JPH02311686A - ドアー用パネル及びその製造方法 - Google Patents

ドアー用パネル及びその製造方法

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JPH02311686A
JPH02311686A JP1130177A JP13017789A JPH02311686A JP H02311686 A JPH02311686 A JP H02311686A JP 1130177 A JP1130177 A JP 1130177A JP 13017789 A JP13017789 A JP 13017789A JP H02311686 A JPH02311686 A JP H02311686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal plate
mold
phenolic resin
door
molding material
Prior art date
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Pending
Application number
JP1130177A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyasu Teraoka
寺岡 秀保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属板を芯材としたドアー用パネルに関し、
更に詳しくは耐燃性で、意匠的効果を持ち、更に量産化
に適したドアー用パネル及びその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
住宅用などのドアー用パネルにおいて、マン7ョン、ア
パートなど集合住宅のように耐燃性が要求される場合、
従来、主として金属製のものが使用されている。
しかしながら、金属製のドアー用パネルは耐燃性、強度
は十分であるが、ドアー表面に意匠効果を与えるために
凹凸による図柄を設けたものは加工が困難で凹凸の大き
い図柄は事実上不可能であった。
一方、木製のドアー用パネルは凹凸による意匠効果を与
えることは比較的容易であるが、耐燃性がなく消防法に
おける防火戸にはなり得す集合住宅用としては不適当で
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明者は耐燃性であり、すぐれた意匠効果を
持たせうるドアー用パネルを開発すべく研究した結果、
金属板とフェノール樹脂シート状成形材料を組み合わせ
ることにより、目的とするドアー用パネルを得ることが
できることを見い出したものである。
〔課題を解決するための手段] 本発明は、金属板にその片面又は両面において、フェノ
ール樹脂シート状成形材料を重ね合わせ凹凸模様を有す
る成形型内で加熱・加圧することを特徴とするドアー用
パネルの製造方法に関するものである。
本発明において使用される金属板は鉄、アルミニウム等
特に限定されない、その厚さはドア)痴度と重量との関
係から0.8〜1.5mff1が適当である。
通常金属板は、脱脂、サンディングした後必要により、
リン酸処理、接着シートの介在或は接着剤の塗布等を行
う、これらの処理により金属板とフェノール樹脂シート
状成形材料(以下フェノール樹脂SMCという)との接
着が強固に行われる。
次に、フェノール樹脂SMCは液状レゾール型フェノー
ル樹脂、硬化剤及び必要により充填剤、離型剤からなる
配合物をガラス繊維等の繊維補強材に含浸しシート状に
したものである。
液状レゾール型フェノール樹脂とは1、フェノール類と
してフェノール、レゾルシノール、キシレノール、ハイ
ドロキノン、ビスフェノールA1ブチルフエノール、オ
クチルフェノール等の1種以上とホルムアルデヒドの如
きアルデヒド類をアルカリ性触媒の存在下で通常の製造
条件で反応せしめて得られるものであり、通常は水を含
有した液状の樹脂である。
この様なレゾール型フェノール樹脂の原料組成は比較的
広い範囲のものであるが、通常アルデヒド類/フェノー
ル類のモル比は0.8〜3.0であり、好ましくは1.
0〜2.5の範囲内である。
このモル比が0,8より小さくなると、硬化性が悪くな
りまた物性値も低くなる。逆に3.0より大きくなると
、成形時の臭気の問題及び貯蔵安定性の低下を生しるこ
とになる。
硬化剤はレゾル−型フェノール樹脂に通常用いられてい
るものであって、ベンゼンスルフォン酸、パラトルエン
スルフォン酸、キシレンスルフォン酸、フェノールスル
フォン酸、硫酸、リン酸等の有機又は無機酸類の単独又
は併用、あるいは水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸化カルシウ
ム、水酸化カルシウム等のアルカリ類を単独使用又は併
用してもよい。硬化剤の添加量は樹脂固形分100重量
部に対して1〜20重量部である0本発明においては、
金属板を使用するので、硬化剤は前記アルカリ、特に酸
化カルシウム、水酸化カルシウム、酸化マグネシウム、
水酸化マグネシウムが好ましい。
また充填剤は、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、
硫酸カルシウム、硫酸バリウム、タルク、クレー等が使
用できる。その添加量は20〜250重量部が適当であ
る。
離型剤は金属石けん類、ホスフェート類、ワックス類も
使用できるが、その使用量は0.5〜lO重量部が適当
量である。
本発明において補強用繊維はチョツプドストランドマッ
ト、ガラスチッフブ、コンテニアスマット、ロービング
の様なガラス繊維又は炭素繊維などが使用できる。
ガラス繊維の場合、その組成は無アノ−カリガラス、含
アルカリガラスのいずれでもよく、処理方法も通常の方
法、例えばシラン処理を行ったものを使用することがで
きる。
補強用繊維の成形物中の含有率は10〜60重世%、好
ましくは20〜50重世%である。IO重景%以下では
補強の効果が十分に得られず、また60重四%以上では
樹脂の含浸が十分でない。
液状フェノール樹脂、硬化剤、充填剤、離型剤からなる
配合物は、通常2枚のプラスチックフィルムの間で前記
繊維補強材に含浸され、シート化され熟成されて、フェ
ノール樹脂SMCが得られる。
このようにして得られたフェノール樹脂SMCは、前記
金属板の片面又は両面に重ね合わされる。
その後、両面から成形型内で加熱加圧成形される。
成形の例を第1図に示す。
第1図は片面に凹凸模様を有し、他の面は平面であるド
アー用パネルを成形する場合であり、(1)は金属板、
(2)はフェノール樹脂SMC1(3)は成形型であり
、型(3)の片面には凹凸模様(4)が設けられている
。成形条件はドアー用パネルの形状及びフェノール樹脂
SMC層の厚さにより異なるが、−G的には温度140
〜150°C1圧力60〜1)0kg/c艷、時間2〜
5分程度である。成形後、成形型より取り出し、パリの
除去、表面の清掃を行った後、必要により塗装仕上げを
行う、塗装においては通常用いられているウレタン、ア
クリル、アミノアルキッド等の塗料が使用できるが、難
燃タイプの塗料が望ましく、また、乾燥も常温乃至加熱
により行ってよい。
以上の様にして得られたドアー用パネルにノブ、蝶番、
のぞき穴等を取り付はドアーとして使用されるものであ
る。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により説明する。
実施例1 (金属板の準備) 厚さ1.0mm、大きさ800 X2,000mmの普
通鋼板の両面をトリクレンで脱脂処理をした後、#16
0のサンドペーパーでサンディングした。
(コンパウンドの調整) 次の配合物を調整した。
液状レヅール型フェノール樹脂  100部(住友ディ
レズ製 P R−536747)水酸化アルミニウム 
       90部ステアリン酸亜鉛       
   3部酸化マグネシウム          2部
(SMCの製造) 次に上記配合物を通常のSMC製造機により2枚のポリ
エチレンフィルムを別々に塗布し、その片方の塗布面に
日東紡製ガラス繊維ロービングrR3240PA−54
9Jを長さ25mmに切断したものをその含有率が30
%になる様に落下散布せしめた。もう一方のポリエチレ
ンフィルムの塗布面を重ね合せ、次いでローラーで脱泡
・含浸を行いシート化させた。
次に40°Cで48時間熟成し、厚さ3kg/%のフェ
ノール樹脂 SMCとした。
(成形及び塗装) このフェノール樹脂SMCを前記金属板の両面にそれぞ
れ2.4 kgづつ重ね、上型に木目模様の凹凸を有し
、下型は平滑面を有する第1図の示す様な金型内で14
5°C190kg/ボ、3分間の条件で成形した。
続いて、その両面をIPA(イソプロピルアルコール)
で拭いて脱脂処理した後、その表面(両面)を関西ペイ
ント製ポリウレタン樹脂塗料ツブレックス阻80(ブラ
ウン色)で塗膜が40μmになる様に塗装し、80℃、
15分で加熱乾燥することにより片面に木目凹凸模様を
をするドアー用パネルを得た。
実施例2 実施例Iにおいて使用したサンディグ処理金属板にフェ
ノール樹脂SMCを両面にそれぞれ3.2y” kg分φつ重ね、上型に抽象柄による深さ1.5Mの凹
凸模様を有し下型は平滑面を有する金型内で150°C
1C1)QO/cd、4分間の条件で成形した。
続いて実施例1と同様にアイポリ−色の塗装を行い、片
面に抽象柄凹凸模様を有する。ドアー用パネルを得た。
〔発明の効果] この様にして得られるドアー用パ翠ルはその表面に凹凸
模様を簡単に付与さモることか出来るので、量産性に適
しているばかりでなく、金属板、フェノール樹脂SMC
が一体的に結合成形されるので耐燃性、強度の点で優れ
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のドア用パネルを成形している状態の金
型断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属板と、その片面又は両面に積層されたフェノ
    ール樹脂シート状成形材料とを一体的に成形してなるド
    アー用パネル。
  2. (2)金属板に、その片面又は両面においてフェノール
    樹脂シート状成形材料を重ね合わせ、少なくとも片面に
    凹凸模様を有する成形型内で加熱加圧することを特徴と
    するドアー用パネルの製造方法。
JP1130177A 1989-05-25 1989-05-25 ドアー用パネル及びその製造方法 Pending JPH02311686A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018034351A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 三井化学株式会社 金属/繊維強化樹脂複合構造体および金属/繊維強化樹脂複合構造体の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018034351A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 三井化学株式会社 金属/繊維強化樹脂複合構造体および金属/繊維強化樹脂複合構造体の製造方法

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