JPH0232462Y2 - - Google Patents

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JPH0232462Y2
JPH0232462Y2 JP1985072064U JP7206485U JPH0232462Y2 JP H0232462 Y2 JPH0232462 Y2 JP H0232462Y2 JP 1985072064 U JP1985072064 U JP 1985072064U JP 7206485 U JP7206485 U JP 7206485U JP H0232462 Y2 JPH0232462 Y2 JP H0232462Y2
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narrow
locking body
locking
narrow neck
spherical head
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、2個以上複数の綴り孔を有する用
紙をとじる用紙綴り具の係止体に関するものであ
る。
この考案の用紙綴り具の係止体は、先端に球形
頭部を有する綴り針を植設した固定体に対応する
係止体に係るものであり、且つ、この考案は、昭
和58年実用新案登録願第088215号の改良考案によ
るものである。
従来の技術 従来より綴り針を有する固定体と、綴り針先端
の球形頭部に係合装着する係止体との2部材構成
の用紙綴り具は、その使用法において、列設した
綴り針のうち、いずれか一方の最外側端針の球形
頭部に、この綴り針を列設した固定体と同じ長さ
を有する係止体の一端部を係合し、これをスライ
ドさせてすべての綴り針の球形頭部が係合するよ
うに摺動係合して一体化し、綴り針に係合した用
紙の脱落現象を防止するものであるが、上述のよ
うに、その係合作用時において、固定体と係止体
との双方の長さを加えた和の距離空間の作業場所
を必要とし、狭い場所での使用勝手が悪いため、
その使用状態を改善し、狭い場所でも充分楽な作
業ができるように開発したものが前記の実用新案
登録願の先行技術である。
考案が解決しようとする問題点 この考案の係止体は、該係止体に対し、固定体
における有頭針が一旦に嵌合装着されたならば、
人為的作業によつて離脱操作が行なわない限り、
固定体より脱却できないようにしたものである。
問題点を解決するための手段 次にこの考案の一実施例を図面と共に説明すれ
ば、1は係止体を示し、2は固定体を示すもの
で、係止体1に係合する綴り針3は固定体2に植
設されたもので、既存の規格に準じて所定の太さ
および長さの綴り針3を所定の本数を所定の間隙
寸法を介して列設して固定体2を形成し、この固
定体2は、所望する表紙体の背裏に固着するもの
であり、また、該固定体2に列設固定された綴り
針3の単位主形態は、先端にごく接近する位置
に、綴り針3の全長を構成する太さ、即ち、直径
寸法よりも細い細頚部4を形成する。この細頚部
4の構成形状は、環状凹溝あるいは両側より芯方
向に向けて凹設した切り込み溝でもよく、細頚部
4が形成されるならば、その凹設形状において特
に限定するものではない。そして、この細頚部4
の形成によつて先端には球形頭部5が形成され
る。このようにした綴り針3を有する固定体2に
対応する係止体1は、前記綴り針3における細頚
部4を挾着する形態に構成するものである。
上記の固定体2に対応する係止体1は、全体を
熱可塑性樹脂を素材とするもので、その底面に、
規格に準じた所定の位置に係止孔6を開設するも
のである。この係止孔6の開設形状は俗称「鍵
穴」形状に類似する。即ち、前記綴り針3におい
て、細頚部4を設けることによつて形成された球
形頭部5が自在に挿通できる丸孔部60に連ねて
前記綴り針3の細頚部4の径寸法を幅寸法とする
細溝部61を係止体1の長手方向に向け、これら
丸孔部60ならびに細溝部61とによつてなる係
止孔6を係止体1の上面に貫通するように穿設す
るもので、細溝部61は、綴り針3の細頚部4を
形成する凹溝の形状に合致する断面形状の細頚摺
動縁部62,62によつて形成される。
そして、丸孔部60に細溝部61が連なる箇所
に該細溝部61を形成する幅寸法よりも狭い狭窄
部63が形成されるように前記左右両端の細頚摺
動縁部62,62に該細頚摺動縁部62,62を
形成する位置より弾力作用で突出する掛合部6
4,64を細溝部61内に張り出すものである
が、これら、係止孔6に綴り針3が挿入され、且
つ該綴り針3の細頚部4を細溝部61に係合すべ
く、強制移動の作用を与えれば、該掛合部64,
64はその圧力に抗しつつ各々の細頚摺動縁部6
2,62と一直線上に後退できるように形成す
る。その手段として第3図示のように細頚摺動縁
部62,62に開口する斜状の切り込み溝65,
65を設ける場合と、第4図示のように掛合部6
4,64の設置位置における細頚摺動縁部62,
62の延長線と平行するように摺り割66,66
を開設する場合の実施態様を備えるものである
が、上記いずれかの実施態様においても受ける圧
力に対応できる可撓性を備えた掛合部64,64
とするものである。
また、前記のように形成した係止孔6の上方に
は、前記細頚摺動縁部62,62より綴り針3に
おける球形頭部5を形成する高さと同等高さ寸法
を介して綴り針3を係止孔6に挿入係合させた際
に球形頭部5の頂部が当接できるワタリ部7を橋
状に形成して成るものである。
なお図中、符号10は係止体1の上面に符した
矢印で、綴り針3と係止体1との離脱作用指示あ
るいは係合作用指示等の作用指示標識を示すもの
である。
作 用 この考案は以上のように構成したもので、比較
的大量の用紙を綴り込もうとする用紙綴り具にお
いて、所望する綴り込み量に応じて比較的長い綴
り針3の先端を、綴り込んだ用紙の逸脱を防止す
るために装着する係止体1を綴り針3を有する固
定体2とは全く別個な独立部品とし、この係止体
1と固定体2側の綴り針3との結合ならびに離脱
させる操作運動の範囲を極力小規模にとどめ、且
つ、結合効果を離脱操作行うまで自然離脱等の不
利益を生じさせない完壁結合とし、それらの操作
を容易にしたもので、これらの結合手段は、綴り
針3の先端構造の細頚部4と該細頚部4で形成さ
れた球形頭部5と、これら結合する係止体1側の
丸孔部60と、この丸孔部60に連なる細溝部6
1とで形成された係止孔6との係合関係によつて
成ることを結合手段の基本的構成要件とするもの
で、固定体2に植設した綴り針3に所望量の用紙
を挿通し、然る後に係止体1をその係止孔6にお
ける丸孔部60内に綴り針3の球形頭部5を挿入
する。この時点で、挿入する綴り針3は挿入に必
要な押圧力以上の力で挿入係合しても球形頭部5
の頂部はワタリ部7の裏面に当接し、綴り針3は
係止孔6に対し、必要以上の深係合することな
く、次作業で行う横動作業に適する位置で係合作
用を終了する。次いで、係止体1の上面に表示さ
れた矢印等の作用指示標識10の指示に従い係止
体1に横動操作を付勢すれば、綴り針3の細頚部
4は、細溝部61内側に張り出した掛合部64,
64によつて形成された狭窄部63を横動押圧力
により両側の掛合部64,64をその保有する弾
力に抗して押し拡げて細溝部61の終奥端に向つ
て進行し、綴り針3と係止孔6との係止させる作
業を完了する。このとき、細頚部4の両側は、細
溝部61を形成する細頚摺動縁部62に案内さ
れ、且つ、係止作用を生じさせるものである。
なお、綴り針3を係止体1より脱却させる際
は、上記係合作用に用いた手段を逆作用させるこ
とにより、その目的を達成することができる。
効 果 以上のように、この考案における係止体1は熱
可塑性樹脂を素材として構成し、綴り針3を植設
した固定体2と対で使用するもので、その使用時
において、先ず、固定体2に対し、係止体1の着
脱操作に要する作動距離は大くとも1個の係止孔
6の長手方向距離で、従前の如き固定体あるいは
係止体の全長とほぼ同等の作業距離は必要としな
いので、従つて狭い場所でも容易に使用すること
ができる。次に係止体1における係止孔6に綴り
針3の挿入係合時、球形頭部5がワタリ部7によ
つて係止体1の上面より外方に突出することな
く、従つて、係止体1を操作する掌に何等の影響
をも与えることなく、且つまた、球形頭部5の頂
部が前記ワタリ部7の裏面に当接させた位置が爾
後係止体1の横動操作を行う時点で、球形頭部5
下部の細頚部4が係合しようとする細溝部61の
細頚摺動縁部62に対応する位置となるようにし
たことにより、球形頭部5のワタリ部7に接触感
覚を受けることにより、次作業の横動操作に移れ
ることを示唆する一つの信号的役割をも奏するも
のである。
また、上記作用に引き続き、横摺動に移る時点
で、遭遇する細溝部61における狭窄部63を通
過させることにより単なる横摺動に要する作動力
より、設けた掛合部64を左右に押し拡げて通過
させるだけの押圧力を要するものであるから、用
紙を綴り込んで、、且つ固定体2と係止体1との
合体時において、係止体1に対し、係合作用に要
する横摺動押圧力以上の自然作用による圧力がか
かるまでその結合状態を維持でき、よつて、自然
状態で係止体1が固定体2より離脱作用を呈する
おそれはない等の効果あることは特徴とするもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は固定体の一部を示す斜視図、第2図は
係止体の一部を示す斜視図、第3図ならびに第4
図は係止体の一部の裏面を示すもので第3図は係
止孔の説明図、第4図は他の実施態様の係止孔の
説明図、第5図は係止孔の平面図、第6図は第5
図−線の断面図、第7図は第4図−線断
面図である。 1……係止体、2……固定体、3……綴り針、
4……細頚部、5……球形頭部、6……係止孔、
7……ワタリ部、60……丸孔部、61……細溝
部、62……細頚摺動縁部、63……狭窄部、6
4……掛合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端付近に凹設した細頚部4によつて形成され
    た球形頭部5を有する綴り針3の複数本を設定さ
    れた間隙を介して列植設した固定体2に対応する
    係止体1を熱可塑性樹脂を素材とし、該係止体1
    の下面より前記固定体2の綴り針3の植設固定起
    立位置に対応する位置に前記綴り針3の球形頭部
    5が貫通挿入できる径の丸孔部60と、該丸孔部
    60に接続して細頚部4の径を幅寸法とし、且
    つ、該細頚部4の凹溝形状に合致する細頚摺動縁
    部62,62で形成した細溝部61を係止体1の
    長手方向に合せて穿設し、これら丸孔部60と細
    溝部61でなる係止孔6を係止体1の上面に抜け
    るように貫通穿設し、この係止孔6において、前
    記丸孔部60に接する細溝部61端部位置に、細
    頚摺動縁部62,62の一部より細溝部61内に
    掛合部64,64を突出させて狭窄部63を形成
    すると共に、該掛合部64,64に対し、その保
    有する弾力よりも大なる外力を受けると、少なく
    とも細頚摺動縁部62,62と一直線が形成され
    る程度に凹没できる可撓性を具備させ、且つ、こ
    れら貫通形成した係止孔6の上面開口部上方位置
    に、該上面開口位置より前記綴り針3における球
    形頭部5の高さ寸法と同等の高さ寸法を介してワ
    タリ部7を係止体1の上面に橋状形成して成る用
    紙綴り具の係止体。
JP1985072064U 1985-05-15 1985-05-15 Expired JPH0232462Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003001989A (ja) * 2001-06-25 2003-01-08 Kokuyo Co Ltd 綴じ具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6319168Y2 (ja) * 1981-02-10 1988-05-30

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JP2003001989A (ja) * 2001-06-25 2003-01-08 Kokuyo Co Ltd 綴じ具

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