JP2003326688A - 多解像度プリンテイング方法とプリンテイング装置 - Google Patents

多解像度プリンテイング方法とプリンテイング装置

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JP2003326688A JP2003126322A JP2003126322A JP2003326688A JP 2003326688 A JP2003326688 A JP 2003326688A JP 2003126322 A JP2003126322 A JP 2003126322A JP 2003126322 A JP2003126322 A JP 2003126322A JP 2003326688 A JP2003326688 A JP 2003326688A
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/485Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes
    • B41J2/505Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes from an assembly of identical printing elements
    • B41J2/5056Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes from an assembly of identical printing elements using dot arrays providing selective dot disposition modes, e.g. different dot densities for high speed and high-quality printing, array line selections for multi-pass printing, or dot shifts for character inclination

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計解像度と異なる解像度でプリントする。 【解決手段】 プリントヘッドは、1つのグループの隣
接するマーキング要素が、プリントヘッドの縦軸線に対
しゼロでない角度でのプリントの平行線のシリースを形
成するために時間Tにより分離された時間の瞬間に発射
可能であるように動作し、それによっては平行線のシリ
ースは完全な画像を形成しない。完全な画像をプリント
するためには、平行線間の中間的位置でプリントするよ
うプリンテイングパスが該高速走査方向で繰り返され
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】[産業上の利用分野]本発明はプリンテイ
ング用の装置及び方法に関し、特に応需滴下式(drop-o
n-demand){デーオーデー(DOD)}インクジェット型
プリンテイングの方法及び装置に関する。 【0002】 【従来の技術とその課題】デーオーデーインクジェット
を考える時、2つの主なグループ、すなわち熱的インク
ジェット(thermal inkjet)とピエゾインクジェット
(piezo inkjet)とに区別出来る。 【0003】熱的インクジェット技術では、小さな抵抗
器が液体インクの薄い層を急激に加熱する。該加熱イン
クは蒸気泡を形成させ、ノズルを通してインク滴を追い
出すか又は射出し、テキスト又は画像を形成するためそ
れらを面上に精密に置く。該泡が崩壊する時、それは新
鮮なインクを引き込む真空を形成する。この過程は毎秒
数千回繰り返される。熱的インクジェット技術では、水
ベースのインクが使用される。 【0004】普通はピエゾと呼ばれるピエゾ電気プリン
テイング技術はスカートガン(Squirt gun)の様に、圧
力を使用してインクをノズルを通して汲み上げる。非常
に精密なポンプとして使用されるピエゾ結晶がインクを
プリンテイング媒体上に置く。広範囲のインク配合物
(ink formulations){溶剤、水、紫外線(UV)}が使
用されてもよい。 【0005】高解像度プリンテイング用に使用されるヘ
ッドでは、ノズルが相互に近接して配置される。相互に
隣接する種々のノズルはクロストーク、すなわち熱的ク
ロストークと機械的クロストークの両者をこうむる。ク
ロストークの最も厳しい形は、後で説明する様に、2つ
のノズル間に共通壁又は共有壁を使用することにより発
生する機械的クロストークである。 【0006】多数の異なるピエゾ概念が存在する。 【0007】特許文献7、特許文献3、特許文献5そし
て特許文献6で説明された典型的概念はいわゆる共有壁
(shared walls)を使用する。該インクを含む圧力室が
相互に隣り合っており、一方それらの分離壁はアクチュ
エーターである。 【0008】アクチュエーターは常に2つのチャンネル
により共有されるので、同時に2つの隣り合うチャンネ
ルから滴を噴射することは不可能である。特許文献3で
はノズルは3つのインターレース(interlaced)された
グループ(A、B、C)に分けられることが説明されて
いる。隣り合うノズルはシーケンスABCで発射(fire
d)される。直線上にドットをプリントするには2つの
解が可能である。 【0009】第1の解は或る角度下の完全なノズル配列
を使う。これを行うことにより、解像度は増し、そして
正しい高速走査速度(right fast scan speed)を使う
ことにより、シーケンスA,B,Cで発射(fired)さ
れたドット(dots)は直線上に存在する。 【0010】第2の解は該高速走査方向に直角なヘッド
を使用するが、該ヘッド内では該A,B、そしてCノズ
ルは該高速走査方向にスタガー(staggered)されてい
る。画素の線のプリンテイングは3つのサイクルに分け
られる。該第1サイクルで、該Aチャンネルのどちらか
の側への分離壁がパルス信号で駆動される(もしインク
がそれらから射出される筈ならば−プリントされるべき
画像に依り)。該第2サイクルで、該Bチャンネルのど
ちらかの側への分離壁がパルス信号で駆動される(もし
インクがそれらから射出される筈ならば−プリントされ
るべき画像に依り)。該第3サイクルで、該Cチャンネ
ルのどちらかの側への分離壁がパルス信号で駆動される
(もしインクがそれらから射出される筈ならば−プリン
トされるべき画像に依り)。現在のサイクルに含まれな
いチャンネル内に展開された圧力パルスはインクを射出
(eject)するよう意図されたチャンネル内のそれらの
2分の1より大きくない。該プリンテイング装置は2分
の1の大きさを有するこの様なパルスがインク射出を引
き起こさないように配備されている。 【0011】この概念の欠点は、この後説明される様
に、一旦発射周波数が規定されると、直線上にABCド
ットをプリントするのに唯1つの高速走査速度のみしか
使用出来ないことである。該高速走査方向では、該ヘッ
ドは例えば各約0.07056mm(1/360イン
チ)にプリントする。 【0012】図1は、各セットが異なる発射サイクル中
に発射されるべく意図された、1セットのAノズル、1
セットのBノズルそして1セットのCノズルと呼ばれ
る、3セットに分けられたノズル12を有する、従来技
術のピエゾプリントヘッド10を示す。ノズルの異なる
セットは該高速走査方向にスタガー距離(stagger dist
ance)D1だけ相互に対しスタガー(staggered)され
ている。もし該ノズルが3つのグループGに分けられる
なら、全第1ノズルはAノズルのセットの部分であり、
全第2ノズルはBノズルのセットの部分であり、全第3
ノズルはCノズルのセットの部分である。1セットA,
B,Cの全ノズルは低速走査方向Sで1直線上に位置付
けられ、その線は該高速走査方向Fで相互に対しスタガ
ー距離D1に位置付けられる。 【0013】例として、プリントヘッド10はタイプ3
60ヘッド(type 360 head)であると考えられる。こ
れは該プリントヘッド10が該高速走査方向Fで360
デーピーアイ(dpi)(インチ当たり画素)のプリンテ
イング用に提供されることを意味する。このタイプ36
0プリントヘッド10では、該高速走査方向Fでのノズ
ル12間の間隔D1は約25.4/360/3mm(1
/360インチ/3)=70.56μm/3=23.5
2μmである。 【0014】もし発射周波数が、ノズルの全A,B,C
セットが80.56μs毎に発射されることを意味する
12.4kHzであるなら、該高速走査方向Fの該プリ
ントヘッド10の速度は約0.07056mm(1/3
60インチ)*12.4kHz=0.875m/sであ
る。該ノズル12はABCのシーケンスで発射され、該
Aノズルが該高速走査方向Fの該プリントヘッド10の
先導する縁にある。 【0015】該サイクル周波数は12.4kHz*3=
37.2kHzである。或いは、もう1つの仕方すなわ
ち:Bノズルの該セットはAノズルの該セットの26.
88μs後に発射し、Cノズルの該セットはAノズルの
該セットの53.76μs後の発射すると、定式化され
る。80.65μs後に、Aノズルの該セットが再び発
射する。 【0016】同じ発射周波数を保つが、上記に与えられ
た例の360タイププリントヘッドで180*180d
pi画像をプリントすることが望まれる時、該プリント
ヘッド速度は理論的に1.750m/sへと倍にすべき
である。該プリントヘッド速度を1.750m/sへと
倍にせねばならない、360タイププリントヘッドを用
いて180*180dpi画像をプリントする上記の場
合に、B及びCを発射するための遅延はドットが同じ線
上にプリントされることを保証するためにより短くする
必要がある。ノズルセットBはノズルセットAの13.
44μs後に、そしてノズルセットCはノズルセットA
の26.88μs後に発射されねばならない。これらの
発射周波数は相互に余りに接近しており、従って360
タイププリントヘッドは180*180dpi画像をプ
リントするためには使用出来ない。 【0017】他方、該360タイププリントヘッドを用
いて720*720dpi画像をプリントすることが望
まれるであろう時、Aノズルの該セット、Bノズルの該
セットそしてCノズルの該セットの間の発射遅延は5
3.76μsに増加する。しかしながら、80.65μ
s後にAノズルの該セットは再び発射せねばならないの
で、Cノズルの該セットを発射するためには充分な時間
は残されてなく、従って360タイププリントヘッドは
720*720dpi画像をプリントするためにも使用
出来ない。 【0018】本発明の目的は、1つのタイプのプリント
ヘッドを用いて、使用されるプリントヘッドのタイプの
設計解像度と異なる解像度で、プリントする方法と装置
を提供することである。 【0019】本発明の目的は、1つのタイプのプリント
ヘッドを用いて、種々の解像度をプリントする方法と装
置を提供することである。 【0020】 【特許文献1】 米国特許第5,975、679号 【0021】 【特許文献2】 欧州特許第277703号 【0022】 【特許文献3】 WO第96/10488号 【0023】 【特許文献4】 米国特許第6、014、153号 【0024】 【特許文献5】 WO第97/04963号 【0025】 【特許文献6】 WO第99/12738号 【0026】 【特許文献7】 米国特許第4、887、100号 【0027】 【非特許文献1】 1998年の、アーバイン(Irvin
e)の、パラチノプレス(Palatino Press)により発
行、ジェーエルジョンソン(J. L. Johnson)著”ノン
インパクト式プリンテイングの原理(Principles of no
n-impact printing)” 【0028】 【課題を解決するための手段】上記目的は、マーキング
要素(marking elements)(A、B、C)の少なくとも
1つのグループ(G)を有するマーキング要素のアレー
(array)(A、B、C、A、B、C)を備える細長い
プリントヘッド(elongated printhead)を具備したプ
リンテイングシステムを使用してプリンテイング媒体上
に画像をプリントする方法であるが、該マーキング要素
は少なくとも1行(one row)を形成しており、該行の
方向は該プリントヘッドの縦軸線を形成しており、該プ
リントヘッドは1パス(one pass)でプリントの1つの
スワス(swath)に沿って該プリンテイング媒体(print
ing medium)上にマークをプリントするために高速走査
方向(fast scan direction)(F)に駆動されてお
り、そして該プリンテイング媒体と該プリントヘッドと
は更にスワスをプリントするために低速走査方向(slow
scan direction)(S)に相互に対し移動可能であ
り、そして該プリンテイングシステムは、グループ
(G)の2つの隣接するマーキング要素が時間差(time
difference)Tでは発射可能であるがプリンテイング
欠陥(printing defect)を引き起こさずに同時には発
射可能でないように成っている、該方法に於いて、該プ
リントヘッドは、1つのグループ(G)の隣接するマー
キング要素が、該プリントヘッドの該縦軸線に対しゼロ
でない角度でのそして該高速走査方向に対してもゼロで
ない角度でのプリントの平行線のシリースであるが、該
平行線のシリースが該画像の完全な部分(complete par
t of the image)を形成しない様な、該平行線のシリー
スを形成するよう該時間Tにより分離された時間の瞬間
に(プリントされるべき画像により)発射可能であるよ
う動作しており、そして該画像の該完全な部分をプリン
トするために該平行線間の中間的位置(intermediate p
ositions)でプリントするように該高速走査方向(F)
でプリンテイングパス(printing passes)を繰り返す
様な、該方法により達成される。該画像は単色(monoch
romatic)の部分画像(sub-images){セパレーション
(separations)と呼ばれる}のスーパーポジション(s
uperposition)で形成されてもよく、その場合該プリン
テイングパスの該繰り返しは各単色の部分画像に関す
る。1グループ(G)の該マーキング要素(A、B、
C)は、マーキング要素の複数行(6,7,8)を形成
するために該高速走査方向(F)にスタガー距離(stag
gerdistance)(D1)だけ相互に対しスタガー(stagg
ered)されていてもよく、該プリントヘッドは基準速度
(reference velocity)(Vref)で駆動されるよう意
図されており、該方法は該プリントヘッドを該基準速度
(Vref)と異なる動作速度(operating velocity)
(V)で動作させることを含んでいる。該基準速度(V
ref)は基準発射周波数(reference firing frequenc
y)(Fref)により掛け算された該スタガー距離(D
1)に等しい。グループの1つのマーキング要素は各基
準発射周波数パルスで(それがプリントされるべき画像
に左右されて発射されるかどうかによるが)発射される
ことが出来る。該プリントヘッドの該マーキング要素は
第1解像度で画像をプリントするために基準発射順序
(reference firing order)により発射されるよう意図
されている。設計された基準速度と発射周波数でプリン
トする時、該プリントヘッドの縦軸線に平行なプリント
の平行線が作られる。該方法は該マーキング要素の或る
ものへ供給される画像を表すプリンテイングデータを他
のマーキング要素に供給されるプリンテイングデータに
対して遅延させる過程を含んでもよい。 【0029】本発明は又、マーキング要素(A、B、
C)の少なくとも1グループ(G)を有するマーキング
要素のアレー(A、B、C、A、B、C)を備える細長
いプリントヘッドを具備するプリンテイングデバイスを
提供するが、該マーキング要素は少なくとも1つの行を
形成し、該行の方向は該プリントヘッドの縦軸線を形成
し、該プリントヘッドは1パスでプリントの1つのスワ
スに沿って該プリンテイング媒体上にマークをプリント
するために高速走査方向(F)に駆動されるよう意図さ
れており、そして該プリンテイング媒体と該プリントヘ
ッドとは更にスワスをプリントするために低速走査方向
(S)に相互に対し移動可能であり、そして該プリンテ
イングデバイスは、グループ(G)の2つの隣接するマ
ーキング要素が時間差Tで発射可能であるがプリンテイ
ング欠陥を引き起こさずに同時には発射可能でないよう
に成っており、更に、1つのグループ(G)の隣接する
マーキング要素が、該プリントヘッドの該縦軸線に対し
ゼロでない角度でのそして又該高速走査方向に対しゼロ
でない角度でのプリントの平行線のシリースであるが、
該平行線のシリースが該画像の完全な部分を形成しない
様な、該平行線のシリースを形成するよう該時間Tによ
り分離された時間の瞬間に(プリントされるべき該画像
により)発射可能であるように該プリントヘッドを動作
させる手段を具備しており、そして該画像の完全な部分
をプリントするために該平行線間の中間的位置でプリン
トするように該高速走査方向(F)でプリンテイングパ
スを繰り返すための手段を具備している。1グループの
該マーキング要素(A、B、C)は相互に対しスタガー
されるか又はスタガーされないことが可能である。該マ
ーキング要素の或るものに供給され該画像を表すプリン
テイングデータを他のマーキング要素に供給される該プ
リンテイングデータに対し遅延させる手段が提供されて
もよい。プリンテイングパス間で該プリントヘッドに対
し該プリンテイング媒体をシフトする手段も又提供され
てもよい。 【0030】又本発明は、マーキング要素(A、B、
C)の少なくとも1つのグループ(G)を有するマーキ
ング要素のアレー(A、B、C、A、B、C)を備える
細長いプリントヘッドを具備するプリンテイングシステ
ムを使用してプリンテイング媒体上に画像をプリントす
るプリンター用の制御ユニットを提供するが、該マーキ
ング要素は少なくとも1つの行を形成し、該行の方向は
該プリントヘッドの縦軸線を形成し、該制御ユニット
は、プリントの1つのスワスに沿って該プリンテイング
媒体上にマークを1パスでプリントするために高速走査
方向(F)での該プリントヘッドの駆動を制御するよ
う、そして更にスワスをプリントするために該プリンテ
イング媒体と該プリントヘッドの相互に対する低速走査
方向(S)の運動を制御するために、適合されており、
該プリンテイングシステムは、グループ(G)の2つの
隣接するマーキング要素が時間差Tでは発射可能である
がプリンテイング欠陥を引き起こさずに同時には発射可
能でないように成っており、該制御ユニットは更に、1
つのグループ(G)の隣接するマーキング要素が、該プ
リントヘッドの該縦軸線に対しゼロでない角度でのそし
て又該高速走査方向に対しゼロでない角度でのプリント
の平行線のシリースであるが、該平行線のシリースが該
画像の完全な部分を形成しない様な、該平行線のシリー
スを形成するために該時間Tにより分離された時間の瞬
間に(プリントされるべき画像により)発射可能である
ように該プリントヘッドの該駆動を制御するために、そ
して該画像の完全な部分をプリントするために該平行線
の間の中間的位置でプリントするように該高速走査方向
(F)でのプリンテイングパスの繰り返しを制御するた
めに、適合されている。1つのグループ(G)の該マー
キング要素(A、B、C)はマーキング要素の複数の行
を形成するために該高速走査方向(F)にスタガー距離
(D1)だけ相互に対しスタガーされてもよく、該プリ
ントヘッドは基準速度(Vref)で駆動されるよう意図
されておりそして該制御ユニットは該基準速度
(Vref)と異なる動作速度(V)での該プリントヘッ
ドの駆動を制御するよう適合されている。該制御ユニッ
トは更に、該マーキング要素の或るものに供給され該画
像を表すプリンテイングデータを他のマーキング要素に
供給される該プリンテイングデータに対し遅延させるよ
う適合されてもよい。該制御ユニットは更にプリンテイ
ングパス間で該プリントヘッドに対して該プリンテイン
グ媒体をシフトするよう適合されてもよい。 【0031】又本発明はプリントヘッドに付随する計算
デバイス上で実行された時本発明の方法の何れか実行す
るためのコンピユータプログラム製品を提供する。本発
明は又該コンピユータプログラム製品を記憶する機械読
み出し可能なデータ記憶デバイスを含んでいる。本発明
は又ローカル又はワイドエリア遠隔通信ネットワーク上
での該コンピユータプログラム製品の伝送を含む。 【0032】本発明はここで付置された図面を参照して
説明される。上記記述の有利な効果は請求項1で表明さ
れる特定の特徴を有する実施例により実現される。本発
明の好ましい実施例の特定の特徴は従属請求項で表明さ
れる。 【0033】本発明の更に進んだ利点と実施例は下記説
明(及び図面)から明らかになる。 【0034】 【実施例】本発明が種々の実施例と図面を参照して説明
されるが、本発明はそれらに限定されず請求項のみによ
り限定される。 【0035】本発明で使用される用語”プリンテイング
(printing)”は広く解釈されるべきである。それはプ
リンテイング基盤(printing substrate)上に、インク
に依ろうと又は他の材料又は方法に依ろうと、マーキン
グを形成することに関する。本発明で使用されてもよい
種々のプリンテイング方法は、非特許文献1で説明され
ており、例えば、熱転写式プリンテイング(thermal tr
anfer printing)、染料熱転写式プリンテイング(ther
mal dye transfer printing)、偏向インクジェット式
プリンテイング(deflected ink jet printing)、イオ
ンプロジェクションプリンテイング(ion projection p
rinting)、電界制御プリンテイング(field control p
rinting)、インパルスインクジェットプリンテイング
(impulseink jet printing)、応需滴下型インクジェ
ットプリンテイング(drop-on-demand ink jet printin
g)、連続インクジェットプリンテイング(continuous
inkjet printing)である。非接触プリンテイング方法
が特に好ましい。しかしながら、本発明はそれらに限定
されない。基盤上のドット又は小滴を含むどんなフオー
ムのプリンテイングも本発明の範囲内に含まれ、例え
ば、薄膜トランジスターのプリンテイング用のプラスチ
ックロジック(Plastic Logic)(http://plasticlogi
c.com/)により使用され、説明される様にピエゾ電気プ
リンテイングヘッドがポリマー材料をプリントするため
使用されてもよい。従って、本発明の該用語”プリンテ
イング”は従来のステイン用インクでのマーキングのみ
ならず、基盤上の種々の特性のプリントされた2次元又
は3次元の構造又は範囲の形成も又含んでいる。1例は
プリンテイングによりオフセットプリンテイングプレー
ト(off-set printing plate)を形成するために基盤上
に撥水性又は吸水性領域(water repellant or water a
ttractive regions)をプリントすることである。従っ
て該用語”プリンテイング媒体(printing medium)”
又は”プリンテイング基盤(printing substrate)”も
又、ペーパー、透明シート、織物のみならず、プリンテ
イングプレス(printing press)の中に含まれる、又は
その部分となる平坦な又はカーブしたプレートも含む、
広い意味を与えられるべきである。加えて、該プリンテ
イングは室温又は高温で行われてもよく、例えば、高温
溶融接着剤をプリントするために、プリンテイングヘッ
ドが該溶融温度以上に加熱されてもよい。従って、該用
語”インク(ink)”も又、従来のインクのみならず、
溶液で又は高温でそれらの粘性を下げることによりプリ
ントされてもよいポリマーの様な固体材料のみでなく、
プリンテイング基盤の表面上の構造により規定される情
報、撥水性、又はマイクロアレー(microarrays)上に
スポットされるデーエヌエイー(DNA)等の結合分子(b
inding molecule)の様な或る特性を被プリント基盤に
提供する材料、も又含んで、広く解釈されるべきであ
る。溶剤として、水及び有機溶剤の両者が使用されても
よい。本発明で使用されるインクは、酸化防止剤、顔料
そして架橋剤(cross-linking agents)の様な種々の添
加物を含んでもよい。 【0036】下記では、本発明は1つのタイプのプリン
テイング、例えば、プリントヘッドが第1方向(高速走
査方向)でプリンテイング媒体に対し横断する、一方該
プリント媒体はこれに直角な方向(低速走査方向)で該
プリントヘッドに対し前方へインデックスするインクジ
ェットプリンテイングに関し説明される。本発明は、複
数のマーキング要素を有しそして付帯するマーキング要
素の発射が該システムにより防止され、さもないとプリ
ンテイング欠陥を引き起こすプリンテイングヘッド用に
特に有用である。このタイプのヘッドはインクジェット
プリンテイングヘッドである。もし該ヘッドのノズル間
に共有壁があれば、2つの隣接ノズルを同時に発射させ
ることは不可能である。これは隣接マーキング要素間の
クロストークと一般に呼ばれるものの極端な例である。
多くのプリンテイングヘッドでは、もし隣接マーキング
要素が同時に発射するなら1つの発射マーキング要素に
何等かの影響がある。この様なクロストークは、例え
ば、熱的(例えば、熱エネルギーの拡がりとそのための
温度変化)、機械的(例えば、該ヘッドを通る衝撃波の
伝播)、流体的(例えば、インク源内圧力パルス)又は
電気的(例えば、1つの加熱要素を通って流れる電流が
隣接加熱要素に漏れ、第1マーキング要素の1つの電極
に電圧を印加することにより発生する電界が隣接マーキ
ング要素の電極に電界を発生するかも知れない)効果で
ある。これらの効果は、例えば、インク滴サイズを減少
又は増加させたり、或いは或る他の種類のプリンテイン
グ欠陥を引き起こしたりする。この欠陥は、該隣接する
マーキング要素の少なくとも1つが全くプリントしなか
ったり(それは共通壁を有するインクジェットプリント
ヘッドの場合であるが)、或いはそれらの少なくとも1
つが欠陥を有してプリントすることである。例えば、も
し両マーキング要素が同時に駆動されるならば、プリン
テイング媒体上へプリントされたマークの少なくとも1
つに付いては、該マークのサイズ又はインテンシテイ
(intensity)は意図されたマーク寸法又は濃度(densi
ty)より少なくとも5%大きいか又は小さくなる。又本
発明にはもし例えこの様な発射が行われても、該プリン
テイングシステムが隣接マーキング要素の同時発射を防
止することが含まれる。同時に隣接マーキング要素を用
いてプリントしないよう設計されたシステムでは、どん
なこの様な同時発射も本発明と付属する請求項に依るプ
リンテイング欠陥である。下記の本発明の実施例の何れ
かに関して、プリントヘッドとプリンテイングシステム
は上記タイプのものであり、すなわち、隣接マーキング
要素の同時発射が防止されるタイプである。 【0037】本発明の実施例の方法では、該高速走査方
向の速度は、特定の速度に設定されるか、又は該プリン
トヘッドが駆動されるよう意図された基準速度から特定
速度に変化させられる、一方好ましくはノズルの該セッ
トの発射周波数は変化せぬよう保たれるのがよい。これ
は、或る解像度で画像をプリントするよう意図された或
るタイプのプリントヘッドを用いて、他の解像度で画像
をプリント出来るようにするため行われる。 【0038】第1実施例:グループ内の3つのマーキン
グ要素を有しスタガーされたヘッド第1実施例で使用さ
れるプリントヘッド10はマーキング要素の多数のセッ
ト、例えば、3セットのマーキング要素又はノズル1
2:1セットのAノズル、1セットのBノズルそして1
セットのCノズル、を有する。これは図1で表される様
に、1グループG内に3つのノズル12があることを意
味する。ノズルの該セットの各々は行6,7、8を形成
し、該行の方向は該プリントヘッド10の縦軸線を形成
する。 【0039】或る基本的解像度(a certain basic reso
lution)の画像をプリントするよう意図されたプリント
ヘッド10について、もし該プリントヘッドが同じスワ
ス(swath)上を複数回通過するなら、動作速度を変え
ることは該基本的解像度より高い解像度で画像をプリン
トすることを可能にする。 【0040】例えば、タイプ360ヘッドを考えると、
それはこのプリントヘッドが該高速走査方向Fで約1
4.1732dpmm{360dpi(=インチ当たり
画素)}をプリントするため提供されることを意味す
る。このタイプのプリントヘッド10では、該高速走査
方向Fでのノズル12間の距離D1は約25.4/36
0/3mm(1/360インチ/3)=70.56μm
/3=23.52μmである。もしこのタイプのヘッド
用の基準発射周波数Frefが12.4kHzで、ノズル
の全セットA、B、Cが80.65μm毎に発射され得
ることを意味するなら、該高速走査方向Fの該プリント
ヘッド10の基準速度Vrefは約25.4mm/360
(=1/360インチ)*12.4kHz=0.87m
/sである。該ノズル12はABCのシーケンスで発射
され、該Aノズルは該高速走査方向Fで該プリントヘッ
ド10の先導する縁にある。該サイクル周波数は12.
4kHz*3=37.2kHzであり、かくしてBノズ
ルの該セットはAノズルの該セット26.88μs後に
発射し、そしてCノズルの該セットはAノズルの該セッ
トの53.76μs後に発射する。80.65μs後
に、Aノズルの該セットが再び発射する。その様な仕方
で、約14.1732dpmm(360dpi)画像が
得られる。 【0041】本発明の実施例に依ると、ノズルの2つの
隣接するセット間にVref*Tref=23.52μmのス
タガー距離D1を有するこの様なタイプ360ヘッド1
0(ここでTref=1/Fref)は、より高い解像度で画
像をプリントするため使用出来る。例えば、画像を約4
2.5197dpmm(=1080dpi)でプリント
するために、該高速走査速度は該基準速度の2倍でなけ
ればならず(すなわち、1.75m/s)そして該プリ
ントヘッドは同じスワス上を6回パスせねばならない。 【0042】もし約42.5197dpmm(=108
0dpi)で画像をプリントするための上記タイプ36
0ヘッドの例を更に考え出すなら、図2で図解される様
に下記が得られる。 【0043】該プリント媒体のスワス上で該プリントヘ
ッド10の第1パスの第1サイクル中に、Aノズルの該
セットが最初に駆動される。(プリントされるべき画像
により)必要な場所で、該低速走査方向Sに直線16上
の位置14でAノズルは滴を射出する。該プリント媒体
上で該プリントヘッド10の第1パス中に射出可能な滴
(該ノズルは発射可能であるので)は図2で黒い円で示
される。それらが発射されるか否かはプリントされるべ
き画像に依る。該プリント媒体上でプリントヘッド10
の第1パス中或る瞬間に間に合ってノズルが配置される
が、それぞれのノズルがそこでは発射可能でないので滴
がプリントされない位置は、図2で白い円により示され
る。Aノズルの該セットを発射させる瞬間に、Bノズル
の該セットはAノズルの該セットの背後の距離Vref
ref/3=23.52μmの位置18に配置され、そ
してCノズルの該セットはAノズルの該セットの背後の
距離2*Vref*Tref/3=47.04μmの位置20
に配置される。Bノズルの該セットを発射させる前に、
該プリントヘッド10は、Tref/3に等しい時間中、
例えば、該基準速度Vrefの2倍に等しく、かくして与
えられた例用では1.75m/sとなる速度で動かされ
る。Bノズルの該セットを発射させる前に、該プリント
ヘッド10はかくして、高速走査方向Fに距離V*T
ref/3=2*Vr ef*Tref/3=47.04μm上を
動かされる。該第1サイクル中、Bノズルの該セット
は、プリントされるべき画像により必要な、該低速走査
方向Sの直線24上の位置22に滴を射出する。Bノズ
ルの該セットを発射させる瞬間に、Cノズルの該セット
はBノズルの該セットの背後の23.52μmの距離の
位置26に配置される。Cノズルの該セットを発射させ
る前に、該プリントヘッド10は高速走査方向Fに4
7.04μmの距離上を動かされる。該第1サイクル
中、Cノズルの該セットは、プリントされるべき画像に
より必要な、該低速走査方向Sの直線30上の位置28
に滴を射出する。1パス中に発射される隣接するマーキ
ング要素からの小滴が該プリントヘッド10の縦軸線に
対しゼロでない角度でプリント31の線を形成すること
が図2から見られる。 【0044】Cノズルの該セットを発射させる瞬間に、
Aノズルの該セットはCノズルの該セットの前の47.
04μmの距離の位置32に配置され、そしてBノズル
の該セットはAノズルの該セットの背後の23.52μ
m(又はCノズルの該セットの前の23.52μm)の
距離の位置34に配置される。該プリントヘッド10の
同じ第1パスの第2サイクル中にAノズルの該セットを
発射させる前に、該プリントヘッド10は高速走査方向
FにV*Tref/3=2*Vref*Tref/3=47.0
4μmの距離上を動かされる。該第2サイクル中、Aノ
ズルの該セットは、プリントされるべき画像により必要
な、該低速走査方向Sの直線38上の位置36に滴を射
出する。Aノズルの該セットを発射させる瞬間に、Bノ
ズルの該セットはAノズルの該セットの背後の23.5
2μmの距離の位置40に配置される。Bノズルの該セ
ットを発射させる前に、該プリントヘッド10は高速走
査方向Fに47.04μmの距離上を動かされる。Bノ
ズルの該セットは、プリントされるべき画像により必要
な、該低速走査方向Sの直線43上の位置42に滴を射
出する。 【0045】上記プリンテイング計画は該プリント媒体
上の該プリントヘッド10の第1パス中同じ仕方で続け
られる。 【0046】該プリント媒体の同じスワス上の該プリン
トヘッド10の第2パス中、黒正方形により図2で示さ
れる様に、(画像内容により)滴がプリントされ得る。
該第2パス中該ノズルが或る瞬間に間に合って配置され
るが、そこではノズルが発射されないため何等滴がプリ
ントされない位置は白正方形により示される。 【0047】該プリント媒体上の該プリントヘッド10
の第2パスの第1サイクル中は、Aノズルの該セットが
最初に駆動される。(画像により)必要な所、例えば、
該低速走査方向Sの直線45の位置44上に、Aノズル
は滴を射出する。Aノズルの該セットを発射させる瞬間
に、Bノズルの該セットはAノズルの該セットの背後の
距離23.52μmの位置46に配置され、そしてCノ
ズルの該セットはAノズルの該セットの背後の距離2*
ref*Tref/3=47.04μmの位置48に配置さ
れる。Bノズルの該セットを発射させる前に、Tref
/3に等しい時間中、該プリントヘッド10は、例え
ば、基準速度Vrefの2倍に等しく、そして、与えら
れた例用にはかくして1.75m/sである速度で動か
される。Bノズルの該セットを発射させる前に、該ヘッ
ド10はかくして高速走査方向Fに距離47.04μm
上を動かされる。該第1サイクル中、Bノズルの該セッ
トは、プリントされるべき画像により必要な、位置50
に滴を射出する。Bノズルの該セットを発射させる瞬間
に、Cノズルの該セットはBノズルの該セットの背後の
23.52μmの距離の位置52に配置される。Cノズ
ルの該セットを発射させる前に、該ヘッド10は高速走
査方向Fに47.04μmの距離上を動かされる。該第
2パスの第1サイクル中、Cノズルの該セットは、プリ
ントされるべき画像により必要な、位置54上に滴を射
出する。 【0048】上記プリンテイング計画は該プリント媒体
上の該プリントヘッド10の第2パス中、上記説明の様
に、続けられる。 【0049】上記説明の様に実行され、そして中間的位
置上に書くように各回少しシフトされた、6つのパスの
後、全体画像が、約42.5197dpmm(1080
dpi)の解像度で、書かれる。 【0050】上記から、又は図2の結果の考察から、プ
リントデータは、正しいデータが正しい時に関連ノズル
に提供されるように、再組織又は”シャッフル(shuffl
ed)”されねばならないことは明らかである。 【0051】図2で、スワス上にプリントヘッド10の
第2パス中にAノズルで書かれたドット44は該第1パ
ス中該Aノズルで書かれた2つのドット14,36の間
の中間に正しく書かれたが、実際はそれらの位置は一般
に異なるであろう。これは図3で示され:第1パス中、
ドットは円で示される位置60上に書かれ、第2パス
中、ドットは正方形で示される位置62上に書かれ、第
3パス中、ドットは3角形で示される位置64上に書か
れ、第4パス中、ドットは5角形で示される位置66上
に書かれ、第5パス中、ドットは星印で示される位置6
8上に書かれ、第6パス中、ドットは6角形で示される
位置70上に書かれる。図3で見られる様に、6パス
後、(もし画像内容により必要なら)全ての中間的位置
は満たされ、望まれる画像が、該プリントヘッドが意図
した解像度より高い解像度で書かれる。 【0052】上記は一般式で置くことが出来る。(dp
iでの)Xが該プリントヘッドが意図して解像度であ
り、(dpiでの)Yが該プリントヘッドが使用されよ
うとする解像度(プリントされる画像の解像度)であ
る。Tは同じノズルの2つの連続する発射パルス間の時
間である。Fは該プリントヘッドの発射周波数であり、
そこではF=1/Tである。Vは該プリントヘッドが動
作する速度である。 【0053】上記で述べた様に、プリントヘッドは基準
速度Vrefで動作するよう意図され、該ノズルは基準発
射周波数Trefで発射させられる。本発明により、該ヘ
ッド速度Vで動作するが、該速度は該基準速度Vref
は異なり、例えば、該基準速度Vrefより高い速度Vで
ある。下記式で全ての速度Vは該基準速度Vrefに対し
規定され次のようである。 【0054】RV=V/Vref 上記を一般式に置くと、下記が得られる: −Aノズルの該セットはt=kTの瞬間に書くが、ここ
でkは整数であり、 −Bノズルの該セットはt=k・T+T/3=T・(3
・k+1)/3の瞬間に書き、 −Cノズルの該セットはt=k・T+2・T/3=T・
(3・k+2)/3の瞬間に書く。 それらの時に、下記位置が到達される: −ノズルAは、Vref=0.0254/(X・T)を知
って、yA=k・RV・V ref=k・RV・(0.025
4)/Xの位置に書き、 −ノズルBはyB=−(0.0254)/(3・X)+
RV・Vref・T(3・k+1)/3=−(0.025
4)/(3・X)+RV・(0.0254)・(3k+
1)/(3・X)=k・RV・(0.0254)/X+
(RV−1)・(0.0254)/(3.X)の位置に
書き、 −ノズルCはyC=−(0.0254)・2/(3・
X)+RV・Vref・T・(3/k+2)/3=−
(0.0254)・2/(3・X)+RV・(0.02
54)・(3k+2)/(3・X)=k・RV・(0.
0254)/X+(RV−1)・(0.0254)・2
/(3.X)の位置に書く。 【0055】本発明の概念で書かれた画像の解像度Yは
下記式から計算され、 0.0254/Y=yB−yA=(RV−1)・(0.0
254)/(3X) かくして Y=3X(RV−1) (1) これは下記条件下でのみ有効(valid)である。 【0056】yB−yA={(RV−1)・(0.02
5)/(3・X)}がRV・(0.0254)/Xのデ
バイダー(divider)である。 【0057】該プリントヘッドは全てのドットを満たす
(fill out)ために該画像のスワス上をN回書かねばな
らず、そこでNは下記で与えられ、 N=RV・(0.0254/X)/(yB−yA)=3R
V/(RV−1) ここでRV=3・X/Y+1は式(1)から計算され
る。Nは自然数(naturalnumber)でなければならな
い。 【0058】第2実施例 別の速度を用いそして同じスワス上を別の回数パスする
ことにより、約(X/25.4)dpmm(=Xdp
i)の画像をプリントするよう意図されたヘッドで約
(Y/25.4)dpmm(=Ydpi)の画像を書く
ことも可能である。例えば、該基準速度の2倍とは異な
る速度で該第1実施例の該約14.1732dpmm
(360dpi)ヘッドを用いて約42.5197dp
mm(1080dpi)画像を書くことが可能である。 【0059】その場合、係数c1は、Y=Y2*c1であ
る様な解像度Y2で該画像が書かれ得るように規定され
る。それで RV=3・X/Y2+1=3・X/(Y/c1)+1 (2) そして該プリントヘッドは同じスワス上をc1*N回パ
スさせられる。再びc1*Nは自然数でなければなら
ず、下記を伴う。 【0060】 N=3・RV/(RV−1) (3) 式(3)のRVを式(2)からの結果で置き換えると、
下記が得られる: 3・{3・X/(Y/c1)+1}/{3・X/(Y/
1)}=N 又はかくして 3・(3・c1・X+Y)/(3・c1・X)=N 又は3・c1・X+Y=N・c1・X又はY=X・c
1(N−3)でありc1*Nが自然数であることを伴う。
これはY/Xが同様に自然数であらねばならないこと、
かくしてXはYのデバイダーであらねばならないことを
意味し、換言すれば、本発明の方法でヘッド解像度のど
んな倍数ででもプリントすることが可能であることを意
味する。該プリンテイングはN回繰り返されねばなら
ず、ここでN=Y/(X・c1)+3であり、かつ、下
記相対速度で行われねばならない。 【0061】RV=3・X/(Y/c1)+1 B及びCノズルの該セット用データは下記の様にリシャ
ッフル(reshuffled)されるべきで、 −該Bノズル用には: ΔAB=(yA−yB)/(0.0254/Y)={(RV
−1)・(0.0254)/(3・X)}/(0.02
54/Y)=(RV−1)・Y/(3・X)={3・X
・Y/(Y/c1)}/(3・X)=c1 −該Cノズル用には: ΔAC=2・(yB−yA)/(0.0254/Y)={2
・(RV−1)・(0.0254)/(3・X)}/
(0.0254/Y)=2・(RV−1)・Y/(3・
X)={2・3・X・Y/(Y/c1)}/(3・X)
=2・c1 約14.1732dpmm(360dpi)ヘッドを用
いて約42.51897dpmm(1080dpi)画
像をプリントする上記例(第1の実施例参照)につい
て、該第2実施例の計算はRV=3/2そしてN=9に
帰着する。 【0062】これは、約14.1732dpmm(36
0dpi)ヘッドを用いると、約42.5189dpm
m(1080dpi)の解像度を有する画像は、(第1
実施例により)該基準速度の2倍の速度を使用し、各ス
ワス上を6回プリントすることによるか、又は(第2実
施例により)該基準速度の1.5倍の速度を使用し、各
スワス上を9回プリントすることにより、得られること
を意味する。1つのスワス用に他の数のプリンテイング
パスと組み合わされた他の速度も又能である。 【0063】第2実施例:グループ内にψのマーキング
要素を有するスタガーされたヘッド上記式は、グループ
内のψのマーキング要素を使用したシステム用に、下記
の様に、より一般的に定式化され得る: RV=V/Vref ノズルが書く時刻は −Aノズルの該セットはt=k・Tの瞬間に書くが、こ
こでkは整数であり、 −Bノズルの該セットはt=k・T+T/ψ=T・(ψ
/k+1)/ψの瞬間に書き、 −Cノズルの該セットはt=k・T+2・T/ψ=T・
(ψ/k+2)/ψの瞬間に書き、 −ψノズルの該セットはk・T+(ψ−1)・T/ψ=
T・{ψ・(k+1)−1}/ψの瞬間に書く。 【0064】該ノズルが書く位置は: −ノズルAは、Vref=0.0254/(X・T)を知
って、yA=k・RV・V ref・T=k・RV・(0.0
254)/Xの位置に書き、 −ノズルBはyB=−0.0254/(ψ・X)+RV
・Vref・T・(ψ・k+1)/ψ=−0.0254/
(ψ・X)+RV・(0.0254)・(ψk+1)/
(ψ・X)=k・RV・(0.0254)/X+(RV
−1)・(0.0254)/(ψ・X)の位置に書き、 −ノズルCはyC=−0.0254・2/(ψ・X)+
RV・Vref・T(ψ・k+2)/ψ=−0.0254
・2/(ψ・X)+RV・(0.0254)・(ψk+
2)/(ψ・X)=k・RV・(0.0254)/X+
(RV−1)・(0.0254)・2/(ψ.X)の位
置に書き、 −ノズルψはyψ=−0.0254・(ψ−1)/(ψ
・X)+RV・Vref・T(ψ・k+ψ−1)/ψ=−
0.0254・(ψ−1)/(ψ・X)+RV・(0.
0254)・(ψk+ψ−1)/(ψ・X)={(k+
1)・RV−1}・(0.0254)/X+(1−R
V)・(0.0254)/(ψ・X)の位置に書く。 【0065】本発明の概念で書かれた画像の解像度Yは
下記式から計算され: 0.0254/Y=yB−yA=(RV−1)・(0.0
254)/(ψ・X)かくして下記となる。 【0066】Y=ψ・X/(RV−1) 該プリントヘッドは全ドットを満たすために該画像のス
ワス上をN回書かねばならず、そこではNは下記で与え
られ、 N={RV・(0.0254)/X}/(yB−yA)=
{RV・(0.025)/X}/{(RV−1)・
(0.0254)/ψ・X}=ψ・RV/(RV−1) ここでNは整数でなければならない。 【0067】一般に、全ての2つのパスの間で該プリン
テイング媒体は低速走査方向Sに該プリントヘッドに対
しシフトされるであろう。上記で与えられる又は参照さ
れる説明及び図面では、このシフトは、Aノズルが常に
該高速走査方向で同じ線上をプリントするように、1つ
のグループのノズル数の倍数である距離だけ行われる。
しかしながら、このシフトは又1つのグループのノズル
数で割れないもう1つの距離だけ行うことも出来る。そ
の場合、該ノズルの発射はサイクリックに回されねばな
らない。図4で、例が与えられるがそこではパスの数
(例では6)はグループ内のノズル数(例:A,B,C
では3)の倍数である。全てのドット位置は文字と番号
でラベル付けされている。該文字はその位置で発射可能
なノズルを指し、該番号はプリンテイングパスを指す。 【0068】もう1つの可能性は、グループ内ノズル数
の倍数でないノズル数だけ該ヘッドをシフトしそしてグ
ループ内ノズル数の倍数でないパス数で該画像を満たす
(fill out)ことである。その場合は、該ドット位置の
幾つか用には冗長なノズルがあり、そして該ノズルの幾
つかは既に書かれたドットに上書(overwrite)きしな
いように書くのを止める。これは図4Bで図解される。
与えられた例では、グループに3つのノズルがあり、該
画像を完全に満たすためには5パスが必要である。図4
Bから分かる様に、4,5そして6のパス中にプリント
する時、ノズルCがプリントすべき位置(C4,C5,
C6)は既に前のパス中にプリントされている。従っ
て、4,5そして6のパス中はCノズルの該セットは発
射されない。 【0069】第4実施例:高速走査方向により遅い速度
のスタガーされたヘッド 前の実施例では、該プリントヘッドは基準速度より高い
速度で高速走査方向にトラバース(traversed)させら
れた。しかしながら、本発明は又該基準速度より遅い速
度で該ヘッドをトラバースさせることも含んでいる。達
成される解像度は上記説明のそれらと同様な方法を適用
することにより導かれ得る。該達成される解像度は下記
により与えられる。 【0070】Y=ψ・X/|RV−1| プリントヘッドは全ドットを満たすために画像のスワス
上をN回書かねばならず、そこではNは下記で与えら
れ、 N=ψ・RV/|RV−1| ここでNは整数であらねばならない。 【0071】第5実施例:スタガー無しノズル 更に進んだ実施例では、図5に示す様に、ノズルスタガ
ー(nozzle stagger)のないプリントヘッド(すなわ
ち、全てのノズルがヘッドの縦軸線を形成する直線9上
にある)が考えられる。本発明に依れば、プリンテイン
グ機械は該プリントヘッドの隣接するノズルが同時には
発射出来ないようにセットアップされる。これはその要
求を課すソフトウエアにより行われるか、又はそれは、
例えば、隣接ノズル間に共有壁を有するプリントヘッド
を使用して、該プリントヘッドに固有なものであっても
よい。 【0072】小滴は、下記式により計算される位置で
(もしプリントされるべき画像により必要なら)発射さ
れる: −ノズルAは下記位置で書き、 yA=k・V・T −ノズルBは下記位置で書き、 yB=V・T・(ψ・k+1)/ψ −ノズルCは下記位置で書き、 yC=V・T・(ψ・k+2)/ψ −ノズルψは下記位置で書く。 【0073】 yψ=V・T・{ψ・k+(ψ−1)}/ψ 該プリントされた画像の解像度Y{約25.4mm(イ
ンチ)当たり画素}は下式から計算出来る。 0.02
54/Y=yB−yA=V・T/ψ かくして Y=0.0254・ψ/(V・T) スワスのプリンテイングはN回繰り返されねばならな
い。 【0074】N=V・T/(V・T/ψ)=ψ これは、少なくとも、グループ内ノズル数に等しい回数
だけスワスのプリンテイングを繰り返すことにより、上
記説明のタイプのヘッドを用いてどんな解像度もプリン
ト出来ることを意味する。 【0075】図5でノズルスタガーのないプリントヘッ
ドの例が与えられ、そこではグループ内に3つのノズル
A、B、Cがある。該ノズル間の共有壁(表現されてな
い)は隣接ノズルが同じ瞬間に発射することを防止す
る。円により示されるドットは第1パス中にプリントさ
れ(又はされないが、それは画像内容による;しかしノ
ズルはそこで発射可能である)、正方形により示される
ドットは第2パス中にプリントされ(又はされないが、
それは画像内容による)、星印により示されるドットは
第3パス中にプリントされる(又はされないが、それは
画像内容による)。図5から分かる様に、3パス後完全
な画像がプリントされる。 【0076】上記実施例では、ABC発射が論じられ
た。本発明による正しいより高い解像度結果を得るため
にCBA発射を使うことも又可能である。当業者は僅か
に修正された式を得ることが出来る。 【0077】第6実施例:プリンター及びドライバーソ
フトウエア 図6は本発明で使用することが出来るインクジェットプ
リンター200の非常に略図化した総斜視図である。該
プリンター200はベース310,キャリッジ組立体3
20,ステップモーター330,該ステップモーター3
30により駆動されるドライブベルト340、そして該
キャリッジ組立体320用のガイドレール組立体360
を含む。該キャリッジ組立体320上には複数のノズル
を有するプリントヘッド10が設置されている。又該プ
リントヘッド10は1つ以上のインクキャリッジ又は何
等かの適当なインク供給システムを含んでもよい。1枚
のペーパー370がフイード機構(示されてない)によ
りサポート380上を該低速走査方向に供給される。該
キャリッジ組立体320は、該ステップモーター330
により駆動されるドライブベルト340の作用により該
ガイドレール組立体360に沿って該高速走査方向に動
かされる。 【0078】図7は、本発明に依るプリントヘッド10
で使用するための制御システムの1例である、プリンタ
ー200の電子制御システムのブロック線図である。該
プリンター200は、ホストコンピユータ300から信
号のフオームでプリントフアイルを受けるためのバッフ
アーメモリー400,プリンテイングデータを記憶する
ための画像バッフアー420、そして該プリンター20
0の全体的動作を制御するプリンター制御器600を含
む。該プリンター制御器600には、キャリッジ組立体
ドライブモーター660用の高速走査ドライバー62
0,ペーパーフイードドライブモーター680用の低速
走査ドライバー640、そして該プリントヘッド10用
のヘッドドライバー440が接続されている。オプショ
ンとしては、本発明のプリンテイング動作を制御するよ
うにパラメーターを記憶するためのデータストア700
がある。ホストコンピユータ300は、例えば、米国マ
イクロソフト社(Microsoft Corp. USA)により供給さ
れるウインドウズ98(Windows 98)の様なメモリー及
びグラフイカルインターフエースを有する、米国、イン
テル社(Intel Corp. USA)により供給されるペンチア
ムIII(Pentium III)マイクロプロセサーを有する
パーソナルコンピユータの様な何等かの適当なプログラ
ム可能な計算デバイスであってもよい。該プリンター制
御器600は計算デバイス、例えばマイクロプロセサー
を含んでもよく、例えば、それはマイクロコントローラ
ーであってもよい。特に、それはプログラム可能なプリ
ンター制御器、例えば、プログラマブルアレーロジック
(Programmable Array Logic){ピーエイエル(PA
L)}、プログラマブルロジックアレー(Programmable
Logic Array)、プログラマブルゲートアレー(Program
mable Gate Array)、特にフイールドプログラマバルゲ
ートアレー(Field Programmable Gate Array){エフ
ピージーエイ(FPGA)}、の様なプログラム可能なデジ
タルロジック要素を含んでもよい。該エフピージーエイ
の使用は、例えば、該エフピージーエイの必要な設定を
ダウンロード(downloading)することにより、該プリ
ンターデバイスの次のプログラミングを可能にする。 【0079】プリンター200のユーザーは該プリント
ヘッド10の動作を修正するように該データストア70
0内に値をオプション的に設定出来る。該ユーザーは例
えば該プリンター200上のメニューコンソール(menu
console)460により値を該データストア700内に
設定出来る。代わりに、これらのパラメーターはホスト
コンピユータ300から、例えば、キーボード経由の手
動エントリーにより該データストア700内に設定され
てもよい。例えば、ユーザーにより指定されそして入れ
られたデータに基づき、ホストコンピユータ300のプ
リンタードライバー(示されてない)は該プリンテイン
グ動作を規定する種々のパラメーターを決定し、これら
をデータストア700、例えば該解像度、内に書き込む
ために該プリンター制御器600へ転送する。本発明の
1側面は該プリンター制御器600がデータストア70
0内に記憶された設定可能なパラメーターに従ってプリ
ンターヘッド10の動作を制御することである。これら
のパラメーターに基づいて、該プリンター制御器は該バ
ッフアーメモリー(buffer memory)400内に記憶さ
れた該プリンテイングデータに含まれた必要な情報を読
み出し、制御信号を該ドライバー620,640そして
440へ送る。特に制御器600は画像をプリンテイン
グ媒体上にプリントするためのドットマトリックスプリ
ンター(dotmatrix printer)用に好適であり、該制御
ユニットは多数パス内の画像のプリンテイングを制御す
るためのソフトウエア又はハードウエア手段を含んでお
り、それにより各パスで平行線が、該プリントヘッドの
縦軸線に対しゼロでない角度でそして又該高速走査方向
に対しもゼロでない角度で、プリントされるが、該平行
線のシリースは該画像の完全な部分を形成することはな
い。該高速走査方向でプリンテイングパスを繰り返す
と、該画像の完全な部分をプリントするために該平行線
間の中間位置にプリントが行われる。該制御ユニットは
更に該解像度を設定するためのソフトウエア又はハード
ウエア手段を含んでいる。該制御器は該解像度を独立に
設定するために使用されてもよい。上記で説明した様
に、該プリントヘッドは該制御器の制御下のマーキング
要素のアレーを有する。例えば該制御器は特定の解像度
用に該高速走査方向のヘッドの速度が制御されるよう適
合されてもよい。解像度はユーザーにより選択されても
よい。 【0080】例えば、該プリンテイングデータは、受信
バッフアーメモリー300内に記憶される各カラー成分
用ビットマップ(bit map for each color component)
のフオームで画像データを得るために個別カラー成分
(individual color components)に分解される。該プ
リンター制御器600からの制御信号により、該ヘッド
ドライバー440は、該要求される解像度を達成するよ
う該プリントヘッド10の速度とその上のノズルのアレ
ー(含む複数)を駆動するために指定された解像度によ
り、該画像バッフアーメモリー520から該カラー成分
画像データを読み出す。 【0081】上記で示した様に、該制御器600はプロ
グラム可能であってもよく、例えばそれはマイクロプロ
セサー又はエフピージーエイを含んでもよい。本発明の
実施例に依れば、本発明のプリンターは種々の解像度を
提供するようプログラムされてもよい。例えば、該プリ
ンターの基本的モデルは1解像度のみの選択を提供して
もよい。該制御器600のマイクロプロセサー又はエフ
ピージーエイ内へダウンロードするプログラムの形での
アップグレード(upgrade)が追加的選択機能、例え
ば、複数の解像度を提供してもよい。従って、本発明は
計算デバイス上で実行される時本発明の方法の何れかの
機能を提供するコンピユータプログラム製品を含む。更
に、本発明は、機械読み出し可能なフオームで該コンピ
ユータ製品を記憶しそして計算デバイス上で実行された
時本発明の方法の少なくとも1つを実行するシーデーロ
ム(CD-ROM)又はデイスケット(diskette)の様なデー
タキャリアを含む。今日、この様なソフトウエアはダウ
ンロード用にインターネット又は会社イントラネット上
で提供されることが多く、従って本発明は本発明の該プ
リンテイングコンピユータ製品をローカル又はワイドエ
リアネットワーク(local or wide area network)上で
伝送することを含む。該計算デバイスはマイクロプロセ
サー及びエフピージーエイの1つを含んでもよい。 【0082】該データストア700は当業者に公知のデ
ジタルデータを記憶するための何等かの適当なデバイ
ス、例えば、レジスター(register)又はレジスターの
セット、ラム(RAM)、イーピーロム(EPROM)又は固体
メモリーの様なメモリーデバイス、を含む。 【0083】本発明は好ましい実施例を参照して示さ
れ、説明されたが、フオーム及び詳細に於いて種々の変
更又は変型が本発明の範囲と精神から離れることなく行
われることは当業者により理解されるであろう。例え
ば、上記記述のプリントされた実施例を実行するための
プリンテイングフアイルの準備は該ホストコンピユータ
300により用意されてもよく、該プリンター200は
該ホストコンピユータ300のスレーブデバイス(slav
e device)としてこのフアイルに従って単にプリントす
るだけでもよい。従って、本発明は、本発明のプリンテ
イング計画がホストコンピユータ上のソフトウエアで実
施され、補正なしに該ホストコンピユータからのインス
トラクションを実行するプリンター上でプリントされる
こと、を含んでいる。従って、本発明は該プリンテイン
グヘッドであるプリンテイングヘッドに付随する計算デ
バイス上で実行される時本発明による方法の何れかの機
能を提供するコンピユータプログラム製品を含んでお
り、そして該プログラム可能な計算デバイスは該プリン
ターに含まれてもよく、或いは該プログラム可能なデバ
イスはコンピユータ又はコンピユータシステム、例え
ば、プリンターに接続されたローカルエリアネットワー
クであってもよい。該プリンターはネットワークプリン
ターであってもよい。更に、本発明は、機械読み出し可
能なフオームで該コンピユータ製品を記憶する、そして
データキャリア上に記憶されたプログラムが計算デバイ
ス上で実行された時本発明の方法の少なくとも1つを実
行出来るシーデーロム又はデイスケットの様なデータキ
ャリアを含む。該計算デバイスはパーソナルコンピユー
タ又はワークステーションを含んでもよい。今日、この
様なソフトウエアはダウンロード用にインターネット又
は会社イントラネット上で提供されることが多く、従っ
て本発明は本発明の該プリンテイングコンピユータ製品
をローカル又はワイドエリアネットワーク上で伝送する
ことを含んでいる。 【0084】本発明の特徴及び態様を示せば以下の通り
である。 【0085】1.マーキング要素(A,B、C)の少な
くとも1つのグループ(G)を有するマーキング要素の
アレー(A,B、C、A、B、C)を備える細長いプリ
ントヘッド(10)を具備するプリンテイングシステム
を使用してプリンテイング媒体(370)上に画像をプ
リントする方法であるが、該マーキング要素は少なくと
も1つの行(6,7,8;9)を形成し、該行の方向は
該プリントヘッド(10)の縦軸線を形成し、該プリン
トヘッド(10)はプリントの1つのスワスに沿って該
プリンテイング媒体(370)上に1パスでマークをプ
リントするために高速走査方向(F)に駆動され、そし
て該プリンテイング媒体(370)と該プリントヘッド
(10)とは更にスワスをプリントするために低速走査
方向(S)に相互に対し移動可能であり、そして該プリ
ンテイングシステムはグループ(G)の2つの隣接する
マーキング要素が時間差Tで発射可能であるがプリンテ
イング欠陥を引き起こさずに同時には発射可能でないよ
うに成っている、該方法に於いて、該プリントヘッド
(10)は、1つのグループ(G)の隣接するマーキン
グ要素が、該プリントヘッド(10)の縦軸線に対しゼ
ロでない角度でのそして又該高速走査方向に対しゼロで
ない角度でのプリントの平行線(31)のシリースであ
るが、該平行線(31)のシリースが該画像の完全な部
分を形成しない様な、該平行線のシリースを形成するよ
う該時間Tにより分離された時間の瞬間に、発射可能で
あるよう動作しており、そして該画像の完全な部分をプ
リントするために該平行線(31)間の中間的位置でプ
リントするように該高速走査方向(F)でプリンテイン
グパスを繰り返す、ことを特徴とする該方法。 【0086】2.1つのグループ(G)の該マーキング
要素(A、B、C)がマーキング要素の複数の行(6,
7,8)を形成するために該高速走査方向(F)にスタ
ガー距離(D1)だけ相互に対しスタガーされており、
該プリントヘッド(10)が基準速度(Vref)で駆動
されるよう意図されており、該方法が、該基準速度(V
ref)と異なる動作速度(V)で該プリントヘッド(1
0)を動作させる過程を具備することを特徴とする上記
1の方法。
【図面の簡単な説明】 【図1】従来技術で公知のスタガーされたマーキング要
素を有するプリントヘッドの正面図である。 【図2】本発明の実施例による、図1のプリントヘッド
のプリンテイング計画を略図式に図解する。 【図3】本発明の実施例により画像を完全に書き込むた
めに、複数のプリンテイングパスの各々中に画像のどの
ドットが書かれるかを略図式に図解する。 【図4】図4Aはプリンテイングパスの数がグループ内
ノズル数の倍数の場合該ノズルをシフトしそしてサイク
リックに回転させることにより画像を完全に書き込むこ
とを含む本発明の実施例を略図式に図解し、図4Bはプ
リンテイングパスの数がグループ内ノズル数の倍数でな
い場合に画像を完全に書き込む本発明の更に進んだ実施
例を略図式に図解する。 【図5】ノズルスタガーのないプリントヘッドを使用し
た本発明の更に進んだ実施例によるプリンテイング計画
を略図式に図解する。 【図6】本発明で使用するためのインクジェットプリン
ターの高度に略図式の表現である。 【図7】本発明の実施例のプリンター制御器の略図式の
表現である。 【符号の説明】 6、7,8 行 9 プリントヘッドの縦軸線 10 プリントヘッド 11 位置 12 マーキング要素又はノズル 14 位置又はドット 16 低速走査方向の直線 18、20、22 位置 24 低速走査方向の直線 26,28、29 位置 30 低速走査方向の直線 31 プリントの線 32、34 位置 36 位置又はドット 38 低速走査方向の直線 40、42 位置 43 低速走査方向の直線 44 位置又はドット 45 低速走査方向の直線 46、48、50、52,54、60、62、64、6
6、68、70位置 200 インクジェットプリンター 300 ホストコンピユータ 310 ベース 320 キャリッジ組立体 330 ステップモーター 340 ドライブベルト 360 ガイドレール組立体 370 ペーパー 380 サポート 400 バッフアーメモリー 420 画像バッフアー 440 ヘッドドライバー 460 メニューコンソール 600 プリンター制御器 620 高速走査ドライバー 640 低速走査ドライバー 660 キャリッジ組立体ドライブモーター 680 ペーパーフイードドライブモーター 700 データストア A、B、C ノズル D1 スタガー距離 G ノズルのグループ F 高速走査方向 S 低速走査方向
フロントページの続き (72)発明者 パトリク・バン・デン・ベルゲン ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト内 Fターム(参考) 2C056 EC08 EC31 EC36 EC74 EC78 FA10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 マーキング要素の少なくとも1つのグル
    ープを有するマーキング要素のアレーを備える細長いプ
    リントヘッドを具備するプリンテイングシステムを使用
    してプリンテイング媒体上に画像をプリントする方法で
    あるが、該マーキング要素は少なくとも1つの行を形成
    し、該行の方向は該プリントヘッドの縦軸線を形成し、
    該プリントヘッドはプリントの1つのスワスに沿って該
    プリンテイング媒体上に1パスでマークをプリントする
    ために高速走査方向に駆動され、そして該プリンテイン
    グ媒体と該プリントヘッドとは更にスワスをプリントす
    るために低速走査方向に相互に対し移動可能であり、そ
    して該プリンテイングシステムはグループの2つの隣接
    するマーキング要素が時間差Tで発射可能であるがプリ
    ンテイング欠陥を引き起こさずに同時には発射可能でな
    いように成っている、該方法に於いて、該プリントヘッ
    ドは、1つのグループの隣接するマーキング要素が、該
    プリントヘッドの縦軸線に対しゼロでない角度でのそし
    て又該高速走査方向に対しゼロでない角度でのプリント
    の平行線のシリースであるが、該平行線のシリースが該
    画像の完全な部分を形成しない様な、該平行線のシリー
    スを形成するよう該時間Tにより分離された時間の瞬間
    に、発射可能であるよう動作しており、そして該画像の
    完全な部分をプリントするために該平行線間の中間的位
    置でプリントするように該高速走査方向でプリンテイン
    グパスを繰り返す、ことを特徴とする該方法。
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