JPH0232536B2 - - Google Patents
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- JPH0232536B2 JPH0232536B2 JP57026205A JP2620582A JPH0232536B2 JP H0232536 B2 JPH0232536 B2 JP H0232536B2 JP 57026205 A JP57026205 A JP 57026205A JP 2620582 A JP2620582 A JP 2620582A JP H0232536 B2 JPH0232536 B2 JP H0232536B2
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- thermistor
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 30
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23M—CASINGS, LININGS, WALLS OR DOORS SPECIALLY ADAPTED FOR COMBUSTION CHAMBERS, e.g. FIREBRIDGES; DEVICES FOR DEFLECTING AIR, FLAMES OR COMBUSTION PRODUCTS IN COMBUSTION CHAMBERS; SAFETY ARRANGEMENTS SPECIALLY ADAPTED FOR COMBUSTION APPARATUS; DETAILS OF COMBUSTION CHAMBERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F23M11/00—Safety arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は液体燃料燃焼装置、特にその気化ヒー
タ制御用サーミスタの断線等の異常時の安全装置
に関するものである。
タ制御用サーミスタの断線等の異常時の安全装置
に関するものである。
一般に気化ヒータの温度制御をサーミスタ等の
温度依存性素子を用いて行う場合、その使用温度
範囲が−20℃から400℃と極端に広い為、サーミ
スタの抵抗変化幅も数十MΩから数百Ωという値
になる。ここで雰囲気温度−20℃を考えると、抵
抗値は数十MΩとなり、制御回路で断線状態と正
常状態を見分けることは非常に困難であり、一般
的な回路では検出不可能である。即ち単純に温度
検出回路のみで構成した場合は雰囲気温度が所定
値以下に低下すると、サーミスタが正常にもかか
わらず断線検知をしてしまうという誤動作状態と
なる。そこで従来は、運転スイツチON後、所定
時間の間は、断線検知回路が作動しない様なタイ
マー回路が設けられ、タイマー回路がタイムアツ
プ後、検出できる値に設定した値までサーミスタ
の抵抗値が変化しているかどうかで判定し、正常
時は動作継続、断線時の異常時は警報回路へ信号
を送り動作を停止させたいた訳である。
温度依存性素子を用いて行う場合、その使用温度
範囲が−20℃から400℃と極端に広い為、サーミ
スタの抵抗変化幅も数十MΩから数百Ωという値
になる。ここで雰囲気温度−20℃を考えると、抵
抗値は数十MΩとなり、制御回路で断線状態と正
常状態を見分けることは非常に困難であり、一般
的な回路では検出不可能である。即ち単純に温度
検出回路のみで構成した場合は雰囲気温度が所定
値以下に低下すると、サーミスタが正常にもかか
わらず断線検知をしてしまうという誤動作状態と
なる。そこで従来は、運転スイツチON後、所定
時間の間は、断線検知回路が作動しない様なタイ
マー回路が設けられ、タイマー回路がタイムアツ
プ後、検出できる値に設定した値までサーミスタ
の抵抗値が変化しているかどうかで判定し、正常
時は動作継続、断線時の異常時は警報回路へ信号
を送り動作を停止させたいた訳である。
このように従来構成に於いては、断線時、タイ
マー回路により所定時間は断線検知が作動しない
為、その間気化ヒータは通電状態となる。所定時
間経過後、断線検知により動作停止する訳である
が、その時は第1図に示す如く気化部の温度は、
Ta℃まで上昇状態である。次に警報回路をリセ
ツトし、再運転するとタイマー回路は前記動作停
止時リセツトされている為、再度初期からカウン
トし、所定時間t1気化ヒータは通電される。気化
部温度はTa℃からのスタートの為、Tb℃まで上
昇して、再度警報回路が作動する。
マー回路により所定時間は断線検知が作動しない
為、その間気化ヒータは通電状態となる。所定時
間経過後、断線検知により動作停止する訳である
が、その時は第1図に示す如く気化部の温度は、
Ta℃まで上昇状態である。次に警報回路をリセ
ツトし、再運転するとタイマー回路は前記動作停
止時リセツトされている為、再度初期からカウン
トし、所定時間t1気化ヒータは通電される。気化
部温度はTa℃からのスタートの為、Tb℃まで上
昇して、再度警報回路が作動する。
更にリセツトを繰り返すと気化部温度はTc℃
まで上昇する訳である。
まで上昇する訳である。
以上の様に従来構成に於いては気化部温度検知
用サーミスタ断線時、リセツトを繰り返し行つた
場合気化部の温度が異常に上昇し、溶解等の非常
に危険な状態となる。
用サーミスタ断線時、リセツトを繰り返し行つた
場合気化部の温度が異常に上昇し、溶解等の非常
に危険な状態となる。
本発明はこのような問題点を解決するために考
えられたもので、断線検知が作動した場合、即時
に全動作を停止させるのではなく、まず気化ヒー
タへの通電を停止し、その後最大風量が得られる
ようにバーナモータのみ所定時間動作させ、気化
部の温度を急速に充分冷却してから全動作を停止
させるものである。これにより、サーミスタ断線
時にリセツトの繰り返しを行つても、気化部の温
度は異常に上昇することがなく、溶解等の危険な
状態にならない訳である。そして、バーナモータ
による空気量が最大なので気化部の冷却効果が高
いという特徴がある。
えられたもので、断線検知が作動した場合、即時
に全動作を停止させるのではなく、まず気化ヒー
タへの通電を停止し、その後最大風量が得られる
ようにバーナモータのみ所定時間動作させ、気化
部の温度を急速に充分冷却してから全動作を停止
させるものである。これにより、サーミスタ断線
時にリセツトの繰り返しを行つても、気化部の温
度は異常に上昇することがなく、溶解等の危険な
状態にならない訳である。そして、バーナモータ
による空気量が最大なので気化部の冷却効果が高
いという特徴がある。
例えばこれを第1図、第2図について述べる。
第1図は従来構成、つまり断線検知回路が作動し
た時点で即、警報回路により全回路遮断して場合
を示したもので、その動作を説明すると、まずス
イツチONするとサーミスタは断線状態の為、ヒ
ータは通電を開始する。又断線検知回路は前記の
通りスイツチON後所定時間t1は作動しない為、
気化部温度は上昇を続け、t1後OFFとなる。つま
りTa℃まで上昇する。この時点で全回路動作停
止するため、当然断線末検出タイマーも初期状態
にリセツトされる。次にリセツトし再運転すると
再度断線未検知タイマーが働きt1間断線検知回路
を不動作状態とする。よつて気化部温度はTa℃
からt1間上昇を続け、Tb℃になる。以上の様な
動作で、リセツトを繰り返し行うと気化部温度は
異常に上昇し、数回の繰り返しで、上述のごとく
危険な状態に達するのであつた。
第1図は従来構成、つまり断線検知回路が作動し
た時点で即、警報回路により全回路遮断して場合
を示したもので、その動作を説明すると、まずス
イツチONするとサーミスタは断線状態の為、ヒ
ータは通電を開始する。又断線検知回路は前記の
通りスイツチON後所定時間t1は作動しない為、
気化部温度は上昇を続け、t1後OFFとなる。つま
りTa℃まで上昇する。この時点で全回路動作停
止するため、当然断線末検出タイマーも初期状態
にリセツトされる。次にリセツトし再運転すると
再度断線未検知タイマーが働きt1間断線検知回路
を不動作状態とする。よつて気化部温度はTa℃
からt1間上昇を続け、Tb℃になる。以上の様な
動作で、リセツトを繰り返し行うと気化部温度は
異常に上昇し、数回の繰り返しで、上述のごとく
危険な状態に達するのであつた。
第2図は本発明による前記同様の操作を行つた
場合の気化部温度の変化を示したものである。同
様にその動作を説明すると、スイツチON後t1間
は、断線未検知タイマーにより断線検知回路が作
動することなく気化ヒータONにより気化部温度
は上昇する。t1経過すると、断線検知回路が作動
し、まず気化ヒータをOFF状態とする。又燃焼
中に於いては、燃焼を停止させる。その後バーナ
モータを駆動させ、所定時間t2燃焼部へ送風を行
い、気化部温度を冷却させる。その後警報回路へ
信号を供給し全回路を遮断る。この際ダンパの開
口部が小さいと、破線のように変化し、気化部温
度はTa″までしか低下せず、再通電後t1には
Tb″に上昇してしまう。そこでバーナーモータ駆
動と同時にダンパの開口部を最大に設定しておく
とt2期間の気化部冷却効果を高めることが出来
る。その後警報回路へ信号を供給し全回路遮断す
る。次にリセツトし、再運転した場合でも気化部
温度Ta′は充分低下している為再通電t1した時の
温度上昇もTb′とほとんど上昇せず、問題ない訳
である。
場合の気化部温度の変化を示したものである。同
様にその動作を説明すると、スイツチON後t1間
は、断線未検知タイマーにより断線検知回路が作
動することなく気化ヒータONにより気化部温度
は上昇する。t1経過すると、断線検知回路が作動
し、まず気化ヒータをOFF状態とする。又燃焼
中に於いては、燃焼を停止させる。その後バーナ
モータを駆動させ、所定時間t2燃焼部へ送風を行
い、気化部温度を冷却させる。その後警報回路へ
信号を供給し全回路を遮断る。この際ダンパの開
口部が小さいと、破線のように変化し、気化部温
度はTa″までしか低下せず、再通電後t1には
Tb″に上昇してしまう。そこでバーナーモータ駆
動と同時にダンパの開口部を最大に設定しておく
とt2期間の気化部冷却効果を高めることが出来
る。その後警報回路へ信号を供給し全回路遮断す
る。次にリセツトし、再運転した場合でも気化部
温度Ta′は充分低下している為再通電t1した時の
温度上昇もTb′とほとんど上昇せず、問題ない訳
である。
以下本発明の一実施例を第3図の電気回路に基
づき説明する。
づき説明する。
1は制御回路用電源、2は気化温度検知用サー
ミスタ、3〜8は抵抗である。9〜11は比較器
で、前記気化部温度検知用サーミスタ2の信号と
各検知回路の設定レベルとの比較を行い出力を決
定する。12は駆動回路、13は気化ヒータ制御
用リレー、14は論理和回路で、過昇温度検知回
路9と断線検知回路11の出力の論理和を構成し
ている。1はダイオード、16は抵抗、17は論
理回路、18はダイオードで、15〜18の各部
品でブレヒート中の室温サーモOFFロツク回路
を構成している。19,20はトランジスタ、2
1は断線検知回路としてのタイマー部でスイツチ
ON後所定時間断線検知回路11の作動を停止さ
せるタイマーとなつている。22は抵抗、23,
24はコンデンサで、タイム設定用である。25
はトランジスタ、26はタイマー回路で、断線検
知回路11作動後所定時間バーナモータをONさ
せるタイマーとなつている。27は抵抗、28は
コンデンサ、29は論理和回路、30はトランジ
スタ、31は二巻線ラツチングリレーのセツトコ
イル、32は二巻線ラツチングリレーのリセツト
コイルで29〜32の部品で警報回路を構成して
いる。33,34は駆動回路、35はルームサー
モ回路、36はリレーで、バーナモータ制御用で
ある。37はトランジスタ、38は燃焼制御回
路、39は駆動回路、40はリレーで燃焼制御用
である。41は前記二巻線ラツチングリレー3
1,32の接点でセツトコイル31の励磁で常
開、リセツトコイル32の励磁で常閉となる。4
2は復帰スイツチである。44はダンパ開口部を
最大に設定するソレノイドで、45は燃焼量を強
に設定するリレーで燃焼制御回路38から強燃焼
の信号が出されると駆動回路43を介してソレノ
イド44、リレー45がOFFする。
ミスタ、3〜8は抵抗である。9〜11は比較器
で、前記気化部温度検知用サーミスタ2の信号と
各検知回路の設定レベルとの比較を行い出力を決
定する。12は駆動回路、13は気化ヒータ制御
用リレー、14は論理和回路で、過昇温度検知回
路9と断線検知回路11の出力の論理和を構成し
ている。1はダイオード、16は抵抗、17は論
理回路、18はダイオードで、15〜18の各部
品でブレヒート中の室温サーモOFFロツク回路
を構成している。19,20はトランジスタ、2
1は断線検知回路としてのタイマー部でスイツチ
ON後所定時間断線検知回路11の作動を停止さ
せるタイマーとなつている。22は抵抗、23,
24はコンデンサで、タイム設定用である。25
はトランジスタ、26はタイマー回路で、断線検
知回路11作動後所定時間バーナモータをONさ
せるタイマーとなつている。27は抵抗、28は
コンデンサ、29は論理和回路、30はトランジ
スタ、31は二巻線ラツチングリレーのセツトコ
イル、32は二巻線ラツチングリレーのリセツト
コイルで29〜32の部品で警報回路を構成して
いる。33,34は駆動回路、35はルームサー
モ回路、36はリレーで、バーナモータ制御用で
ある。37はトランジスタ、38は燃焼制御回
路、39は駆動回路、40はリレーで燃焼制御用
である。41は前記二巻線ラツチングリレー3
1,32の接点でセツトコイル31の励磁で常
開、リセツトコイル32の励磁で常閉となる。4
2は復帰スイツチである。44はダンパ開口部を
最大に設定するソレノイドで、45は燃焼量を強
に設定するリレーで燃焼制御回路38から強燃焼
の信号が出されると駆動回路43を介してソレノ
イド44、リレー45がOFFする。
以上の様な構成を有する装置に於いて、その動
作を説明すると、まず気化部温度検知用サーミス
タ2が正常状態に於いては、初期(サーミスタ2
の温度が断線検知レベル以下の場合とする。)各
比較器9〜11の入力関係はVa<Vd<Vc<Vbと
なり、各出力は比較器9が0、比較器10が1、
比較器11が1となる。つまり断線検知回路の出
力はON状態となる訳であるが、断線検知回路と
してのタイマー部21の出力eが1の為、トラン
ジスタ20がONし、これにより、前記断線検知
回路の出力を0に保持する。又、ヒータ制御用比
較器10の出力1により駆動回路12をONし、
ヒータ制御用リレー13を励磁させ、気化ヒータ
への通電を開始させる。同時に論理和回路17に
1の信号を供給し、ダイオード18を介して室温
サーモ回路(燃焼により加熱される室内の温度を
検知する回路)35をOFF状態とする。気化ヒ
ータ通電により気化部温度が上昇し、Va>Vdと
なると、比較器11の出力は0となる。これによ
り、抵抗22、コンデンサ23で定まる時間経過
後断線検知回路としてのタイマー部21の出力が
0、トランジスタ20がOFF状態となつても、
論理和回路14は出力0のまゝでありタイマー回
路26のリセツト端子gを0とし出力fを1、ト
ランジスタ25をONさせ警報回路をOFF状態に
ロツクし、正常に動作を継続する。更に気化ヒー
タへの通電が進み気化部温度が上昇するとVa>
Vcとなり、比較器10の出力が0となる。これ
により駆動回路12がOFF、リレー13が非励
磁となり気化ヒータへの通電を停止する。同時に
論理和回路17を0状態とし、室温サーモ回路3
5のOFFロツクを解除する。ここで室温サーモ
回路35がON状態であれば、駆動回路34を
ONしリレー36を励磁させ、バーナモータを
ON、同時に燃焼制御回路38へ信号を供給し、
所定シーケンスで駆動回路39をONし、リレー
40を励磁して、燃焼状態へ移行する訳である。
以上が正常時の動作説明である。
作を説明すると、まず気化部温度検知用サーミス
タ2が正常状態に於いては、初期(サーミスタ2
の温度が断線検知レベル以下の場合とする。)各
比較器9〜11の入力関係はVa<Vd<Vc<Vbと
なり、各出力は比較器9が0、比較器10が1、
比較器11が1となる。つまり断線検知回路の出
力はON状態となる訳であるが、断線検知回路と
してのタイマー部21の出力eが1の為、トラン
ジスタ20がONし、これにより、前記断線検知
回路の出力を0に保持する。又、ヒータ制御用比
較器10の出力1により駆動回路12をONし、
ヒータ制御用リレー13を励磁させ、気化ヒータ
への通電を開始させる。同時に論理和回路17に
1の信号を供給し、ダイオード18を介して室温
サーモ回路(燃焼により加熱される室内の温度を
検知する回路)35をOFF状態とする。気化ヒ
ータ通電により気化部温度が上昇し、Va>Vdと
なると、比較器11の出力は0となる。これによ
り、抵抗22、コンデンサ23で定まる時間経過
後断線検知回路としてのタイマー部21の出力が
0、トランジスタ20がOFF状態となつても、
論理和回路14は出力0のまゝでありタイマー回
路26のリセツト端子gを0とし出力fを1、ト
ランジスタ25をONさせ警報回路をOFF状態に
ロツクし、正常に動作を継続する。更に気化ヒー
タへの通電が進み気化部温度が上昇するとVa>
Vcとなり、比較器10の出力が0となる。これ
により駆動回路12がOFF、リレー13が非励
磁となり気化ヒータへの通電を停止する。同時に
論理和回路17を0状態とし、室温サーモ回路3
5のOFFロツクを解除する。ここで室温サーモ
回路35がON状態であれば、駆動回路34を
ONしリレー36を励磁させ、バーナモータを
ON、同時に燃焼制御回路38へ信号を供給し、
所定シーケンスで駆動回路39をONし、リレー
40を励磁して、燃焼状態へ移行する訳である。
以上が正常時の動作説明である。
次に気化部温度検知用サーミスタ2が断線した
場合の動作について説明する。断線時、a点は
OVであり、入力関係はVa>Vd>Vc>Vbとな
る。この関係が続く為、比較器11の出力は1の
まゝであり、断線検知回路としてのタイマー部2
1の設定時間経過後出力eが0、トランジスタ2
がOFFとなつた点で論理和回路14は出力1と
なる。これにより、トランジスタ19がONし、
駆動回路12をOFF、リレー13を非励磁とし、
気化ヒータへの通電を停止する。同時に駆動回路
33をON状態とし、リレー36を励磁、バーナ
モータをONさせる。又燃焼中であれば、トラン
ジスタ37のONにより燃焼を停止させる。更
に、タイマー回路26のリセツト端子gに信号を
供給し、カウント開始する。抵抗27、コンデン
サ28で定まる時間が経過すると、出力fが0と
なり、トランジスタ25がOFFする。これによ
り、論理和回路29は1状態となり、トランジス
タ30がONし、二巻線ラツチングリレーのセツ
トコイル31が励磁され、接点41が開状態とな
り、全回路動作停止する訳である。この様に気化
部温度検知用サーミスタ2が断線時は、断線検知
回路としてのタイマー部21がタイムアツプ後、
タイマー回路26がタイムアツプするまでの間、
バーナモータがON状態となり、ソレノイド44
がOFFのダンパ全開口状態で気化部を冷却する
訳である。次に復帰スイツチ42をONし、リセ
ツトコイル32に通電し、接点42を閉側に倒す
と再度、前記同様の動作を繰り返し、気化ヒータ
通電を再開する訳であるが、気化部は冷却されて
いる為、二回目のヒータ通電に於いても、異常に
温度が上昇することなく、所定時間後動作を停止
する。
場合の動作について説明する。断線時、a点は
OVであり、入力関係はVa>Vd>Vc>Vbとな
る。この関係が続く為、比較器11の出力は1の
まゝであり、断線検知回路としてのタイマー部2
1の設定時間経過後出力eが0、トランジスタ2
がOFFとなつた点で論理和回路14は出力1と
なる。これにより、トランジスタ19がONし、
駆動回路12をOFF、リレー13を非励磁とし、
気化ヒータへの通電を停止する。同時に駆動回路
33をON状態とし、リレー36を励磁、バーナ
モータをONさせる。又燃焼中であれば、トラン
ジスタ37のONにより燃焼を停止させる。更
に、タイマー回路26のリセツト端子gに信号を
供給し、カウント開始する。抵抗27、コンデン
サ28で定まる時間が経過すると、出力fが0と
なり、トランジスタ25がOFFする。これによ
り、論理和回路29は1状態となり、トランジス
タ30がONし、二巻線ラツチングリレーのセツ
トコイル31が励磁され、接点41が開状態とな
り、全回路動作停止する訳である。この様に気化
部温度検知用サーミスタ2が断線時は、断線検知
回路としてのタイマー部21がタイムアツプ後、
タイマー回路26がタイムアツプするまでの間、
バーナモータがON状態となり、ソレノイド44
がOFFのダンパ全開口状態で気化部を冷却する
訳である。次に復帰スイツチ42をONし、リセ
ツトコイル32に通電し、接点42を閉側に倒す
と再度、前記同様の動作を繰り返し、気化ヒータ
通電を再開する訳であるが、気化部は冷却されて
いる為、二回目のヒータ通電に於いても、異常に
温度が上昇することなく、所定時間後動作を停止
する。
次にサーミスタ2正常で何らかの原因により気
化部の温度が異常に上昇した場合は、Va>Vbと
なり比較器9の出力が1となり、論理和回路14
を1状態とし、以下断線時同様の動作で気化部を
冷却後、全回路の動作を停止する。
化部の温度が異常に上昇した場合は、Va>Vbと
なり比較器9の出力が1となり、論理和回路14
を1状態とし、以下断線時同様の動作で気化部を
冷却後、全回路の動作を停止する。
この様に本発明によると、サーミスタの断線時
等の異常時は必らず、異常検知後、バーナーモー
タの回転を開始させて所定時間このバーナーモー
タの回転を継続させ、気化部を冷却後全回路の動
作を停止させるので、何度リセツトの繰り返しが
行われても、気化部の温度が異常に上昇するとい
う問題はなくなり、しかも上記冷却は最大風量で
行なうので気化部の冷却効果もきわめて高い。
等の異常時は必らず、異常検知後、バーナーモー
タの回転を開始させて所定時間このバーナーモー
タの回転を継続させ、気化部を冷却後全回路の動
作を停止させるので、何度リセツトの繰り返しが
行われても、気化部の温度が異常に上昇するとい
う問題はなくなり、しかも上記冷却は最大風量で
行なうので気化部の冷却効果もきわめて高い。
第1図は従来例の気化部温度を示す図、第2図
は本発明の一実施例の気化部温度を示す図、第3
図は同電気回路図である。 2…サーミスタ、44…ソレノイド(ダンパ
用)。
は本発明の一実施例の気化部温度を示す図、第3
図は同電気回路図である。 2…サーミスタ、44…ソレノイド(ダンパ
用)。
Claims (1)
- 1 液体燃料を気化する気化ヒータを有する燃焼
室と、この燃焼室に燃焼用空気を送り込む送風量
可変型のバーナーモータと、上記気化ヒータ部に
設けられた少なくとも1ケの温度検知用のサーミ
スタとを具備し、前記温度検知用サーミスタの断
線あるいは短絡異常等の異常時に、上記気化ヒー
タへの通電を停止させる断線検知回路と、この断
線検知回路の出力に基づいて前記バーナーモータ
の動作を開始させ、所定時間後にバーナーモータ
への通電も停止させるタイマー回路を設け、かつ
このタイマー回路は前記送風量が最大になるよう
に制御する液体燃料燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2620582A JPS58142119A (ja) | 1982-02-19 | 1982-02-19 | 液体燃料燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2620582A JPS58142119A (ja) | 1982-02-19 | 1982-02-19 | 液体燃料燃焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58142119A JPS58142119A (ja) | 1983-08-23 |
JPH0232536B2 true JPH0232536B2 (ja) | 1990-07-20 |
Family
ID=12186955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2620582A Granted JPS58142119A (ja) | 1982-02-19 | 1982-02-19 | 液体燃料燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58142119A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2625181B2 (ja) * | 1988-12-07 | 1997-07-02 | 東芝ホームテクノ株式会社 | 空気調和器の安全回路 |
JP2844790B2 (ja) * | 1990-01-24 | 1999-01-06 | 松下電器産業株式会社 | 油燃焼機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5481530A (en) * | 1977-12-09 | 1979-06-29 | Hitachi Ltd | Method and apparatus of safety check of heater |
JPS5646110U (ja) * | 1979-09-18 | 1981-04-24 |
-
1982
- 1982-02-19 JP JP2620582A patent/JPS58142119A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5481530A (en) * | 1977-12-09 | 1979-06-29 | Hitachi Ltd | Method and apparatus of safety check of heater |
JPS5646110U (ja) * | 1979-09-18 | 1981-04-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58142119A (ja) | 1983-08-23 |
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