JPH02310249A - 自動積載装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は搬送されてくるシート又は板体を順次重ねて積
載する自動積載装置の改良に関する。

（従来の技術） 搬送されてくるシート又は板体を順次下方へ落し込んだ
後、重ねて積載する積載装置においては、搬送されてく
るシート又は板体が落し込み前に支持されていた高さと
、これらが積載される高さとの間には、成る程度以上の
距離が必要である反面、両者間の距離が大きい場合には
、落し込み中にシート又は板体が変形したり或いは積載
位置がずれたりする等の不具合が生じる。

そこで、これらの不具合を解消するために、第５図に示
すように、搬送されてきたシート又は板体ａを順次下方
へ落し込む落込手段すと、該落込手段すによって落し込
まれてきたシート又は板体ａを順次重ねて積載する昇降
可能な積載手段Ｃと、該積載手段Ｃに積載された被積載
物ｄの両側方に対向して配設され、前記被積載物ｄによ
り遮光されると高さ超過信号を出力する光電スイッチｅ
と、該光電スイッチｅからの高さ超過信号に基き、前記
植栽手段Ｃを所定量降下させる積載制御手段とを備えた
自動積載装置が提案されている。

この自動積載装置は、予め積載手段Ｃを上昇させた状態
で、シート又は板体ａの落し込みを行なって積載手段Ｃ
に被積載物ｄを積み重ねていき、積載手段Ｃに積載され
た彼Ｍ載物ｄの高さが所定位置よりも高くなり、被積載
物ｄの上面が搬送されてくるシート又は板体ａと異常接
近した場合には、被積載物ｄの上端部によって光電スイ
ッチｅを遮光させて両者の異常接近を検知し、積載制御
手段により積載手段Ｃを所定量降下させるものである。

（発明が解決しようとする課題） しかるに、前記自動積載装置によって積載されるシート
又は板体の種類は様々であり、ものによっては湿気を多
量に含んでいる場合もある。例えば、所定長さの針葉樹
等よりなる堅い原木をロータリーレース等によって切削
して単板を得る場合には、原木を柔らかくする為に予め
原木を煮沸しておくことが多い。

このような煮沸原木から得た単板のように湿気を多量に
含んだシート又は板体を、前記の自動積載装置により積
載していく場合等には、積載手段に積載されたシート又
は板体から蒸気が発生するので、この蒸気によって光電
スイッチが遮光されることが有り、披８！載物の上端が
搬送されてくるシート又は板体に異常接近をしていない
にも拘らず、光電スイッチが高さ超過信号を出力して積
載手段を下降させてしまい、前記の不具合が発生するこ
とがある。

前記に鑑みて、本発明は、蒸気を発生するシート又は板
体を積載する場合、積載手段に積載された被積載物が高
さの上限を超過していないにも拘らず、積載手段が下降
するという誤作動を防止することを目的とする。

（課題を解決するための手段） 前記の目的を達成するため、本発明は、積載手段に積載
された被積載物の上面に対して接離可能な検知体を配設
し、この検知体を被積載物の上面に当接させて該被積載
物上面の高さを検出するものである。

具体的に本発明の講じた解決手段は、搬送されてきたシ
ート又は板体を順次下方へ落し込む落込手段と、該落込
手段によって下方へ落し込まれたシート又は板体を順次
重ねて積載する昇降可能な積載手段と、該積載手段に積
載された被積載物の上面に対して接離可能な検知体を有
し、該検知体を前記被積載物の上面に当接させて該上面
の高さを検出し、該上面の高さが所定位置より高いとき
に高さ超過信号を出力する高さ検出手段と、該高さ検出
手段から出力される高さ超過信号を受けて前記積載手段
を所定量降下させる積載制御手段とを備える構成とする
ものである。

（作用） 前記の構成により、積載手段に順次積載されていく被積
載物上面の高さが所定位置よりも高くなると、高さ検出
手段が、その検知体を被積載物の上面に直接当接させて
被積載物上面の高さが所定位置よりも高くなっているこ
とを検出し、高さ超過信号を出力する。この高さ超過信
号を受けて、積載制御手段が積載手段を所定量降下させ
る。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第４図は、所定長さの原木を、図示していないロータリ
ーレースによって薄く切削して長尺状のシートを製作し
た後、この長尺状のシートを所定寸法に裁断してシート
又は板体としての単板を得、裁断された各単板を順次積
み重ねて積載する装置のシステム構成を示し、同図にお
いて、Ａは長尺状のシートを順次所定長さに裁断する自
動裁断装置、Ｂは前記の自動裁断装置Ａで裁断された単
板を順次積み重ねて積載する自動積載装置である。

同図において、１０は前記の長尺状のシートを自動裁断
装置Ａの内部へ搬入する裁断装置搬入用コンベア、１２
は自動裁断装置Ａの内部で裁断された単板を自動積載装
置Ｂへ搬出する裁断装置搬出用コンベアである。また、
１４は裁断装置搬出用コンベア１２によって搬出される
単板Ｃを、自動積載装置Ｂの内部へ搬入する搬入用ベル
トコンベアであって、この搬入用ベルトコンベア１４は
フレーム１６によって支持されている。

第１図は自動積載装置Ｂの断面構造を、第２図は自動積
載装置Ｂの平面構造を各々示す。

第１図及び第２図において、２０は自動積載装置Ｂに搬
入されてきた単板Ｃを、装置ＢのｖＬ載載位上上方搬送
する一対の細幅の搬送用ベルトコンベアであって、装置
Ｂの両側部に対設されており、この搬送用ベルトコンベ
ア２０は単板Ｃの各側端部を把持して搬送する。また、
２２は搬送用ベルトコンベア２０によって装置Ｂの積載
位置上方へ搬送されてきた単板Ｃを、下方へ落し込む落
込部材である。この落込部材２２は、単板Ｃの搬送方向
に長い矩形状であって、一対の搬送用ベルトコンベア２
０の内方において、前後一対の落込用シリンダー２４．
２４によって上下動可能に支持されている。これら落込
部材２２と落込用シリンダー２４とによって落込手段２
５が構成されており、この落込手段２５は次のようにし
て搬送されてきた単板Ｃを順次下方へ落し込む。すなわ
ち、搬送用ベルトコンベア２０によって搬送されてきた
単板Ｃが図示していないリミットスイッチに当接すると
、落込用シリンダー２４が作動し、落込部材２２を下動
させて単板Ｃを下方へ押圧する。単板Ｃは下方へ押圧さ
れると、自ら変形すると共に搬送用ベルトコンベア２０
が両側方へ開くよう変形するので、単板Ｃは無支持状態
となって下方へ落下する。

第１図において、２６は落下してきた単板Ｃを下方から
受けて順次重ねて積載する積載手段としての積載台であ
って、図示していない昇降用シリンダーによって昇降可
能に支持されている。また、３０は高さ検出手段として
の高さ検出用シリンダーであって、この高さ検出用シリ
ンダー３０は落込部材２２の側方に配置されている。

第３図は高さ検出用シリンダー３０の詳細構造を示し、
同図において、３２はシリンダーチューブ、３４はシリ
ンダーチューブ３２内に収納され、落込用シリンダー２
４と同期して下動するピストン、３６は一端がピストン
３４に連結されたピストンロッド、３８はピストンロッ
ド３６の他端に固定された板状の検知体、４０はピスト
ン３４の中央部に取付けられた磁性体、４２はシリンダ
ーチューブ３２に、上下方向の位置が調節可能に取付け
られた近接スイッチであって、この近接スイッチ４２は
、ピストン３４が下動し磁性体４０の接近を検知すると
オン信号を出力する一方、ピストン３４が下動するにも
拘らず磁性体４０の接近を検知しない場合には高さ超過
信号としてのオフ信号を出力する。

この高さ検出用シリンダー３０は次のようにして、載置
台２６の上に積み重ねられた被積載物りの上面の高さを
検出し、この被積載物り上面の高さが設定位置よりも高
いときに高さ超過信号を出力する。すなわち、落込用シ
リンダー２４が作動して単板Ｃを落し込むと、落込用シ
リンダー２４と同期して高さ検出用シリンダー３０のピ
ストン３４も下動するので、ピストンロッド３６の他端
に固定された検知体３８も下動する。この場合、被積載
物りの上面の高さが低い場合（第３図の一点鎖線で示す
状態）には、検知体３８が下方まで移動するため、ピス
トン３４も下方まで移動し、磁性体４０が近接スイッチ
４２に接近するので、近接スイッチ４２はオン信号を出
力する。一方、被積載物りの上面の高さが高い場合（第
３図の実線で示す状態）には、・検知体３８ひいてはピ
ストン３４が下方まで移動しないため、磁性体４０が近
接スイッチ４２に接近しないので、近接スイッチ４２は
オフ信号を出力する。

また、第１図において、４４は積載制御手段としてのＣ
ＰＵであって、近接スイッチ４２からオフ信号を受ける
と、積載台２６を予め設定された所定量だけ降下させる
。

以上のように構成された本実施例に係る自動裁断装置Ｂ
は、次のようにして単板Ｃを自動的に積載することがで
きる。

まず、許容される被積載物り上面の高さ位置と、検知体
３８の下面の高さとを一致させた後、この状態における
磁性体４０の位置よりも若干下方の位置に近接スイッチ
４２をセットする。

次に、搬送用ベルトコンベア２０によって、単板Ｃを自
動裁断装置Ｂの積載位置の上方に搬送した後、落込用シ
リンダー２４を作動させて単板Ｃを順次落し込み、落し
込まれてきた単板９を積載台２６の上に積み重ねて積載
する。この場合、磁性体４０は単板Ｃの落下の都度、近
接スイッチ４２に接近するため、近接スイッチ４２は正
常な信号であるオン信号を出力するので、積載台２６は
その位置に止まっている。

このようにして単板Ｃの積載を継続し、被積載物りの上
面が許容範囲上限の高さまで達すると、磁性体４０が近
接スイッチ４２に接近しなくなるため、近接スイッチ４
２は高さ超過信号であるオフ信号を出力するので、ＣＰ
Ｕ４４は積載台２６を所定量降下させる。

その結果、被積載物りの上面は許容範囲の上限よりも下
方になり、単板Ｃは再び積載台２６に積載されていく。

以上のようなサイクルを繰り返した後、積載台２６が所
定位置まで降下し、これ以上降下できないにも拘らず、
近接スイッチ４２がオフ信号を出力する場合には、積載
台２６を自動積載装置Ｂの系外へ搬出する。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明に係る自動積載装置による
と、高さ検出手段が、８！載手段に積載された被積載物
の上面に直接当接して被積載物の高さを検出する検知体
を備えているので、シート又は板体から蒸気が発生して
も、被積載物上面の高さを確実に検出できる。このため
、本発明によると、被積載物が高さの上限を超過してい
ないにも拘らず、積載手段が下降してしまうという誤作
動の発生を確実に防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明の一実施例である自動積載装置
を示し、第１図はこの装置の断面図、第２図はこの装置
の平面図、第３図はこの装置に組込まれた高さ検出用シ
リンダーの正面図、第４図は前記自動積載装置が組み込
まれたシステム全体の正面図、第５図は従来の自動積載
装置の断面図である。 Ａ・・・自動裁断装置 Ｂ・・・自動積載装置 Ｃ・・・単板 Ｄ・・・被積載物 ２０・・・搬送用ベルトコンベア ２２・・・落込部材 ２４・・・落込用シリンダー ２５・・・落込手段 ２６・・・積載台（積載手段） ３０・・・高さ検出用シリンダー （高さ検出手段） ３８・・・検知体 ４０・・・磁性体 ４２・・・近接スイッチ ４４・・・ＣＰＵ　（積載制御手段） 特許許出願人　　大建工業株式会社　。 代理人　　弁理士前１）弘　゛。 ほか２名　　１ 第２図 −−−ムー−−二り一−。 第３図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）搬送されてきたシート又は板体を順次下方へ落し
   込む落込手段と、 該落込手段によって下方へ落し込まれたシート又は板体
   を順次重ねて積載する昇降可能な積載手段と、 該積載手段に積載された被積載物の上面に対して接離可
   能な検知体を有し、該検知体を前記被積載物の上面に当
   接させて該上面の高さを検出し、該上面の高さが所定位
   置より高いときに高さ超過信号を出力する高さ検出手段
   と、 該高さ検出手段から出力される高さ超過信号を受けて前
   記積載手段を所定量降下させる積載制御手段とを備えた
   ことを特徴とする自動積載装置。