JPH0232319Y2 - - Google Patents

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JPH0232319Y2
JPH0232319Y2 JP5244682U JP5244682U JPH0232319Y2 JP H0232319 Y2 JPH0232319 Y2 JP H0232319Y2 JP 5244682 U JP5244682 U JP 5244682U JP 5244682 U JP5244682 U JP 5244682U JP H0232319 Y2 JPH0232319 Y2 JP H0232319Y2
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JP
Japan
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servo
horn
output shaft
servo horn
scale
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JP5244682U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ラジオコントロール(以下ラジコン
と略す)装置の被操縦体である模型の自動車・船
舶・飛行機・ヘリコプター等に使用するサーボ装
置の改良に関するものであり、特にサーボモータ
の回転をサーボホーンに伝達する出力軸にセレー
シヨン歯を配設したサーボ装置の改良に係るもの
である。
電波により、模型の被操縦体を遠隔操作するラ
ジコン装置にあつては、送信機側での操作に応じ
て被操縦体の各操作部位が正確に駆動されるよう
に、前記各操作部位はサーボ装置によつて駆動さ
れるようになつている。
ところで、このサーボ装置は一般に第1図の平
面図及び第2図の縦断面図に示すように構成され
ている。すなわち、ケース1内に配設されたモー
タ2の回転を歯車3により適宜減速して出力軸4
に伝達する。また、前記出力軸4は、ケース1内
に設けられている可変抵抗器5の回転軸5aに連
結され、この可変抵抗器5の抵抗値に応じて形成
される信号と、前記出力軸4の回転角、すなわち
受信信号とを比較して送信機側での操作量に応じ
て正確に制御するためのサーボ回路部が設けられ
ている。しかして、前記出力軸4に適宜形状のサ
ーボホーン6を嵌着し、このサーボホーン6と被
操縦体の操作部位とをロツドで連結して、操作部
位を駆動しているものである。
ところで、前記サーボホーン6には、中心から
外側に向つて数個の透孔7が設けられ、この透孔
7にロツドの先端を差し込んで、サーボホーン6
と結合し、他端を操作部位、例えばエンジンのス
ロツトル・アームの穴に差し込み、サーボホーン
6の円運動を直線運動に変えてスロツトル・アー
ムを制御する。しかしスロツトル・アームのスト
ロークとサーボホーン6のストロークが一致しな
いことがあり得る。このような場合には、サーボ
ホーン6の透孔7の差し込み位置を変えることに
よつても調整可能であるが、サーボホーン6を任
意の方向に目的長さが得られるまで、多少回転さ
せることにより、ニユートラルの位置を決めるこ
とができるのである。又模型飛行機等で、ラダー
が正規のニユートラル位置にあつても、機体の重
心等の為に機体が左右どちらかに曲がるくせのあ
る模型飛行機の場合は、はじめにラダーを曲がり
ぐせと逆方向のわずかに曲げておくという微調整
をして、ニユートラル位置を決めるということが
行われている。この微調整をするのに、サーボ装
置のサーボホーン部6を多少回転させ、目的とす
る長さを求めるのであるが、サーボホーンを連続
的に回転させると、回転量の確認をすることが困
難である。したがつて1回転を分割して1分割量
ずつ間欠的に回転させる方法がとられている。従
つて分割数が多いほど微少量の回転が可能とな
り、微調整の精度が高くなる。又このような微調
整が各サーボ装置について何回も行うこともある
ので、サーボ本体からサーボホーンを簡単に脱着
できることが要求されている。
従来のサーボ装置において、サーボホーンを微
少量回転させて、微調整できるものは、セレーシ
ヨン付、のサーボ装置がある。このサーボ装置
は、第2図に示すように歯車例3の出力歯車3a
と結合している出力軸4の外周に多数のセレーシ
ヨン歯を設けてセレーシヨン軸状に形成し、この
軸に下面内周に同数の歯を設けたセレーシヨン穴
を形成したサーボホーン6を歯合させ、サーボホ
ーン6の上面より出力軸4に設けたねじ穴にねじ
8によりねじ止めする。またサーボホーン6を放
射状に設け、このサーボホーン6に設けた駆動用
の透孔7の位置を、セレーシヨンの歯の位置と若
干角度をずらせて設けたることによつて任意の方
向に止着できるように形成したものである。
したがつてサーボホーン6の微調整をする場合
や、ロツドを取り付ける場合、透孔7が大きくな
り新しいサーボホーン6と取り換える場合は、ね
じ8を抜きとり、サーボホーン6を完全に出力軸
から引き抜かなければ、サーボホーン6の微調整
やロツドの取付け、サーボホーン6の交換ができ
なかつた。そのために交換時に引き抜く前のサー
ボホーン6の取付位置がわからなくなつてしまう
という問題点もあつた。又、サーボホーン6のセ
レーシヨン歯は、外観から見えない構造になつて
いるので何ピツチ移動させたかという移動量を明
確に確認できないという問題点もあつた。
そこで本考案は、上述の事情に鑑みてなされた
ものであり、サーボホーンを取りつけるためケー
ス上面に突出した出力軸の周囲のケース上に目盛
りを形成し、サーボホーンの交換時また微調整
時、またロツドの取付時等に引き抜く前のサーボ
ホーンの取付位置を明確にすることが可能となる
とともにサーボホーンを回転移動させる場合の移
動量も明確にすることができるラジオコントロー
ル用サーボ装置を提供することを目的とするもの
である。
更に被操作体にロツドを組込むときロツド製作
が容易にできるラジオコントロール用サーボを提
供することを第2の目的とするものである。
本考案のラジオコントロールサーボ装置を図面
に示す一実施例について以下詳細に説明する。
第3図は、本考案の一実施例であるサーボ装置
の平面図であり、第4図は、同実施例の正面図で
ある。
11は、サーボ装置のケースであり、ケース1
1には、サーボモータやサーボモーターの回転を
減速して出力軸12に伝える歯車列等が配設され
ているが、これらの機構は、従来例と同じである
ので説明を略す。又出力軸12の外周にセレーシ
ヨン歯12aを設けてセレーシヨン出力軸12を
形成している点も従来例と同じである。このセレ
ーシヨン出力軸12の周囲のケース11の上面に
放射状の目盛り13を形成する。前記出力軸12
には、セレーシヨン穴を形成したサーボホーン1
4を歯合させて、ビスで固定する。このサーボホ
ーンには透孔14aが穿設されており、この透孔
14aには、ロツド15を差し込んで嵌合させて
いる。16は、サーボ装置を被操縦体に取り付け
るための取付板である。目盛り13は、線やバー
だけでなくドツトでもよくまたアナログ表示の他
数字を併記してもよい。また図示の目盛り13は
バーが突出した例を示しているが、目盛り13を
刻印して凹ませた形状の目盛りにするとか、目盛
り近傍に文字記号などを付けてもよい。
さらに目盛り13の配列形状は、放射状のもの
を示したが、これに限ることなく、方形方向に配
列した目盛りにするなど任意の形状に配列形成し
てもよいのはもちろもである。
本実施例は、以上説明したように構成されてい
るので、模型飛行機等の被操縦体の調整時にまず
各種サーボホーンをつけ換えて適合するサーボホ
ーン14を選択し取り付ける。次に選択し適した
サーボホーン14にロツド15を装着するため
に、このサーボホーン14を抜きロツド15を透
孔14aに差し込み装着した後、再びこのサーボ
ホーン14をサーボ装置に嵌着させる。このよう
にサーボホーン14を装着させるときに、引き抜
く前の取付位置を目盛り13によりその位置を確
認しておくことにより、再び装着するとき引き抜
く前と同じ元の位置に装着させることができる。
それにより、送信機のニユートラル位置を変えず
に操縦することが可能となる。またサーボホーン
を何ピツチか回転させることにより、目的とする
位置にホールをつけ変える場合、回転させる前の
位置を確認しておくことにより、その位置より何
ピツチ回転させたか明確に確認することができ
る。またロツドを正確に曲げるときに、中心線の
延長の目盛りを目安として曲げることができる。
本考案は、上記し、かつ図面に示した実施例に
限定されることなく、その要旨を変更しない範囲
で種々変形して実施できるものである。
以上述べたように、本考案は、サーボホーンを
取り付ける出力軸の周囲のケースの上面に目盛り
を形成した構成になるので、サーボホーンの取付
位置が明確に確認でき、調整ロツドの取付等の場
合にも、元の位置に装着させることができ、ニユ
ートラル位置を変えることなく微妙な操縦が続け
られるという効果がある。さらにロツドをサーボ
ホーンの位置で正確に曲げるとき、中心線の延長
上にある目盛りを目安としてその延長上で曲げる
ことができるので正確にロツドを製作することが
容易にできるという効果も兼ねそなえ実用上得ら
れる効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図・第2図は、従来のサーボ装置の実施例
で、第1図は、平面図であり、第2図は、縦断面
図である。第3図・第4図は、本考案のラジオコ
ントロール用サーボ装置の一実施例であり、第3
図は、平面図であり、第4図は、正面図である。 11……ケース、12……出力軸、12a……
セレーシヨン歯、13……目盛り、14……サー
ボホーン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラジオコントロール用受信機からの信号によつ
    て駆動するサーボモータの回転をセレーシヨン歯
    を形成した出力軸に伝達し、この出力軸にセレー
    シヨン穴を形成したサーボホーンを着脱自在に取
    り付けるラジオコントロール用サーボ装置におい
    て、前記出力軸の周囲のケース上面に目盛りを形
    成したことを特徴とするラジオコントロール用サ
    ーボ装置。
JP5244682U 1982-04-10 1982-04-10 ラジオコントロ−ル用サ−ボ装置 Granted JPS58153894U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5244682U JPS58153894U (ja) 1982-04-10 1982-04-10 ラジオコントロ−ル用サ−ボ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5244682U JPS58153894U (ja) 1982-04-10 1982-04-10 ラジオコントロ−ル用サ−ボ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58153894U JPS58153894U (ja) 1983-10-14
JPH0232319Y2 true JPH0232319Y2 (ja) 1990-09-03

Family

ID=30063155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5244682U Granted JPS58153894U (ja) 1982-04-10 1982-04-10 ラジオコントロ−ル用サ−ボ装置

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JP (1) JPS58153894U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5620959B2 (ja) * 2012-10-09 2014-11-05 双葉電子工業株式会社 駆動装置およびサーボモータ装置

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Publication number Publication date
JPS58153894U (ja) 1983-10-14

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