JPH0231753Y2 - - Google Patents

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JPH0231753Y2
JPH0231753Y2 JP12354185U JP12354185U JPH0231753Y2 JP H0231753 Y2 JPH0231753 Y2 JP H0231753Y2 JP 12354185 U JP12354185 U JP 12354185U JP 12354185 U JP12354185 U JP 12354185U JP H0231753 Y2 JPH0231753 Y2 JP H0231753Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、コネクタ用あるいは電線接続用端子
の手動結線工具に関するものであり、特に電線の
外皮をストリツプする機構を有する手動結線工具
に関するものである。
(従来の技術) 従来この種の手動結線工具としては、第5図に
示すように固定グリツプ1、可動グリツプ2、圧
力規制装置3及び結線頭部4にて主に形成されて
おり、固定グリツプ1と可動グリツプ2とは一対
のグリツプとなつており、この両者は圧力規制装
置3で繋止されピン1aにより軸支されて互いに
蝶開自在となつている。固定グリツプ1の前方
(左側)にはコネクタ受台5及び可動ヘツド6を
内在する結線頭部4が構成されている。
該結線頭部4にはコネクタ受台5がねじ4aに
て固着され、このコネクタ受台5には、コネクタ
すなわちモジユラーコネクタプラグ(図示せず)
を挿入し電線の端末を圧接結線するためのコネク
タ挿入孔5aが開口されている。コネクタ受台5
の後方(右側)には可動グリツプ2に連結され、
可動グリツプ2の動きと共に左右に可動する可動
ヘツド6が設けられており、該可動ヘツド6の先
端には、コネクタ受台に挿入されたモジユラーコ
ネクタプラグの電線固定部及び端子を圧入するた
めの圧入部6aが設けられている。
このような構成となつている結線工具にてモジ
ユラーコネクタプラグに電線を結線する場合に
は、次の手順で行われる。
先ず電線の端末の外皮を別な専用の電線外皮
ストリツプ工具にて、所定の長さ外皮をストリ
ツプしておく。
次に、前述した手動工具のコネクタ受台5の
プラグ挿入孔5aにモジユラーコネクタプラグ
を所定の方向に向けて挿入する。
次に、にてストリツプ加工した電線をモジ
ユラーコネクタの電線挿入開口に挿入する。
そして次に、該手動工具の固定グリツプ1と
可動グリツプ2を手で強く握ると、可動グリツ
プ2は固定グリツプ1に近づくと共に可動グリ
ツプ2の動きに連動して可動ヘツド6が前方に
移動する。すると、ついには可動ヘツド6の先
端に設けられた圧入部6aがモジユラーコネク
タプラグの電線固定部及び端子を圧接すること
になり、電線は該プラグに固定されると共に端
子と電線の心線が電気的に接続される。
モジユラーコネクタプラグと電線が固着され
ると、圧力規制装置3のラツチが解除され、可
動グリツプ2の握力を取り除くと該グリツプ2
は元の位置に戻されるとともに可動ヘツド6も
後退し元の位置に戻されて、結線されたモジユ
ラーコネクタはコネクタ挿入孔より取り外され
て完了となる。
以上の例はモジユラーコネクタで説明したが、
これらの結線工具はそだけに限定されるものでは
なく、一般のコネクタの結線工具や各種コンタク
トの結線工具についてもその構成は同様のもので
ある。
(考案が解決しようとする問題点) 前述したような従来の手動結線工具は、先の別
の電線外皮ストリツプ工具にて電線の外皮をスト
リツプしなければならずコネクタやコンタクトの
結線で大変手間のかかるものとなり、結線代が高
価なものとなつていた。特に最近屋外等にて結線
作業する場合、携帯に便利な工具が求められてい
るが、従来の工具では結線工具と電線外皮ストリ
ツプ工具を別々に携帯しなければならないという
わずらわしさがあつた。
さらには、電線外皮ストリツプ工具を用いて
も、該工具は刃面と手で電線を引く位置が離れて
いるために、外皮が伸びて剥離長さあるいは露呈
する各被覆線長さが不揃になつてしまうという問
題点もあつた。
本考案の目的は、このような従来の問題点を解
決し得るような電線ストリツプ機構を備えた結線
工具を提供することである。
(2) 考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案は、上述の問題点を解決するために、 蝶開自在な固定グリツプと可動グリツプとを有
し、該固定グリツプの前方位置には、コネクタま
たはコンタクトを受けるコネクタ受台と、該コネ
クタまたはコンタクトと電線とをカシメ結線する
ために可動する可動ヘツドとを内蔵する結線頭部
が設けられている手動結線工具において、 上記固定グリツプの一部に電線を挿通せしめる
開口を設けると共に、電線の外皮に切込むための
固定刃体及び可動刃体を上記開口部分に臨む位置
で上記固定グリツプに具備せしめ、 上記固定刃体の刃面に対応する位置に電線挿入
孔を有する回動レバーを固定グリツプに対して蝶
開自在に取付け、 上記回動レバーには、電線挿入孔に挿入された
電線を挟持する挟持手段を備えている、 ことにより構成される。
そして上記挟持手段は、例えば電線挿入孔の前
後に配された、固定片及びこれに接離動する可動
片からなる挟持体と、可動片を固定片に向けて押
圧する手動カム体と、可動体を手動カム体の方向
に弾圧しているばね体とで構成することができ
る。
なお、工具の頭部に設けられている結線頭部は
既述した従来のものと同一構造でよい。
(作用) 以上のごとくの本考案の手動結線工具にあつて
は、外皮の剥離そして結線は次のようにして行わ
れる。
先ず、回動レバーを固定グリツプ側に寄せてお
き、該回動レバーの電線挿入孔から電線を挿入す
る。すると電線は固定グリツプの開口を経て固定
刃体と離反状態にある可動刃体の間を通される。
次に、挟持手段を作動せしめて、電線を挟持す
る。これは例えば、カを用いた既述の例にあつて
は手動カム体を操作して可動片を押し出して該可
動片と固定片とで電線を挟持する。
次に、この状態で固定グリツプ及び可動グリツ
プを握ると、可動ヘツドに設けられた可動刃体
は、固定刃体に接近して両刃体の刃面は電線の外
皮に喰い込む。
かかる状態を保持しつつ、回動レバーを上方に
引くならば上記外皮は電線から外れることとな
る。
かくしてストリツプされた電線とコネクタとの
結線を結線頭部にて行う。
(実施例) 次に、添付図面の第1図ないし第4図に基づい
て本考案の実施例について本考案をより詳細に説
明する。
第1図は本考案の第一実施例としての手動結線
工具の要部を示すもので同A図は部分破断正面
図、同B図はその平面図、そして第2図は第1図
のものの各部を分解状態で示す斜視図である。
なお図中にて、第5図の従来装置と共通部分に
は同一符号を付してある。
図中、1は固定グリツプで2は可動グリツプで
ある。両グリツプ1,2は蝶開自在となつてい
て、そのための構造は第5図の従来のものと同一
なので説明は省略する。また、固定グリツプの前
方(左側)にはコネクタ受台及び可動ヘツドを内
在する結線頭部4が組込まれている。該結線頭部
4の構造も上記従来のものと同一である。
固定グリツプ1の上側面には開口11が設けら
れ、該開口11の直下には一対をなす固定刃体1
2と可動刃体13が設けられている。両刃体1
2,13は、その対向する刃先縁に電線の外皮に
のみ切込む形状の凹型刃先面12A,13Aがそ
れぞれ形成されている。固定刃体12は固定グリ
ツプ1に不動に取付けられ、可動刃体13はグリ
ツプの握りにより、第2図における矢印Pのごと
く前後動して上記固定刃体12に接離するように
なつている。なお、可動刃体13が取りつけられ
てる可動刃体受台14の前部には外皮の剥離長さ
に相当する距離だけ刃面より下がつた位置に電線
の先端を受ける電線受面14Aが形成されてい
る。
上記固定グリツプ1の前方位置にはピン71に
て回動レバー7が該固定グリツプ1に対して蝶開
自在に取り付けられていて、固定グリツプ1の上
側面から上方に向けて第1図Aにおける矢印Qの
方向に回動可能となつている。
回動レバー7のレバー本体74の中間切欠部及
び後述する固定片81には、上記固定グリツプに
設けられた固定刃体12の凹型刃先面12A,1
3Aに対応する位置に、電線の横断面形状に合致
した電線挿入孔72,72′が設けられている。
回動レバー7は、レバー本体74と蓋体75とを
有し両者はねじ79′等で一体化され、両者間に
挟持手段8を収容する空間を形成している。該挟
持手段8は、下述のごとく挟持体、手動カム体そ
してばね体とから成つている。
レバー本体74の上部前方には、挟持体の一方
をなすブロツク状の固定片81がピン81′で固
定されている。前述した電線挿入孔72′はこの
固定片81の後側面に形成されている。レバー本
体74の上部中央には、挟持体の他方をなす前後
に移動可能な四辺形の可動片82が配置されてい
る。該可動片82の中央には上下に貫通する窓8
3が設けられ、該窓83内にはレバー本体74の
一部を上方に屈曲した係止片78が起立してい
る。そして、該係止片78と上記窓83の後壁と
の間に圧縮されたばね体84が介在している。さ
らに、上記可動片82の後方位置には、該可動片
82の後側面に接する手動カム体85がピン86
まわりに回転自在に取り付けられている。該手動
カム体85には図中矢印の方向Rに回転すると可
動片82を押し出すような曲面で形成されてい
る。なお、さらに上記可動片82の前面には、電
線9の外皮をより強く固定するための凹凸部8
2′が設けられているとよい。
さらに蓋体75の前方位置には、前述の電線挿
入孔72,72′に一致した位置に同一形状の電
線挿入孔72″が形成され、蓋体75の中央両側
部には可動片82を案内する案内壁87が垂下し
ている。
また回動レバーのレバー本体74の後部下面に
は、固定グリツプ1の上側面に吸着するマグネツ
ト片79が取りつけられている。
このような本実施例装置にあつて、電線の外皮
剥離そしてコネクタへの結線は以下の要領で行
う。
先ず、回動レバー7を固定レバー1上に位置
せしめる。このとき両者はマグネツト79の作
用によつてしつかりと密着している。
次に、手動カム体85を図示の方向Rとは反
対の方向に位置させておく。すると、可動片8
2はばね体84の弾圧力によつて後退する。
かかる状態で、電線9を電線挿入孔72″,
72′,72から挿入する。その際、固定グリ
ツプ1の可動刃体13を後退させておくと、電
線9の先端(下端)は刃面よりも下方の位置ま
で進入して電線受面14に当接する。かくし
て、外皮の剥離長さが自動的に設定される。
次に、挟持手段8の手動カム体85を図示の
方向Rに回転する。すると該手動カム体85の
カム面によつて、可動片82はばね体84の力
に抗して前進せられ、電線9の外皮側面を固定
片81に強く押す。この場合可動片82の前面
に凹凸部82′があると外皮は凹凸部82′に食
い込むので、電線9はさらに強固に保持される
ことになる。
上記挟持手段8で電線9を挟持したままで、
固定グリツプ1と可動グリツプ2を手で強く握
ると、可動グリツプ2と連動して可動刃体13
は前進し固定刃体12と協働して両刃体の凹型
刃先面12A,13Aは電線の外皮に切り込
む。
次に、回動レバー7を矢印の方向Qに持ち上
げる。すると電線は挟持手段8で強く挟持され
ているので、上方に引き抜かれると共に凹型刃
先面12A,13Aより下の外皮が剥離され
る。
このようにして、外皮が剥離され各被覆線が
露呈した電線を、結線頭部4にて従来の方法で
コネクタに結線を行い、一連の動作を完了す
る。
このように構成された電線外皮ストリツプの構
成であれば、一つの工具で異なる太さの電線のス
トリツプに対処可能となる。
第3図は、本考案の第二実施例を示すもので、
前述の第一実施例が手動カム体によつて可動片を
前方に押し出すのに対し、本実施例では可動片に
直接取り付けた手動レバーを利用して可動片を前
方に押し出すこととしたものである。すなわち、
回動レバー7Aは、レバー本体74Aと蓋体75
Aとを有し、両者はねじ79′で一体化される。
該回動レバー7Aは、固定グリツプ1に対してピ
ン71A及び該ピン71Aにねじ止めするための
ねじ71A′にて蝶開自在に取り付けられる。該
ピン71A,ねじ71A′によれば前述の第一実
施例よりも簡単にレバー本体74Aと固定グリツ
プ1に取り付け取り外しが可能となる。このこと
により、後述する電線の異なる太さや電線の各種
の種類に対応可能となるものである。
レバー本体74A及び蓋体75Aとの間には挟
持空間が形成され、該空間内に挟持手段8Aが配
備されている。該挟持手段8Aは下述の挟持体、
ばね体、手動レバーとを有している。挟持体は、
ブロツク状の固定片81と該固定片81の後方に
配されて上記挟持空間内で前後に移動可能な可動
片82Aとで成つている。該可動片82Aの中央
には、第一実施例の場合と同様に窓83が形成さ
れ、該窓83内に係止片78が配され、該係止片
にばね体が係止されている。可動片82Aには、
窓83の後方位置に手動レバー85Aが取りつけ
られている。手動レバー85Aはその上部は指で
つまみやすいような形状とされ、その下部が、可
動片82Aに固着ピン(図示せず)により固着さ
れている。したがつて、上記手動レバー85Aを
押すことにより、可動片82Aを前進させること
ができる。
蓋体75Aのほぼ中央部には、前述の手動レバ
ー85Aに対応する位置に鍵穴形状のレバー案内
孔76Aが形成されている該レバー案内孔76A
の前部には電線9を固定する際に手動レバー85
Aを適宜位置で係止させるためのレバー係止溝7
6A′が形成されている。その他の構成は第一実
施例と同一構成でよいので詳細説明は省略する。
このような構成によれば、手動レバー85Aを
前方に移動させレバー係止溝76A′に該レバー
85Aを係止することにより電線を固定すること
となり、第一の実施例と比較して、手動カム体が
不要となるので、小型化され軽量化され安価とな
るという効果が生じる。
なおこの回動レバー7aは、固定グリツプ1に
対してピン71A及びねじ71A′にて簡単に取
り付け、取り外しができるので、レバー本体74
A及び蓋体75Aの電線挿入孔を各種電線の形状
に合致させて用意することにより各種の電線の外
皮ストリツプができる。
第4図は本考案の第三実施例を示すもので前述
の第一及び第二実施例よりさらに小型化軽量化さ
れた回動レバーとなるものである。すなわち回動
レバー7Bは、レバー本体74Bと蓋体75Bと
を有し、該レバー本体74B及び蓋体75Bとの
間には挟持空間が形成されて該空間内に挟持手段
8Bが配備されている。該挟持手段8Bは、次に
述べる挟持体、ばね体、手動レバーとを有してい
る。挟持体は固定片81Bと可動片82Bとから
成つており、固定片81Bは、レバー本体74B
の前部に取付ねじ81B′にて固定されている。
レバー本体74Bの上部中央部には前後に移動可
能な可動片82Bが配置されている。該可動片8
2Bの後部にはばね受凹部83Bが形成されてい
て、該ばね受凹部83B内にはばね84Bが内在
している。また可動片82Bの中央には、手動レ
バー85Bがピン(図示せず)により取り付けら
れている。ばね体84Bは、前端が前述のばね受
凹部83Bの端面に当接され、後端がレバー本体
74Bの側面74B′に当接されて保持されてい
る。蓋体75Bのほぼ中央部には、前述の手動レ
バー85Bと対応する位置に、J字形状のレバー
案内孔76Bが形成されている。その他の構成は
第一及び第二実施例とほぼ同一形状でよいので詳
細説明は省略する。
このようになされた構成によれば可動片82B
はばね体84Bにより常時前方に弾圧されてお
り、可動片82Bの前端部は固定片81Bに当接
されている。このため電線を電線挿入孔に挿入す
る場合には手動レバー85Bをばね体84Bに抗
して可動片82Bを後退させ、該手動レバー85
Bがレバー案内孔76Bの後端に当接したならば
レバー85Bを左方に倒すことにより可動片はそ
の位置で保持されて、電線挿入孔は完全に開口状
態となるのでこのとき電線を挿入することができ
る。その後レバー85Bを元に戻すことにより電
線はばね体84Bの弾圧力により可動片82Bと
固定片とで挟持され固定されることとなる。これ
により前述と同様な動作で電線の外皮をストリツ
プ可能となる。
このような構成によれば、第二の実施例よりさ
らに小型、軽量されることになりコストも安価に
することができる。
以上の例は断面が円状の電線に適用であつた
が、本考案は以上の例に限られることなく、可動
レバーと刃体の組合わせにより角状電線やフラツ
トケーブル等にも応用可能とされるものである。
(3) 考案の効果 以上述べたように本考案の電線外皮ストリツプ
機構を有した手動結線工具に構造によれば、電線
の外皮をストリツプするために、特別な専用スト
リツプ工具を必要とせずに電線の外皮のストリツ
プ加工と、コネクタあるいはコンタクトに電線を
結線することができるので、結線作業がきわめて
簡単な作業となり、結線代の価格を低減すること
ができる。また屋外等にて結線作業する場合、電
線外皮ストリツプと結線とが同一工具で可能とな
るので携帯に非常に便利な工具となる。
しかも、挟持手段が装備された回動レバーの操
作によつて外皮剥離を行うこととしたので、従来
指先で強く電線を引き抜いていたのに対し、あま
り大きな力を要せず作業が楽になりかつ外皮剥離
にばらつきがなくなる。さらに挟持手段と刃面と
が近接して設計できるので、上記引き抜きの際電
線の外皮及び被覆の伸びが少なくなつて、剥離後
の露呈する被覆線の長さにばらつきがなくなる。
さらにまた、本考案の手動結線工具によれば、
電線保持部材と刃体は止めビス及びねじにより簡
単に工具より取付け・取外しが可能であるので、
その選択により各種の電線の外皮のストリツプが
できるので一段と便利な手動結線工具となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例の手動結線工具の
要部を示すもので同A図は部分破断正面図、同B
図はその平面図、そして第2図は第1図のものの
各部を分解状態で示す斜視図、第3図は第二実施
例の要部を示す各部の分解斜視図、第4図は第三
実施例の要部を示す各部の分解斜視図、そして第
5図は従来の工具を示す正面図である。 1……固定グリツプ、11……開口、12……
固定刃体、13……可動刃体、2……可動グリツ
プ、7……回動レバー、72,72′,72″……
電線挿入孔、8,8A,8B……挟持手段、8
1,81B……固定片、82,82A,82B…
…可動片、84,84B……ばね体、85……手
動カム体、9……電線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 蝶開自在な固定グリツプと可動グリツプとを
    有し、該固定グリツプの前方位置には、コネク
    タまたはコンタクトを受けるコネクタ受台と、
    該コネクタまたはコンタクトと電線とをカシメ
    結線するために可動する可動ヘツドとを内蔵す
    る結線頭部が設けられている手動結線工具にお
    いて、 上記固定グリツプの一部に電線を挿通せしめ
    る開口を設けると共に、電線の外皮に切込むた
    めの固定刃体及び可動刃体を上記開口部分に臨
    む位置で上記固定グリツプに具備せしめ、 上記固定刃体の刃面に対応する位置に電線挿
    入孔を有する回動レバーを固定グリツプに対し
    て蝶開自在に取付け、 上記回動レバーには、電線挿入孔に挿入され
    た電線を挟持する挟持手段を備えている、 ことを特徴とする手動結線工具。 (2) 挟持手段は、電線挿入孔の前後に配された、
    固定片及び該固定片に対して接離動する可動片
    からなる挟持体と、可動片を固定片に向けて押
    圧する手動カム体と、可動体を手動カム体の方
    向に弾圧しているばね体とを有していることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載
    の手動結線工具。 (3) 挟持手段は、電線挿入孔の前後に配された、
    固定片及び該固定片に対して接離動する可動片
    からなる挟持体と、この可動片を固定片に対し
    て離反する方向に弾圧しているばね体と、可動
    片をばね体の弾圧に抗して固定片方向に可動さ
    せるための手動レバーとを有していることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
    手動結線工具。 (4) 挟持手段は、電線挿入孔の前後に配された、
    固定片及び該固定片に対して接離動する可動片
    からなる挟持体と、この可動片を常時固定片へ
    当接させるためのばね体と、このばね体の弾圧
    力に抗して可動片を固定片より後方向に可動さ
    せるための手動レバーを有していることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の手
    動結線工具。
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