JPH02311130A - 自家発電設備における回生電力吸収装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は、自家発電設備における回生電力吸収装置に関
する。

Ｂ６発明の概要 本発明は、電力会社線と自家発電を並行運転するものに
おいて、並行運転回路に充放電ユニットと蓄電池を直列
に接続すると共に、受電設備に電力の逆送を検出する電
力検出ユニットを設け、常時は充放電ユニットをインバ
ータとして蓄電池を浮動充電状態に保ち、電力検出ユニ
ットが逆送電力を検出すると充放電ユニットをコンバー
タとして蓄電池を充電するようになし、逆送電を蓄電池
に流してＯにするものである。

Ｃ９従来の技術 近年、コージェネシステム等で自家発電設備を設置し、
電力会社線と並列運転する需要家が増加している。この
ような自家発電設備では電力会社線への電力の逆送が禁
止されている。ところで、例えば、エレベータのような
荷投機械等で電力回生動作のある負荷、或は、急変する
負荷容量が、発電機容量に比して大きい場合に、これら
の負荷変動を発電機が充分吸収できないとき、電力の逆
送が起こる。

このため、従来、このような電力の逆送が生じないよう
に、一定以上の電力を常時受電するようにしているか、
又は電力の逆送が起こる前に予めダミーロードを接続す
るなどの対策を行っている。

Ｄ９発明が解決しようとする課題 しかし、このような対策では、電力の有効活用ができず
、また、自家発電設備の能力を十分発揮できないなどの
問題があった。

本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、発電機の能力を十分活か
すことができ、受電電力を少なくして電力を有効活用で
きる自家発電設備における回生電力吸収装置を提供する
ことにある。

Ｅ８課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の自家発電設備にお
ける回生電力吸収装置は、電力会社線と自家発電を並行
運転するものにおいて、並行運転回路に充放電ユニット
と蓄電池を直列に接続すると共に、受電設備に電力の逆
送を検出する電力検出ユニットを設け、常時は充放電ユ
ニットをインバータとして蓄電池を浮動充電状態に保ち
、電力検出ユニットが逆送電力を検出すると充放電ユニ
ットをコンバータとして蓄電池を充電するようにしたも
のである。

Ｆ０作用 充放電ユニットは常時インバータとして動作し、蓄電池
を浮動充電状態にしている。

負荷のオフなどにより逆送電力が発生すると、電力検出
ユニットがこれを検出して充放電ユニットをコンバータ
として浮動充電状態にある蓄電池を充電する。したがっ
て逆送電力骨は蓄電池に流れて逆送電力が電力会社線に
逆送されない。

逆送電力骨がな（なると充放電ユニットはインバータと
なり、蓄電池の充電電力を浮動充電状態になるまで、負
荷に供給する。

Ｇ、実施例 本発明の実施例について図面を参照に説明する。

第１図は需要家電力設備の回路図である。第１図におい
て、ｌは受電回路、２は自家発電回路、３は負荷回路、
４は電力吸収回路である。電力吸収回路４は、コンバー
タとインバータよりなり常時はインバータとして作動す
る充放電ユニット５と、この充放電ユニット５によって
充放電制御される蓄電池Ｂを備えている。受電回路ｌに
は受電回路の電力逆送を検出する電力検出ユニット６が
設けられており、電力検出ユニット６は、電力逆送を検
出すると電力吸収回路４の充放電ユニット５をコンバー
タに切り換えて蓄電池Ｂを充電するようになっている。

なお、図中、ＰＣＴは計器用変圧変流器、ＣＢは遮断器
、ＡＧは交流発電機、ＰＦは電力フユーズ、ＭＣは電磁
接触器、Ｌは負荷を示す。

しかして、回生電力吸収装置は、次のように動作する。

■常時は充放電ユニット５がインバータとして動作し、
蓄電池Ｂを適度な浮動充電状態に保つ。

■負荷りの解放又は回生運転などにより、電力が逆送す
ると、電力検出ユニット６がこれを検出しミ充放電ユニ
ット５をコンバータとして作動せしめ、逆送電力骨で蓄
電池Ｂを充電し、逆送電力を“０”にする。

■負荷変動が安定したり、回生運転が無くなって、受電
電力がプラスに変化すると電力検出ユニット６がこれを
検出して充放電ユニット５を再びインバータとして動作
せしめ、蓄電池Ｂからも負荷に電力を供給して蓄電池を
適度な浮動充電状態に保つ。

以上のように、本発明の回生電力吸収装置は、逆送電力
が起こると逆送電力骨を蓄電池に充電して逆送電力をＯ
とすると共に、蓄電池に充電した電力を負荷に供給して
有効に利用する機能を有する。

Ｈ０発明の効果 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。

■大きな負荷のオフ時又は負荷の大きな電力回生動作時
に、発電機が直ちに出力を減することができないことに
より生ずる余剰エネルギーを蓄電池に吸収できるので、
従来のようにこの余剰エネルギー以上の電力を常時電力
会社線より供給を受ける必要がなくなり、受電電力を十
分減少させることができる。

■余剰エネルギーを一時的に蓄電池に蓄えることにより
電力の逆送を防止でき、ダミーロード等での電力消費も
なくなるので、電力を有効に活用することができる。

■また、受電電力も自由に決めることができるので、発
電機の負荷率も大きくでき、自家発電設備の能力を有効
に発揮することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例にかかる需要家電力設備の回路
図である。 ！・・・受電回路、２・・・自家発電回路、３・・・負
荷回路、４・・・回生電力吸収回路、５・・・充放電ユ
ニット、６・・・電力検出ユニット、Ｂ・・・蓄電池。 外２名 ４　　セ し４　　（

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電力会社線と自家発電を並行運転するものにおい
   て、並行運転回路に充放電ユニットと蓄電池を直列に接
   続すると共に、受電設備に電力の逆送を検出する電力検
   出ユニットを設け、常時は充放電ユニットをインバータ
   として蓄電池を浮動充電状態に保ち、電力検出ユニット
   が逆送電力を検出すると充放電ユニットをコンバータと
   して蓄電池を充電することを特徴とする自家発電設備に
   おける回生電力吸収装置。