JPH02311570A - インクジェット記録用インク組成物 - Google Patents

インクジェット記録用インク組成物

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JPH02311570A
JPH02311570A JP1131578A JP13157889A JPH02311570A JP H02311570 A JPH02311570 A JP H02311570A JP 1131578 A JP1131578 A JP 1131578A JP 13157889 A JP13157889 A JP 13157889A JP H02311570 A JPH02311570 A JP H02311570A
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JP
Japan
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ink
water
repellent
radical
ink composition
Prior art date
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Pending
Application number
JP1131578A
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English (en)
Inventor
Atsushi Sakai
淳 酒井
Mitsuru Ota
充 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インクジェット式の記録方法に用いるための
インク組成物に関するものであって、更にはインクジェ
ット式三次元成形装置に有効なインク組成物に関するも
のである。
〔発明の背景及び従来の技術] 従来、インクジェット式記録方法は次のようになされて
いる。
インクを内径20〜300 μm前後のノズルに導き、
加圧・振動させて、均一なインク微細液滴をノズル先端
部より噴射する。ノズル前面には円筒形の荷電電極を設
けて、その電極空間にインクジェット流を導き、流滴化
の行われる時点でインク滴を帯電させ、さらに一定電界
内を横切ることでその電界方向に偏向させ、用紙上に導
く。
このような方法に使用されるインクであって、光に感応
することで硬化するインクジェット記録用インクとして
は、米国特許第4228438号明細書に開示されてい
るものや、特開昭58−32674号公報に開示されて
いるように、エポキシ樹脂もしくは当該樹脂の混合物と
、光を当てるとルイス酸を与えるような光重合開始剤と
を含んだ紫外線感応の硬化性インク組成物が知られてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記したインクジェット記録方法におい
ては、被印刷物への定着性は問題にされておらず、常温
で1.5〜25センチボイズと非常に低粘度のインクが
用いられている。そのためインクジェット記録時に被記
録媒体への滲みや、インク同士の滲みが発生して、印字
品質に大きな影響を与えている。
[問題点を解決するための手段] そこで本発明は、上記の問題点を解決するために創出さ
れたものであり、インクの中に所定物質を含ませ、当該
インクを光で硬化させることによってインク粘度を向上
させるインクジェット記録用のインク組成物を提供する
ことを目的としている。
この目的を達成するために本発明の感光性インクは、光
に感応してラジカルを発生する光重合開始剤と、当該ラ
ジカルによって重合が促進される重合性モノマーと、適
量の↑發水剤とを含有して構成されている。特に、撥水
剤の水への溶解度が3〜15%であれば、より好適であ
る。
本発明を光硬化性インクとして使用するためには、光硬
化性樹脂、光重合開始剤が必要であり、これらを溶剤に
溶かして主成分とする。これら以外に、顔料または染料
、粘度の調整、インク安定化のための熱可塑性樹脂等が
混入されているとなおよい。
また、本発明のインクジェット用インクを被記録媒体に
飛翔定着するにあたり、当該インクと混合しない液体を
被記録媒体上に薄膜として形成しておいて、その薄膜上
に感光性インクを飛翔させ、その薄膜部分を吹き飛ばし
てインクを被記録媒体上に定着し、その後、光を照射し
て被記録媒体上に強固に固着させる関係上、本発明のイ
ンクには、水とは混合しない油性溶剤及び/又は撥水性
のある樹脂を混入する。
インク組成物中、光硬化性樹脂は、10〜50重量%を
占めるが、有効なものとしては、分子構造中にラジカル
重合可能な不飽和二重結合を有する比較的低分子量の樹
脂で、トリメチルプロパントリアクリレート(TMPT
A)等の多価アルコールのエチレン不飽和酸エステル、
ペンタエリスリトールとアクリル酸乃至アクリル酸エス
テルとの部分反応から誘導されたプレポリマー、多価ア
ルコールのイソシアネート変性アクリル酸エステル、メ
タクリル酸エステル等がある。なかでも好ましいものは
、二又は三官能基を持つアクリル酸及びメタアクリル酸
である。例えば、1.3−ブタンジオールジアクリレー
ト、1.4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−
ヘキサンジオールジアクリレート、ジエチレングリコー
ルジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレ
ート、ポリエチレングリコール400ジアクリレート、
ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリコール
ジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレ
ート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペン
タアリスリトールへキサアクリレート、トリアリルイソ
シアヌレート等がある。
光重合開始剤は、光エネルギーによってフリーラジカル
を生成する化合物であって、他の組成物と相溶性があり
、溶剤に可溶であることが必要である。例えば、ジアリ
ールケトン誘導体及びヘンジイルアルキルエーテル、ア
ルコキシフェニルケトン、0−アシル化オキシイミノケ
トン、多環式キノン、ベンゾフェノン及び置換ベンゾフ
ェノン、キサントン、チオキサントン、クロロスルホニ
ル及びクロロメチル多核芳香族化合物、クロロスルホニ
ル及びクロロメチル複素環化合物、クロロスルホニル及
びクロロメチルベンゾフェノン及びフルオレノン、並び
にハロアルカン等がある。なかでも好ましいのは、ケト
ン基を持つカルボニル化合物で、アセトフェノン、ベン
ゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンジル、ベンゾイン、
ベンゾインイソブチルエーテル、ベンシルジメチルケタ
ール、1−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン、
2−ヒドロキシ−2−ジメチル−1−フェニルプロパン
−1−オン、アゾビスイソブチルニトリル、ベンゾイン
バーオキサイド、ジーも−プチルパ−オキサイド等であ
る。
本発明のインク組成物の溶剤は、水との相溶性が小さい
溶剤が使われるべきで、アルキルケトン、ベンゼン、ト
ルエン、キシレンのような芳香族炭化水素、アセテート
、脂肪族アルコール又はこれらの混合溶剤等が好ましい
本発明のインク組成物の撥水剤は、例えば、シリコンオ
イル、フッ素樹脂、パラフィン系ワックス、シリコンオ
イルとアクリル系樹脂との混合物等であり、表面張力が
小さく、ぬれ性が悪く、接触角が大きくなる。
なお、顔料・染料として好ましいものは、充分な着色力
と高い鮮明性が得られ、隠蔽性の高いものがよい。例え
ば、アゾ含金属錯体物染料、酸化チタン、カーボンブラ
ック、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン
、ウオッチングレッド、デスアゾイエロー等である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、被記録媒体への滲みが少なく、画像品
質の高いインクジェット記録が可能となる。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を説明する。
ペンタエリスリトールトリアクリレート50重量部、ベ
ンゾフェノン12重量部、離型性シリコーンオイル6重
量部、2−クロルチオキサントン1重量部、トルエン6
0重景部、酸化チタン1重量部をボールミルで、−昼夜
混合する。
このようにして構成された光硬化性インク3をノズル1
から噴出する。ノズル1から噴出するために必要な流体
圧は、ノズル1の他端に設けられた機械的駆動力によっ
て与えられる。ノズル1から噴出されたインクは荷電電
極2通過時に帯電されて、偏向電極間で形成された一定
電界内を通過する時に飛翔方向が偏向されて被記録媒体
4上に付着する。被記録媒体4上には、予め水溶剤の薄
膜5が塗布されていて、飛翔してきた撥水性のインクに
弾き飛ばされる。
なお、インクジェット記録用インク組成物の水への溶解
度に対する特性を次の表に示す。
本実施例における水への溶解度は5ivt%であり、撥
水剤はジメチルシリコンオイルである。
本発明のインク組成物を用いた装置の動作説明は記録装
置で行ったが、もちろん三次元成形装置等、記録装置以
外のインクジェットノズルを使用した装置にも有用であ
る。
本発明は以上に詳述した実施例に限定されるものではな
く、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加
えることができることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインクを用いたインクジェット機構の
概略図、第2図は被記録媒体上にインクが付着する模様
を示す図である。 1・・・ノズル、  2・・・荷電電極3・・・インク
、  4・・・被記録媒体5・・・薄膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光に感応してラジカルを発生する光重合開始剤と
    、 ラジカルによって重合が促進される重合性モノマーと、 適量の撥水剤と を含有するインクジェット記録用インク組成物。
  2. (2)撥水剤の水への溶解度が3〜15%である請求項
    第(1)項に記載のインク組成物。
JP1131578A 1989-05-26 1989-05-26 インクジェット記録用インク組成物 Pending JPH02311570A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996028518A1 (fr) * 1995-03-15 1996-09-19 Fujitsu Isotec Limited Encre a pigement pour imprimante a jet d'encre
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US8603730B2 (en) 2004-06-22 2013-12-10 Xetos Ag Photopolymerisable composition

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