JPH04117680A - 浮動ヘッドスライダー - Google Patents

浮動ヘッドスライダー

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JPH04117680A
JPH04117680A JP23560290A JP23560290A JPH04117680A JP H04117680 A JPH04117680 A JP H04117680A JP 23560290 A JP23560290 A JP 23560290A JP 23560290 A JP23560290 A JP 23560290A JP H04117680 A JPH04117680 A JP H04117680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
groove
floating head
rail
head slider
Prior art date
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Pending
Application number
JP23560290A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kato
吉明 加藤
Masaru Umekida
梅木田 勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04117680A publication Critical patent/JPH04117680A/ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は磁気ディスク装置に用いられる浮動形磁気ヘッ
ドスライダ一に関するものである。
[従来技術] 磁気ディスク装置に使われる浮動ヘッドスライダ−のう
ちで、これまでに実用化されているスライダーは周知の
如く軽荷重で動的追従性の良好なテーパーフラット型の
正圧スライダーである。この正圧スライダーは第11図
の正面図及び第12図の側面図に示すように2つのスラ
イダーレール(21)と2つのランプ角(22)と1つ
のブリードスロット部(23)から構成されている。
[発明が解決しようとする課題] そこで1つのスライダーレールに着目して浮揚圧力分布
を説明する。第13図は第11図におけるスライダーレ
ール(21)のA−A’断面を示した浮揚状態の説明図
であり、第14図は第13図に示した浮揚状態における
浮揚圧力分布の説明図である。第13図に示すように速
度Vで移動する磁気ディスク(25)の表面に抑角 (
θ)、最小浮上量(ho)で対向するスライダーではス
ライダー前端位fl (a)とスライダー後端位置(e
)の間で第14図に示すような浮揚圧力(P)が発生す
る。すなわちテーバ部(22)とスライダーレール(2
1)の境界(b)付近で最大圧力(Pl)を持ち、スラ
イダーレール(21)に入るとサイドフローの効果によ
り圧力が増加してスライダーレール後端位置(c)の直
前で第2の圧力ビーク(P2)が生ずる。また速度が上
昇した時にはテーパ一部(22)に流入する空気量が増
加し。
テーパ一部(22)とスライダーレール(21)の境界
(b)付近で最大圧力がP3となる。さらにスライダー
レール後端位置(C)の直前で第2の圧力もP4と増加
する。このため媒体周速の増加とともに最小浮上量も増
加してしまう。(第17図)したがって低浮上量化によ
る磁気ディスクの記録密度向上を妨げる大きな要因とな
っていた。
この点を克服するために第15.18図に示すようにス
ライダーの空気膜潤滑面内にフォトリソグラフィー技術
を用いて微小なリセス面(27)を設けてそこで負圧を
発生させる負圧利用浮動ヘッドスライダ−(以下簡単に
負圧スライダーと記す。)が一部で実用化されている。
この負圧スライダーは。
(1)正圧と負圧とのプッシュプル作用で軽荷重であり
ながら高剛性の空気膜が得られる (2)スライダーの媒体周速に対する浮き上がり特性が
良好であり、コンタクト・スタート・ストップ方式が適
している。
(3)媒体周速度に対するスライダー浮上量変動が小さ
い。
などの長所をもっている。したがって低浮上量化による
磁気ディスクの高い記録密度には適している。
しかしながら負圧スライダーのリセス面(27)形成は
スパッタエツチングやイオンミリング等のように特殊で
高価な設備を必要とする加工技術を使わざるを得ない。
このために浮動ヘッドスライダ−自体が高価なものにな
ってしまうという欠点を有する。
本発明は、上述の欠点を解消するために特殊で高価な設
備を用いる事なく媒体周速度に対するスライダー浮上量
変動が小さい浮動ヘッドスライダ−を提供することを目
的とする。
[課題の解決手段] 本発明の課題は、空気流入側から空気流出側に向かって
傾斜面部と平面部とから成るスライダーレールを備える
浮動型ヘッドスライダ一において、前記スライダーレー
ル平面部に空気流入端から空気流出端にわたり、スライ
ダーレールに対して斜めに溝を形成した事を特徴とする
浮動ヘッドスライダ一により、達成される。
この構成により、安定した最小浮上量がしかも極めて簡
単な構成で達成され1機械加工が容易である。
この溝の配置は、空気流入端側又は流出端側で交点を有
するように斜めに配されることが好ましく、2本の満の
中心線の交叉角は凡そ10〜30度とすることが好まし
い。また溝の終端開口はスライダーレールの側面に位置
することが好ましい。
また溝の断面形状としては1曲面(例えばスライダーレ
ール面側に中心をもつ円弧面)とすること1或いは溝の
断面の空気流出端側の形状を傾斜面として形成すること
が好ましい。溝のこの断面形状によりゴミの滞積が防止
でき浮上安定性が増大される。
以下4本発明の実施例についてさらに詳細に説明する。
[実施例] 第1図、第2図は本発明による浮動ヘッドスライダ−の
一実施例を示す正面図及び側面図である。本発明は、ス
ライダーレール(1)に空気流入端から空気流出端にわ
たり、スライダーレールに対して斜めに(レール面に対
角線状に)溝(2)が形成されている。この様な構造に
した時の浮動ヘッドスライダ−の動作を第3図及び第4
図を用いて詳細に説明する。
第3図は第1図のスライダーレール(1)のA−A’断
面を示した浮揚状態の説明図であり。
第4図は第3図に示した浮揚状態における浮揚圧力の分
布の説明図である。第3図に示すように速度Vで移動す
る磁気ディスク(6)の表面に仰角(θ)、最小浮上量
(ho)で対向するスライダーでは前端位置(a)とス
ライダー後端位置(e)の間で第4図に示すような浮揚
圧力(P)が発生する。
すなわちテーバ部(4)とスライダーレール(1)との
境界(b)付近で最大圧力(Pl)をもち、スライダー
レール(1)に入るとサイドフローの効果とスライダー
レール(1)に形成された斜め溝(2)の効果により、
*(2)の空気流出端(c−d)では浮揚圧力はほぼ0
となる。斜め溝(2)の空気流出端(C〜d)は、スラ
イダーレールの側面に開口しており。
その後湾後部(d−e間)では仰角 (θ)の効果によ
り圧力が増加してスライダーレール後端位置(e)の直
前では浮揚圧力(P2)が生ずる。さらに速度が上昇し
た際にはテーパ一部(4)に流入する空気量が増加し、
テーパ一部(4)とスライダーレール(1)との境界(
b)付近では最大浮揚圧力がP3に増加する。しかしな
がらスライダーレール(1)の後端位置(e)の直前の
浮揚圧力はスライダーレール(1)に形成された斜めの
溝(2)がサイドフロー効果を増加させるためほとんど
変化しない。したがって媒体周速に対する最小浮上量変
動はほとんどなく第17図に示す負圧スライダーと同様
な挙動を示す。
我々はスライ°ダー幅2.2mm、スライダー長2,8
1、スライダーレール幅350tINで溝幅150n、
溝深さ20nの浮動ヘッドスライダ−を用いて周速5s
/sと1.7 m / sにおいて最小浮上量を測定し
たところそれぞれo、oeu!a、 o、og−とほと
んど媒体周速による浮上量変動がなかった。
なお、溝幅は凡そ50〜300g (好ましくは50〜
200μm位い)とで・き、溝の深さは凡そ10〜10
0μ鵡(好ましくは20〜50μm位い)とできるまた
第7.8図に示すように形成する溝の断面を曲面状ない
し円弧状にする事により溝内部に微小なゴミがたまりに
くくなり、浮上特性の信頼性が向上する。
さらに第9,10図に示すように溝の空気流出端側を溝
の断面が斜めになるように形成する事により微小なゴミ
がたまりにくく第7図と同様な効果を示した。
また実施例ではスライダーレールが2つのものについて
述べたが、3本のスライダーレールを有する浮動ヘッド
スライダ−でも同様な効果を奏することは勿論である。
3本の場合5両側部のスライダーレールに2本の場合と
同様に斜め溝を形成でき、中央のスライダーレールにも
斜め溝を設けることができる。或いは中央のスライダー
レールには斜め溝を省略することもできる。
[発明の効果] 以上説明したようにスライダーレール面に斜めに溝を形
成した事により媒体周速に対する浮上量変動が極めて小
さくなり低浮上量化による磁気ディスクの高密度化に有
効である。さらに形成される溝は簡単な構成であり従来
より使用される機械加工機で加工可能であり、安価な浮
動ヘッドスライダ−が提供出来るという効果も併せても
つ。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図・・・本発明の浮動ヘッドスライダ−の
正面図及び側面図。 第3図・・・本発明の浮動ヘッドスライダ−の浮揚状態
を示す図。 第4図・・・本発明の浮動ヘッドスライダ−の浮揚状態
での浮揚圧力分布図。 第5図〜第1O図・・・本発明の浮動ヘッドスライダ−
の他の実施例(順次正面図、側面図)。 第11図、第12図・・・従来の浮動ヘッドスライダ−
の正面図(浮上面側)及び側面図。 第13図・・・従来の浮動ヘッドスライダ−の浮揚状態
を示す図。 第14図・・・従来の浮動ヘッドスライダ−の浮揚状態
での浮揚圧力分布図。 第15図、第16図・・・従来の負圧スライダーの正面
図及び側面図。 第17図・・・正圧スライダー及び負圧スライダーの最
小浮上量と媒体周速の関係を示すグラフ。 1・・・スライダーレール 2・・・(斜め)溝 4・・・テーパ一部 5・・・ブリードスロット部 6・・・磁気ディスク ・・・磁気へツ ド素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)空気流入側から流出側に向かって傾斜面部と平面
    部とから成るスライダーレールを備える浮動型ヘッドス
    ライダーにおいて前記スライダーレール平面部に空気流
    入端から空気流出端にわたり、スライダーレールに対し
    て斜めに溝が形成されている事を特徴とする浮動ヘッド
    スライダー。
  2. (2)前記斜めに形成された溝は空気流出端側で交点を
    有する溝配置である事を特徴とする請求項第1項記載の
    浮動ヘッドスライダー。
  3. (3)前記斜めに形成された溝は空気流入端側で交点を
    有する溝配置である事を特徴とする請求項第1項記載の
    浮動ヘッドスライダー。
  4. (4)前記斜めに形成された溝の断面は曲面で形成され
    ている事を特徴とする請求項第1〜3項の一に記載の浮
    動ヘッドスライダー。
  5. (5)前記斜めに形成された溝の断面の空気流出端側は
    、傾斜面で形成されている事を特徴とする請求項第1〜
    4項の一に記載の浮動ヘッドスライダー。
JP23560290A 1990-09-07 1990-09-07 浮動ヘッドスライダー Pending JPH04117680A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7502202B2 (en) 2002-11-14 2009-03-10 Fujitsu Limited Head slider for magnetic disks that prevents adhesion of dust

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