JPH1095165A - 画像形成材料及びこれを用いた画像形成方法 - Google Patents

画像形成材料及びこれを用いた画像形成方法

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JPH1095165A
JPH1095165A JP25122796A JP25122796A JPH1095165A JP H1095165 A JPH1095165 A JP H1095165A JP 25122796 A JP25122796 A JP 25122796A JP 25122796 A JP25122796 A JP 25122796A JP H1095165 A JPH1095165 A JP H1095165A
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JP
Japan
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ink
meth
image forming
viscosity
liquid resin
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Application number
JP25122796A
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English (en)
Inventor
Akihiko Kizaki
昭彦 木崎
Yoshinori Kawashima
美紀 川島
Arata Takagi
新 高木
Toshio Oshida
俊男 押田
Masaru Ota
大 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来からの問題点であったインクジェット方式
の画像形成装置におけるインク吐出ヘッドのノズル詰ま
りを解消し、着色材料または/及びその他微粉末等、使
用する材料の選択に対する制約の極めて少ないインクジ
ェット方式を利用した画像形成方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】 数平均分子量が10,000〜1,50
0,000であって粘度が5〜100000ポイズ(5
0℃)である液状樹脂(A)0.1〜50重量%およ
び、粘度が0.001〜10ポイズ(25℃)の液体
(B)からなるインクジェット記録用画像形成材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録用画像形成材料及び画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法を用いたレーザープリンター
をはじめとするノンインパクト記録方式のなかでも、高
速記録が可能であり普通紙に何等の処理をせずとも印字
が可能であり、更に、コンパクト化、低コスト化が可能
であるインクジェット方式の記録方法の進展はめざまし
いものがあり、種々の方式のインクジェット記録装置が
開発、商品化されている。
【0003】このインクジェット記録方式は、記録材で
あるインクの小滴を飛翔させ、被記録材に付着させて記
録を行うものであって、このインク小滴の発生方法及び
発生させた小滴の飛翔方向を制御するための方法によっ
て幾つかの方式に大別される。大きくは情報信号の有無
にかかわらずインク液滴を連続発生させ、この連続発生
させたインク液滴を印字情報信号に応じて選択的に利用
するコンティニュアス型と称する方法と情報信号に応じ
てインク液滴を吐出、飛翔させるオンデマンド型と称す
る方法に別けられる。
【0004】上述の各種インクジェット方式にはそれぞ
れ特徴があり、長所、短所を持合わせているが、インク
中に存在する着色成分である染料の析出物や顔料の粗大
粒子等によるノズル詰まりはどのインクジェット方式に
おいても発生する可能性をもっており、そのノズル詰ま
りを防止する方法は多くの研究者が研究を継続しており
種々の解決方法が提案されている。例えば、インク吐出
ノズルに、不使用時にはカバーをする方法等があるが、
これらの方法も根本的なものではなく長時間休止した後
には、いまだノズル詰まりが発生することが多くあり、
完全に解決されていないのが実情である。
【0005】また、上述のノズル詰まりの問題を考慮し
て着色剤として使用する材料にはインク溶媒に溶解もし
くは容易に分散しうる材料を選択せざるを得ない制約が
あり、また、その分散程度も分散物がノズルに詰まるこ
とのない様に平均粒子径が0.05μm程度といった非
常に高度な分散技術が要求される。また、経時変化によ
る一次粒子の凝集等でノズル詰まりの発生の原因となる
粗大粒子の発生が起らない様、分散剤にも充分な配慮が
必要とされる。
【0006】これらを解決するために、インクの構成材
料から目詰まりの原因となる着色剤や樹脂等を取り除い
たり、また接着剤を添加したインクを作成しこれらのイ
ンクをインクジェットで吐出後、必要な特性を得るため
に特定の粉体をインク上に付着させる方法が特開昭55
−61494号公報や特開平3−89591号公報にみ
られる。しかしながら、粉体のインクへの可溶性や親和
性等を利用するため、使用できる粉体が大幅に制限され
たり、また被記録材や粉体との付着性を付加するため
に、単に接着剤を溶剤に混合した場合は、インクジェッ
トヘッドからの吐出性の調整やヘッド周辺のインクの乾
燥によるノズル詰まりの解消など、操作性や安定性の点
で充分とは言い難い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するために、インクを印字情報信号に応じて
被記録材に付着させて印字するインクジェット方式にお
いて、インクヘッドからの良好な吐出性と、被記録材及
び粉体との良好な付着力を有する画像形成材料を提供す
ることで、着色成分としてインク内に存在する染料の析
出物や顔料の粗大粒子によるインク吐出ヘッドの目詰ま
りを解消すること、また、インクに使用する目的で選定
された材料に関しても粗大粒子を含まない様、高度な分
散技術を必要とする問題点を解決するもの、さらには、
着色を目的とした材料に限らず、通常ではインクジェッ
ト用としてのインク化が困難な諸耐性または/及び種々
の機能を有する各種材料を自由に選定できることで、イ
ンクジェットの適用範囲を大幅に広げるものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記問題を
解決するために様々な検討を行った結果、インキジェッ
トヘッドからの良好な吐出性と、被記録材及び粉体との
付着性が良好な画像形成材料を見出した。すなわち本発
明は、数平均分子量が10,000〜1,500,00
0であって粘度が5〜100000ポイズ(50℃)で
ある液状樹脂(A)0.1〜50重量%および、粘度が
0.001〜10ポイズ(25℃)の液体(B)からな
る画像形成材料に関する。
【0009】また、本発明は、液状樹脂(A)が、下記
式(a−1)または(a−2)で示されるアルキル(メ
タ)アクリル系単量体10〜99.9重量%、および分
子中にカルボキシル基または、アミド基から選ばれる官
能基を有する(a−2)以外のラジカル重合性単量体
0.1〜40重量%、および上記以外の重合性ビニル化
合物0〜50重量%からなる(メタ)アクリル系液状樹
脂であることを特徴とする上記の画像形成材料に関す
る。 CH2=C(R1) COO−R2 (a−1) (式中、R1は水素原子またはCH3 、R2は炭素数4
〜22のアルキル基をそれぞれ表す。) CH2=C(R1) COO(CnH2 nO)mR3 (a−2) (式中、R1は水素原子またはCH3 、 R3は水素原
子、炭素数1〜5のアルキル基またフェニル基、nは1
〜3の整数、mは3〜25の整数をそれぞれ表す。) 更に本発明は、粘度が0.002〜100ポイズ(25
℃)であることを特徴とする上記の画像形成材料に関す
る。
【0010】また、本発明はインクを印字情報信号に応
じて被記録材にインクジェット方式で吐出させ、予め被
記録材に潜在画像を形成させた後、有色または無色の粉
体、またはこれらの混合物で顕像化する際、該インクに
上記の画像形成材料を用いることを特徴とする画像形成
方法に関する。
【0011】本発明において使用される画像形成材料
は、数平均分子量が10,000〜1,500,000
であって粘度が5〜100000ポイズ(50℃)であ
る液状樹脂(A)0.1〜50重量%および、粘度が
0.001〜10ポイズ(25℃)の液体(B)から構
成される。本発明において液状樹脂(A)は、予めイン
クジェット方式で粘着性の潜像を形成させるために使用
され、数平均分子量が10,000〜1,500,00
0好ましくは、10,000〜200、000であって
粘度が5〜100000ポイズ(50℃)好ましくは1
0〜50000ポイズ(50℃)である樹脂ならば特に
限定はされない。粘度がこの範囲外である場合には、形
成した潜像の粘着性が低く、粉体の付着量が乏しくなる
ことから好ましくない。また、分子量が、この範囲外に
ある場合にも潜像の粘着性が乏しくなるため好ましくな
い。
【0012】斯かる液状樹脂として以下に示す(メタ)
アクリル系液状樹脂を用いると、高分子量で、低粘度の
液状ポリマーを得ることができることから、液状樹脂を
高濃度に配合した画像形成材料を得ることが出来るので
好ましい。本発明において使用される液状樹脂(A)の
配合量としては、画像形成材料全体の0.1〜70重量
%、好ましくは0.5〜50重量%である。これより液
状樹脂の配合濃度が低い場合には、形成させた潜像の粘
着性が乏しくなり、着色粉体の付着性に欠けるため好ま
しくなく、これより高濃度の場合にはインクジェット方
式に適切な粘度を保ち得なくなるため好ましくない。
【0013】また、本発明において用いられる液状樹脂
(A)及び液体(B)からなる画像形成材料の粘度は、
0.002〜100ポイズ(25℃)、好ましくは0.
008〜50ポイズ(25℃)である。これより低粘度
またはこれより高粘度の場合には、インクジェット方式
による画像形成が困難なため好ましくない。
【0014】斯かるアクリル系液状樹脂は、下記式(a
−1)または(a−2)で示されるアルキル(メタ)ア
クリル系単量体10〜99.9重量%、および分子中に
カルボキシル基または、アミド基から選ばれる官能基を
有する(a−2)以外のラジカル重合性単量体0.1〜
40重量%、および上記以外の重合性ビニル化合物0〜
50重量%からなる。 CH2=C(R1) COO−R2 (a−1) (式中、R1は水素原子またはCH3 、R2は炭素数4
〜22のアルキル基をそれぞれ表す。) CH2=C(R1) COO(CnH2 nO)mR3 (a−2) (式中、R1は水素原子またはCH3 、 R3は水素原
子、炭素数1〜5のアルキル基またフェニル基、nは1
〜3の整数、mは3〜25の整数をそれぞれ表す。) 本発明において、一般式(a−1)で示されるアルキル
基を有するアクリル系単量体または、一般式(a−2)
で示されるポリ(アルキレン)オキシ基が結合したアク
リル系単量体は、共重合体を液状とするための構成成分
として使用される。
【0015】一般式(a−1)で示されるアルキル基誘
導体として、例えば、2−エチルヘキシル(メタ)アク
リレート、ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メ
タ)アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート、ヘ
キシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリ
レート、ノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)
アクリレート、ウンデシル(メタ)アクリレート、ドデ
シル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリ
レート、テトラデシル(メタ)アクリレート、ペンタデ
シル(メタ)アクリレート、ヘキサデシル(メタ)アク
リレート、ヘプタデシル(メタ)アクリレート、オクタ
デシル(メタ)アクリレート、ノナデシル(メタ)アク
リレート、イコシル(メタ)アクリレート、ヘンイコシ
ル(メタ)アクリレート、ドコシル(メタ)アクリレー
ト等の炭素数4〜22のアルキル(メタ)アクリレート
があり、中でも炭素数8〜20のアルキル基を有するア
クリレートまたは対応するメタクリレートが好ましい。
炭素数が3以下では液状の樹脂が得られにくく、また炭
素数が23以上になると重合度が上がりにくい上、結晶
化が進むことから得られる液状樹脂の粘度が高くなるた
め好ましくない。
【0016】一般式(a−2)で示されるポリ(アルキ
レン)オキシ基誘導体として、例えば、トリエチレング
リコール(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコ
ール(メタ)アクリレー、メトキシトリエチレングリコ
ール(メタ)アクリレート、メトキシテトラエチレング
リコール(メタ)アクリレート、エトキシテトラエチレ
ングリコール(メタ)アクリレート、プロポキシテトラ
エチレングリコール(メタ)アクリレート、n−ブトキ
シテトラエチレングリコール(メタ)アクリレート、n
−ペンタキシテトラエチレングリコール(メタ)アクリ
レート、テトラプロピレングリコール(メタ)アクリレ
ート、メトキシテトラプロピレングリコール(メタ)ア
クリレート、エトキシテトラプロピレングリコール(メ
タ)アクリレート、プロポキシテトラプロピレングリコ
ール(メタ)アクリレート、n−ブトキシテトラプロピ
レングリコール(メタ)アクリレート、n−ペンタキシ
テトラプロピレングリコール(メタ)アクリレート、ポ
リエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシ
ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、エトキ
シポリエチレングリコール(メタ)アクリレートまた
は、フェノキシテトラエチレングリコール(メタ)アク
リレート、フェノキシヘキサエチレングリコール(メ
タ)アクリレート、フェノキシポリエチレングリコール
(メタ)アクリレート、フェノキシテトラプロピレング
リコール(メタ)アクリレートなどがあり、中でも3〜
25、好ましくは5〜22の繰り返し単位であるポリオ
キシアルキレン鎖を有するアクリレートまたは対応する
メタアクリレートを使用することにより効果的に共重合
体の粘度を下げることができる。繰り返し単位2以下の
場合、液状の樹脂が得られにくく、また26以上になる
と重合度が上がりにくい上、50℃では固体であるため
粘度が高くなること、また塗工物の耐水性が劣ることか
ら好ましくない。
【0017】本発明において、アクリル系単量体(a−
1)または(a−2)の使用量は共重合体である液状樹
脂に対して10〜99.9重量%、好ましくは、50〜
99重量%であり、共重合体中のアクリル系単量体(a
−1)または(a−2)が50重量%、特に10重量%
より少なくなると、共重合体が液状を保ち得なくなるこ
とから形成させた潜像画像への粉体の付着性が乏しくな
るため好ましくない。また、アクリル系単量体(a−
1)と(a−2)との併用は、粘度低下や相溶性向上の
点で好ましい。この場合、アクリル系単量体(a−1)
と(a−2)の比率は、モル比で1:9〜9:1である
ことが好ましい。
【0018】また本発明において、水系の液体(B)を
使用する場合には、(a−1)および(a−2)で示さ
れるアクリル系単量体の配合率を(a−1):(a−
2)=0:10〜6:4の配合比(モル比)で使用する
ことが好ましい。
【0019】本発明において、分子中にカルボキシル基
または、アミド基から選ばれる官能基を有するラジカル
重合性単量体は、(メタ)アクリル系液状樹脂と他の組
成物との相溶性を高めたり、画像形成の際、被記録材や
粉体との付着性を高める目的で使用される。本発明にお
ける、分子中にカルボキシル基を有するラジカル重合性
単量体としては、例えば、無水マレイン酸、マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、または、こ
れらのアルキルもしくはアルケニルモノエステル、フタ
ル酸β−(メタ)アクリロキシエチルモノエステル、イ
ソフタル酸β−(メタ)アクリロキシエチルモノエステ
ル、テレフタル酸β−(メタ)アクリロキシエチルモノ
エステル、コハク酸β−(メタ)アクリロキシエチルモ
ノエステル、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、
けい皮酸などがある。 分子中にアミド基を有するラジ
カル重合性単量体は、下記一般式(2)で示される単量
体である。
【0020】 CH2=C(R1) CONR4R5 (2) (式中、R1は水素原子またはCH3 を表す。R4およ
びR5は、水素原子またはCH2 OR6で表される官能
基から選ばれる。また、R6は、水素原子または炭素数
1〜5のアルキル基を表す。) 斯るアミド基を有するラジカル重合性単量体は例えば
(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アク
リルアミド、N−メトキシメチル−(メタ)アクリルア
ミド、N−エトキシメチル−(メタ)アクリルアミド、
N−プロポキシメチル−(メタ)アクリルアミド、N−
ブトキシメチル−(メタ)アクリルアミド、N−ペント
キシメチル−(メタ)アクリルアミドなどのモノアルキ
ロール(メタ)アクリルアミド、N,N−ジ(メチロー
ル)アクリルアミド、N−メチロール−N−メトキシメ
チル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジ(メトキシメ
チル)アクリルアミド、N−エトキシメチル−N−メト
キシメチルメタアクリルアミド、N,N−ジ(エトキシ
メチル)アクリルアミド、N−エトキシメチル−N−プ
ロポキシメチルメタアクリルアミド、N,N−ジ(プロ
ポキシメチル)アクリルアミド、N−ブトキシメチル−
N−(プロポキシメチル)メタアクリルアミド、N,N
−ジ(ブトキシメチル)アクリルアミド、N−ブトキシ
メチル−N−(メトキシメチル)メタアクリルアミド、
N,N−ジ(ペントキシメチル)アクリルアミド、N−
メトキシメチル−N−(ペントキシメチル)メタアクリ
ルアミド、ジアルキロール(メタ)アクリルアミド、N
−(ヒドロキシメチル)アクリルアミド、N−(ヒドロ
キシエチル)アクリルアミド、などがある。
【0021】本発明において使用される官能基を有する
ラジカル重合性単量体の配合量としては0.1〜40重
量%、好ましくは、0.1〜15重量%である。これよ
り少ないと、画像形成の際、被記録材や粉体との付着性
が乏しくなるため好ましくなく、これより多い場合に
は、樹脂が液状を保ち得なくなり、形成させた潜像画像
への粉体の付着性が乏しくなるため好ましくない。
【0022】また本発明において、樹脂の液状を保てる
範囲で、顕像画像の耐水性や被記録材との付着力の向上
のためにその他のビニル化合物が使用できる。具体的に
は、スチレン、ビニルトルエン等の芳香族モノマー、メ
チルメタクリレート、エチルメタクリレート等の炭素数
3以下のアルキル基を有する(メタ)アクリレート、メ
トキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、メ
トシキトリエチレングリコール(メタ)アクリレート、
フェノキシジエチレングリコール(メタ)アクリレー
ト、フェノキシエチレングリコール(メタ)アクリレー
ト等のアルコキシ基、フェノキシ基を含む(メタ)アク
リレートモノマー、また例えば、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート等の水酸基を有する(メタ)アクリレ
ートがあり、また、アリルアルコール、4−ヒドロキシ
−1−ブテン、4−ヒドロキシメチルスチレン、4−ヒ
ドロキシエチルスチレン、1、4−ジヒドロキシ−2ブ
テン等の一級水酸基を含有するビニルモノマーなども使
用でき、これらの群から複数用いても良い。
【0023】その他のビニル化合物の使用量は、共重合
体である液状樹脂に対して0〜50重量%、好ましくは
0〜40重量%であり、40重量%、特に50重量%よ
り多くなると液状樹脂の粘度が高くなり、やがては液状
を保ち得なくなるため好ましくない。
【0024】本発明において液体(B)は、インクジェ
ット方式で潜像を形成せしめるために画像形成材料の粘
度や表面張力を調節するために使用され、粘度が0.0
01〜10ポイズ(25℃)の液体であれば特に限定さ
れない。液体としては水の他にアルコール系、エーテル
系、グリコール系、ケトン系、エステル系、炭化水素系
等の有機溶剤、各種モノマー、あるいはそれらの混合物
が挙げられる。
【0025】特に画像形成材料が水系の場合、用いられ
る溶剤としては、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、プロピレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、グリセリン、テトラエチ
レングリコール、ジプロピレングリコール、ケトンアル
コール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、エ
チレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコ
ールモノエチルエーテル、1、2ーヘキサンジオール、
N−メチルー2ーピロリドン、置換ピロリドン、2、
4、6ーヘキサントリオール、テトラフルフリルアルコ
ール、4ーメトキシー4メチルペンタノン等が挙げられ
る。特に被記録材上での乾燥性が要求される場合、乾燥
を速める目的で、メタノール、エタノール、イソプロピ
ルアルコール等のアルコール類も用いることができる。
【0026】また、水系の画像形成材料の場合は、黴の
発生を防止するために防黴剤を添加することも可能であ
る。防黴剤としては、デヒドロ酢酸ナトリウム、安息香
酸ナトリウム、ソジウムピリジンチオンー1ーオキサイ
ド、ジンクピリジンチオンー1ーオキサイド、1、2ー
ベンズイソチアゾリンー3ーオン、1ーベンズイソチア
ゾリンー3ーオンのアミン塩等が用いられる。また、イ
ンクの安定性や装置中の液配管での安定性を得るための
pH調整剤や、インクの製造、移動、装置内での循環時
に泡が発生するのを防止する消泡剤やその他の添加剤を
使用上支障がない範囲内で用いることができる。
【0027】上記によって調整された画像形成材料は、
インクジェット方式を用いて吐出させ、予め被記録材上
に潜像を形成させた後、該潜像の上に粉体をブラシやロ
ーラ等で直接接触させるか、または篩い掛けによる散粉
や静電気等で間接的に接触させることにより該潜像を顕
像化させる。粉体を潜像部に接触させる時点において
は、被記録体上のインクの乾燥程度は特に規定するもの
ではなく、用いられる粉体によってはむしろ未乾燥状態
で、粉体の溶媒への湿潤性を利用して接触させてもよ
い。
【0028】非画像部に付いた余剰の粉体は、エアーに
よる吹飛ばしや吸引、または粘着ローラ等で除去され
る。顕像化された粉体については特に定着工程を必要と
せず、インクに付着した粉体粒子が被記録体にそのまま
含浸、もしくは接着されるが、さらに通常の複写機、ま
たはプリンターで使用されている加熱や加圧による定着
方法、または定着装置を用いることで、より被記録材と
粉体との密着性をあげることもできる。また、用途によ
っては表面の保護のためラミネート等の後加工を施して
もよい。
【0029】本発明において使用できるインクジェット
方式は従来から公知である種々の方式と装置を適用する
ことができる。例えば、インク滴を連続噴射し、粒子化
するコンティニュアス型の場合には荷電制御型、発散制
御型等に適用可能である。また、オンデマンド型におい
てはピエゾ振動素子の機械的振動により、オリフィスか
らインク滴を吐出する圧力制御方式、発熱抵抗素子を使
用した熱制御方式等に適用可能であるが、これらの方法
と装置に限定されるものではない。
【0030】また本発明で使用できる被記録媒体は特に
限定されるものではないが、例えば、紙、プラスチック
フィルム、金属板、木材等があげられる。また非接触方
式であるため、平面や曲面に限らず凹凸面や立体物にも
適用が可能である。
【0031】また、本発明で使用できる粉体について
は、何等限定されるものではなく、従来から粉体着色材
として使用されてきた公知の顔料、染料あるいは両者の
混合物を使用することがでる。例えば、染料としては、
直接染料、酸性染料、塩基性染料、媒染染料、含金属染
料、建染染料、硫化染料、反応性染料、分散染料、アル
コール可溶性染料、油溶性染料等であり、また、化学構
造からいうと、アクリジン染料、アニリンブラック、ア
ントラキノン染料、アジン染料、アゾ染料、アゾメチン
染料、ベンゾおよびナフトキノン染料、インジゴイド染
料、インドフェノール、インドアニリン、インダミン、
ロイコ建染染料エステル、ナフトールイミド染料、ニグ
ロシンおよびインジュリン、ニトロおよびニトロソ染
料、オキサジンおよびジオキサジン染料、酸化染料、フ
タロシアニン染料、ポリメチン染料、キノフタロン染
料、トリおよびジアリルメタン染料、チアジン染料、チ
アゾール染料、キサンテン染料等があげられる。有機顔
料としては、ニトロソ系、ニトロ系、フタロシアニン
系、不溶性アゾ系、難溶性アゾ系、可溶性アゾ系、塩基
性染料レーキ系、酸性染料レーキ系、建染染料レーキ
系、キナクリドン系、ジオキサジン系、ペリレン系、イ
ソインドリノン系、イミダゾロン系、ピランスロン系、
チオインジゴ系等が、また無機顔料としては、カーボン
ブラック、チタンホワイト、酸化コバルト、硫酸バリウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、紺青等があげ
られる。
【0032】また、金粉、銀粉、アルミニウム粉等の金
属粉、あるいは金属箔も使用することができる。また、
セラミックス、蛍光物質、磁性粉、無色のあるいは着色
されたガラスビーズ等も使用できる。さらには、上記染
顔料を熱可塑性樹脂で混練し、粉砕して微粉末とした着
色樹脂粉末(トナー)を使用することもでき、また、熱
可塑性樹脂の粉末を上記染顔料等と同時に付着させても
よいし、熱可塑性樹脂の粉末のみを付着させても盛上り
のある画像が得られる。いずれにしても、これらのもの
に限定されるものではなく、着色を目的とした材料に限
らず、通常ではインクジェット用としてのインク化が困
難な耐候性、耐蝕性等の諸耐性または/及び紫外線吸
収、導電性等の機能性を有する各種粉体を顕像化用材料
として使用することができる。また更に、本発明が提供
する工程を繰り返し、種々の粉体を印字情報に合わせ顕
像化することにより、例えば粉体が着色材の場合は多色
画像となり、その他の粉体の場合は使用目的に合わせた
より機能性の高い成形物が得られる。
【0033】本発明で使用できる上記トナーの製造方法
については、従来より公知の方法を用いることができ
る。一般的な方法としては、バインダーとなる熱可塑性
樹脂と着色成分となる染顔料とを熱3本ロール等で加熱
溶融混練して冷却後粉砕分級を行い、5〜15μmの粒
子径の粉体着色材を得る方法、また、バインダーとなる
樹脂を溶解し着色成分となる染顔料を混合しボールミ
ル、アトライター等の分散機によって混練し、乾燥後粉
砕分級をおこない、5〜15μmの粒子径の粉体着色材
を得る方法などがある。さらに、トナーを製造する際に
染顔料以外の第三成分を添加することも何等問題ない。
【0034】
【実施例】次に本発明を実施例により更に詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。例中w
t%とあるのは重量%を示す。
【0035】◎本実施例における数平均分子量、および
粘度の測定方法を以下に示す。 1)数平均分子量:ゲル透過クロマトグラフィー(東ソ
ー SC−8020)におけるスチレン換算値を採用し
た。また、分子量分布(Mw/Mn)は、同測定機器に
おいて得られる値を採用した。 2)粘度:レオメータ(レオメトリクス社製:RDS−
II、RFS−II)定常粘度測定法による、ズリ速度
1〜10/secの値を採用した。
【0036】◎実施例で使用した以下の化合物の略号を
記す。 1)アクリル系液状樹脂(A)の合成に使用した化合物 PEG9MA:メトキシポリエチレングリコール(#4
00)メタアクリレート PEG4MA:メトキシテトラエチレングリコールメタ
アクリレート EHA:2−エチルヘキシルアクリレート BA:ブチルアクリレート PEG2MA:メトキシジエチレングリコールメタアク
リレート AA:アクリル酸 MAH:無水マレイン酸 2 )液体(B)に使用した溶剤 W:水 EG:エチレングリコール EOH:エタノール G:グリセリン IPA:イソプロピルアルコール PEG300 :ポリエチレングリコール(#300) EtAc:酢酸エチル 3 )粉体材料 RED1 :Finess RED F2B (東洋インキ製造(株)製) RED2 : スチレン−アクリル酸共重合体樹脂 95部 分子量(Mn:約8,0000,Mw:約200,000) ガラス転移点 Tg:63℃、重合度 800 顔料(Finess RED F2B:東洋インキ製造(株)製) 5 部 を熱3本ロールで加熱溶融混練、冷却後粉砕分級を行って得られる平均粒経10 μmの粉体着色材。 BLUE1 : スチレン−アクリル酸共重合体樹脂 95部 分子量(Mn:約8,0000,Mw:約200,000) ガラス転移点 Tg:63℃、重合度 800 顔料(Lionol Blue FG−7351 :東洋インキ製造(株)製)5部を熱3本ロールで加熱溶融混練、冷却後粉砕分 級を行って得られる平均粒経10μmの粉体着色材。 BLACK1 : スチレン−アクリル酸共重合体樹脂 97.5部 分子量(Mn:約8,0000,Mw:約200,000) ガラス転移点 Tg:63℃、重合度 800 顔料(Black Pearls 480:キャボット社製) 2.5 部 を熱3本ロールで加熱溶融混練、冷却後粉砕分級を行って得られる平均粒経10 μmの粉体着色材。
【0037】(実施例1〜6 )(メタ)アクリル系液状
樹脂(A)の合成と物性測定 撹拌装置、窒素導入管、温度センサー、及びコンデンサ
ーを備えた500ミリリットル四つ口丸底フラスコに、
表1に示した組成で化合物を配合し、アゾビスイソブチ
ロニトリル(AIBN)を開始剤(全モノマー仕込み量
に対し1重量%)とし、イソプロピルアルコール/水=
4/1溶媒中(モノマー仕込み時の濃度:33重量%)
で、85℃に設定した湯浴にて6時間還流させた後AI
BNをさらに0.1重量%添加し、さらに2時間加熱撹
拌を継続した。反応終了後、反応器とコンデンサーの間
に分流管をセットし、湯浴温度を95℃に上げ常圧で撹
拌を続けながらイソプロピルアルコール/水を留去し粘
稠な液状樹脂を得た。得られた樹脂の数平均分子量(M
n)、分子量分布(Mw/Mn)、および粘度(50
℃)の測定結果を表1に示す。 (実施例8、9)(メタ)アクリル系液状樹脂(A)の
合成と物性測定 撹拌装置、窒素導入管、温度センサー、及びコンデンサ
ーを備えた500ミリリットル四つ口丸底フラスコに、
表1に示した組成で化合物を配合し、アゾビスイソブチ
ロニトリル(AIBN)を開始剤(全モノマー仕込み量
に対し1重量%)とし、酢酸エチル溶媒中(モノマー仕
込み時の濃度:33重量%)で、85℃に設定した湯浴
にて6時間還流させた後AIBNをさらに0.1重量%
添加し、さらに2時間加熱撹拌を継続した。反応終了
後、反応器とコンデンサーの間に分流管をセットし、湯
浴温度を95℃に上げ常圧で撹拌を続けながら溶媒を留
去した、さらに同温度条件下に40mmHg以下まで減
圧することにより溶媒を完全に留去し粘稠な液状樹脂を
得た。得られた樹脂の数平均分子量(Mn)、分子量分
布(Mw/Mn)、および粘度(50℃)の測定結果を
表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】(実施例7 〜18)実施例1〜6 で得られた
アクリル系液状樹脂(A)を様々な液体(B )で希釈す
ることにより画像形成材料を調製した。使用したアクリ
ル系液状樹脂(A)の種類(実施例番号で示す)、およ
び得られた画像形成材料の粘度と吐出性の試験結果を表
2に示す。
【0040】(実施例19〜31)実施例7 〜18で得られた
画像形成材料をピエゾ振動素子の機械的振動により、オ
リフィスからインク滴を吐出する圧力制御方式のオンデ
マンド型インクジェット出力機からポリエステルフィル
ム上に吐出して透明な潜像を形成し、その後、粉体材料
を接触させ、潜像を顕像化した。また、潜像以外の部分
に存在する余剰な粉体材料は空気式吸引機で吸引した。
【0041】
【表2】
【0042】
【表3】
【0043】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の画像形成材
料及びこれを用いた画像形成方法を使用することで、従
来からの問題点であったインクジェット方式の画像形成
装置におけるインク吐出ヘッドのノズル詰まりを解消
し、着色材料または/及びその他微粉末等、使用する材
料の選択に対する制約の極めて少ないインクジェット方
式を利用した画像形成方法を提供することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 押田 俊男 東京都中央区京橋二丁目3番13号東洋イン キ製造株式会社内 (72)発明者 太田 大 東京都中央区京橋二丁目3番13号東洋イン キ製造株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】数平均分子量が10,000〜1,50
    0,000であって粘度が5〜100000ポイズ(5
    0℃)である液状樹脂(A)0.1〜50重量%およ
    び、粘度が0.001〜10ポイズ(25℃)の液体
    (B)からなるインクジェット記録用画像形成材料。
  2. 【請求項2】液状樹脂(A)が、下記式(a−1)また
    は(a−2)で示されるアルキル(メタ)アクリル系単
    量体10〜99.9重量%、および分子中にカルボキシ
    ル基または、アミド基から選ばれる官能基を有する(a
    −2)以外のラジカル重合性単量体0.1〜40重量
    %、および上記以外の重合性ビニル化合物0〜50重量
    %からなる(メタ)アクリル系液状樹脂であることを特
    徴とする請求項1記載の画像形成材料。 CH2=C(R1) COO−R2 (a−1) (式中、R1は水素原子またはCH3 、R2は炭素数4
    〜22のアルキル基をそれぞれ表す。) CH2=C(R1) COO(CnH2 nO)mR3 (a−2) (式中、R1は水素原子またはCH3 、 R3は水素原
    子、炭素数1〜5のアルキル基またフェニル基、nは1
    〜3の整数、mは3〜25の整数をそれぞれ表す。)
  3. 【請求項3】粘度が0.002〜100ポイズ(25
    ℃)であることを特徴とする請求項1および2記載の画
    像形成材料。
  4. 【請求項4】インクを印字情報信号に応じて被記録材に
    インクジェット方式で吐出させ、予め被記録材に潜在画
    像を形成させた後、有色または無色の粉体、またはこれ
    らの混合物で顕像化する際、該インクに請求項1記載の
    画像形成材料を用いることを特徴とする画像形成方法。
  5. 【請求項5】インクを印字情報信号に応じて被記録材に
    インクジェット方式で吐出させ、予め被記録材に潜在画
    像を形成させた後、有色または無色の粉体、またはこれ
    らの混合物で顕像化する際、該インクに請求項2記載の
    画像形成材料を用いることを特徴とする画像形成方法。
  6. 【請求項6】インクを印字情報信号に応じて被記録材に
    インクジェット方式で吐出させ、予め被記録材に潜在画
    像を形成させた後、有色または無色の粉体、またはこれ
    らの混合物で顕像化する際、該インクに請求項3記載の
    画像形成材料を用いることを特徴とする画像形成方法。
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