧縮可能な材料でできたバンド11で構成され
ている。
本出願明細書中に記される実施態様によれば、容器1の
前記内部8と外部との連通用の前記手段10は、前記バ
ンドの長手軸にほぼ一致する第2図、第4図及び第6図
上で鎖線により示されている本体の壁に対して交わって
いる軸をもち、バンド11の肉厚内に設けられ、継目平
面内に配置されている少なくとも1つのオリフィス13
により構成されている。
なお、このオリフィス13は閉塞されているか、及び/
又は閉塞可能であり、その閉塞解除のため前記容器1の
外からアクセス可能である。さらに、このオリフィスは
横方向で少なくともバンドの片側に通じており、その閉
塞解除のため横方向よりアクセス可能である。
従って、かかるオリフィス13には、その内部体積、す
なわちこのオリフィス3によりバンド11内に形成され
たキャビティが真空生成及び/又はその維持の段階中に
パツキンの圧縮のために塞がれてしまうことがないよう
にするための内部補強手段もついている。
実際このような場合には、容器の内部と外気を連通ずる
ことは不可能となる。
第2図から第5図までは、容器の内部8側、すなわちパ
ツキンの内側に向かって通じると共にこの容器の外側、
つまりパツキンの外側に通じているパツキンの肉厚み1
1内に形成された小サイズのダクト16の形を前記オリ
フィスが呈しているような2つの第1の実施態様を示し
ている。
一方このオリフィス13を閉塞するため、前記ダクト1
6に適合させられる形でこのダクト内に閉塞要素17が
ついている。
この容器1の外から前記オリフィス13にアクセスでき
るようにするため、又特にその閉塞解除を可能にするた
め、かかる閉塞要素17は容器の外部でパツキンからは
み出し、作業者が前記容器の外部と内部8を連通させよ
うとするときにそれをつかむことができるようになって
いる。
第2図及び第3図に示されている実施態様において、前
記閉塞要素17は、その一方の端部が閉鎮され前記オリ
フィス13を閉塞しているような1つの管状要素により
実際上構成されている。
作業者はこの容器を開放したい場合、この要素17のパ
ツキンからはみ出した閉鎖された部分を破るだけでよい
。例えば、はさみで切断されうる合成材料製要素の形で
この閉塞要素17を作ることが考えられる。
さらに、前記連通手段10の位置づけを容易にするため
前記舌状部分9の位置にダクト16と閉塞要素17のア
センブリを備えつけることもできる。
こうして、このような容器を開放しようとする作業者は
、蓋3と本体2をロック解除した後、第2図及び第3図
で18という番号で示された切断軸に沿って要素17の
端部を又は19という番号で示された軸に沿って舌状部
分と閉塞要素のアセンブリを切断することができる。
第4図及び第5図の実施態様において、かかる閉塞要素
17はダクト16に適合させられたサイズの中実の糸状
要素で構成されている。
前述の場合と同様、この閉塞要素17は、例えば親指と
人指し指の間でつかんでその上に引張り力を加えオリフ
ィス13の閉塞を解除するために容器の外方にパツキン
からややはみ出している。
このような実施態様は場合によって、ダクト16内の閉
塞要素17を使用後交換することにより後の殺菌段階の
ためにパツキンを再利用することを可能にする。
又前述の2つの実施態様において、パツキンの圧縮の際
に前記オリフィス13の内部が閉塞されないようにする
ための前記補強手段が前記閉塞要素17により実際構成
されていることに留意されたい。
しかしながら、このような実施態様では補足的部品の使
用が不可欠となり、そのため補足的パツキンの仕上げ及
び追加費用の必要が生じることになる。
第6図及び第7図に示されているようなもう1つの実施
態様も考えられる。
この場合、前記オリフィス13は、同様にパツキンの肉
厚11内に構成されているものの実際上閉塞を成すため
盲状となっている小サイズのダクトの形をしている。そ
の上、この配置は、かかる盲ダクト16が前記容器の外
部から塞ぎを解除されうるようなものでな(ではならな
い。
第6図及び第7図に示されているケースにおいて、ダク
ト16はパツキンの舌状部分9の高さに配置されており
、前記内部8内すなわちパツキンの内方に向かって通じ
ている。
舌状部分内のオリフィス13の位置に関しこの舌状部分
は有利なことに容器の外部から見える目印を有し、こう
してユーザーはこのオリフィスの位置がわかり、容器の
開放時点でそれを閉塞解除できるようになっている。
ここでこの蘭塞解除は特に、第6図及び第7図に示され
ている軸20に沿っての舌状部分の切断により行なわる
しかしながら、パツキンの周辺上に備わりこの容器から
外に向かってはみ出しているこの舌状部分8は有利なも
のではあるが、舌状部分をもたないパツキン内に本発明
による連通手段10を備えることももちろん可能である
この場合、前記オリフィス13を位置決めしその閉塞解
除を可能にするため、前記パツキン7は、作業者の目に
つく包装の外からみえる何らかの目印を有することにな
る。
例えば、ダクト16を閉塞解除するためそのレベルで作
業者がパツキンのバンドを刺すことができるように前記
オリフィスの高さ位置に色付き目印を備えることが考え
られる。
この実施態様の場合、オリフィス13の前記内部補強手
段は、三角形、正方形、平行四辺形、ひし形、半円、円
弧といった多角形断面形状のような特定のダクト断面形
状16によりほぼ構成されている。
これに関して、第10a図から第10C図までは、それ
ぞれ三角形、菱形、パツキンの厚み方向に直径をもつ半
円の3つの実施態様を示している。これらはすぐれた結
果を与え、容器内部の真空の存在により発生したパツキ
ン上へのふたの圧縮にもかかわらずパツキンの長さ全体
にわたり閉塞されていない流路を保持させることのでき
るものである。
本発明によるパツキン自体の構造に関しては、パツキン
は食品用ゴム又はその他のあらゆる合成又は複合材料と
いった圧縮可能な全ての材料で作られることが望ましい
例tば、特にスチレン、エチレン、ブチレンスチレンベ
ースの熱可塑性エラストマ材料を用いて優れた結果が得
られた。
このような実施態様の利点は、例えばハサミなどを用い
てパツキンを切断できること、或いは又ニードルを用い
ての穿孔又は単なる切裂が可能であることにある。
かかるオリフィス13・16のサイズについてはパツキ
ンのサイズ及び大容器本体に対して蓋が課す圧力に応じ
て当業者により設定される。又、成る特定の場合におい
ては多角形以外たとえば円形又は楕円形の断面のダクト
を用いることもできる。
さらに、内部8の負圧により蓋3及び本体2の間でパツ
キン7が圧縮された場合、上述のようにダクトの内部が
完全に閉塞されないようにするため、用途や本体の寸法
決定に応じてパツキンの材料、及び/又はオリフィスの
サイズ及び/又は形状を設定する。
しかしながらこのダクトは当然、パツキンの圧縮の際に
は小さい断面をもつことになり、このため外部と内部と
の連通用オリフィスの閉塞解除の時点で、あまりに急激
に開放しないように初めに制限された空気の流入が達成
されることになる。
第8図及び第9図は第6図及び第7図のものに似た実施
態様を示している。ただし、前記パツキンを所定の位置
に保つため蓋の中に備えられたストッパーとパツキン7
の内側エツジが直接接触している場合に必要となる容器
の外部と内部の間の連通を可能にする目的で、容器本体
の内側、ダクト16の延長部内に補助的なすきま22が
存在していることがわかる。
上述のようなパツキンの構造は、ダイス型を通しての押
出し成形及びその後の切断によりこれを得ることができ
ないものとなっている。というのは、パツキンと同じ材
料でできている閉塞された、及び/又は閉鎖可能な前記
オリフィス13はこのような方法で作られないからであ
る。
しかしながらかかるパツキンを工業的にすなわち高い加
工速度でしかも原価が著しく増大することなく得ること
が必要である。
従って前記パツキンに適合させられた形の金型。
内で、前記オリフィス13を形成するためゴム製バンド
の平面内に型抜き部分を備えつけながら、「成形可能」
材料を射出することによりパツキンを製造する方向に目
が向けられた。
このような技術は当業者には良く知られているが満足の
いく結果は得られていなかった。実際、金型の中に材料
を射出する際に材料の流れの中の重大な混乱がこの材料
の不均質性を生じさせることがわかり、このことはパツ
キンとして使用するためには有害なことである。
一方前記オリフイスを形成するため金型の中に備えつけ
られた型抜き部分は、熱及び機械面での多くの問題点を
生じた。
実際、かかる型抜き部分は必然的に細かいものであるこ
とから過熱し材料の流れによるあまりにも大きすぎる機
械的応力を受けていた。
このような理由から本発明によるパツキンを製造するた
めの特別な方法が考案された。
本発明による方法は、適合された形状の金型内に材料を
射出することによりパツキンを製造することから成り、
パツキンと同じ材料での閉塞された及び/又は閉塞可能
な前記オリフィス13の製造は、成形段階の間に前記金
型内に格納できるロッド又はニードル21を介して可能
となっている。
この点に関し、第8a図から第8C図及び第9図は、製
造工程のいくつかの重要な段階を示している。
これらの段階をまとめると以下のようになるニー第8a
図に特に示されているように前記ロッド又はニードル(
21)が格納されている状態で金型内に成形材料を射出
する。
一金型内に材料が完全に満たされると直ちに、第8b図
に示されているようにパツキンの内側から前記ロッド又
はニードル(21)を急速に導入する。
−かかるロッド又はニードルを材料の完全凝結時間中パ
ツキン7の肉厚内に保持する。
−第8C図に示されているように、型抜きの直前にかか
るロッド又はニードル21をとり出す。
このようなやり方により、一方ではもはや射出の際の材
料の流れによる過度の機械的応力も過度の熱も受けない
ロッド又はニードルを設置することができる。反対に高
温流体の中に冷却したニードルを導入して、ダクトの内
側周辺の形成に有利に作用する。
実際金型を満たす場合、金型の金属と接触する材料は急
速に硬化する傾向をもち、このために適切な表面状態を
得ることができる。
しかしながら、材料は金型の金属と接触して硬化するも
のの、これは、第9図に小さな点で示すようにその中心
部に沿いてはより長い時間流動状態にとどまる。
本発明によれば、金型の金属との接触時点でのパツキン
7の上下面の硬化のおかげでロッド又はニードルを誘導
するためにこの構造を用いている。
なお、誘導現象を強めるような形でこのロッド又はニー
ドルの端部を設置する。
一般にこのような材料の射出は金型の充てん直後の材料
の硬化時間のため比較的長いサイクルをひきおこす製品
に適用されるため、これらのダクト形成作業が射出サイ
クル時間の延長をひきおこすことはない。こうしてこの
遅延をかかるダクトの設置のために活用する。
前述の内部補強手段を構成することのできるダクト断面
形状を得るためには、例えば第10a図から第10c図
に示されているように得るべきオリフィスの形にロッド
又はニードル(21)の形状を適合させる。
当然のことながら、当業者の可能な範囲内で本発明のそ
の他の実施態様を、本発明の枠から逸脱することなく考
案することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例による容器の縦断面図; 、第2図は、例えば第1図に示されているような容器を
装備することのできる本発明によるパツキンの第1実施
例の上面図; 第3図は、第2図線III−Iに沿ったパツキンの断面
図; 第4図は、本発明によるパツキンの第2実施例の上面図
; 第5図は第4図線■−■に沿ったパツキンの断面図; 第6図は、上から見た本発明によるパツキンのもう一つ
の実施例を示す図; 第7図は、第6図線■−■に沿ったパツキンの断面図; 第8図(a)(b)(c)は、本発明によるパツキンの
製造方法に特有のさまざまな段階を示す図;第9図は、
製造中のパツキンの断面図;第10図(a>(b)(c
)は、第9図線X−Xに沿ったパツキンのさまざまな実
施例であって種々の連通用ダクトを示す断面図。 1・・・容器、      2・・・容器本体、3・・
・L        7・・・パツキン、8・・・内部
(体積)、  9・・・舌状部分、10・・・連通手段
、    11・・・バンド、12・・・継目平面、 
   13・・・オリフィス、14・・・軸、    
   15・・・長手軸、16・・・盲ダクト、 21・・・ロッド又は二−ドノベ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、真空又は部分真空環境下に製品その他の何らかの物
    質を収納することができ、その内部(8)と外部の境界
    にパッキン(7)が配置されている容器本体(2)と蓋
    (3)を少なくとも有しており、該パッキン(7)は特
    に圧縮可能な材料のバンド(11)で構成されこれが容
    器本体(2)の開口位置にて閉じられた継目平面(12
    )を形定している容器において、真空の生成又は真空維
    持の際に閉塞されると共に容器(1)の開放を容易にす
    べく閉塞解除され、その閉塞解除を可能にするため容器
    外部から接近できる容器本体(2)の壁(15)に対し
    て交わる軸(14)をもちパッキンの平面(12)内に
    位置する閉塞された又は閉塞可能な少なくとも一つのオ
    リフィス(13)から成る容器(1)の前記内部(8)
    と外部を連通する手段(10)を、上記パッキン(7)
    が有することを特徴とする容器。 2、上記オリフィス(13)には容器内部の真空生成、
    又はその維持段階中にパッキンの圧縮によって閉塞され
    ないようにするための内部補強手段がついていることを
    特徴とする、請求項1に記載の容器。 3、上記オリフィス(13)は、容器(1)の外から塞
    ぎを解除すことのできかつ内部(8)内に少なくとも通
    じているパッキン肉厚(1)内に形成される小さな盲ダ
    クト(16)であることを特徴とする、請求項1に記載
    の。 4、上記内部補強手段は実質上、三角形、正方形、平行
    四角形、ひし形、半円、円弧といった多角形の断面のダ
    クト(16)により構成されていることを特徴とする、
    請求項2及び3に記載の容器。 5、上記、オリフィス(13)を位置決めし、容器(1
    )の開放を容器にするべくその閉塞解除を可能にするよ
    うに、前記パッキンには外部から見える1つの目印がつ
    いていることを特徴とする、請求項1に記載の容器。 6、上記パッキン(7)はその周辺上に包容器(1)か
    ら外に向かってはみ出している舌状部分(9)を有しこ
    の舌状部分の位置には前記連通手段(10)が配置され
    、前記パッキン(7)は少なくとも前記手段(10)の
    位置で前記オリフィス(13)を閉塞解除する目的にて
    容器の開放に際し、ユーザーが切断できるような材料で
    構成されていることを特徴とする、請求項5に記載の容
    器。 7、閉鎖された継目平面(12)を形成する特に圧縮性
    の材料のバンド(11)で構成されている、特に第1項
    に記載の容器をその応用分野とするパッキン(7)にお
    いて、横方向に少なくともバンドの1方の側に通じ、そ
    の閉塞解除を可能にするため横方向に接近可能な、バン
    ドの長手軸(15)に交わる軸(14)を有しバンドの
    肉厚(11)内に設けられ、閉塞した、又は閉塞可能な
    少なくとも1つのオリフィス(13)を有することを特
    徴とするパッキン(7)。 8、上記オリフィス(13)には、パッキンの圧縮によ
    って、真空生成、/又はその維持の段階中にその内部が
    閉塞されないように内部補強手段がついていることを特
    徴とする、請求項7に記載のパッキン(7) 9、スチレン、エチレン、ブチレンスチレンといった熱
    可塑性弾性材料で作られていることを特徴とする、請求
    項8に記載のパッキン(8)。 10、上記パッキンに適合された形の金型の中に天然ゴ
    ム、合成ゴム又は熱可塑性材料を射出することにより得
    られる、第1項に記載の容器用に設計されたパッキンの
    製造方法において、成形段階中この金型の中に格納する
    ことのできるロッド又はニードル(21)を介してパッ
    キン(7)と同じ材料で閉鎖された、/又は閉鎖可能な
    オリフィス(13)を作ることを特徴とするパッキン製
    造方法。 11、上記ロッド又はニードル(21)が格納された状
    態で鋳型内に成形すべき材料を射出し、かかる材料が金
    型を完全に満たした時点でパッキン内方より前記ロッド
    又はニードルを急激に導入することを特徴とする、請求
    項10に記載の方法。 12、高温流動性材料内に冷却したロッド又はニードル
    を導入することを特徴とする、請求項11に記載の方法
    。 13、上記金型の金属と接触したパッキン(7)の上下
    面の硬化の際ロッド又はニードル(21)を誘導するこ
    とを特徴とする、請求項11に記載の方法。 14、前記、材料の全凝結時間中パッキン(7)の肉厚
    内に前記ロッド又はニードル(21)を保持し、型抜き
    の直前にロッド又はニードルを引き抜くことを特徴とす
    る、請求項10記載の方法。
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