JPH02310793A - 光学記号読み取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は光学記号読み取り装置に関し、特にＰｏ５（Ｐ
ｏｉｎｔ　　ｏｆ　　５ａｌｅ）用スキャナの物品光電
検知器に用いて有益な光学記号読み取り装置に関する。

（従来の技術） 従来の光学記号読み取り装置における光電物体検出器は
物品進入および物品退出用を備え、各検出器には送光部
と受光部を有する。そして、他方の送光器からの光の受
光を避けるなめ、光電物体検出器の受光器の指向特性範
囲外に他方の送光器からの出力、つまり、ライトバーを
配置することによって誤動作を防止している。

〈発明が解決しようとする課題） 上述した従来の光電検出器においては、物品進入側およ
び物品退出側光電検出器の送光器の配置は、互いに他の
受光器の指向特性範囲外とする必要がある０本来、光学
記号読み取り装置においては、光電検出器の配置をバー
コードラベルを読み取れる読み取り範囲内とする。しか
し、前述従来装置では、受光器が他の送光器の出力を受
けて誤動作することを防止するため、光電検出器の配置
が読み取り範囲に関係なく、受光器の指向特性で決まっ
てしまう、つまり、従来装置では光学記号読み取り装置
の読み取り範囲が狭くなると、光電検出器を配置する間
隔を狭くすることができないため、光電検出器を用いる
光学記号読み取り装置では小型化ができないという欠点
がある。

（課題を解決するための手段） 本発明による光学記号読み取り装置は、それぞれ送光部
と受光部とを有する物品進入および物品退出検知用光電
検出器を備え、前記物品進入および退出検知用光電検出
器のそれぞれの送光部における送光タイミングを変え、
前記受光部側で、これらタイミングの違いに基づいて物
品進入および退出用を識別する。

（実施例） 次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図に示す実施例の各部信号波形図である。シフトレ
ジスタ９に発光信号発生部８の発光信号とシフトクロッ
ク発生部７のクロックパルス信号を与えることにより物
品進入側送光器１の発光信号２０とタイミングが異なる
物体退出側送光器４の発光信号２１が、発光信号シフト
部１０によって生成される。

発光信号シフト部１０で生成された発光信号２０および
２１によって物品進入側送光器１および物品退出側送光
部４からライトパー１１および１２が出力される。

物品が物品進入側送光器１と物品進入側受光器２の間に
入っていない状態のときは、物品進入側送光器１から発
光されたライトパー１１が物品進入側受光器で受光され
るので物品進入側物品検出回路３からは物品検知信号は
出力されない。

物品が物品進入側送光器１と物品進入側受光器２の間に
入っている状態のときは、物品進入側送光器１から発光
されたライトパー１１が遮光されるため、物品進入側受
光器はライトパー１１を検出せず、物品進入側物品検出
回路３にて物品検知信号が外部装置に出力される。

物品退出側送光部４および物品退出側受光部５とも前記
同様の動作となり、物品退出側物品検出回路６により物
品検知信号が外部装置に出力される。このときのライト
パーはライトパー１２となる。

次に物体検出器の間隔が狭くなり、ライトパー１２が物
品進入側受光部２に入射した場合、物品進入側受光器２
にはライトパー１１とライトパー１２が受光される。ラ
イトパー１１とライトパー１２の合成信号が物品退出側
受光部５から受光信号２２として出力される。物品進入
側物品検出回路３によって物品進入側受光部２の受光信
号２２から物品進入側送光部１に入力される発光信号１
３と同じパルスを抽出する。この抽出された信号２３と
発光信号２０を比較し、同一信号ならば物品検出信号は
出力されない、また、物品が物品進入側送光部１と物品
進入側受光部２の間にあるときはライトパー１１が物品
進入側受光部３で受光されない状態では、物品進入側物
品検出回路３で発光信号と受光信号を比較すると信号が
異なるので物品検出信号２４が出力される。

ライトパー１１が物品退出側受光部５に入射した場合で
も、物品退出側物品検出回路の出力は前記同様の動作に
なる。

つまり、発光信号シフト部１０によって物品進入側送光
器１と物体退出側送光器４に発光タイミングが異なる発
光信号２０．２１を発生させ、物品進入側物品検出回路
３と物品退出側物品検出回路６によって、受光信号から
発光信号と同じパルスを抽、出し、この信号と発光信号
を比較し物体検出信号を制御するため、物品進入側と物
品退出側の光電検出器の間隔を狭く配置しても、光電検
出器がお互いに干渉することがない。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、物品進入側および物品退
出側送光器からの発光タイミングを異ならせ、物品進入
側および退出側物品検出回路によって検出された受光信
号と発光信号との比較により両者を識別しているため、
物品進入側と物品退出側の光電検出器間隔の制約がなく
なり、装置の小型化が容易となるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による光学記号読み取り装置の一実施例
を示すブロック図、第２図は第１図に示す実施例の信号
波形図である。 １・・・物品進入側送光部、２・・・物品進入側受光部
、３・・・物品進入側物品検出回路、４・・・物品退出
側送光部、５・・・物品退出側受光部、６・・・物品退
出側物品検出回路、７・・・シフトクロック発生部、８
・・・発光信号発生部、９・・・シフトレジスタ、１０
・・・発光信号シフト部、１１．１２・・・ライトバー
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. それぞれ送光部と受光部とを有する物品進入および物品
   退出検知用光電検出器を備え、前記物品進入および退出
   検知用光電検出器のそれぞれの送光部における送光タイ
   ミングを変え、前記受光部側で、これらタイミングの違
   いに基づいて物品進入および退出用を識別することを特
   徴とする光学記号読み取り装置。