JPH02310847A - 回転磁気ヘッドシリンダの加工法 - Google Patents

回転磁気ヘッドシリンダの加工法

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Publication number
JPH02310847A
JPH02310847A JP1132472A JP13247289A JPH02310847A JP H02310847 A JPH02310847 A JP H02310847A JP 1132472 A JP1132472 A JP 1132472A JP 13247289 A JP13247289 A JP 13247289A JP H02310847 A JPH02310847 A JP H02310847A
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JP
Japan
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fixed cylinder
punch
cylinder
head
magnetic head
Prior art date
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Pending
Application number
JP1132472A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Katsuki
正也 香月
Hajime Nagahashi
永橋 肇
Ichiro Okabe
一郎 岡部
Hiroshi Umehara
梅原 浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH02310847A publication Critical patent/JPH02310847A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ヘリカルスキャン方式の回転磁気ヘッドシリ
ンダに使用される固定シリンダの加工法に関する。
〈従来の技術〉 ヘリカルスキャン方式の回転磁気ヘッドシリンダでは、
第3図乃至第5図に示すように、固定シリンダ40に対
して回転シリンダ50が軸心方向に同心状に組み合わさ
れている。回転シリンダ50の下端部には少なくとも一
個の磁気ヘッド60が組み込まれている。回転シリンダ
50を高速で回転させ、固定シリンダ40外周面のヘリ
カルリード43に沿って磁気テープ70を斜行させるこ
とにより、磁気テープ70は磁気ヘッド60によって一
定ピッチで斜めに走査される。
磁気ヘッド60のチップ先端は、通常は、回転シリンダ
50の外周面から約30μm突出している。
従って、磁気ヘッド60はそのチップ先端部が磁気テー
プ70に食い込んだ状態で回転する。そのために、磁気
テープ70と磁気へラド60との接触面には触圧が生じ
る。
磁気テープ70が固定シリンダ40のテープ走行面41
に進入する位置では、磁気ヘッド60が磁気テープ70
に突入して(るために、磁気テープ70が急激に持ち上
げられる。逆に、固定シリンダ40のテープ走行面41
から磁気テープ70が離脱する位置では、磁気へラド6
0も離脱して行くために急激に触圧が消失する。いずれ
の位置でも、触圧の急激な変化により磁気テープ70に
振動が生じ、画像にゆがみ等の悪影響が現れる。
この磁気テープ70の瞬間的な振動を低減させるための
手段としては、固定シリンダ40のテープ走行面41の
入口側、出口側にそれぞれ位置するヘッド突入位置A、
ヘッド離脱位置Bに、磁気テープ70と接触する微小な
突起を設けるのが有効とされている。固定シリンダ40
のヘッド突入位置A、へ \ラド離脱位置Bに微小な突
起を設けることにより、磁気テープ70は磁気へラド6
0の突入、離脱を受ける際に部分的に持ち上げられ、触
圧の急激な変化による瞬間的な振動が抑制される。
このようなテープ振動防止用の突起を固定シリンダ40
に形成する方法として従来行われているのは、固定シリ
ンダ40のテープ走行面41及びヘリカルリード43を
加工する際にテープ出口側において若干量の削り残しを
設ける方法である。また、固定シリンダ40のテープ走
行面41及びへりカルリード43を専用の加工機で加工
した後に、別工程でプレス等により突起を形成する塑性
加工による方法も、一部では使用されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 前者の切削加工による方法は、へりカルリード43の加
工がテープ走行面41の出口側から始まるのを利用して
おり、テープ走行面41の出口側のヘッド離脱位置Bに
微小な突起を加工した後、バイトの切り込み量を増して
突起以外のテープ走行面41を所定のシリンダ外径に加
工するものである。この方法ではミテープ走行面41の
入口側に出口側と同じような突起を設けることは不可能
であり、出口側の突起においても、その形状を変えると
か位置をずらせるといったことはヘリカルリード43の
形状とも関連して難しい。
これに対し、後者の塑性加工による方法は突起を任意の
位置に加工できる。しかし、そうするためには、それな
りの専用治具が必要になる。特に、入口側、出口側の両
方に突起が加工できる治具となると、構造が複雑になり
、角度設定の調節が行いずらいなどの問題を生じる。実
際、突起の位置精度は、へりカルリード43の基準位置
からの精度として±0.5度程度炉心要であり、上記治
具では、調整の難しさ、部品点数が多いことによる摩耗
から来る精度維持の困難さなど、多くの問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、固定
シリンダの任意の位置に良好な精度で、しかも簡単にテ
ープ振動防止用の突起を形成することができる回転磁気
ヘッドシリンダの加工法を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明に係る加工法は、ヘリカルスキャン方式の回転磁
気ヘッドシリンダに使用される固定シリンダの加工法で
あって、数値制御旋盤の主軸端のチャックに上記固定シ
リンダをクランプし、固定シリンダの周壁にテープ振動
防止用の突起を形成するべく、該周壁を上記数値制御旋
盤の刃物台に固定された押圧工具により内面側から外面
側へ突出させることを特徴としてなる。
く作用〉 数値制御旋盤の主軸の回転により、固定シリンダ周壁の
周方向の任意位置を加工位置に節単に誘導できる。主軸
の回転方向の位置決め精度は、通常の数値制御旋盤では
±0.1度程度炉心り、固定シリンダ周壁に形成される
テープ振動防止用の突起に要求される位置精度を満足す
る。押圧工具の交換により任意の形状の突起が形成でき
、押圧工具の刃物台に対する着脱も容易である。固定シ
リンダのテープ走行面及びへりカルリードの加工に使用
した数値制御旋盤を、引き続き突起の形成に使用するこ
とができる。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第1図
は本発明に係る加工法を示す斜視図、第2図はその加工
法に使用する数値制御旋盤の主軸回りの模式図である。
数値制御旋盤は、主軸10の角度割り出し機能を有する
ものである114L主軸10は鉛直状に支持されており
、スピンドルモータ11にて回転する。主軸10の回転
角度はポジションコーダ12にて検出される。
主軸10の下端にはチャック13が取り付けられており
、チャック13には爪14が固定されている。
数値制御旋盤の刃物台20は、主軸10の下方に位置し
ており、X軸サーボモータ21、図示されないY軸サー
ボモータ及びX軸サーボモータ22にて三方向に駆動さ
れる。刃物台20にはホルダー23が取り付けられてお
り、ホルダー23には押圧工具としてのポンチ30が固
定されている。
上記数値制御旋盤を使用して回転磁気ヘッドシリンダの
固定シリンダ40にテープ振動防止用の突起を形成する
には、まづ、主軸10下端のチャック13の爪14にて
固定シリンダ40を鉛直状にクランプする。クランプさ
れた固定シリンダ40は、回転シリンダに対向する側が
下方を向いている。また、爪14から出ているピンを固
定シリンダ40の対応する穴に差し込むことにより、爪
14と固定シリンダ40との位相が合わせられる。
固定シリンダ40がクランプされると、固定シリンダ4
0のテープ案内面41の入口側に位置するヘッド突入位
置に突起を形成するべく、主軸10を駆動する。これに
より、主軸10はヘッド突入位置が加工位置に誘導され
るまで、回転位相制御により回転する。また、これと並
行して、刃物台20の駆動によりポンチ30の先端部を
固定シリンダ40内の加工位置に誘導する。
ヘッド突入位置及びポンチ30の先端部が加工位置に誘
導されると、再び刃物台20を駆動する。これにより、
ポンチ30が固定シリンダ40の半径方向に内側から外
側へ移動し、固定シリンダ40のヘッド突入位置に所定
の高さの突起42が形成されるまで、該ヘッド突入位置
が内面側から外面側に向けてポンチ30の先端により押
圧される。ヘッド突入位置に所定の高さの突起42が形
成されると、ポンチ30を内側に退避させる。
引き続き、固定シリンダ40のテープ案内面41の出口
側に位置するヘッド離脱位置に突起42を形成するべ(
、主軸lOを駆動する。そして、ヘッド突入位置に突起
42を形成するのと同じ要領でヘッド離脱位置に突起4
2を形成する。ヘッド離脱位置に突起42が形成された
後は、ポンチ30を下方に退避させて、固定シリンダ4
0を爪14から取り外す。
このようにして形成される突起42の周方向の位置精度
は、主軸lOの回転方向の位置決め精度に支配され、通
常の数値制御旋盤では、この精度は±0.1度が可能で
ある。従って、固定シリンダ40のヘッド突入位置及び
ヘッド離脱位置に、充分な精度で突起42を形成するこ
とができる。また、ポンチ30の先端形状の変更により
、突起42の形状を変えることができる。更に、突起4
2の形状を変更するに際して、ポンチ30の交換も容易
に行うことができる。
数値制御旋盤としては、固定シリンダ40のテープ走行
面41を加工する旋盤を使用することができる。その場
合には、旋盤で固定シリンダ40のテープ走行面41を
加工した後、旋盤に固定シリンダ40を装着したままで
突起42の形成を行うことができる。また、ポンチ30
についても、その刃物台20に固定されているものをそ
のまま使用することができる。
〈発明の効果〉 本発明に係る回転磁気ヘッドシリンダの加工法は、回転
磁気ヘッドシリンダに使用される固定シリンダのヘッド
突入位置及びヘッド離脱位置の両方にテープ振動防止用
の突起を一工程で連続して形成することができる。しか
も、突起位置を高精度に管理でき、更には突起位置及び
突起形状の変更も可能である。また、突起位置及び突起
形状を変更する場合にあって°も、その作業は容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る加工法を示す斜視図、第2図はそ
の加工法に使用する数値制御旋盤の主軸回りの模式図、
第3図は回転磁気ヘッドシリンダの側面図、第4図はそ
の平面図、第5図はその要部断面図である。 lO・・・主軸 13・・・チャック 20・・・刃物台 30・・・押圧工具 40・・・固定シリンダ 42・・・突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヘリカルスキャン方式の回転磁気ヘッドシリンダ
    に使用される固定シリンダの加工法であって、数値制御
    旋盤の主軸端のチャックに上記固定シリンダをクランプ
    し、固定シリンダの周壁にテープ振動防止用の突起を形
    成するべく、該周壁を上記数値制御旋盤の刃物台に固定
    された押圧工具により内面側から外面側へ突出させるこ
    とを特徴とする回転磁気ヘッドシリンダの加工法。
JP1132472A 1989-05-24 1989-05-24 回転磁気ヘッドシリンダの加工法 Pending JPH02310847A (ja)

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JP1132472A JPH02310847A (ja) 1989-05-24 1989-05-24 回転磁気ヘッドシリンダの加工法

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JP1132472A JPH02310847A (ja) 1989-05-24 1989-05-24 回転磁気ヘッドシリンダの加工法

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ID=15082178

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JP1132472A Pending JPH02310847A (ja) 1989-05-24 1989-05-24 回転磁気ヘッドシリンダの加工法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0444614A (ja) * 1990-06-11 1992-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd ヘッドドラム装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6294204A (ja) * 1985-10-22 1987-04-30 Isao Oota 回転ヘッド型磁気録画及び録音再生装置用下部シリンダのヘリカルスキャン加工装置
JPS6346647A (ja) * 1987-05-25 1988-02-27 Hitachi Ltd 回転磁気ヘッドシリンダの加工法
JPH01106354A (ja) * 1987-10-20 1989-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転磁気ヘッドドラムの製造方法

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