JPS6334778Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6334778Y2 JPS6334778Y2 JP1986039414U JP3941486U JPS6334778Y2 JP S6334778 Y2 JPS6334778 Y2 JP S6334778Y2 JP 1986039414 U JP1986039414 U JP 1986039414U JP 3941486 U JP3941486 U JP 3941486U JP S6334778 Y2 JPS6334778 Y2 JP S6334778Y2
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- JP
- Japan
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- movable
- fixed
- core
- movable body
- connecting pin
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- Expired
Links
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 21
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案はアルミ合金材を使用して鋳造を行う、
鋳造金型に関するもので、鋳造時にバリ張りのな
い自動車部品の鋳造金型として利用されるもので
ある。
鋳造金型に関するもので、鋳造時にバリ張りのな
い自動車部品の鋳造金型として利用されるもので
ある。
(従来の技術)
本考案に係る従来技術としての鋳造金型を第3
〜第4図に示す。第3図の20は自動車用ブレー
キマスタシリンダの鋳造品で2個又は数個のもの
が金型で鋳造されている。第4図イに示す鋳造金
型Cは固定本体21に嵌合された固定中子22と
可動本体23に嵌合された可動中子24とから構
成されており、25はキヤビテイーである。
〜第4図に示す。第3図の20は自動車用ブレー
キマスタシリンダの鋳造品で2個又は数個のもの
が金型で鋳造されている。第4図イに示す鋳造金
型Cは固定本体21に嵌合された固定中子22と
可動本体23に嵌合された可動中子24とから構
成されており、25はキヤビテイーである。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし前記構造の鋳造金型は、鋳造に金型の温
度がアルミ合金材料よりなる溶湯熱により400℃
〜450℃に上昇するために固定本体21と可動本
体23の内部に熱応力が発生し、第4図ロに示す
ように固定本体21、及び可動本体23が矢印方
向に変形する。
度がアルミ合金材料よりなる溶湯熱により400℃
〜450℃に上昇するために固定本体21と可動本
体23の内部に熱応力が発生し、第4図ロに示す
ように固定本体21、及び可動本体23が矢印方
向に変形する。
この変形によつて上型と下型の金型分割面に隙
間26が発生する。この隙間26は0.5〜0.1mmの
量となり、鋳造時にこの隙間に溶湯が侵入してバ
リ張りとなるという問題点がある。
間26が発生する。この隙間26は0.5〜0.1mmの
量となり、鋳造時にこの隙間に溶湯が侵入してバ
リ張りとなるという問題点がある。
本考案は前記問題点を解決するものでバリ張り
の発生しない鋳造金型を提供することを技術的課
題とするものである。
の発生しない鋳造金型を提供することを技術的課
題とするものである。
(問題点を解決するための手段)
アルミ合金の溶湯を注入して鋳造品を鋳造する
固定本体に嵌合した固定中子と、可動本体に嵌合
された可動中子よりなる鋳造金型において、可動
本体に可動取付板を設け、可動本体に貫通孔を設
け、該貫通孔を通つて可動中子の上部に取付部を
有する連結ピンを固着し、前記可動型取付板と連
結ピン段部にバネを挿入して、連結ピンを下方へ
押しつける構造の浮動式中子を有する鋳造金型で
ある。
固定本体に嵌合した固定中子と、可動本体に嵌合
された可動中子よりなる鋳造金型において、可動
本体に可動取付板を設け、可動本体に貫通孔を設
け、該貫通孔を通つて可動中子の上部に取付部を
有する連結ピンを固着し、前記可動型取付板と連
結ピン段部にバネを挿入して、連結ピンを下方へ
押しつける構造の浮動式中子を有する鋳造金型で
ある。
(作用)
前記技術的手段は次のように作用する。すなわ
ち、キヤビテイーに溶湯が注入されて可動本体が
高熱のために変形しても、可動中子に取付けた連
結ピンが、バネの圧縮力で強く下方へ押し付けら
れるために固定中子と可動中子は密着して、金型
の分割面に隙間が出来ず、従つてバリの張り出し
がまつたく発生しないものである。
ち、キヤビテイーに溶湯が注入されて可動本体が
高熱のために変形しても、可動中子に取付けた連
結ピンが、バネの圧縮力で強く下方へ押し付けら
れるために固定中子と可動中子は密着して、金型
の分割面に隙間が出来ず、従つてバリの張り出し
がまつたく発生しないものである。
(実施例)
以下、実施例について説明する。
第1〜第2図に示す鋳造金型Aにおいて、1は
固定本体で、2は固定中子であり、3は可動本体
で、4は可動中子である。5は上型と下型の分割
面であり、6はキヤビテイー、7は溶湯の注入口
である。
固定本体で、2は固定中子であり、3は可動本体
で、4は可動中子である。5は上型と下型の分割
面であり、6はキヤビテイー、7は溶湯の注入口
である。
可動本体3とは摺動可能なスキマ8を有する可
動中子4の上面9にねじ孔10が複数設けてあ
る。
動中子4の上面9にねじ孔10が複数設けてあ
る。
11は連結ピンで一方端は前記ねじ孔10に嵌
合し、可動本体3の上部の四隅等に複数形成され
る貫通孔15を介して延在し、他方は丸棒形状1
1aで段付部がある。12はバネで前記連結ピン
11に挿入され、バネの一方端は連結ピンの取付
部へ、他端は可動型取付板13に密着しており、
可動本体3と可動型取付板13はサポート14に
固着されている。
合し、可動本体3の上部の四隅等に複数形成され
る貫通孔15を介して延在し、他方は丸棒形状1
1aで段付部がある。12はバネで前記連結ピン
11に挿入され、バネの一方端は連結ピンの取付
部へ、他端は可動型取付板13に密着しており、
可動本体3と可動型取付板13はサポート14に
固着されている。
上記構成において、その作用を述べれば、鋳造
金型Aにて鋳造する場合に、金型の温度がアルミ
合金の溶湯熱により400℃〜450℃に上昇し、可動
本体3と固定本体1の内部に熱応力が発生し変形
した場合、可動本体は変形するが、連結ピン11
が、可動型取付板と連結ピンの段部のバネ12に
より下方へ強く押し付けられているために、可動
中子4と固定中子2とが強く締め付けられてお
り、中子間にスキマが発生せずバリの張り出しが
まつたく発生しないものである。
金型Aにて鋳造する場合に、金型の温度がアルミ
合金の溶湯熱により400℃〜450℃に上昇し、可動
本体3と固定本体1の内部に熱応力が発生し変形
した場合、可動本体は変形するが、連結ピン11
が、可動型取付板と連結ピンの段部のバネ12に
より下方へ強く押し付けられているために、可動
中子4と固定中子2とが強く締め付けられてお
り、中子間にスキマが発生せずバリの張り出しが
まつたく発生しないものである。
本考案は次の効果を有する。すなわち、
(1) 鋳造後の鋳バリ除去作業がなくなり、製品コ
ストの低減ができ、 (2) 鋳バリか無くなることにより、鋳造品の寸法
精度が向上し更に主資材を低減することができ
る。
ストの低減ができ、 (2) 鋳バリか無くなることにより、鋳造品の寸法
精度が向上し更に主資材を低減することができ
る。
第1図は本実施例の平面図、第2図は第1図の
B〜B断面図、第3図は鋳造品の斜視図であり、
第4図は従来例の金型の断面図で、イは鋳造前、
ロは鋳造後を示す。 A……鋳造金型、1……固定本体、2……固定
中子、3……可動本体、4……可動中子、11…
…連結ピン、12……バネ。
B〜B断面図、第3図は鋳造品の斜視図であり、
第4図は従来例の金型の断面図で、イは鋳造前、
ロは鋳造後を示す。 A……鋳造金型、1……固定本体、2……固定
中子、3……可動本体、4……可動中子、11…
…連結ピン、12……バネ。
Claims (1)
- 固定本体に嵌合した固定中子と、可動本体に嵌
合した可動中子よりなるアルミ合金の鋳造金型に
おいて、可動本体に可動取付板を設け、可動中子
の上部に連結ピンを固着し、可動本体に形成され
る貫通孔を介して貫通して固定した前記連結ピン
の段部をバネにて下方へ押し付けてなる、浮動式
中子を有する鋳造金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986039414U JPS6334778Y2 (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986039414U JPS6334778Y2 (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62165033U JPS62165033U (ja) | 1987-10-20 |
JPS6334778Y2 true JPS6334778Y2 (ja) | 1988-09-14 |
Family
ID=30852554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986039414U Expired JPS6334778Y2 (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6334778Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5541411U (ja) * | 1978-09-12 | 1980-03-17 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56137845U (ja) * | 1980-03-19 | 1981-10-19 |
-
1986
- 1986-03-18 JP JP1986039414U patent/JPS6334778Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5541411U (ja) * | 1978-09-12 | 1980-03-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62165033U (ja) | 1987-10-20 |
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