JPH0231233Y2 - - Google Patents

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JPH0231233Y2
JPH0231233Y2 JP19435683U JP19435683U JPH0231233Y2 JP H0231233 Y2 JPH0231233 Y2 JP H0231233Y2 JP 19435683 U JP19435683 U JP 19435683U JP 19435683 U JP19435683 U JP 19435683U JP H0231233 Y2 JPH0231233 Y2 JP H0231233Y2
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JP
Japan
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mold
movable
fixed
ejector rod
casting
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JP19435683U
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JPS60103556U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主としてプレツシヤダイキヤストに用
いられる鋳造型に関するものである。
従来、この種の鋳造型としては第1図に示すよ
うに所定の型面形状を有し鋳抜穴形状部3Aを形
成した可動形状入子3を可動本体2に取付けた可
動型21と、該可動形状入子3に組み合せられ該
可動形状入子3の型面形状に対応した型面形状を
有する固定形状入子5を固定本体4に取付けた固
定型22とからなる構造を有し、機械プラテン1
4を固定型22側に接し可動形状入子3と固定形
状入子5とによつて形成されるキヤビテイ20内
に粗材1を鋳造するものである。そして該鋳造型
を開いた時には粗材1は可動型21側に残るよう
にする。しかし上記従来の鋳造型にあつては粗材
1は100%の確率をもつて可動型21側に残ると
は限らず、固定型22側にもある程度の確率をも
つて残ると云う現象が発生する。そこで固定型2
2側から粗材1が離型し易くするために可動型2
1の抜勾配を大きく取つたり、可動型21に対す
る粗材1の密着力を向上するために可動型21の
抜勾配を小さくしたりすると粗材1の可動型21
側に残る確率は大きくなるが、上記抜勾配の加減
によつて粗材1の要求される品質に対して形状が
変更して惰肉が生ずることになり材料の歩止りが
悪くなる。
本考案は上記従来の問題点を解決して粗材が可
動型側に確実に残るようにすることを目的とし、
可動型と、該可動型に組み合わされる固定型と、
該可動型と該固定型とによつて形成されるキヤビ
テイ内にスプリングの弾性によつて固定型側から
突出されるエジエクターロツドとからなり、可動
型と固定型とを組み合わせた状態で該エジエクタ
ーロツドは可動型の鋳抜穴形状部上面によつて突
出しを阻止されることを骨子とするものである。
上記骨子によつて本考案においては鋳造型を組
み合せた時には該エジエクターロツドは可動型の
鋳抜穴形状部上面によつて固定型側に押込まれて
おりキヤビテイ内への突出を阻止され、粗材鋳造
後に鋳造型を開けば該エジエクターロツドはスプ
リングの力によつて粗材を可動型側に押出し、か
くして粗材は抜勾配を加減することなく確実に可
動型側に残るようになるのである。
本考案を第2図および第3図に示す一実施例に
もとづいて説明すれば可動型21は可動本体2
と、該可動本体2に取付けられた可動形状入子3
とからなり、該可動形状入子3は所定の型面形状
を有しかつ鋳抜穴形状部3Aが形成される。一方
該可動型21に組み合わされる固定型22は固定
本体4と、該固定本体4に取付けられた固定形状
入子5とからなり、該固定形状入子5は該可動形
状入子3の型面形状に対応した型面形状を有す
る。そして可動形状入子3と固定形状入子5とに
よつてキヤビテイ20が形成され、該キヤビテイ
20には固定型22側からブツシユ6が連絡さ
れ、該ブツシユ6にはエジエクターロツド7が摺
動自在に貫通され、該エジエクターロツド7はエ
ジエクタープレート8およびロツドフランジ7A
を介してスプリング9によつてキヤビテイ20内
に突出する方向に付勢されており、更に該エジエ
クターロツド7の根部7Bはエジエクタープレー
ト8を摺動自在に貫通して根端にはロツドバツク
ブロツク12がボルト13により止着されてい
る。またエジエクターロツド7を付勢するスプリ
ング9はスプリングホルダー10に保持され、更
に該スプリングホルダー10はエジエクタープレ
ート8から立設されるホルダー止めボルト11の
頭部を抱止する。そして固定型22側には機械プ
ラテン14が接している。
上記構成において可動型21と固定型22とを
組み合わせると可動型21の鋳抜穴形状部3Aの
上面がスプリング9の弾性に抗してエジエクター
ロツド7を固定型22側に押込んでキヤビテイ2
0内へエジエクターロツド7が突出することを阻
止する。この際はエジエクターロツド7のブロツ
ク12が機械プラテン14面に受止されて鋳抜穴
形状は変化せずに維持される。この状態でキヤビ
テイ20内で粗材1を鋳造する。粗材1を鋳造し
た後は鋳造型を開けば鋳抜穴形状部3Aの上面は
エジエクターロツド7から離れ、第3図に示すよ
うにエジエクターロツド7はスプリング9によつ
て矢印方向に粗材1を押出し、粗材1は強制的に
固定型22側から離型せられて可動型21側に確
実に残るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図および第3図
は本考案の一実施例に関するものであり、第2図
は型組み合わせ状態の断面図、第3図は型開き状
態の断面図である。 図中、1……粗材、2……可動本体、3……可
動形状入子、4……固定本体、5……固定形状入
子、7……エジエクターロツド、9……エジエク
タースプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動型と、該可動型に組み合わされる固定型
    と、該可動型と該固定型とによつて形成されるキ
    ヤビテイ内にスプリングの弾性によつて固定型側
    から突出されるエジエクターロツドとからなり、
    可動型と固定型とを組み合わせた状態で該エジエ
    クターロツドは可動型の鋳抜穴形状部上面によつ
    て突出しを阻止されることを特徴とする鋳造型。
JP19435683U 1983-12-16 1983-12-16 鋳造型 Granted JPS60103556U (ja)

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JP19435683U JPS60103556U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 鋳造型

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JP19435683U JPS60103556U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 鋳造型

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Publication Number Publication Date
JPS60103556U JPS60103556U (ja) 1985-07-15
JPH0231233Y2 true JPH0231233Y2 (ja) 1990-08-23

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ID=30417775

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JP19435683U Granted JPS60103556U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 鋳造型

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JPS60103556U (ja) 1985-07-15

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