JPH02308422A - 浮動スライダ - Google Patents
浮動スライダInfo
- Publication number
- JPH02308422A JPH02308422A JP12911089A JP12911089A JPH02308422A JP H02308422 A JPH02308422 A JP H02308422A JP 12911089 A JP12911089 A JP 12911089A JP 12911089 A JP12911089 A JP 12911089A JP H02308422 A JPH02308422 A JP H02308422A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- negative pressure
- rear end
- floating
- pressure generating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 3
- 238000009833 condensation Methods 0.000 abstract description 2
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
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- 238000000992 sputter etching Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気記憶装置等に用いられる浮上型記録再生ヘ
ッドに関し、特にそのスライダの構造に関する。
ッドに関し、特にそのスライダの構造に関する。
磁気ディスク装置には浮上型ヘッドが用いられており、
ヘッドの浮上量をより小さくするためには負圧スライダ
が実用化されている。負圧スライダは一つのスライダに
正圧発生部と負圧発生部とを有しており、媒体とスライ
ダが相対的に移動する際にスライダに正圧及び負圧が同
時に発生するために前記相対移動速度が５ ｍ ／ ｓ
から６０ｍ／Ｓぐらいの範囲で変化してもスライダの後
端部の浮上量は大きく変化しないという特徴がある。
ヘッドの浮上量をより小さくするためには負圧スライダ
が実用化されている。負圧スライダは一つのスライダに
正圧発生部と負圧発生部とを有しており、媒体とスライ
ダが相対的に移動する際にスライダに正圧及び負圧が同
時に発生するために前記相対移動速度が５ ｍ ／ ｓ
から６０ｍ／Ｓぐらいの範囲で変化してもスライダの後
端部の浮上量は大きく変化しないという特徴がある。
しかしながらスライダの浮上姿勢は大きく変わる。これ
はスライダの前端部の浮上量が相対移動速度が大きくな
るにつれて大きくなるためであり、この時スライダの正
圧発生部の圧力分布も大きくかわり、前端から後端の方
向にかけて正圧か急激に減少する箇所が生じる。このた
めに正圧発生部の一部においてスライダ表面に於て気体
、すなわち空気の断熱膨張が生じ温度が低下する。これ
によりスライダ表面の微細な穴の中の部分の空気は露結
し、スライダ面上に水滴を散布するというきわめて好ま
しくない現象が生じることになる。
はスライダの前端部の浮上量が相対移動速度が大きくな
るにつれて大きくなるためであり、この時スライダの正
圧発生部の圧力分布も大きくかわり、前端から後端の方
向にかけて正圧か急激に減少する箇所が生じる。このた
めに正圧発生部の一部においてスライダ表面に於て気体
、すなわち空気の断熱膨張が生じ温度が低下する。これ
によりスライダ表面の微細な穴の中の部分の空気は露結
し、スライダ面上に水滴を散布するというきわめて好ま
しくない現象が生じることになる。
従来の負圧スライダはこのような現象によりヘッドの浮
上状態が不安定になり、いわゆるクラッシュを誘発しや
すいため実用上に大きな障害となっていた。
上状態が不安定になり、いわゆるクラッシュを誘発しや
すいため実用上に大きな障害となっていた。
本発明の目的は、スライダと媒体の相対速度が大きく変
化してもスライダの浮上姿勢、すなわちスライダの前端
部と後端部のそれぞれの媒体とのクリアランスの差が大
きく変化せず、結露の発生を防止し、信頼性の高い負圧
スライダを提供することにある。
化してもスライダの浮上姿勢、すなわちスライダの前端
部と後端部のそれぞれの媒体とのクリアランスの差が大
きく変化せず、結露の発生を防止し、信頼性の高い負圧
スライダを提供することにある。
本発明は、正圧を発生する面と負圧を発生する面とを同
一のスライダに有し、媒体との相対移動方向における先
端部側の正圧発生部と負圧発生部との段差が該移動方向
における後端部側の段差よりも深くなるように形成した
ことを特徴とする。
一のスライダに有し、媒体との相対移動方向における先
端部側の正圧発生部と負圧発生部との段差が該移動方向
における後端部側の段差よりも深くなるように形成した
ことを特徴とする。
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第１図は負圧スライダ１の全体図を示しており、正圧発
生面２及び負圧発生面３が形成されている。媒体と相対
的に移動する場合の先端部にはチャンファ４が形成され
ており、−左後端部の制圧面には電磁変換素子５が埋め
込まれている。負圧発生面は図に示すとおり、先端部よ
り後端部の方向にかけてその段差が浅くなっている。
生面２及び負圧発生面３が形成されている。媒体と相対
的に移動する場合の先端部にはチャンファ４が形成され
ており、−左後端部の制圧面には電磁変換素子５が埋め
込まれている。負圧発生面は図に示すとおり、先端部よ
り後端部の方向にかけてその段差が浅くなっている。
負圧発生面３と正負発生面２との段差は負圧発生面の先
端部において約６ミクロン、後端部において約２ミクロ
ンであり、負圧発生面は公知のようにイオンミリングに
よって正圧発生面をエツチングしてつくられる。本発明
の負圧スライダにおいてはイオンミリングによって一様
に約８ミクロンの溝部を形成した後に正圧面を研摩する
。この時スライダ正圧面を研摩面に対してわずかに斜め
に保持することにより、負圧発生部の溝深さが後端部に
おいて浅く、先端部において深く形成される。 ｆ＆端
部における研摩代は約２ミクロンであり、この量は後端
部に埋め込まれた電磁変換器の特性に影響を与えない。
端部において約６ミクロン、後端部において約２ミクロ
ンであり、負圧発生面は公知のようにイオンミリングに
よって正圧発生面をエツチングしてつくられる。本発明
の負圧スライダにおいてはイオンミリングによって一様
に約８ミクロンの溝部を形成した後に正圧面を研摩する
。この時スライダ正圧面を研摩面に対してわずかに斜め
に保持することにより、負圧発生部の溝深さが後端部に
おいて浅く、先端部において深く形成される。 ｆ＆端
部における研摩代は約２ミクロンであり、この量は後端
部に埋め込まれた電磁変換器の特性に影響を与えない。
側縁２１の形状はマスクによって任意に変え得るもので
あり、もちろん本例のような直線である必要はない。
あり、もちろん本例のような直線である必要はない。
第２図に本例の負圧スライダの浮上時の姿勢を示す。第
３図に参考のために従来の負圧スライダ１０の浮上姿勢
を同時に示しである。第２図および第３図においてＡは
正圧面のチャンファ面との接合部における浮上量、Ｂは
正圧面最後端の浮上量である。第２図からもわかるよう
に本発明の負圧スライダ１はスライダとディスクの相対
速度が小さい（１５ｍ／ｓ以下）時は従来の負圧スライ
ダ１０と本発明の負圧スライダ１ではその浮上姿勢はあ
まり大きく差はないが、相対速度が大きくなっても本発
明の負圧スライダ１の方が（Ａ−８）／Ｂの値が大きく
変化せず、浮上姿勢が大きく変化しないことがわかる。
３図に参考のために従来の負圧スライダ１０の浮上姿勢
を同時に示しである。第２図および第３図においてＡは
正圧面のチャンファ面との接合部における浮上量、Ｂは
正圧面最後端の浮上量である。第２図からもわかるよう
に本発明の負圧スライダ１はスライダとディスクの相対
速度が小さい（１５ｍ／ｓ以下）時は従来の負圧スライ
ダ１０と本発明の負圧スライダ１ではその浮上姿勢はあ
まり大きく差はないが、相対速度が大きくなっても本発
明の負圧スライダ１の方が（Ａ−８）／Ｂの値が大きく
変化せず、浮上姿勢が大きく変化しないことがわかる。
これは相対速度が大きくなった時の負圧先端部の負圧の
大きさが負圧後端部に比較して相対的に小さいなめにス
ライダの浮上時の傾きが大きくならないことによるもの
である。
大きさが負圧後端部に比較して相対的に小さいなめにス
ライダの浮上時の傾きが大きくならないことによるもの
である。
以上述べた効果によりスライダは高速で浮上していても
正圧面に圧力が急激に現象する箇所がなくなり、従って
空気の断熱膨張により温度が低下するという現象が未然
に防止できる。
正圧面に圧力が急激に現象する箇所がなくなり、従って
空気の断熱膨張により温度が低下するという現象が未然
に防止できる。
本発明は以上説明したように負圧発生部の溝の深さを変
えることによりスライダの浮上姿勢の傾きを少なくし、
スライダ面上での水蒸気の結露を防止する効果がある。
えることによりスライダの浮上姿勢の傾きを少なくし、
スライダ面上での水蒸気の結露を防止する効果がある。
図面の簡単な説明
第１図は本発明の一実施例のスライダの斜視図、第２図
は本発明の実施例の効果を従来の例と比較し示したグラ
フ、第３図は従来の浮上姿勢を示す側面図である。
は本発明の実施例の効果を従来の例と比較し示したグラ
フ、第３図は従来の浮上姿勢を示す側面図である。
１・・・負圧スライダ、２・・・制圧発生面、３・・・
負圧発生面。
負圧発生面。
Claims (1)
- 正圧を発生する面と負圧を発生する面とを有し、媒体
との相対移動方向の先端部側の前記負圧発生部と前記正
圧発生部の段差が該移動方向における後端部側の段差よ
りも深くなっていることを特徴とする浮動スライダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12911089A JPH02308422A (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | 浮動スライダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12911089A JPH02308422A (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | 浮動スライダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02308422A true JPH02308422A (ja) | 1990-12-21 |
Family
ID=15001314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12911089A Pending JPH02308422A (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | 浮動スライダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02308422A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6178064B1 (en) * | 1997-02-10 | 2001-01-23 | Read-Rite Corporation | Air bearing slider with shaped taper |
-
1989
- 1989-05-22 JP JP12911089A patent/JPH02308422A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6178064B1 (en) * | 1997-02-10 | 2001-01-23 | Read-Rite Corporation | Air bearing slider with shaped taper |
| US6339518B1 (en) * | 1997-02-10 | 2002-01-15 | Read-Rite Corporation | Air bearing slider with shaped taper |
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