JPH0232805A - 合成木材用素材 - Google Patents

合成木材用素材

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JPH0232805A
JPH0232805A JP63183959A JP18395988A JPH0232805A JP H0232805 A JPH0232805 A JP H0232805A JP 63183959 A JP63183959 A JP 63183959A JP 18395988 A JP18395988 A JP 18395988A JP H0232805 A JPH0232805 A JP H0232805A
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JP
Japan
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beads
cellulose powder
wood
blended
generating gas
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Pending
Application number
JP63183959A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Okada
和彦 岡田
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Individual
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Publication of JPH0232805A publication Critical patent/JPH0232805A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建材、家具等に使用する実用価値の高い合成木
材用素材に関するものである。
(従来の技術と問題点) 従来においても籾殻又は木粉等を主成分とする合成木材
用素材に関して多くの発明がなされ公開されている。
これらはいずれも、木材が、適当な機械的強度、収縮性
、弾性、熱伝導性、耐候性、切削加工性、釘の打ち抜き
性、耐寒性、耐熱性、接着性及び外観の美しさと感触等
ド優れるが、燃焼性に欠点があるとともに、天然物であ
るため、その成長に長年月を要するだけでなく、伐採か
ら商品化するまでの費用が嵩み高価となる欠点を有する
のでこれら欠点を解消し、木材以上の諸性質を有する木
材代用品を安価に提供することを目的とするものである
しかし従来の合成木材は、未だこれらの諸性質と、吸音
性、難燃性、成形性、硬度等において満足できるもので
はなかった。
本発明の目的とするところは、前記木材が有する優れた
諸性質を具備するとともに、建材、家具等として木材以
上に要求される機械的強度、弾性熱伝導性、#候性、切
削加工性、釘の打ち抜き性、耐寒性、耐熱性、接着性等
に優れた諸性質を具備する合成木材用素材を安価に提供
することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、脂肪族炭化水素又は熱分解してガスを発生す
る化合物を発泡剤としてスチロール樹脂に混入したビー
ズに、乾燥により含有水分量を少なくしたセルロース粉
末と可塑剤及び必要に応じてセメント、石膏、ひる石等
の無機物若しくは難燃剤の一方または両方を加えて混合
してなる成形用混合物を、所定温度下において押出成形
より所望形状に形成したことを特徴とする合成木材用素
材を要旨としている。
尚、必要に応じてとは、より以上に難燃性を具備させる
か、使用する可塑剤が難燃性を具備しない場合をいう。
(発明の作用効果) 上記した本発明に係る合成木材用素材は、まず混合機に
所定量のビーズを投入しこれに適量の可塑剤を添加して
約30分間撹拌した後、前記ビーズに対し所定量のセル
ロース粉末と必要に応じて加える難燃剤と無機物を投入
して約30分間撹拌混合し、この混合材料を押出成形機
のホッパー口に供給して、約150℃の温度条件下にお
いて所定形状の発泡合成木材素材を押出成形することに
より製作するのであるが、スチロール樹脂に脂肪族炭化
水素又は熱分解してガスを発生する化合物を発泡剤とし
て混入したビーズの粒度と所定粒度のセルロース粉末と
可塑剤とを混練し押出成形により一体に結合した結果、
セルロース粉末が有する木材代用品的諸性質を維持をす
るとどもにスチロール樹脂の合成性、加工性、成形性、
接着加工性、塗装性等及び経済性が作用して、セルコー
ス粉末相互の結合がビーズと可塑剤によって、従来の合
成木材素材の欠点であるセルロース粉末相互の結合力の
弱さや、これによって生じる結合力の経時的低下、圧縮
復元性による保形性の低下及び燃焼性、表面粗性等を解
消し、耐熱、耐寒性、耐候性に優れ、また摩耗熱が低く
、熱伝導率の悪く、伸縮、曲がり、ねじれ、反り等の歪
みが少なくて寸法の安定性がよく、しかも難燃性を有し
、さらにビーズに混入された発泡剤の作用により、優れ
た発泡性が発揮され、適度の弾性と優れた機械的強度を
確保による釘の引き抜き強度保持力と切削加工性に優れ
たものとなるとともに、経験で木材に似た表面と感触及
び良好な表面平滑性が得られるだけでなく、水性接着剤
による接着や水性ペイントによる塗装も容易にできる合
成木材用素材を得たのである。
また本発明の合成木材用素材に使用するビーズ、セルロ
ース粉末、可塑剤はコスト的にも安価なものであるから
、前記優れた諸性質を有する合成木材用素材を安価に提
供することができる。
以上のように本発明の合成木材用素材によれば、木材が
有する優れた諸性質を具備するとともに、建材、家具等
として木材以上に要求される機械的強度、弾性、熱伝導
性、耐候性、切削加工性、釘の打ち抜き性、耐寒性、耐
熱性、接着性、吸音性、難燃性、成形性、硬度、塗装性
、寸法安定性等の優れた諸性質を具備するために、窓枠
、額縁ドア枠、中太、廻り縁、天井材、壁材、床材、手
摺、棚板、箱物、家具角材、異形型材等各種の広い用途
に合成木材用素材として使用できる。
尚、本発明における脂肪族炭化水素とはペンタン、ブタ
ン、プロパン等であり、熱分解してガスを発生する化合
物は、アゾジカルボン酸アミド。
ジニトロソペンタメチレンテトラミン等であり、またセ
ルロース粉末とは、籾殻粉末、木粉、木材チップ、樹皮
くず5砂糖黍の搾りかす等をいう。
また本発明においては、セルロース粉末として50メツ
シユ以下のものを使用すると1表面が粗くもろくなり、
100メツシュ以上のものを使用すると表面は平滑とな
るが硬くなり、加工性や釘の打ち込み等を悪くするから
、木材代用品としては不適当なものとなる。
さらにビーズの粒度とセルロース粉末の粒度は同等程度
のものを使用すると混合性が良好となり表面粗度の適当
なものが得られる。
(実施例) 次に本発明の詳細な説明する。
実施例1 スチロール樹脂にプロパンガスを混入した約2+sm程
度の粒度の発泡ビーズ75重量部に対し、可塑剤(DO
P)0.2重量部を添加して約30分間撹拌し、これに
スミセルフAタイプ(100メツシユ超・・住金物産■
商標)を約100℃で約2時間乾燥して水分を2〜3%
以下とした約50メツシユの籾殻粉末25重量部を加え
て約30分間撹拌し均一に混練した後、この発泡ビーズ
と籾殻の混合物を押出機のホッパーへ投入し、約150
℃程度の温度条件下において押出成形より所定サイズの
テストピースAを作成した。
実施例2 実施例1において発泡ビーズ70重量部に、スミセルフ
Aタイプ(100メツシユ超Φ・住金物産■商標)10
重量部とスミセルコBタイプ(50〜100メツシユ・
・住金物産■商標)20重量部の籾殻粉末を使用してテ
ストピースBを作成した。
実施例3 実施例1において発泡ビーズ70重量部に、スミセルフ
Aタイプ(100メツシユ超・・住金物産■商標)15
重量部とスミセルフBタイプ(50−100メツシユ・
・住金物産■商標)15重量部の籾殻粉末を使用してテ
ストピースCを作成した。
実施例4 実施例1において発泡ビーズ80重量部に、スミセルコ
ムタイプ(100メツシユ超・・住金物産■商標)10
重量部とスミセルコBタイプ(50〜100メツシユ会
・住金物産■商標)10重量部の籾殻粉末を使用してテ
ストピースDを作成した。
実施例5 スチロール樹脂にプロパンガスを混入した約2m1程度
の粒度の発泡ビーズ75重量部に対し、難燃性可塑剤(
りん醜エステル系可塑剤・・REOFOS・・味の素■
の商標)0.2重量部を添加して約30分間撹拌し、こ
れにスミセルコムタイプ(100メツシユ超・・住金物
産■商標)を約100℃で約2時間乾燥して水分を2〜
3%以下とした約50メツシユの籾殻粉末25重量部を
加えて約30分間撹拌し均一に混練した後、この発泡ビ
ーズと籾殻の混合物を押出機のホッパーへ投入し、約1
50℃程度の温度条件下において押出成形より所定サイ
ズのテストピースEを作成した。
実施例6 実施例1において、セメント3重量部と難燃剤(ファイ
ヤーガード・・奇人化成■商標)3重量部を混合してテ
ストピースFを作成した。
実施例7 実施例1において、セメント3重量部を混合してテスト
ピースGを作成した。
実施例8 実施例1において、難燃剤(ファイヤーガード・・奇人
化成■商標)3重量部を混合してテストピースHを作成
した。
以上A乃至Hのテストピースについて、機械的強度、弾
性、熱伝導性、耐候性、切削加工性、釘の打ち抜き性、
耐寒性、耐熱性、接着性の試験を実施して木材(ラワン
材)と比較した結果、同等若しくはそれ以上の物性が確
認された。
尚上記実施例では、スチロール樹脂にプロパンガスを混
入したものと籾殻粉末を使用した場合であるが、ペンタ
ン、ブタン等の脂肪族炭化水素やアゾジカルボン酸アミ
ド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン等の熱分解し
てガスを発生する化合物と木粉、木材チップ、樹皮のい
ずれかを組み合わせた場合は木質の樹脂分を取り除けば
、同等の作用効果が達成されるものである。
外  1  名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、脂肪族炭化水素又は熱分解してガスを発生する化合
    物を発泡剤としてスチロール樹脂に混入したビーズに、
    乾燥により含有水分量を少なくしたセルロース粉末と可
    塑剤とを加えて混合してなる成形用混合物を、所定温度
    下において押出成形より所望形状に形成したことを特徴
    とする合成木材用素材。 2、セメント、石膏、ひる石等の無機物若しくは難燃剤
    の一方若しくは両方を混合した請求項1記載の合成木材
    用素材。 3、セルロース粉末が籾殻である請求項1、2に記載の
    合成木材用素材
JP63183959A 1988-07-22 1988-07-22 合成木材用素材 Pending JPH0232805A (ja)

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