JPH023222Y2 - - Google Patents

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JPH023222Y2
JPH023222Y2 JP1982147025U JP14702582U JPH023222Y2 JP H023222 Y2 JPH023222 Y2 JP H023222Y2 JP 1982147025 U JP1982147025 U JP 1982147025U JP 14702582 U JP14702582 U JP 14702582U JP H023222 Y2 JPH023222 Y2 JP H023222Y2
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JP
Japan
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cable
wire
heat
melting point
detection
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JP1982147025U
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JPS5952518U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、光エネルギー伝送用ケーブル本体か
らの光エネルギーの漏れ、電力用ケーブル本体の
過熱等によつて発生する熱を検知することができ
るようにした検知線入りケーブルの改良に関する
ものである。
CO2,Ar,YAG又はDieレーザ光又は太陽の
集光の如き高密度光エネルギーを伝送する光エネ
ルギー伝送ケーブルが光フアイバの断線等により
光エネルギーを漏洩すると、火災の発生、人体の
損傷等を起すのでこれらを直ちに検知することが
できることが要求される。また、電力ケーブルが
その通電によつて過熱すると火災を発生するので
この過熱を検知することが要求される。従来技術
ではケーブル内の熱を検知するためケーブル本体
に半田等の低融点金属線から成る検知線を沿わせ
ていた。しかし、低融点金属は一般に脆弱である
ため、製造時、使用時の取扱に不便であり、ケー
ブルの繰返しの曲げを受けた場合には検知線が断
線し易い欠点があつた。
本考案の目的は、機械的特性が高く取扱の容易
な検知線入りケーブルを提供することにある。
本考案の実施例を図面を参照して詳細にのべる
と、第1図は本考案に係る検知線入りケーブル1
0を示し、この検知線入りケーブル10は光エネ
ルギー伝送用ケーブル本体12とそのまわりに螺
旋状に巻付けられた検知線14とを備え、この検
知線14の上に内部押え巻きテープ16、ポリ塩
化ビニルの如き熱軟化性保護層18、外部押え巻
きテープ20を順次施してある。押え巻きテープ
16,20は耐熱性の熱収縮テープであるのが好
ましい。
検知線14は、第2図に示すように、ガラス繊
維、炭素繊維、ポリアラミド繊維、FRP線の如
き耐熱性絶縁性テンシヨンメンバ22を内部に含
む半田の如き低融点金属線24から成り、この低
融点金属線24の上にはポリ塩化ビニルの如き熱
軟化性物質26を介してテープ状熱収縮性物質2
8が熱収縮を起こす以前の状態で押え巻きされて
いる。この熱収縮性物質28は低融点金属線24
の溶融温度に耐える耐熱性を有するポリテトラフ
ルオロエチレン又はポリエステル等から成る。
この検知線入りケーブル10は、ケーブル本体
12のフアイバが断線し光エネルギーが漏れる
と、この光エネルギーによつて検知線14の低融
点金属線24が溶断する。従つて、検知線14の
通電が遮断されるので光エネルギーの漏洩が検知
されその伝送を停止し危険を避けることができ
る。尚、熱収縮性物質28は低融点金属線24の
溶断時に溶けた金属を溶断点から離れるように押
流して遮断を加速する働きを有する。また、検知
線14は低融点金属線24の中に絶縁性テンシヨ
ンメンバ22を有するので機械的特性が向上し繰
返しの曲けを受けても断線することはない。
第3図は本考案の他の実施例を示し、この実施
例ではケーブル本体12′は熱軟化性被覆30を
有する3つのフアイバ32を4つのテンシヨンメ
ンバ34と共に撚合せて形成された光エネルギー
伝送用多心ケーブル本体であり、このケーブル本
体12′の撚合溝にフアイバ32に接触するよう
に複数の検知線14が撚り込まれて沿わせてあ
る。検知線14は第1図の実施例と同様に第2図
に示すのと同じである。この撚合せ体は熱収縮性
テープ36によつて撚りが保持されてその上に内
部プラスチツク外被38が施され、外力から保護
するため可撓性波付金属管40を設け、更にその
上に外部プラスチツク外被42が施されている。
この実施例でも多心ケーブル本体12′の1つの
フアイバ32が断線し光エネルギーが漏れると、
そのフアイバに接触する検知線14の低融点金属
線24が溶断し光エネルギーの漏れを検知する。
尚、上記2つの実施例ではケーブル本体が光エ
ネルギー伝送用であるが、電力用であつてもよ
い。この場合には検知線14は通電による過熱に
よつて溶断し過熱を検知する。
本考案によれば、上記のように、検知線はその
中の絶縁性テンシヨンメンバによつて補強される
ので機械的特性が向上し、従つて製造時、布設時
の取扱が容易であり、繰返しの曲げを受けても断
線することがなく、ケーブル本体からのエネルギ
ーの放散を有効に検知することができる。
また低融点金属線の外方に耐熱性に優れ、しか
も熱収縮を起こす以前の状態の熱収縮性物質が設
けられているので、低融点金属線の溶断時には、
前記熱収縮性物質は溶けた金属を溶断点から離れ
るように押流して遮断を加速する。そのため検知
が確実に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る検知線入りケーブルの一
実施例の縦断面図、第2図は本考案に用いられる
検知線の拡大横断面図、第3図は本考案の他の実
施例の横断面図である。 10……検知線入りケーブル、12,12′…
…ケーブル本体、22……絶縁性テンシヨンメン
バ、24……低融点金属線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ケーブル本体と前記ケーブル本体に沿つて設
    けられた検知線とを備え、前記検知線は絶縁テ
    ンシヨンメンバを内部に含む低融点金属線と該
    低融点金属線の外方に設けられた熱収縮を起こ
    す以前の状態の熱収縮性物質とを有し、かつ前
    記熱収縮性物質は前記低融点金属線の溶融温度
    に耐える耐熱性を有する物質からなつているこ
    とを特徴とする検知線入りケーブル。 (2) 前記ケーブル本体は光エネルギー伝送用ケー
    ブル本体である実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載の検知線入りケーブル。 (3) 前記ケーブル本体は電力用ケーブル本体であ
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の検知
    線入りケーブル。
JP14702582U 1982-09-30 1982-09-30 検知線入りケ−ブル Granted JPS5952518U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14702582U JPS5952518U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 検知線入りケ−ブル

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JP14702582U JPS5952518U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 検知線入りケ−ブル

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JPS5952518U JPS5952518U (ja) 1984-04-06
JPH023222Y2 true JPH023222Y2 (ja) 1990-01-25

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ID=30327076

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6767446B2 (ja) * 2018-09-11 2020-10-14 株式会社フジクラ 光ファイバアッセンブリ、光ケーブル、及びレーザシステム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523404A (en) * 1978-06-20 1980-02-19 Fuji Electric Co Ltd Cutting facility of radioactive waste in long length

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