JPH0232643A - パケット交換網の中継ループ迂回方法 - Google Patents

パケット交換網の中継ループ迂回方法

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JPH0232643A
JPH0232643A JP63182722A JP18272288A JPH0232643A JP H0232643 A JPH0232643 A JP H0232643A JP 63182722 A JP63182722 A JP 63182722A JP 18272288 A JP18272288 A JP 18272288A JP H0232643 A JPH0232643 A JP H0232643A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパケット交換網の経路選択制御方式に係り、特
に網障害等による中継ループの発生に対する救済措置に
好適な中継ループの迂回方式に関する。
〔従来の技術〕
パケット交換網の規模が大きくなると、中継回線又は中
継ノードに障害が発生した場合、網内に部分的に、いわ
ゆるパケットが同じ経路をぐるぐる回ってしまう中継ル
ープが発生しやすくなる。
この中継ループ内に一担パケットが入り込むと、ループ
から抜は出られなくなり、通信が不可能になってしまう
従来、このパケット交換網内で中継ループが発生した場
合の対策しては、例えば八木験他編著「コンピュータネ
ットワーク」(朝食書店 1983年6月15日発行)
の24頁に記載のように、パケットの中継回数があらか
じめ決められた数以上になったとき該パケットを網内で
破棄する方法、又は、網内での滞留時間が規定値以上に
なったとき該パケットを同じく破棄する方法が知られて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、パケット交換網内で中継ループが発生
した場合に、該中継ループ内に入り込む後続のパケット
に対して該中継ループを迂回させる点について配慮され
ておらず、後続の全てのパケットが中継回数あるいは滞
留時間オーバーで破棄されるため、通信が恒常的に不可
能となる問題があった。
本発明の目的は、パケット交換網内で部分的に中継ルー
プが発生した場合でも、該中継ループを迂回することに
より通信を継続可能とする中継ループ迂回方式を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、パケット交換網において、ある中継ノード
が中継回数あるいは滞留時間オーバーのパケットが発生
した時に中継ループ検出パケットを送信して該パケット
が巡回して戻ってくることにより中継ループを検出し、
その後一定時間、中継ループ内の全ノードで中継ループ
となる中継方路への送信を禁止して他の代替方路に迂回
送信することにより、達成される。
【作 用〕
ある中継ノードは、中継回数あるいは滞流時間オーバー
の発生時に中継ループ検出パケットを送信し、該パケッ
トが中継ループを巡回して戻ってくることにより中継ル
ープを検出すると、中継ループ内の全ノードに中継ルー
プ通知パケットを送信し、各ノードで中継ループとなる
中継方路への送信を禁止せしめるようにする。それによ
って、後続のパケットについては中継ループを迂回し、
他の中継方路に送信するようになるので、通信の継続が
可能となる。さらに該中継ループ検出動作開始後は一定
時間新たな中継ループ検出を行わないことにより、上記
動作に伴うトラヒックの増大をおさえることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面により説明する。
第1図は本発明が対象とするパケット交換網の一例であ
り、A、B、C,D、E、Fは中継ノードを示し、al
 toy C+ l e+ ft 、gは中継回線を示
す。こ2で、中継回線gは障害中であるとする。
第2図は本発明に関連するパケットの構成例であり、1
はデータパケット、2は中継ループ検出パケット、3は
中継ループ通知パケットを示す。
ヘッダ部10の構成は各パケットとも共通であり。
データ部11がそれぞれ異なる。
今、ノードAがノードF宛のデータパケット1を送信し
たとする。この場合、中継回線gが障害中のため、デー
タパケット1がA−+84C−+D→Bと中継され、以
下B、C,Dの中継ループが発生し、ループ内のいずれ
かのノードでデータパケット1内の中継回数4が規制値
を越え、中継回数オーバーとなる。
仮にノードDで中継回数オーバーとなったとすると、ノ
ードDはそのデータパケット1の着ノードアドレス5と
同じ宛先、すなわちノードF宛に中継ループ検出パケッ
ト2を作成し、中継回線Cとdに対して送信する。中継
ループ検出パケット2の発ノードでは、データ部11の
中継履歴数6に1を設定し、中継履歴ノードアドレス7
の先頭位置に自ノードアドレスを設定する。中継ループ
検出パケット2を受信したノードでは、データ部11の
中継履歴数6だけの中継履歴ノードアドレス7を参照し
、その中に自ノードアドレスが含まれていなければ中継
履歴数6を1加算し、中継履歴ノードアドレス7に自ノ
ードアドレスを追加して隣接ノードに中継送信する。
このようにして、ノードDから中継回線dに対して送信
した中継ループ検出パケット2がD−*B→C−4Dと
中継されてノードDに戻ってきたとすると、その中継履
歴ノードアドレス7はり、B。
Cとなり、ノードDでは、この中に自ノードアドレスが
含まれているため、ノードF宛の中継パケットがD−4
B→C→Dの中継ループに入ったことを検出する。なお
、同一ノードあてに中継ループ検出パケット2の連続的
な発生を抑えるために、中継ループ検出パケット2を送
信又は中継したノードでは、その後、一定時間の間、同
一ノード宛のパケットが中継回数オーバーとなっても中
継ループ検出パケット2の送信を行わないようにする。
中継ループを検出したノードDは、該ノードが有するル
ーティングテーブル上で、ノードF宛のパケットに関し
てノードB向けの方路への中継送信を禁止すると\もに
、ノードBとノードCに中継ループ通知パケット3を送
信し、中継禁止着ノードアドレス8宛のパケットに対し
、中継禁止隣接ノードアドレス9への中継送信を禁止さ
せる。
すなわち、ノードF宛のデータパケットに関して。
ノードBに対してはノードC向けの方路への中継を禁止
させ、ノードCに対してはノードD向けの方略への中継
を禁止させる。
ノードDから中継回線Cに対して送信した中継ループ検
出パケット2により、同様にして逆まわりの中継ループ
についてもループ方路への中継が禁止される。
この状態で、その後ノードAがノードF宛のデータパケ
ット1を送信すると、ノードBではノードC向けの方路
とノードD向けの方路が中継禁止となっているため、パ
ケットはノードE向けの方路に迂回される。この結果、
データパケット1はノードEを経由して宛先ノードFま
で到達する。
なお、ノードBがノードC向けの方路を中継禁止とする
のはノードF宛のパケットだけであるため、ノードAが
ノードC宛のパケットを送信した場合は、ノードBはノ
ードC向けの方路に送信することができる。中継禁止の
解除は、各ノードで一定時間経過後に行うようにすれば
よい。
第3図は一つの中継ノードにおけるパケット受信処理の
フローチャートを示し、第4図は中継ノードに具備され
るルーティングテーブルの一例を示す。第4図は第1図
におけるノードB、Dの中継ループ検出後のルーティン
グテーブルを示したもので、101は宛先ノード欄、1
02は中継転送先ノード欄、103は中継転送回線欄、
104は中継禁止表示欄である。中継禁止表示欄104
の「×」印は中継禁止を意味する。
さて、受信パケットが自ノード宛の場合(ステップ20
)、それが中継ループ通知パケットならば(ステップ2
1)、ルーティングテーブル上の指定着ノードに対応す
る中継禁止隣接ノード向は方路に中継禁止表示を設定し
くステップ22)、それ以外のパケットならばパケット
の着信処理を行う(ステップ23)。
受信パケットが他ノード宛で中継回数オーバーの場合は
(ステップ24)、宛先ノード向けの中継ループ検出が
規制中でなければ(ステップ25)、受信パケットの宛
先ノードと同じノード宛に中継ループ検出パケットを送
信しくステップ26)、中継ループ検出規制表示を設定
する(ステップ27)、既に中継ループ検出規制中であ
れば、受信パケットを破棄する(ステップ28)。
受信パケットが他ノード宛の中継ループ検出パケットの
場合(ステップ29)、パケット内の中継履歴ノードア
ドレスを参照し、その中に自ノードアドレスが含まれて
いれば中継ループ検出と判断しくステップ30)、受信
パケットの着ノード宛のルーティングテーブル上のルー
プ方路に中継禁止表示を設定しくステップ31)、中継
ループ内の他ノード宛に中継ループ通知パケットを送信
する(ステップ32)。
受信した中継ループ検出パケット内の中継履歴ノードア
ドレスに自ノードアドレスが含まれていなければ、中継
履歴ノードアドレスに自ノードアドレスを追加しくステ
ップ33)、宛先ノード向けの中継ループ検出規制表示
を設定して(ステップ34)、該受信パケットを中継送
信する。受信パケットが他ノード宛で、中継ループ検出
パケット以外の場合は、該パケットをそのま\中継送信
する。いずれの場合も、受信パケットを中継送信する際
には、中継パケットヘッダ部の中継回数を1加算しくス
テップ35)、着ノードアドレスから宛先ノード対応の
ルーティングテーブルをとり出しくステップ36)、中
継方路を選択するが(ステップ37)、その方路が中継
禁止方路かどうか判定しくステップ38)、中継禁止表
示されていなければその方路から送信しくステップ39
)、中継表示されていればルーティングテーブル上の代
替方路を選択しくステップ40)、再びその方路が中継
禁止表示されていないことを確認して送信する。
以上本発明の一実施例について説明したが、中継ループ
発生の検出は、パケット中継回数オーバーに替えて滞留
時間オーバーによってもよい。また、実施例では、中継
回線の障害により中継ループが発生するとしたが、中継
ループは中継ノードの障害によっても発生するものであ
り、本発明はその場合にも適用可能であることは云うま
でもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、中継回線障害等
により中継ループが発生した場合でも中継ループを迂回
して通信を継続することができ、かつ、中継ループ検出
動作開始後は一定時間新たな中継ループ検出を行わない
ことにより、トラヒックの増大をおさえることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が対象とするパケット交換網の構成例を
示す図、第2図は本発明に関連するパケットの構成例を
示す図、第3図はパケット受信時の中継ノードの処理フ
ローを示す図、第4図は中継ノードが内蔵するルーティ
ングテーブルの一例を示す図である。 A、B、C,D、E、F・・・中継ノード、ap l)
t Q+ dt 19t L g用中継回線、1・・・
データパケット、 2・・・中継ループ検出パケット、 3・・・中継ループ通知パケット。 t2図 第3rIA 第4 図 (し2 ′−リゴシ79.−デー7・・し

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の中継ノードを有するパケット交換網におい
    て、前記中継ノードは、あらかじめ定めた中継回数ある
    いは滞留時間オーバーのパケットが発生すると、中継ル
    ープ検出パケットを送信し、該パケットが巡回して戻っ
    てくると中継ループが発生したと判断し、中継ループ内
    の各ノードに中継ループ通知パケットを送信して、中継
    ループとなる中継方路へのパケット送信を禁止し、他の
    中継方路への迂回を連絡することを特徴とするパケット
    交換網の中継ループ迂回方式。
  2. (2)中継ノードは、中継ループ検出後、一定時間新た
    な中継ループ検出を行わないことを特徴とする請求項(
    1)記載のパケット交換網の中継ループ迂回方式。
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