JPH0231303Y2 - - Google Patents

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JPH0231303Y2
JPH0231303Y2 JP1985193052U JP19305285U JPH0231303Y2 JP H0231303 Y2 JPH0231303 Y2 JP H0231303Y2 JP 1985193052 U JP1985193052 U JP 1985193052U JP 19305285 U JP19305285 U JP 19305285U JP H0231303 Y2 JPH0231303 Y2 JP H0231303Y2
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sun visor
light
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shielding state
groove
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は自動車の前席の天井壁にC形の保持
溝を有するホルダを固定し、サンバイザーには上
縁部に沿つて上記ホルダの保持溝に回動可能に咬
えられる軸部を設け、これによりサンバイザーを
該天井壁面から垂れ下つた遮光状態と、天井壁面
とほゞ平行な非遮光状態に保持した自動車のサン
バイザーの保持装置に関する。
〈従来の技術〉 従来のホルダは、例えば実開昭52−171027号公
報に示される如く、そのC形保持溝の曲率半径は
運転席や助手席上にあるサンバイザーあるいは両
席の中間にあるセンターサンバイザーの軸部の外
径に適合させてあり、ホルダの保持溝にサンバイ
ザーの軸部を保持してサンバイザーを非遮光(不
使用)状態から遮光(使用)状態又はその逆に操
作すると軸部は保持溝内で回動する。
又、保持溝の外への開放部は軸部の直径より少
し小なので、少し力を入れて運転席側と助手席側
のサンバイザーを縦軸心で旋回させると軸部は保
持溝の外に抜け出し、サンバイザーを遮光状態に
すると側面窓から入る日差しを遮ぎることができ
る。そして、この状態から逆方向に縦軸心でサン
バイザーを旋回し、軸部を少し力を入れて保持溝
に押込み、非遮光状態にして前席の天井壁に格納
できる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ホルダの保持溝による各サンバイザーの軸部の
保持は保持溝の曲率半径と軸部の外径に依存する
ので、その誤差によつて非遮光状態から遮光状態
又はその逆に回動するのに要する力にバラツキが
生じる。そして、保持溝に対して軸部の外径が小
さ過ぎると非遮光状態にして置いたサンバイザー
が自重で遮光状態に垂れ下り、不意に視界を狭く
したり、保持溝と軸部にガタにより異音が発生し
たりする。又、ホルダの保持溝のサンバイザーの
軸部が押込まれる開口の間隔が狭いと、サンバイ
ザーの軸部をホルダの保持溝から外したり入れた
りするの要する力が大きくなつてしまい、ホルダ
から外れたサンバイザーが勢い余つて他の部品に
当る等の問題が生じ、逆に開口の間隔を大きくす
ると簡単に外れるが、必要ないときにも外れる畏
れがある。
〈問題点を解決するための手段〉 そこで本考案はホルダの保持溝の円周方向の一
部を溝内に突出する突起を備えた弾性の舌状片で
形成し、サンバイザーの軸部周面にはサンバイザ
ーを非遮光状態から遮光状態或いはその逆に回動
する際に上記突起を乗り越えて通過するカムを設
けたことを特徴とする。
〈作用〉 サンバイザーの軸部をホルダの保持部で保持
し、サンバイザーを非遮光状態から遮光状態、或
いはその逆に回動させると、舌状片の突起は、一
方の係止溝を乗り越えて舌状片を押し撓ませカム
上を進み通過して他方の係止溝に至る。そして、
サンバイザーが遮光状態にあるときは、軸部より
曲率半径の小さいカムはホルダの保持溝の舌状片
基部側に向いているので、サンバイザーをホルダ
の保持溝の開口側に移動させると容易に突起と係
止溝の係合を外すことができると共に開口も容易
にくぐり抜ける。又、逆の場合も容易である。次
に、サンバイザーが非遮光状態にあるときは、カ
ムはホルダの保持溝の開口側に向いているので、
サンバイザーをホルダの保持溝の開口側に移動さ
せようとしても、カムより曲率半径の大きい軸が
突起としつかり係合して移動させない。
〈実施例〉 図示の実施例において、1は運転席用と助手席
用のサンバイザー、2はその他端側の上縁部に設
けた軸部、3は車体の天井壁に固定され、C形の
保持溝4により上記軸部を着脱可能に咬えるプラ
スチツクで成形したホルダ、5は上記保持溝4の
円周方向の一部の区間4′を形成する弾性の舌状
片、6は上記舌状片に設けた保持溝内に突出する
突起、7は前記軸部2に設けたカム、8と9は上
記カムの円周方向の各端に設けた前記突起6が嵌
入する係止溝を示す。
第1図に示す様に運転席用と助手席用の左右の
サンバイザー1,1は夫々上縁部沿いの横軸10
に回動可能に支持され、上記各横軸のサンバイザ
ーの一端から外に突出した端部はほゞ直角に上向
きに曲がり、天井壁に対して固定するブラケツト
11に縦軸心で回動可能に取付けられ、サンバイ
ザーの他端側上縁部の軸部2はホルダ3の保持溝
4に保持されている。尚、右側のサンバイザーは
天井壁とほゞ平行な非遮光状態であるのに対し、
左側のサンバイザーは上記横軸を中心に下向きに
回動し、遮光状態になつている。この遮光状態の
サンバイザーの軸部2のホルダの保持溝4の開放
部から脱出し、縦軸心で矢印A方向に旋回させる
と側面窓から入る日差しを遮蔽することができ
る。
また、運転席と助手席の中間のセンターサンバ
イザー1′には上縁部の左右に軸部2,2を設け、
各軸部を天井壁に固定した夫々のホルダ3の保持
溝4で回動可能に保持する。なお、このセンター
サンバイザー1′の上下方向の寸法は短くし、遮
光状態にしたとき室内反射鏡の視界をさまたげな
いようにする(第1図参照)。
さて、上記ホルダ3は夫々平らな上面を天井壁
に当て、上面から突出するピン3aを天井壁の孔
に入れて位置決めし、孔3bに下から通したビス
で天井壁に固定する。
三方をコ字形の切込み5′で囲まれた舌状片5
は、この実施例では左右に二つに並んで保持溝4
の上半部を形成し、突起6は夫々真下に向かつて
保持溝4内に突出する。外径が保持溝4の内径の
曲率半径に適合した各サンバイザー1,1′の軸
部2の外周の一部には小径周面部2′を設け、カ
ム7はこの小径周面部上に左右に二つに並んで肥
厚して設けてある。勿論、この左右のカム7,7
の軸方向の位置と幅は前記左右に並んだ二つの舌
状片5,5に対応させてある。尚、各カム7の円
周方向の長さは約1/4円周であり、小径周面部
2′の円周方向の長さは1/4円周強で、係止溝8と
9は小径周面部2′の円周方向の各端部を底とし、
各カム7の円周方向の各端と、小径周面部2′と
軸部の大径周面部の境界との間に形成されてい
る。
従つて小径周面部2′の曲率半径は保持溝の中
心から突起6までの半径にほゞ等しく、又、カム
7の曲率半径は小径周面部2′より大であるが、
軸部2の外径よりは小で、その中間程度である。
これにより、一方の係止溝8に突起7が嵌入し
た第6図の非遮光状態から各サンバイザーを反時
方向に回動するとカム7は突起6に乗り上つて突
起を押し、これにより第4図の破線で示す様に各
舌状片5を押し撓め、突起を乗り越えて通過し、
サンバイザーが第7図の遮光状態になると突起6
は他方の係止溝9にパチツと嵌入して舌状片は弾
性復帰する。このことは遮光状態から非遮光状態
にサンバイザーを回動する際も同様である。
そして、この実施例ではサンバイザーを回動し
て遮光状態にすると突起6が係止溝9に嵌入し、
又、非遮光状態にすると係止溝8に嵌入し、その
嵌入したことが手触りで判る節度感があり、運転
中、サンバイザーを操作する都度、サンバイザー
を見てその状態になつたことを確認する必要が無
くなり、運転の安全にも寄与する。
更に、この実施例では左右の舌状片5,5の間
の中間部12にも舌状片と同位置に突起13が突
設してある。この突起13は軸部2をホルダの保
持溝4に保持した場合、軸部にある左右のカム
7,7の間に位置してサンバイザーをホルダの保
持溝に対し軸方向に位置決めするのに役立つ。
尚、14は軸部2を保持溝4から脱出させたり、
押込んで保持する操作を容易にするための可撓部
を示す。
また、C形の保持溝4の開口をある程度大きく
設定した場合には、軸部2をホルダ3から外す際
にもホルダ全体を大きく撓める必要がなく、この
ため低温時であつてもホルダが硬化して軸部が外
れにくゝなることもないし、しかも、可撓性を有
する舌状片5が軸部2を確実に保持するため、不
用意に外れる心配がない。
〈考案の効果〉 本考案によればサンバイザーの軸部のカムが、
保持溝の円周方向の一部を形成する舌状片に設け
た突起を乗り越えて通過しなければサンバイザー
は回動できないため、軸部の径と保持溝の曲率半
径にバラツキが生じても、その誤差を吸収し、
ほゞ同じ力でサンバイザーを回動操作することが
できると共に、非遮光状態のサンバイザーが自重
で遮光状態に変化するのが防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はサンバイザーを遮光状態と非遮光状態にした説
明図、第2図は同上の要部の拡大斜視図、第3図
はホルダの一半は上から、他半は第4図の―
線で断面にした下から見た平面図、第4図は第3
図の―線で断面にした同上の側面図、第5図
は拡大軸部の断面図、第6図はサンバイザーを非
遮光状態にした断面図、第7図は同じく遮光状態
にした断面図で、 図中、1,1′はサンバイザー、2はその軸部、
3はホルダ、4は保持溝、5は舌状片、6はその
突起、7はカムを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車の前席の天井壁にC型断面の保持溝を有
    するホルダを固定し、サンバイザーには上縁部に
    沿つて上記ホルダの保持溝に回動可能に咬えられ
    る軸部を設け、これによりサンバイザーを該天井
    壁面から垂れ下がつた遮光状態と、天井壁面と略
    平行な非遮光状態に保持した自動車のサンバイザ
    ーの保持構造において、 上記保持溝の円周方向の一部を溝内に突出する
    突起を備えた弾性の舌状片で形成し、 前記サンバイザーの軸部には、軸部より曲率半
    径が小さく、且つサンバイザーが非遮光状態から
    遮光状態或いはその逆に回動する際に上記突起が
    両端の係止溝を乗り越えて通過するカムを設け、 前記カムは、サンバイザーが遮光状態にある
    時、上記ホルダの保持溝の舌片状基部側に向き、
    サンバイザーが非遮光状態にある時、上記ホルダ
    の保持溝の開口側に向くことを特徴とする自動車
    のサンバイザーの保持装置。
JP1985193052U 1985-12-17 1985-12-17 Expired JPH0231303Y2 (ja)

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JP1985193052U JPH0231303Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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JP1985193052U JPH0231303Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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Publication Number Publication Date
JPS62100226U JPS62100226U (ja) 1987-06-26
JPH0231303Y2 true JPH0231303Y2 (ja) 1990-08-23

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JPS5711776U (ja) * 1980-06-26 1982-01-21

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