JPH02308463A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

Info

Publication number
JPH02308463A
JPH02308463A JP1127910A JP12791089A JPH02308463A JP H02308463 A JPH02308463 A JP H02308463A JP 1127910 A JP1127910 A JP 1127910A JP 12791089 A JP12791089 A JP 12791089A JP H02308463 A JPH02308463 A JP H02308463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
head
signal
control system
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1127910A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Kamise
重朗 上瀬
Yoshiyuki Ishizawa
石沢 良之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1127910A priority Critical patent/JPH02308463A/ja
Publication of JPH02308463A publication Critical patent/JPH02308463A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は磁気テープ上に情報を記録再生するデジタルオ
ーディオテープレコーダ(DAT)等の回転ヘッド型の
磁気記録再生装置に関する。
(従来の技術〉 従来、DAT等の磁気記録再生装置におけるキャプスタ
ン制御は第5図に示すような制御系によって行われてい
る。即ち、記録時にはAFC(Automatic F
requency Contorol)検出器3、加算
器4、ループフィルタ9によるAFCループと、APC
(Automatic Phase Contorol
)検出器6、加算器4、ループフィルタ9によるAPC
ループから成る二重の制御ループにより、キャプスタン
モータ1の回転速度及び回転位相が制御される。
AFC検出器3、APC検出器6に用いる比較信号はF
G倍信号呼ばれ、キャプスタンモータ1に取り付けられ
ているキャプスタンFG2により発生される。AFC検
出器3は基準信号発生器11から発生され第6図(B)
に示すような基準信号200と、第6図(C)に示すよ
うなFG信号100との周波数の差を検出して、この差
に比例した速度制御電圧300を加算器4に出力する。
しかし、このAFC検出器3における検出動作は、具体
的には、第6図(B)、(C)に示すような基準信号2
00とFG信号100より十分高い周波数の第6図(A
)に示すような計測クロックで基準信号200とFG信
号100の周期を数え、その計測値Ni  N2を電圧
300に変換するもので、この電圧を加算器4に出力す
ることによって、N1−N2=OとなるようにAFCル
ーズの制御を動作させる。
一方、APC検出器6はAFC検出器3で用いる比較信
号より低い周波数信号を比較信号として用いるのが一般
的で、分周器5で分周した第6図(E)で示すようなF
G倍信号分周FG信号)101、同じく分周器7で分周
した第6図(D)に示すような基準信号(分周基準信号
)201の位相の差(P  )を検出し、このP8を電
圧400に変換して加算器4に出力することにより、P
e=0となるようにAPCループ制御を働かせる。
再生時においては、AFCループは上記記録時と同様な
制御を行うが、APC検出器6の方はスイッチ回路8に
よって制御系から切り離され、代わりにATF (At
omatic Track Finding)回路10
の出力が加算器4に入力されて、キャプスタンモーター
の回転位相制御を行う。ATF回路10はヘッドを通じ
て得られる再生信号600からトラッキング用パイロッ
ト信号を抽出してトラッキングエラーを生成し、このエ
ラーを対応した電圧(トラッキングエラー信号)500
に変換して加算器4に出力することにより、前記トラッ
キングエラーに対応した電圧500が0となるようにA
TFループ制御を働かせる。尚、加算器4にて加算され
た速度制御情報と位相制御情報はループフィルタ9にて
積分され、キャプスタン制御電圧700となりキャプス
タンモータ1に出力される。
第7図は上記ATFの動作原理を説明した図である。記
録トラックより幅の広い磁気ヘッド14が第7図(A)
に示す如く記録トラックA2を矢印の方向にトレースす
る形になっているため、両隣接トラックB1、B2から
の洩れ信号も再生することができる。ここで、トラック
B1からの洩れ信号レベルをLl、トラックB2からの
洩れ信号レベルをL2とすると、第7図(B)に示す如
く磁気ヘッド14がトラックB1側に偏ってトレースし
た場合はLt >L2 、反対に第7図(C)に示す如
く磁気ヘッド14がトラックB2側に偏ってトレースし
た場合はLl <L2となる。従って、LI  L2を
トラッキングエラー信号500として出力すれば、Ll
−L2=0となるようにATFループ制御が働き、磁気
ヘッド14が第7図(A>に示す如くトラックの中心を
トレースすることになる。
ところで、通常DATは既に記録されているトラックに
連続して新しいトラックを付は足して記録する、所謂継
ぎ録り機能を有している。そこで、この機能を満足させ
るために上述したキャプスタン制御系では既に記録され
ているトラックを一旦再生状態即ち、ATF回路10に
よってキャプスタンモータ1の回転位相を制御してテー
プを走行させ、継ぎ録りを希望するトラックに達した位
置(この場合は記録済みトラックの最後)から記録状態
即ち、APC検出器3によってキャプスタンモータ1の
回転位相を制御する状態に切り替える動作が行われるが
、この際に以下に述べる二つの問題点が発生する。
DATのようなアジマス記録では第8゛図に示す如くア
ジマス角の異なる2つの磁気ヘッド即ち、+アジマス角
のヘッドイと−アジマス角のヘッド口で交互にテープ上
に情報を書き込む構成となっている。この際、記録トラ
ックより幅の広い磁気ヘッドイ、口を用いているため、
第9図に示す如く直前の記録トラックの一部を消去しな
がら新しいトラックを記録していくことになる。このた
め、記録時における磁気ヘッドイ、口の走査中心と、再
生時におけるトラッキング中心との間にずれφeが生じ
、継ぎ録りを行おうとして再生状態から記録状態に切り
替えた時に、第10図に示す如くパターンずれが生じた
形(通常のトラック幅”Wlより狭い”W2の幅のトラ
ックが作られる形)で記録されてしまう。このように記
録された磁気テープでは、再生時のトラッキングに支障
をきたし、正常な再生信号が得られないという不具合が
生じる。
又、再生状態から記録状態へ移行すると同時に、キャプ
スタンモータ1の位相制御をATF回祁10を用いたも
のからAPC検出器6を用いたものに切り替えなければ
ならない。しかし、ATF回路10によってAPCルー
プを構成しているときのAPC検出器6の出力400は
、位相ループ制御されていないFG信号100によって
生成されているために不定(記録時と再生時の基準信号
周波数の偏かな違いにより加速一杯から減速一杯までの
出力を周期的に繰り返す)であり、ATF回路10から
APC検出器6へ切り替えた瞬間のAPCルーズの動作
は保障されないことになる。
このため、第11図に示す如(APC検出器6の出力が
減速一杯を指示している時に、ATF回路10からAP
C検出器6に切り替えられると、キャプスタンモータ1
への駆動電圧が一部ブレーキする方向に働き、これがテ
ープ走行の速度変動となって現れる。従って磁気テープ
に記録されるトラックに疎密が生じ、前述の不具合と同
様に再生時のトラッキングに支障を来すことになり、当
然、再生信号振幅は不安定となって記録情報を正確に再
現することができないという不具合が生じる。
(発明が解決しようとする課題) 上記の如〈従来の磁気記録再生装置で継ぎ録りを行う場
合、再生時と記録時ではヘッド走査中心が異なるため、
パターンずれを生じて円滑な継ぎ録りを行うことができ
ないという欠点があった。
又、再生状態から記録状態へ切り替えると同時に、キャ
プスタンモータ1の$Cループを、ATF回路10から
APC検出器6に切り替えなければならないが、この切
り替えた瞬間のAPCループの正常動作が保障されない
ため、テープ走行速度が変動して磁気テープに記録され
るトラックパターンに疎密が生じ、このように記録され
たトラックパターンでは再生時に安定したトラッキング
を行うことができず、同様に継ぎ録りを円滑に行うこと
ができないという欠点があった。
そこで本発明は上記の欠点を除去するもので、円滑な継
ぎ録りを行うことができる磁気記録再生装置を提供する
ことを目的としている。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は記録時、磁気テープを走行させるキャプスタン
モータの回転速度及び回転位相を速度制御系と位相制御
系によって制御し、再生時、前記キャプスタンモータの
回転速度及び回転位相を前記速度制御系とトラッキング
制御系によって制御するキャプスタン制御系を有し、且
つ、記録専用ヘッドと再生専用ヘッドを有し、記録状態
時に前記記録専用ヘッドで記録した前記磁気テープ上の
トラックを前記再生専用ヘッドで再生することによって
得られる隣接トラックからの洩れ信号を使用して前記ト
ラッキング制御を行うことができる磁気記録再生装置に
おいて、装置が再生状態から記録状態に変化したことを
検出するモード検出手段と、このモード検出手段によっ
て装置が再生状態から記録状′態に変化したことが検出
されても、前記キャプスタンモータの回転位相の制御を
引き続き前記トラッキング制御系にて行うようにする制
御手段と、前記位相制御系の位相制御信号が所定範囲内
に入っているか否かを判定する判定手段と、前記モード
検出手段によって装置が再生状態から記録状態に変化し
たことが検出された後、前記判定手段によって前記位相
制御信号が所定範囲内に入っていると判定されると、前
記キャプスタンモータの回転位相の制御を前記位相制御
系によって行うように切り替える切替制御手段とを具備
した構成を有する。
(作用) 本発明の磁気記録再生装置において、モード検出手段は
装置が再生状態から記録状態に変化したことを検出する
。制御手段は前記モード検出手段によって装置が再生状
態から記録状態に変化したことが検出さ八ても、前記キ
ャプスタンモータの回転位相の制御を引き続き前記トラ
ッキング制御系にて行うようにする。判定手段は前記位
相制御系の位相制御信号が所定範囲内に入っているか否
かを判定する。切替制御手段は前記モード検出手段によ
って装置が再生状態から記録状態に変化したことが検出
された後、前記判定手段によって前記位相制御信号が所
定範囲内に入っていると判定されると、前記キャプスタ
ンモータの回転位相の制御を前記位相制御系によって行
うように切り替える。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図は本発明の磁気記録再生装置のキャプスタン制御系
の一実施例を示したブロック図である。1はテープを走
行させるキャプスタン(図示せず)を回転させるキャプ
スタンモータ、2はキャプスタンモータ1の回転速度に
対応したFG信号100を発生するFG(速度検出器)
、3はFG信号100と基準信号200の差分を取るA
FC検出器、4はAFC検出器3から出力される速度制
御電圧300とスイッチ回路8を介して出力される位相
制御電圧を加算する加算器、5はFG信号100を分周
する分周器、6はFG信号100の分周信号と基準信号
200の分周信号との差分を取るAPC検出器、7は基
準信号200を分周する分周器、8はゲート13から出
力される切替信号900によってATF回路10又はA
PC検出器6のいずれか一方の出力信号を選択するスイ
ッチ回路、9は加算器4の加算出力を積分するループフ
ィルタ(LPF)、10は再生信号600を入力して隣
接トラックからの洩れ信号S1、S2の差分を取るAT
F回路、11は基準信号200を発生する基準信号発生
器、12はAPC検出器6の出力信号400を入力し、
その値が中央付近の所定の範囲内にある時ハイレベル“
H″を、範囲外にある時ローレベル“Ltlを出力する
ウィンドコンパレータ、13はウィンドコンパレータ1
2の出力と録再切替信号50との論理積を取るゲートで
ある。
第2図は第1図で示したキャプスタン制御系を有する磁
気記録再生装置にて使用される回転ヘッドの構成例を示
した図である。ドラム20の周囲に記録専用の正アジマ
スヘッド21、再生専用の正アジマスヘッド22、記録
専用の負アジマスヘッド23、再生専用の負アジマスヘ
ッド24の4個のヘッドが取り付けてあり、ヘッドは矢
印の方向へ回転する。
次に本実施例の動作について説明する。記録時、キャプ
スタンモータ1に取り付けられたFG(速度検出器)2
から得られたFG信号100がAFC検出器3に入力さ
れる。このAFC検出器3には基準信号発生器11から
発生される基準信号200も入力され、ここで、両信号
100,200の差分が取られ、その差に比例した速度
制御電圧300が加算器4に入力される。
一方、前記FG信号100は分周器5によって1/Nに
分周されてAPC検出器6に入力される。
このAPC検出器6には分周器7によって1/Nに分周
された前記基準信号200も入力され、ここで、両信号
101.201の差分が取られ、その差に比例した差分
信号(位相制御電圧)400がウィンドコンパレータ1
2及びスイッチ回路8の端子aに入力される。ウィンド
コンパレータ12は入力される前記差分信号400が中
央付近に有るか無いかを検出し、所定の範囲で中央付近
に有る場合はその検出信号800を118 I+レベル
とする。このため、ゲート13には“°Hパレベルの信
号800と“H”レベルの録再切替信号50(記録時“
H″レベル再生時“′L″レベルとなる)が入力される
ため、その出力信号900を′“H”レベルとして、ス
イッチ回路8を端子a側に切り替えた状態とする。これ
によって、記録時、APC検出器6から出力される差分
信号400はスイッチ回路8を介して加算器4に入力さ
れる。
加算器4では前述した速度制御電圧300とこの位相制
御電圧400とが加算される。更にこの加算信号はルー
プフィルタ9にて積分されてキャプスタン制御電圧70
0となる。このキャプスタン制御電圧700はキャプス
タンモータ1に入力され、このキャプスタンモータ1の
速度を、信号10〇−信号200=Oとなるように制御
し、又、キャプスタンモータ1の位相を、位相制御電圧
400=Oとなるように制御する。
ところで、記録時にはスイッチ回路8は切替信号50に
よりAPC検出器6側に切り替わっていて、上記したキ
ャプスタン制御が行われる。しかし、再生時、ATF回
路10は第2図に示した再生専用の正アジマスヘッド2
2及び負アジマスヘッド24により再生される再生信号
600から隣接する洩れ信号S1、S2を抽出して、こ
れら信号S1 、S2の差分信号(トラッキングエラー
信号)500をスイッチ回88の端子すに出力する。
この再生時には録再切替信号50が゛L+tレベルとな
っているため、ゲート13の出力信号900もII L
 Hレベルとなってあり、従って、スイッチ回路8は端
子す側に切り替わっている。これにより、ATF回路1
0から出力されるトラッキングエラー信号500はスイ
ッチ回路8を介して加算器4に入力される。このため、
再生時にはキャプスタンモータ1の回転速度はAFC検
出器3によるAFCループにより制御されると共に、キ
ャプスタンモータ1の位相速度はATF回路10による
APCループにより制御される。
ところで、第2図に示した構成の回転ヘッドが矢印の方
向に回転すると、記録専用の正アジマスヘッド21によ
る記録の後は正アジマスヘッド22での再生、負アジマ
スヘッド23による記録の後は負アジマスヘッド24で
の再生といっな動作が繰り返される。この時の磁気テー
プ上の磁化パターンに対するヘッドの軌跡は第3図に示
す如く成り、正アジマスヘッド21によって新しいトラ
ックを記録した直後に、既に2トラツク前にこの正アジ
マスヘッド21で記録したトラックを正アジマスヘッド
22が再生することになる。これは予めテープ速度とト
ラック幅に合わせて、記録ヘッドに対する再生ヘッドの
取り付は高さ位置にオフセットを持たせることにより容
易に実現することができる。従って、本例では第2図に
示すような構成の回転ヘッドを採用しているため、記録
しながらATF回路10を動作させることが可能となり
、記録時にもATF回路10からトラッキングエラー信
号500が出力され、これをキャプスタンモータ1の位
相制御に使用することが可能となる。
第4図は本例による継ぎ録り時の動作を説明する図であ
る。当初、録再切替信号50は゛°L′°レベルで、ス
イッチ回路8は端子す側に切り替わっており、ATF回
路10によってキャプスタンモータ1の位相が制御され
ている。この状態で継ぎ録りが開始された瞬間(時刻t
。)、前記録再切替信号50は第4図(B)に示す如く
′″HlHlルベルが、この時必ずしもウィンドコンパ
レータ12の検出信号800はII HIIレベルであ
るとは限らないため、ゲート13の出力信号900は第
4図(D>に示す如く“L”レベルのままである。従っ
て、スイッチ回路8は継ぎ録りの開始時には端子す側4
.−切り替わったままの状態となっている。しかし、本
例のATF回路10は上述した如く記録状態においても
再生時と同様にトラッキングエラー信号500を出力し
て、キャプスタンモータ1の回転位相を制御することが
できるため、本例の継ぎ録り開始直後には、ATF回路
10から得られたトラッキングエラー信号500により
キャプスタンモータ1の位相制御が行われる。
一方、第4図に示した継ぎ録り開始時刻t。時点では、
APC検出器6から出力される信号400は第4図(A
)に示す如く中央付近に無いため、ウィンドコンパレー
タ12の検出信号800は第4図(C)に示す如< I
ILTIレベルとなっている。
このため、上述した如く、ゲート13の出力信号900
は継ぎ録り開始直後には依然として“L′。
レベルとなっている。その後、時間が経ちAPC検出器
6の出力電圧400が第4図(A)に示す如く中央付近
になると、ウィンドコンパレータ12の出力800は第
4図(C)に示す如< 1l)(11レベルとなる。こ
のため、ゲート13における論理積条件が整い、その出
力信号900が第4図(D)に示す如< ”H”レベル
となる。このなめ、この時点でスイッチ回路8は端子a
側に切り替わり、以降APC検出器6によるAPCルー
プによりキャプスタンモータの回転位相制御が行われる
しかも、前記スイッチ回路8の切替時にはAPC検出器
6の出力電圧400が中央付近に有るなめ、キャプスタ
ン制御電圧700は変動を受けること無くキャプスタン
モータlの回転位相を円滑に制御することができ、記録
トラックパターンに乱れが生じることはない。
本実施例によれば、独立した記録ヘッドと再生ヘッドを
備えた4ヘッド方式の回転ヘッドを備えているので、記
録しながらATF回路1oを動作させることができるた
め、継ぎ録り開始直後にはこのATF回路10から得ら
れたトラッキングエラー信号500によってキャプスタ
ンモータ1の回転位相制御を行わせ、無理のない状態と
なってからAPC検出器6による制御に切り替えること
により、キャプスタンモータlへの駆動電圧に大きな変
動を与えること無く、継ぎ録り時の制御系の切替を行う
ことができ、記録トラックパターンの乱れを防止して円
滑な継ぎ録りを行うことができる。又、予め、テープ速
度やトラック幅に合わせて、記録ヘッドに対する再生ヘ
ッドの取り付は高さ位置にオフセットを持たせることが
でき、再生側と記録側とのヘッド走査中心が異なること
が無くなり、トラックパターンずれが生じないようにす
ることができるため、これにより完全な継ぎ録りを行う
ことができる。
〔発明の効果〕
以上記述した如く本発明の磁気記録再生装置によれば、
円滑且つ正確な継ぎ録りを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気記録再生装置のキャプスタン制御
系の一実施例を示したブロック図、第2図は第1図に示
した磁気記録再生装置の回転ヘッドの構成例を示した図
、第3図は第2図に示した回転ヘッドによって形成され
るトラックパターン例を示した図、第4図は第1図に示
した制御系の継ぎ録り時の動作タイムチャート、第5図
は従来の磁気記録再生装置のキャプスタン制御系の一例
を示したブロック図、第6図は第5図に示した制御系の
動作タイムチャート、第7図は第8図に示した回転ヘッ
ドの走査軌跡例を示した図、第8図は第6図で示した磁
気記録再生装置で用いられる回転ヘッドの構成例を示し
た図、第9図は第8図に示した回転ヘッドの再生時と記
録時と走査中心のずれを示した図、第10図は第8図に
示した回転ヘッドによる継ぎ録り時の走査軌跡例を示し
た図、第11図は第6図に示した制御系の継ぎ録り時の
キャプスタン制御電圧の変化例を示した図である。 1、・・・キャプスタンモータ 2・・・FG 3・・・AFC検出器 4・・・加算器 6・・・APC検出器 8・・・スイッチ回路 10・・・ATF回路 11・・・基準信号発生器 12・・・ウィンドコンパレータ 13・・・ゲート 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 向  宇治 弘 第9図 第10図 (AH)       (きc、4) 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 記録時、磁気テープを走行させるキャプスタンモータの
    回転速度及び回転位相を速度制御系と位相制御系によっ
    て制御し、再生時、前記キャプスタンモータの回転速度
    及び回転位相を前記速度制御系とトラッキング制御系に
    よって制御するキャプスタン制御系を有し、且つ、記録
    専用ヘッドと再生専用ヘッドを有し、記録状態時に前記
    記録専用ヘッドで記録した前記磁気テープ上のトラック
    を前記再生専用ヘッドで再生することによって得られる
    隣接トラックからの洩れ信号を使用して前記トラッキン
    グ制御を行うことができる磁気記録再生装置において、 装置が再生状態から記録状態に変化したことを検出する
    モード検出手段と、 このモード検出手段によって装置が再生状態から記録状
    態に変化したことが検出されても、前記キャプスタンモ
    ータの回転位相の制御を引き続き前記トラッキング制御
    系にて行うようにする制御手段と、 前記位相制御系の位相制御信号が所定範囲内に入ってい
    るか否かを判定する判定手段と、 前記モード検出手段によって装置が再生状態から記録状
    態に変化したことが検出された後、前記判定手段によっ
    て前記位相制御信号が所定範囲内に入っていると判定さ
    れると、前記キャプスタンモータの回転位相の制御を前
    記位相制御系によって行うように切り替える切替制御手
    段とを具備したことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP1127910A 1989-05-23 1989-05-23 磁気記録再生装置 Pending JPH02308463A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1127910A JPH02308463A (ja) 1989-05-23 1989-05-23 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1127910A JPH02308463A (ja) 1989-05-23 1989-05-23 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02308463A true JPH02308463A (ja) 1990-12-21

Family

ID=14971678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1127910A Pending JPH02308463A (ja) 1989-05-23 1989-05-23 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02308463A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63276738A (ja) 磁気記録再生装置
JPH02308463A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0570218B2 (ja)
JPS63220444A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0268708A (ja) 回転ヘッド型磁気テープ装置
JPH0729256A (ja) ヘリカル走査型の磁気記録再生装置
JP3318642B2 (ja) 磁気再生装置及び方法
JPH0650837Y2 (ja) トラッキングサ−ボ装置
JP2756123B2 (ja) 4ヘッド記録再生方式
JPS60253050A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0668863B2 (ja) テ−プレコ−ダ
JPS6265256A (ja) 再生装置
JPH0312050A (ja) 磁気記録再生装置
EP0603897B1 (en) A video tape recorder
JP3484964B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0568020B2 (ja)
JPH02195559A (ja) 磁気記録再生装置
JPH02126457A (ja) 回転ヘッド型テープ記録再生装置
JPH0578097B2 (ja)
JPH09161360A (ja) テープ再生装置
JPS60231942A (ja) 再生時の自動速度判別方法
JPS6226685A (ja) インデツクス信号検出装置
JPH0828015B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS6384207A (ja) Pll制御回路
JPS62146452A (ja) 高速サ−チシステム