JP2000158797A - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents
画像形成方法及び画像形成装置Info
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Abstract
間安定した画像保持性を有する記録画像が得られ、試し
プリントする場合の様に、被記録媒体上に一時的に画像
が保持されることのみが要求される記録の場合には、一
度記録した画像を被記録媒体上から消去することが出
来、当該記録媒体を再び使用することが出来る状態とす
る画像形成方法を提供すること。 【解決手段】 2種類の液体(第1液体と第2液体)が
混合することにより接着力が発現する各液体を、媒体上
に液体吐出方式の吐出ヘッドから夫々吐出させ、媒体上
で混合する。この時、第1液体と第2液体の混合比率を
変えることで、接着力の度合いを調整し、接着力の強弱
により長期保存する画像部と一時的に保持される画像部
とを形成する。
Description
により画像を形成する画像方法及び画像装置に関するも
のである。詳しくは、長期保存する記録画像が必要な場
合には長期間安定した画像保持性を有する記録画像が得
られ、かつ、試しプリントする場合の様に、被記録媒体
上に一時的に画像を保持することのみが要求される記録
の場合には、一度記録した画像を被記録媒体上から消去
することができ、当該記録媒体の再利用を可能にする画
像形成方法及び装置である。
法がある。例えば、インク滴を連続噴射し粒子化するコ
ンティニュアス型の場合には荷電制御型、発散制御型
等、また、必要に応じてインク滴を吐出するオンデマン
ド型の場合には、ピエゾ振動素子の機械的振動によりオ
リフィスからインク滴を吐出する圧力制御方式、発熱抵
抗素子を使用した熱制御方式等である。
発生が少なく、高速印字、多色印字の行える記録方法と
して、極めて優れた記録方法である。
法を応用し、粉体による画像を形成する方法がある。
351号公報に開示されている発明のように、粘着性を
有する液体をインクジェット方式により媒体上に吐出
し、前記媒体上に着弾した粘着性溶液に粉体着色材を付
着させることで画像を形成する方法がある。
453号公報に開示されている発明のように、無色の樹
脂溶解性を有する液体をインクジェット方式により媒体
上に吐出して前記媒体上にパターン部を形成後、前記パ
ターン部に前記液体に溶解し得る樹脂を主成分としたト
ナーを付着させることで画像を形成する方法がある。
来のインクジェット記録方法は、インクが被記録媒体に
染み込むことにより記録を行っているので、一度記録が
された被記録媒体における画像を消去することは不可能
あるいは困難であった。よって、被記録媒体の再利用も
不可能あるいは困難であった。
開平9−216453号公報に開示されている発明で
は、粘着度合いを調整することができないので、粉体が
固着することで長期間安定した画像保持性を有する記録
画像部と、粉体を離脱可能な力で付着させることで一度
記録した画像を被記録媒体上から消去することができる
画像部と、を同一媒体上に記録することができない。ま
た、被記録媒体の再利用も不可能あるいは困難であっ
た。
ために、長期保存する記録画像が必要な場合には長期間
安定した画像保持性を有する記録画像が得られ、試しプ
リントする場合の様に、被記録媒体上に一時的に画像を
保持することのみが要求される記録の場合には、一度記
録した画像を被記録媒体上から消去することが出来、当
該記録媒体を再び使用することが出来る状態とする画像
形成方法を提供することを目的とする。
保持する画像部とを同一媒体上の所望の位置に夫々形成
することを可能にする画像形成方法を提供することを目
的とする。
の様に、一時的に記録画像を記録媒体上に保持し、その
後は任意の手段でその記録画像を消去することが出来、
且つ該記録媒体の再利用を可能にすることで資源の有効
利用を促進し得る画像形成方法を提供することを目的と
する。
明は、2種類以上の液体が混合することにより接着力が
発現する各液体を、媒体上の画像を形成すべき箇所に夫
々付与し、前記媒体上の接着性が発現した箇所に、画像
を形成するための要素体を付着させることで前記媒体上
に画像を形成する画像形成方法であって、前記各液体の
媒体上における混合比率を変えることで前記接着力の度
合いを調整し、所定の接着力で前記要素体を前記媒体上
に固着した第1の画像部と、前記所定の接着力より弱い
接着力で前記要素体を離脱可能に付着させた第2の画像
部とを形成することを特徴とするものである。
することにより接着力が発現する各液体を、媒体上の画
像を形成すべき箇所に夫々付与する付与手段と、前記媒
体上の接着性が発現した箇所に、画像を形成するための
要素体を付着させる付着手段と、を有する画像形成装置
であって、前記各液体の媒体上における混合比率を変え
ることで前記接着力の度合いを調整する調整手段を備
え、所定の接着力で前記要素体を前記媒体上に固着した
第1の画像部と、前記所定の接着力より弱い接着力で前
記要素体を離脱可能に付着させた第2画像部とを形成す
ることを特徴とするものである。
に説明する。
ターン部(接着性部分)の形成工程を行う。2種類の液体
(第1液体と第2液体)が混合することにより接着力が
発現する各液体を、媒体上に液体吐出方式の吐出ヘッド
から夫々吐出させ、媒体上で混合する。この時、ノズル
側では所定の接着力の発現が起こらないのでノズルの目
詰まりは起こらない。
と第2液体の混合比率を変えることで、接着力の度合い
を調整する。所定の接着力に調整した場合、接着性部分
に画像を形成するための要素体を付着させると、要素体
は媒体上に固着し、長期間安定した画像保持性を有する
記録画像が得られる。一方、前記所定の接着力より弱い
接着力に調整した場合、接着性部分に要素体を付着させ
ると、要素体は離脱可能となり、一度記録した画像を媒
体上から消去することが可能となる。
は、従来から公知である種々の方式と装置を適用するこ
とができる。例えば、液滴を連続噴射し粒子化するコン
ティニュアス型の場合には荷電制御型、発散制御型等に
適用可能である。また、オンデマンド型においては、ピ
エゾ振動素子の機械的振動によりオリフィスから液滴を
吐出する圧力制御方式、発熱抵抗素子を使用した熱制御
方式等に適用可能であるが、これらの方法と装置に限定
されるものではない。また、本実施形態例では、液体吐
出装置の吐出ヘッドから液体を吐出し、パターン部を形
成しているが、所望の位置に液体を付与できるものであ
れば、液体の付与手段として用いることができる。
については、2種類以上の液体が混合したときに所定の
接着力が発現する液体であれば特に限定されるものでは
ない。例えば、第1液体として、エチルアルコール、ア
セトン、トルエン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、
n−へキサン等の溶剤、あるいはそれら溶剤の混合溶剤
で、例えばポリオレフィン系樹脂、スチレン系樹脂、U
V硬化樹脂や熱硬化樹脂、EB硬化樹脂等のモノマー溶
液を希釈し、液体吐出方式で吐出が可能な100cP程
度以下の粘度に調整したものを用い、もう一方の液体
(第2液体)には、重合開始剤を溶媒で希釈したものを
用いることができる。また、第1液体にアニオン性物質
を適当に希釈した液体を用い、第2液体にカチオン性物
質を適当に希釈した液体を用いても良い。
を形成する工程を行う。前記接着性部分に、要素体を散
布し付着させることにより、画像部分を形成する。さら
に、定着性を増すために従来から用いられている複写機
やプリンターで使用されている定着方法、定着装置を用
いることもできる。ここで用いることができる要素体と
しては、無機顔料、有機顔料、樹脂粉末、金属粉末、金
属箔、セラミック粉末、ガラスビーズ等があるが、これ
らに限られるものではない。
特に限定されるものではないが、例えば、紙、プラスチ
ックフィルム、絶縁処理を施した金属板、木材などがあ
げられる。
一時的に保持する第2画像部とを同一媒体上の所望の位
置に夫々形成できる。また、夫々の画像部を形成する要
素体は、夫々複数種の要素体を用いても良い。
する際の画像データの処理について図1、図2及び図3
を用いて説明する。
うな画像を形成する際に、罫線の部分を長期保存する第
1の画像部とし、印字部分を一時的に保持する第2の画像
部とする場合について説明する。
成し、これを長期保存する第1の画像部であることを指
定して画像データとして保存する。次に、印字部分の画
像データのみを作成し、これを一時的に保持する第2の
画像部であることを指定して画像データとして保存する
(図1(a))。
を印刷時に合わせることで、使用者が意図した印刷物を
得ることができる。ここで得られる画像は図1(b)のよ
うな画像である。図1(b)の画像は、罫線部分は長期保
存する第1の画像部であり、印字部分は一時的に保持さ
れる第2の画像部である。第1の画像部を形成する際に
は、混合液体は所定の接着力に調整され、第2の画像部
を形成する際には、一度記録した画像を媒体上から消去
することが可能であるように接着力は調整される。
印刷装置上でデータを一度保持し、印刷装置上で合成し
て印刷を行う方法、また、最初に、長期保存する第1の
画像部である罫線のみを媒体上に印刷し、その後、その
罫線のみが印刷された媒体を印刷装置に再び通し、今度
は一時的に保持する第2の画像部である印字部分を印刷
し、印刷を完成させる方法等があるが、これらの方法に
限定されるものではない。
一時的に保持する第2画像部とが同一媒体上に形成され
る。上記の方法で形成された印字部分は、消去可能であ
るので、印字部分を消去することで罫線のみが残り、媒
体の再利用が可能である。(図1(c))。
に保持する第2の画像部とを、図2及び図3に示すよう
に、色分けによって指定しても良い。
罫線部分の画像データと印字部分の画像データを作成す
る。この時、罫線部分と印字部分との色を変える。例え
ば、罫線部分を赤色にして、印字部分を黒色にする。す
ると、図3(a)に示すような画像になる。以下に示すプ
リンタドライバは、作成する画像データを赤色にすると
長期保存する第1の画像部を指定し、作成する画像デー
タを黒色にすると一時的に保持する第2の画像部を指定
するように設定してある。
プS201で形成した図3(a)の画像における赤色の罫
線部分のデータのみがプリンタドライバによって抽出さ
れ、長期保存する画像部のデータとして印刷装置に送信
される。
プS201で形成した図3(a)の画像における黒色の印
字部分のデータのみがプリンタドライバによって抽出さ
れ、一時的に保持する画像部のデータとして印刷装置に
送信される。
いて印刷することにより、図3(b)に示すような画像が
得られる。また、上記印字部分は、消去可能であるの
で、印字部分を消去することで罫線のみが残り、媒体の
再利用が可能である。(図3(c))。
例を示す模式図である。図4に於いて、1は第2液体を
吐出するオンデマンド型液体吐出方式の吐出ヘッド、2
は吐出ヘッド1へ第2液体を供給する液体タンク、30
は第1液体を吐出するオンデマンド型液体吐出方式の吐
出ヘッド、31は吐出ヘッド30へ第1液体を供給する
液体タンク、3は要素体を拡散して下方にある穴から放
出する要素体拡散チャンバ、4は要素拡散チャンバ3に
要素体を供給する要素体タンク、5は要素体拡散チャン
バ3内で要素体を拡散させる気流を作る送風パイプ、6
は高電位を印可され静電気を保持している静電ドラム、
7は静電ドラム6の表面から要素体を掻き取るブレー
ド、8はブレード7で掻き取った要素体を回収する回収
ダクト、9は要素体を回収ダクト8から要素体タンク4
に還流させる要素体移送ポンプ、10は画像を形成する
要素体、11は被記録媒体、12は吐出された液体によ
って被記録媒体11上に形成されたパターン部、13は
パターン部12に要素体10が付着した状態を示す要素
体画像部、14は被記録媒体11上の非パターン部に散
布された余剰要素体、20は被記録媒体11を搬送する
搬送ベルト、21は従動ローラー、22は駆動ローラー
である。
より長期保存する第1の画像部と一時的に保持する第2
画像部とを同一媒体上の所望の位置に夫々形成できる。
体を混合して接着性を発現させる工程を行う。この装置
において、被記録媒体11は、駆動ローラー22の作用
により同図の矢印B方向に向かって移動する。
る位置まで移動してくると、搬送ベルト20の動きに同
期したタイミングで吐出ヘッド30から第1液体が吐出
され、被記録媒体上に第1液体によるパターン部12が
形成される。ここで吐出ヘッド30の吐出口は、被記録
媒体の移動方向と垂直方向に複数のノズルが一列に並ん
だ、いわゆるライン型ヘッドであり、被記録媒体11の
幅方向に同時に液体を吐出することが可能である。一列
の記録が終了すると、搬送ベルト20が前記一列分の距
離だけ移動するため、次の一列の記録が可能となる。こ
のように、順次記録を行い、被記録媒体11上の一面に
選択的に第1液体を吐出してパターン部12を形成す
る。次に、第2液体を吐出ヘッド1から吐出する。この
とき、第1液体が吐出された箇所と同じ位置に第2液体
を吐出することで、第1液体と第2液体を混合させる。
部に要素体を付着させて画像部を形成する工程を行う。
要素体タンク4から順次必要量の要素体10がパイプを
介して要素体拡散チャンバ3に送られる途中で、図2の
矢印Aから送風パイプ5に気体が送り込まれ、要素体1
0と気体は二層流となって要素体拡散チャンバ3内に噴
出される。要素体拡散チャンバ3内に噴出された要素体
10は、要素体拡散チャンバ3内で一様に拡散し、次第
に重力及び気体の圧力によって下方にある穴から外部に
放出される。要素体10が放出されるタイミングに同期
して搬送ベルト20が移動するので、要素体10が搬送
ベルト20上にほぼ一様に蒔かれる。ここで、液体によ
り形成されたパターン部12に付着した要素体10は、
画像部13となる。一方、非パターン部上に蒔かれた余
剰要素体14は、被記録媒体11上に重力によって留ま
っているだけである。
体の除去工程を行う。画像部13が形成された被記録媒
体11は、搬送ベルト20の移動に伴って、静電ドラム
6に対向する位置に移動していく。静電ドラム6は高電
荷に印可されていて、その円周表面が帯電したドラム状
の構造体であり、図1の矢印C方向に回転する。また、
その回転速度は、搬送ベルト20と同期した速度であ
る。静電ドラム6は、被記録媒体11と所定の距離に保
たれており、余剰要素体14が静電ドラム6に接近する
と、静電ドラム6の静電気力によって余剰要素体14は
静電ドラム6の表面に吸着される。ここで、画像部13
の要素体は、被記録媒体11に定着してしまっているた
め、この静電気力によって、吸着されることはない。以
上により、余剰要素体14が全て静電ドラム6に吸着さ
れ、画像部13のみが被記録媒体上11に残存し、要素
体による画像部13が形成される。
として、静電気力を利用したが、これに限られるもので
はなく、吸引機で要素体を吸引するなど、余剰要素体を
除去できる方法であれば良い。また、本実施形態例のよ
うに静電気力を利用して要素体を除去する方法を用いる
場合には、要素体を帯電させておく必要があるので、要
素体を帯電させるユニットを設ける。さらに、画像部1
3の帯電したままの要素体の電荷を、除去する除電ユニ
ットを設けても良い。
が、この回収された要素体は、再利用される。そこで、
次に要素体の回収工程に関して説明する。静電ドラム6
によって吸着された要素体10は、静電ドラム6の回転
に伴って順次ブレード7により掻き取られ、回収ダクト
8内に回収される。ブレード7は可撓性材質でできてお
り、回収ダクト8に固定的に設置されている。また、回
収ダクト8も静電ドラム6と所定距離を保って設置され
ている。回収された要素体は、要素体移送ポンプ9によ
りパイプを通じて、図1に示す矢印D方向に要素体タン
ク4まで還流される。なお、図示していないが、回収ダ
クト8と要素体タンク4を結ぶパイプ中に、回収工程途
中で混入した不純物を取り除くフィルターを設けるよう
にしてもよい。これで、余剰に蒔かれた要素体を回収で
き、要素体を効率的に再利用できる。
%水溶液を液体吐出方式の吐出ヘッドから、媒体上の画
像を形成すべき箇所に吐出した(この時点では粘着性は
発現しない)。続いて同じ位置に第2液体、ポリビニル
アルコール10%水溶液を液体吐出方式の吐出ヘッドか
ら吐出した。これにより媒体上で第1液体と第2液体が
混合し、所定の粘着性が発現する。
り、粘着性部分にトナーが付着し、媒体上に画像を形成
することができた。
以下の〜のように変化させ、混合液体の粘着度を変
えた。第1液体:第2液体=1:1、第1液体:第
2液体=2:1、第1液体:第2液体=10:1。す
ると、定着の度合いは、>>であった。の条件
ではトナーは媒体上に固着し、の条件ではトナーは媒
体上から取り除くことができる。
定着度合いを変えることで、定型用紙などを作成でき
る。つまり、レイアウトの罫線を形成する場合には、混
合液体の接着度合いを、トナーが媒体上に固着するよう
な所定の接着力に調整して長期保存する画像部とし、印
字する部分を形成する場合には、混合液体の接着度合い
を、トナーが離脱可能となるような接着力に調節して一
時的に保持する画像部とし、その後印字した部分が不要
になったら、前記印字部分を被記録媒体上から消去する
ことで、定型用紙を再利用できる。
合液体の接着力を要素体が離脱可能となるような接着力
に調節することにより、媒体上に得られた記録画像を消
去することが可能になる為、試しプリント等の場合に本
発明方法を使用して記録すれば、一時的に保持された記
録画像が消去された後に当該記録媒体を再利用すること
が出来る結果、無駄な廃棄用紙を大幅に減少することが
出来、廃棄物処理の問題や資源枯渇等の環境問題に貢献
することが出来る。又、本発明によれば、記録画像を一
時的に保持することのみが必要な場合には上記した消去
可能で且つ記録媒体の再利用が可能な記録画像を形成す
ることが出来る。一方、記録画像を長期間保存させたい
場合には、画像を形成する要素体を媒体上に固着させる
ように、混合液体の粘着力を調整すれば良い。この様
に、長期保存する画像部と一時的に保持される画像部と
を容易に得ることが出来る。
トである。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 2種類以上の液体が混合することにより
接着力が発現する各液体を、媒体上の画像を形成すべき
箇所に夫々付与し、前記媒体上の接着性が発現した箇所
に、画像を形成するための要素体を付着させることで前
記媒体上に画像を形成する画像形成方法であって、 前記各液体の媒体上における混合比率を変えることで前
記接着力の度合いを調整し、所定の接着力で前記要素体
を前記媒体上に固着した第1の画像部と、前記所定の接
着力より弱い接着力で前記要素体を離脱可能に付着させ
た第2の画像部とを形成することを特徴とする画像形成
方法。 - 【請求項2】 前記要素体は、無機顔料、有機顔料、樹
脂粉末、金属粉末、金属箔、セラミック粉末及びガラス
ビーズからなる群から選ばれた少なくとも1種であるこ
とを特徴とする請求項1記載の画像形成方法。 - 【請求項3】 2種類以上の液体が混合することにより
接着力が発現する各液体を、媒体上の画像を形成すべき
箇所に夫々付与する付与手段と、前記媒体上の接着性が
発現した箇所に、画像を形成するための要素体を付着さ
せる付着手段と、を有する画像形成装置であって、 前記各液体の媒体上における混合比率を変えることで前
記接着力の度合いを調整する調整手段を備え、所定の接
着力で前記要素体を前記媒体上に固着した第1の画像部
と、前記所定の接着力より弱い接着力で前記要素体を離
脱可能に付着させた第2画像部とを形成することを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項4】 前記各液体の媒体上における混合比率を
変えることで前記接着力の度合いを調整する調整手段
は、画像データを所定の単位で区分けして、区分けした
部分毎に接着力の度合いを設定することを特徴とする請
求項3記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記付与手段は、液体を吐出する吐出口
と、液体に熱による気泡を発生させ、前記気泡の発生に
基づき、前記吐出口から液体を吐出させる熱エネルギー
発生手段と、を備えることを特徴とする請求項3または
4記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP33951198A JP3413117B2 (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 画像形成方法及び画像形成装置 |
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- 1998-11-30 JP JP33951198A patent/JP3413117B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3413117B2 (ja) | 2003-06-03 |
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