JPH02311801A - 屈折率分布型石英ガラス系円柱レンズおよびその製造方法 - Google Patents
屈折率分布型石英ガラス系円柱レンズおよびその製造方法Info
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- JPH02311801A JPH02311801A JP13274189A JP13274189A JPH02311801A JP H02311801 A JPH02311801 A JP H02311801A JP 13274189 A JP13274189 A JP 13274189A JP 13274189 A JP13274189 A JP 13274189A JP H02311801 A JPH02311801 A JP H02311801A
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- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 16
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Landscapes
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、画像結合用対物レンズとして、または画像
伝送用媒体として使用される屈折率分布型石英ガラス系
円柱レンズおよびその製造方法に関するものである。
伝送用媒体として使用される屈折率分布型石英ガラス系
円柱レンズおよびその製造方法に関するものである。
（従来の技術）
屈折率分布型円柱レンズは、屈折率が中心軸から半径方
向外方に向かって放射状に分布してなるもので、一般光
学レンズと同様の使い方が可能である。平行ビームの形
成や集光はもちろん、長さを適値に決めることで出射端
面上に等倍正立の実像を結ばせることが可能である。さ
らにある程度の長さまで像を伝送することも可能である
。
向外方に向かって放射状に分布してなるもので、一般光
学レンズと同様の使い方が可能である。平行ビームの形
成や集光はもちろん、長さを適値に決めることで出射端
面上に等倍正立の実像を結ばせることが可能である。さ
らにある程度の長さまで像を伝送することも可能である
。
従来、この種の円柱レンズの製法は多成分系ガラス棒を
溶融塩に長時間浸漬してイオン交換を行う方法で屈折率
分布を形成し製造していた。
溶融塩に長時間浸漬してイオン交換を行う方法で屈折率
分布を形成し製造していた。
（発明が解決しようとする課題）
しかし、この方法は多成分系ガラスを用いていること、
その中にアルカリイオンが不安定な状態でドープされて
いるため熱、放射線、薬品等に対して耐久性が殆どない
。なお、この問題解決のために光ファイバの製造方法と
してＶＡＤ法を用いてＧｅＯ□のドープ量を変化させた
５ｉｎ２ガラスからなる円柱レンズが提案されているが
、第２図に示すように屈折率分布がなめらかに変化せず
、いわゆる”ゆらぎ°”が１０μｍ程度もあるため使用
に耐え得ないものであった。なお、ここでいうゆらぎの
大きさは第３図（第２図の拡大図）に示すａ点とｂ点と
の半径方向間の幅ｄをいう。
その中にアルカリイオンが不安定な状態でドープされて
いるため熱、放射線、薬品等に対して耐久性が殆どない
。なお、この問題解決のために光ファイバの製造方法と
してＶＡＤ法を用いてＧｅＯ□のドープ量を変化させた
５ｉｎ２ガラスからなる円柱レンズが提案されているが
、第２図に示すように屈折率分布がなめらかに変化せず
、いわゆる”ゆらぎ°”が１０μｍ程度もあるため使用
に耐え得ないものであった。なお、ここでいうゆらぎの
大きさは第３図（第２図の拡大図）に示すａ点とｂ点と
の半径方向間の幅ｄをいう。
この“ゆらぎ”は光ファイバの場合は線引きされて細径
にされるのでゆらぎ自体も小さくなり全く使用できない
という状態には至らない。
にされるのでゆらぎ自体も小さくなり全く使用できない
という状態には至らない。
（課題を解決するための手段）
この発明は、以上の観点から熱、放射線、薬品等に対し
て耐久性のある石英ガラス系円柱状レンズおよびその製
造方法を提供するもので、その特徴とする第１の請求項
の発明は中心から半径方向外方に向かってＦのドーパン
ト量が増大されて、その屈折率が次第に低下してなり、
かつその屈折率のゆらぎの程度が１μｍ以下である屈折
率分布型石英ガラス円柱状レンズにあり、第２の請求項
の発明は、中心から半径方向外方に向かってＦのドーパ
ント量が段階的に増大されて、その屈折率が段階的に低
下してなる高純度石英ガラス系ロッドを線引き速度１ｍ
／分以下の速度で線引きする方法にある。
て耐久性のある石英ガラス系円柱状レンズおよびその製
造方法を提供するもので、その特徴とする第１の請求項
の発明は中心から半径方向外方に向かってＦのドーパン
ト量が増大されて、その屈折率が次第に低下してなり、
かつその屈折率のゆらぎの程度が１μｍ以下である屈折
率分布型石英ガラス円柱状レンズにあり、第２の請求項
の発明は、中心から半径方向外方に向かってＦのドーパ
ント量が段階的に増大されて、その屈折率が段階的に低
下してなる高純度石英ガラス系ロッドを線引き速度１ｍ
／分以下の速度で線引きする方法にある。
（作 用）
Ｆによって屈折率が段階的に低下された高純度石英ガラ
ス系ロッドを線引き速度１ｍ／分以下という極めて遅い
速度で線引きするので、その熱によりＦが拡散し屈折率
の段階的変化、すなわち“ゆらぎ”が低減される。
ス系ロッドを線引き速度１ｍ／分以下という極めて遅い
速度で線引きするので、その熱によりＦが拡散し屈折率
の段階的変化、すなわち“ゆらぎ”が低減される。
（実施例）
ＶＡＤ法を用いて直径８ｍｍの高純度石英ガラスロッド
を得、この周りにプラズマ外付は法により下表の条件の
下にＦがドープされた高純度石英ガラス層を堆積した。
を得、この周りにプラズマ外付は法により下表の条件の
下にＦがドープされた高純度石英ガラス層を堆積した。
かくして得られたロッドを線引き速度１ｍ／分で線引き
して直径０．２０ｍｍのロッドレンズにした。
して直径０．２０ｍｍのロッドレンズにした。
得られたロッドレンズの屈折率分布は第１図に示すよう
にピークが１．４５８、最小部が１．４３８であり、か
つゆらぎの小さいものであり、その程度は０．２μであ
った。このロッドレンズを従来の多分系ガラス製のロッ
ドレンズでは使用不能である環境の厳しい高温下で対物
レンズとして用いたところ十分に使用に耐えることがで
きた。
にピークが１．４５８、最小部が１．４３８であり、か
つゆらぎの小さいものであり、その程度は０．２μであ
った。このロッドレンズを従来の多分系ガラス製のロッ
ドレンズでは使用不能である環境の厳しい高温下で対物
レンズとして用いたところ十分に使用に耐えることがで
きた。
（発明の効果）
この発明は、以上のように石英ガラスを主成分とするロ
ッドレンズであるので、耐熱、耐放射線、耐薬品性に優
れたものである。また、その製法は線引き速度を遅くし
て、その際の熱拡散を利用するという方法であるため、
極めて簡単に製造できるという利点がある。
ッドレンズであるので、耐熱、耐放射線、耐薬品性に優
れたものである。また、その製法は線引き速度を遅くし
て、その際の熱拡散を利用するという方法であるため、
極めて簡単に製造できるという利点がある。
第１図は、この発明の石英ガラス系ロッドレンズの屈折
率分布図、第２図は、ＶＡＤ法による石英ガラス系ロッ
ドレンズの屈折率分布図、第３図は第２図の一部拡大図
。
率分布図、第２図は、ＶＡＤ法による石英ガラス系ロッ
ドレンズの屈折率分布図、第３図は第２図の一部拡大図
。
Claims (2)
- （１）中心から半径方向外方に向かってＦのドーパント
量が増大されて、その屈折率が次第に低下してなり、か
つその屈折率のゆらぎの程度が１μｍ以下である屈折率
分布型石英ガラス系円柱レンズ。 - （２）中心から半径方向外方に向かってＦのドーパント
量が段階的に増大されて、その屈折率が段階的に低下し
てなる高純度石英ガラス系ロッドを線引き速度１ｍ／分
以下の速度で線引きすることを特徴とする屈折率分布型
石英ガラス系円柱レンズの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1132741A JPH0715521B2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 屈折率分布型石英ガラス系円柱レンズの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1132741A JPH0715521B2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 屈折率分布型石英ガラス系円柱レンズの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02311801A true JPH02311801A (ja) | 1990-12-27 |
| JPH0715521B2 JPH0715521B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=15088511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1132741A Expired - Fee Related JPH0715521B2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 屈折率分布型石英ガラス系円柱レンズの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715521B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002001289A1 (fr) * | 2000-06-28 | 2002-01-03 | Seiko Epson Corporation | Projecteur |
| JP2003107208A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Fujikura Ltd | ロッドレンズの製造方法及びロッドレンズ |
| US7145724B2 (en) | 2001-05-09 | 2006-12-05 | Hamamatsu Photonics K.K. | Optical lens and semiconductor laser device |
| US7743631B2 (en) | 2001-05-09 | 2010-06-29 | Hamamatsu Photonics K.K. | Method of forming an optical lens by drawing material with curved surface parts |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5515682A (en) * | 1978-07-21 | 1980-02-02 | Hisao Inoue | Oil pressure vibration generator |
-
1989
- 1989-05-29 JP JP1132741A patent/JPH0715521B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5515682A (en) * | 1978-07-21 | 1980-02-02 | Hisao Inoue | Oil pressure vibration generator |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002001289A1 (fr) * | 2000-06-28 | 2002-01-03 | Seiko Epson Corporation | Projecteur |
| US6805444B2 (en) | 2000-06-28 | 2004-10-19 | Seiko Epson Corporation | Projector comprising an optical component having a rock crystal member |
| US6811262B2 (en) | 2000-06-28 | 2004-11-02 | Seiko Epson Corporation | Projector comprising an optical component having a rock crystal member |
| US7145724B2 (en) | 2001-05-09 | 2006-12-05 | Hamamatsu Photonics K.K. | Optical lens and semiconductor laser device |
| US7561335B2 (en) | 2001-05-09 | 2009-07-14 | Hamamatsu Photonics K.K. | Optical lens and semiconductor laser apparatus |
| US7743631B2 (en) | 2001-05-09 | 2010-06-29 | Hamamatsu Photonics K.K. | Method of forming an optical lens by drawing material with curved surface parts |
| JP2003107208A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Fujikura Ltd | ロッドレンズの製造方法及びロッドレンズ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0715521B2 (ja) | 1995-02-22 |
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