JPH0230783A - ヨウ素隔膜電解方法 - Google Patents
ヨウ素隔膜電解方法Info
- Publication number
- JPH0230783A JPH0230783A JP63179664A JP17966488A JPH0230783A JP H0230783 A JPH0230783 A JP H0230783A JP 63179664 A JP63179664 A JP 63179664A JP 17966488 A JP17966488 A JP 17966488A JP H0230783 A JPH0230783 A JP H0230783A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodes
- iodine
- electrolysis
- diaphragm
- anode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- ZCYVEMRRCGMTRW-UHFFFAOYSA-N 7553-56-2 Chemical compound [I] ZCYVEMRRCGMTRW-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 41
- 229910052740 iodine Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 41
- 239000011630 iodine Substances 0.000 title claims abstract description 41
- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 title claims abstract description 38
- 239000012528 membrane Substances 0.000 abstract description 9
- 238000005341 cation exchange Methods 0.000 abstract description 8
- 238000003756 stirring Methods 0.000 abstract description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract description 2
- 230000008021 deposition Effects 0.000 abstract 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 abstract 1
- KWYUFKZDYYNOTN-UHFFFAOYSA-M Potassium hydroxide Chemical compound [OH-].[K+] KWYUFKZDYYNOTN-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 24
- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 description 22
- BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N platinum Chemical compound [Pt] BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 20
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 description 18
- NLKNQRATVPKPDG-UHFFFAOYSA-M potassium iodide Chemical compound [K+].[I-] NLKNQRATVPKPDG-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 18
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 16
- HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M Sodium hydroxide Chemical compound [OH-].[Na+] HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 10
- 229910052697 platinum Inorganic materials 0.000 description 9
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 8
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 8
- LSNNMFCWUKXFEE-UHFFFAOYSA-M Bisulfite Chemical compound OS([O-])=O LSNNMFCWUKXFEE-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 7
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 7
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 7
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 6
- 235000011121 sodium hydroxide Nutrition 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- PNDPGZBMCMUPRI-UHFFFAOYSA-N iodine Chemical compound II PNDPGZBMCMUPRI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 150000002497 iodine compounds Chemical class 0.000 description 3
- KZBUYRJDOAKODT-UHFFFAOYSA-N Chlorine Chemical group ClCl KZBUYRJDOAKODT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910001260 Pt alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- FAPWRFPIFSIZLT-UHFFFAOYSA-M Sodium chloride Chemical compound [Na+].[Cl-] FAPWRFPIFSIZLT-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004090 dissolution Methods 0.000 description 2
- 238000007086 side reaction Methods 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N Chlorine atom Chemical compound [Cl] ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000460 chlorine Substances 0.000 description 1
- 229910052801 chlorine Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000007772 electrode material Substances 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- OCVXZQOKBHXGRU-UHFFFAOYSA-N iodine(1+) Chemical compound [I+] OCVXZQOKBHXGRU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 1
- 229910052752 metalloid Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000002738 metalloids Chemical class 0.000 description 1
- 229910052758 niobium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010955 niobium Substances 0.000 description 1
- GUCVJGMIXFAOAE-UHFFFAOYSA-N niobium atom Chemical compound [Nb] GUCVJGMIXFAOAE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000510 noble metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001151 other effect Effects 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010970 precious metal Substances 0.000 description 1
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 239000011780 sodium chloride Substances 0.000 description 1
- 239000011343 solid material Substances 0.000 description 1
- 229910052715 tantalum Inorganic materials 0.000 description 1
- GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N tantalum atom Chemical compound [Ta] GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Electrodes For Compound Or Non-Metal Manufacture (AREA)
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ヨウ素隔膜電解に於ける、電解方法に関する
ものである。
ものである。
(従来技術とその問題点)
ヨウ素(■2)を生成する方法には各種あるが、そのひ
とつとしてヨウ化カリウムなどのヨウ素化合物を含む電
解液を隔膜電解法によって電解して陽極側にヨウ素を生
成する方法がある。
とつとしてヨウ化カリウムなどのヨウ素化合物を含む電
解液を隔膜電解法によって電解して陽極側にヨウ素を生
成する方法がある。
こうしたヨウ素の隔膜電解では、生産効率の向上や電力
コストの低減のために、電流密度を高めたり、極間距離
を狭くしたりする試みがなされている。
コストの低減のために、電流密度を高めたり、極間距離
を狭くしたりする試みがなされている。
しかし、電流密度を高めて陽極でのヨウ素の生成量を多
くすると、陽極で析出したヨウ素(■2)(1式)と析
出したヨウ素が電解液に溶ける反応(2式)とのバラン
スがくずれ、析出したヨウ素が電解液に溶は間に合わな
い現象が生じる。
くすると、陽極で析出したヨウ素(■2)(1式)と析
出したヨウ素が電解液に溶ける反応(2式)とのバラン
スがくずれ、析出したヨウ素が電解液に溶は間に合わな
い現象が生じる。
2KI →I2+K” +2e 1式12
+KI−4K” +I 3− 2式こう
した現象は、極間電圧を上昇させ電力単価を増加させる
ばかりでなく、電極付近での電解液の流れを阻害して一
部分に電流が集中して流れたりすることにより電極の損
傷をまねく。
+KI−4K” +I 3− 2式こう
した現象は、極間電圧を上昇させ電力単価を増加させる
ばかりでなく、電極付近での電解液の流れを阻害して一
部分に電流が集中して流れたりすることにより電極の損
傷をまねく。
極間距離を狭くすると、隔膜と電極との間の電解液の流
れが阻害されるなどして、前記と同様の現象を生じるの
で、電力単価の上昇や電極の損傷を起こしやすくなると
いった問題点がある。
れが阻害されるなどして、前記と同様の現象を生じるの
で、電力単価の上昇や電極の損傷を起こしやすくなると
いった問題点がある。
(発明の目的)
本発明は、従来法の問題点を解決するために成されたも
ので、極間の狭い隔膜電解において、高い効率でヨウ素
を生成することのできるヨウ素の隔膜電解方法を提供す
ることを目的とする。
ので、極間の狭い隔膜電解において、高い効率でヨウ素
を生成することのできるヨウ素の隔膜電解方法を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明・は、ヨウ素の隔膜電解において、電極を網状ま
たは開孔率30%以上の多孔状電極を用いて行うことを
特徴とするヨウ素隔膜電解方法である。
たは開孔率30%以上の多孔状電極を用いて行うことを
特徴とするヨウ素隔膜電解方法である。
(作用)
以下、本発明をより明瞭ならしめるために、本発明の作
用について説明する。
用について説明する。
本発明のよう素踊膜電解において、隔膜とヨウ素を生成
するための陽極との距離が10mm以下である。隔膜を
介して電解することから、隔膜と電極との間の電解液を
攪拌して電解液の均一性を保つことが従来極めて困難で
あった。
するための陽極との距離が10mm以下である。隔膜を
介して電解することから、隔膜と電極との間の電解液を
攪拌して電解液の均一性を保つことが従来極めて困難で
あった。
従来の板状電極では、数A/dm’程度の電流密度で
これらの現象が起こり、極間距離が短くなれば短くなる
ほどこの傾向は顕著であった。
これらの現象が起こり、極間距離が短くなれば短くなる
ほどこの傾向は顕著であった。
しかし、ヨウ素隔膜電解において用いる陽極及び、陰極
を網状または開孔率30%以上の多孔状電極を用いて行
うことで、従来法の欠点を解決することができる。
を網状または開孔率30%以上の多孔状電極を用いて行
うことで、従来法の欠点を解決することができる。
本発明における網状または多孔状電極を使用した場合は
、僅かな攪拌であっても電極付近の電解液の流れの自由
度が向上する。該ヨウ素電解で析出したヨウ素が電解液
中に溶ける反応は、電極付近での流れが良ければ、溶解
も速やかに進む傾向があり、陽極に析出したヨウ素(I
2)は、電解液に速やかに溶解するようになる。
、僅かな攪拌であっても電極付近の電解液の流れの自由
度が向上する。該ヨウ素電解で析出したヨウ素が電解液
中に溶ける反応は、電極付近での流れが良ければ、溶解
も速やかに進む傾向があり、陽極に析出したヨウ素(I
2)は、電解液に速やかに溶解するようになる。
この結果、陽極でヨウ素が異常析出したりする現象を低
減することができるので、従来のものよりも高電流密度
化が可能になるとともに、極間距離を短くして使用電力
の低減をはかることができる。また陽極での酸素の発生
などの副反応も低減することができるなどの別の効果も
あり、電流効率の向上も可能である。
減することができるので、従来のものよりも高電流密度
化が可能になるとともに、極間距離を短くして使用電力
の低減をはかることができる。また陽極での酸素の発生
などの副反応も低減することができるなどの別の効果も
あり、電流効率の向上も可能である。
類似の電解工業の例として苛性ソーダ製造工業があるが
、該苛性ソーダ製造工業では陽極生成物質は塩素ガスで
ある。電解の進行とともに陽極に析出した塩素は、気泡
となって電極より離脱するので前述のヨウ素電解におけ
る問題点は起こりに<<、顕著ではない。
、該苛性ソーダ製造工業では陽極生成物質は塩素ガスで
ある。電解の進行とともに陽極に析出した塩素は、気泡
となって電極より離脱するので前述のヨウ素電解におけ
る問題点は起こりに<<、顕著ではない。
該電極の形状で、網状としては、菱形状、格子状、蜂の
巣状等であるが、好ましくは、菱形状でしかも、表面が
波状となすものが良い。その形状の一例として、第1図
aに示すように板1に任意の長さの切り込み2を、千鳥
模様に入れたのち、該切り込み2に対して横方向に引き
伸ばすことで第1図すに示すように上記の形状としたよ
うなものが、電極が液の流れに対して方向性を有し、電
極付近で乱流及び/又は渦流となるので最も好ましい。
巣状等であるが、好ましくは、菱形状でしかも、表面が
波状となすものが良い。その形状の一例として、第1図
aに示すように板1に任意の長さの切り込み2を、千鳥
模様に入れたのち、該切り込み2に対して横方向に引き
伸ばすことで第1図すに示すように上記の形状としたよ
うなものが、電極が液の流れに対して方向性を有し、電
極付近で乱流及び/又は渦流となるので最も好ましい。
また、多孔状としては、板に丸形、四角形、五角形、六
角形、多角ル等の開孔を施したものであり、好ましくは
、千鳥模様に開孔した形状のものが良い。
角形、多角ル等の開孔を施したものであり、好ましくは
、千鳥模様に開孔した形状のものが良い。
開孔率を30%以上とするのは、30%以下では、電解
液の電極付近での流れの自由さが不足してヨウ素の電解
による特異な現象を解決することができないからである
。
液の電極付近での流れの自由さが不足してヨウ素の電解
による特異な現象を解決することができないからである
。
電極の材質としては、白金や白金合金などの無垢材料や
チタニウムやニオブ、タンタルなどに白金や白金合金、
貴金属酸化物などからなる被覆を施したいわゆる不溶性
電極などが特に良いが、このほかヨウ素の電解生成に電
極の腐蝕などの問題をおこさない電極ならば良い。
チタニウムやニオブ、タンタルなどに白金や白金合金、
貴金属酸化物などからなる被覆を施したいわゆる不溶性
電極などが特に良いが、このほかヨウ素の電解生成に電
極の腐蝕などの問題をおこさない電極ならば良い。
本発明におけるヨウ素の電解条件は、電解液の濃度、液
温度、電解槽内での流速など電極以外の要素で異なって
くるが、電流密度で2〜50A/dm’程度であり、5
A/dm’以上の電流密度とするとより効果的である。
温度、電解槽内での流速など電極以外の要素で異なって
くるが、電流密度で2〜50A/dm’程度であり、5
A/dm’以上の電流密度とするとより効果的である。
極間距離は、陽極と隔膜との距離で10mm以下とする
と本発明の効果が大きくなり、陽極と隔膜との距離が小
さい程より効果的である。
と本発明の効果が大きくなり、陽極と隔膜との距離が小
さい程より効果的である。
以下、本発明に係わる実施例を記載するが、該実施例は
本発明を限定するものではない。
本発明を限定するものではない。
(実施例 l)
模式図 図−2に示す装置を使って本発明を適用した。
電解液として、ヨウ化カリウム3モル/pをふくむpH
=10の溶液を陽極液4 (40A) 、水酸化カリウ
ム0.1モル/lを含む溶液を陰極液5(401)に使
用した。
=10の溶液を陽極液4 (40A) 、水酸化カリウ
ム0.1モル/lを含む溶液を陰極液5(401)に使
用した。
陽極6 (7,5dm’)にはチタニウム板に開孔率
30%で千鳥状に3φの丸孔をあけたものに白金被覆(
2即)したものを使用した。陰極7には同じ寸法のSU
S 304の平板を使用した。
30%で千鳥状に3φの丸孔をあけたものに白金被覆(
2即)したものを使用した。陰極7には同じ寸法のSU
S 304の平板を使用した。
極間距離を2 mmとし、隔膜にはテフロン系スルホン
酸型の陽イオン交換膜8を使用し、電解条件は2OA/
dm’とじ150Aを通電した。
酸型の陽イオン交換膜8を使用し、電解条件は2OA/
dm’とじ150Aを通電した。
陽極室9内及び陰極室10内を電解液が流れる速さは平
均1cm/秒とし電解液の温度は70℃にした。
均1cm/秒とし電解液の温度は70℃にした。
陽極液4のp Hを約10に維持するように陰極液5の
一部を陽極液4側に戻しながら電解して電解中の電圧を
120分毎に測定するとともに6時間の電解によるヨウ
素の生成量からヨウ素の生成効率を算出した。
一部を陽極液4側に戻しながら電解して電解中の電圧を
120分毎に測定するとともに6時間の電解によるヨウ
素の生成量からヨウ素の生成効率を算出した。
表−1に結果を示す。
(実施例 2)
第2図に示す装置を使って本発明を適用した。
電解液として、ヨウ化カリウム3モル/βをふくむpH
=10の溶液を陽極液4 (40A) 、水酸化カリ
ウム0.1モル/βを含む溶液を陰極液5(40β)に
使用した。
=10の溶液を陽極液4 (40A) 、水酸化カリ
ウム0.1モル/βを含む溶液を陰極液5(40β)に
使用した。
陽極6 (7,5dm’)にはチタニウム板に開孔率
50%で千鳥状に丸孔をあけたものに白金被覆(2虜)
シたものを使用した。陰極7には同じ寸法のSUS 3
04の平板を使用した。
50%で千鳥状に丸孔をあけたものに白金被覆(2虜)
シたものを使用した。陰極7には同じ寸法のSUS 3
04の平板を使用した。
極間距離を2++unとし、隔膜にはテフロン系スルホ
ン酸型の陽イオン交換膜8を使用し、電解条件は2OA
/ dm’とじ150Aを通電した。
ン酸型の陽イオン交換膜8を使用し、電解条件は2OA
/ dm’とじ150Aを通電した。
陽極室9内及び陰極室10内を電解液が流れる速さは平
均1cm/秒とし電解液の温度は70℃にした。
均1cm/秒とし電解液の温度は70℃にした。
陽極液4のp Hを約10に維持するように陰極液5の
一部を陽極液4側に戻しながら電解して電解中の電圧を
120分毎に測定するとともに6時間の電解によるヨウ
素の生成量からヨウ素の生成効率を算出した。
一部を陽極液4側に戻しながら電解して電解中の電圧を
120分毎に測定するとともに6時間の電解によるヨウ
素の生成量からヨウ素の生成効率を算出した。
表−1に結果を示す。
(従来例 1)
第2図に示す装置を使って従来例を適用した。
電解液として、ヨウ化カリウム3モル/βをふくむpH
=lOの溶液を陽極液4(40β)、水酸化カリウム0
.1モル/1を含む溶液を陰極液5(40ji)に使用
した。
=lOの溶液を陽極液4(40β)、水酸化カリウム0
.1モル/1を含む溶液を陰極液5(40ji)に使用
した。
陽極6(7,5dm″)には、チタニウムの平板に白金
被覆(2Am)シたものを使用した。陰極7には同じ寸
法のSUS 304の平板を使用した。
被覆(2Am)シたものを使用した。陰極7には同じ寸
法のSUS 304の平板を使用した。
極間距離を2mmとし、隔膜にはテフロン系スルホン酸
型の陽イオン交換膜8を使用し、電解条件は2OA/
dm’とじ150Aを通電した。
型の陽イオン交換膜8を使用し、電解条件は2OA/
dm’とじ150Aを通電した。
陽極室9内及び陰極室10内を電解液が流れる速さは平
均1cm/秒とし電解液の温度は70℃にした。
均1cm/秒とし電解液の温度は70℃にした。
陽極液4のpHを約10に維持するように陰極液5の一
部を陽極液4側に戻しながら電解して電解中の電圧を1
20分毎に測定するとともに6時間の電解によるヨウ素
の生成量からヨウ素の生成効率を算出した。
部を陽極液4側に戻しながら電解して電解中の電圧を1
20分毎に測定するとともに6時間の電解によるヨウ素
の生成量からヨウ素の生成効率を算出した。
測定結果を表−1に示す。
(以下余白)
表−1
表−1からもわかるように、本発明方法によるヨウ素の
電解では、従来例1に比べて約20%電圧が低下する。
電解では、従来例1に比べて約20%電圧が低下する。
また電圧が低いので、酸累の発生などの副反応が起こら
ず、ヨウ素の生成効率も向上する。
ず、ヨウ素の生成効率も向上する。
(実施例 3)
第2図に示す装置を使って本発明を適用した。
電解液として、ヨウ化カリウム3モル/1をふくむpH
=10の溶液を陽極液4 (40j2) 、水酸化カリ
ウム0.1モル/lを含む溶液を陰極液5(401に使
用した。
=10の溶液を陽極液4 (40j2) 、水酸化カリ
ウム0.1モル/lを含む溶液を陰極液5(401に使
用した。
陽極6 (7,5dm’)には第1図すに示すような菱
形の開口部を有するチタニウム板3に、白金被覆(2I
Jfn)シたものを使用した。陰極7には同じ寸法のS
US 304の平板を使用した。
形の開口部を有するチタニウム板3に、白金被覆(2I
Jfn)シたものを使用した。陰極7には同じ寸法のS
US 304の平板を使用した。
極間距離を2mmとし、隔膜にはテフロン系スルホン酸
型の陽イオン交換膜8を使用した。
型の陽イオン交換膜8を使用した。
陽極室9内及び陰極室10内を電解液が流れる速さは平
均3cm/秒とし電解液の温度は50℃にした。
均3cm/秒とし電解液の温度は50℃にした。
陽極液4のpHを約lOに維持するように陰極液5の一
部を陽極液4側に戻しながら電解して、2.5A/dm
’、5.OA/ dm’、lo、OA/ dm’、20
.OA/ dm’、50.0A/ dm’の各電流密度
における電圧を測定した。
部を陽極液4側に戻しながら電解して、2.5A/dm
’、5.OA/ dm’、lo、OA/ dm’、20
.OA/ dm’、50.0A/ dm’の各電流密度
における電圧を測定した。
測定結果を表−2に示す。
(従来例 2)
第2図に示す装置を使って従来例を適用した。
電解液として、ヨウ化カリウム3モル/βをふくむpH
=10の溶液を陽極液4 (401、水酸化カリウム0
.1モル/Aを含む溶液を陰極液5(40Iりに使用し
た。
=10の溶液を陽極液4 (401、水酸化カリウム0
.1モル/Aを含む溶液を陰極液5(40Iりに使用し
た。
陽極6 (7,5dm’)には、厚さ2 mmのチタ
ニウム平板に白金被覆(2燗)したものを使用した。
ニウム平板に白金被覆(2燗)したものを使用した。
陰極7には同じ寸法の5US304の平板を使用した。
極間距離を2mmとし、隔膜にはテフロン系スルホン酸
型の陽イオン交換膜8を使用した。
型の陽イオン交換膜8を使用した。
陽極室9内及び陰極室10内を電解液が流れる速さは平
均3cm/秒とし電解液の温度は50℃にした。
均3cm/秒とし電解液の温度は50℃にした。
陽極液4のpHを約lOに維持するように陰極液5の一
部を陽極液4側に戻しながら電解して、2.5A/ d
m’、 5.OA/ dm’、lo、OA/ dm’
、20.0A/ dm’、50.OA/ dm’の各電
流密度におケル電圧を測定した。
部を陽極液4側に戻しながら電解して、2.5A/ d
m’、 5.OA/ dm’、lo、OA/ dm’
、20.0A/ dm’、50.OA/ dm’の各電
流密度におケル電圧を測定した。
測定結果を表−2に示す。
表−2からもわかるように、本発明方法によるヨウ素の
電解では、電流密度をあげても電圧の上昇が少ない。本
発明方法と従来例2では、電流密度が2.5A/ dm
’では電圧に大きな差がみられないものの、高電流密度
になるに従って電圧の差が大きくなる。
電解では、電流密度をあげても電圧の上昇が少ない。本
発明方法と従来例2では、電流密度が2.5A/ dm
’では電圧に大きな差がみられないものの、高電流密度
になるに従って電圧の差が大きくなる。
(比較例 1)
第2図に示す装置を使って苛性ソーダの電解製造に本発
明を適用した。
明を適用した。
電解液として、塩化す) IJウム3モル/βをふくむ
pH=10の溶液を陽極液4 (40Il) 、水酸化
カリウム0.1モル/βを含む溶液を陰極液5(40j
2)に使用した。
pH=10の溶液を陽極液4 (40Il) 、水酸化
カリウム0.1モル/βを含む溶液を陰極液5(40j
2)に使用した。
陽極6 (7,5dm’)には図−1に示すような菱
形の開口部を有するチタニウム板に枠を取付け、白金被
覆(2燗)したものを使用した。陰極7には同じ寸法の
SUS 304の平板を使用した。
形の開口部を有するチタニウム板に枠を取付け、白金被
覆(2燗)したものを使用した。陰極7には同じ寸法の
SUS 304の平板を使用した。
極間距離を2mmとし、隔膜にはテフロン系スルホン酸
型の陽イオン交換膜8を使用した。
型の陽イオン交換膜8を使用した。
陽極室9内及び陰極室10内を電解液が流れる速さは平
均3cm/秒とし電解液の温度は50℃にした。
均3cm/秒とし電解液の温度は50℃にした。
陽極液4のp Hを約10に維持するように陰極液5の
一部を陽極液4側に戻しながら電解して、2.5A/d
m’、5、OA/dm’、10.OA/ dm’、20
.0A/ dm’、50.OA/ dm’の各電流密度
における電圧を測定した。
一部を陽極液4側に戻しながら電解して、2.5A/d
m’、5、OA/dm’、10.OA/ dm’、20
.0A/ dm’、50.OA/ dm’の各電流密度
における電圧を測定した。
測定結果を表−3に示す。
(比較例 2)
第2図に示す装置を使って苛性ソーダの電解製造に従来
例を適用した。
例を適用した。
第2図に示す装置を使って本発明を適用した。
電解液として、塩化ナトリウム3モル/βをふくむpH
=10の溶液を陽極液4 (401、水酸化カリウム0
,1モル/βを含む溶液を陰極液5(40β)に使用し
た。
=10の溶液を陽極液4 (401、水酸化カリウム0
,1モル/βを含む溶液を陰極液5(40β)に使用し
た。
陽極6 (7,5dm’)には厚さ2111111の
チタニウム平板に白金被覆(2虜)したものを使用した
。陰極7には同じ寸法のSUS 304の平板を使用し
た。
チタニウム平板に白金被覆(2虜)したものを使用した
。陰極7には同じ寸法のSUS 304の平板を使用し
た。
極間距離を2n++nとし、隔膜にはテフロン系スルホ
ン酸型の陽イオン交換膜8を使用した。
ン酸型の陽イオン交換膜8を使用した。
陽極室9内及び陰極室10内を電解液が流れる速さは平
均3cm/秒とし電解液の温度は50℃にした。
均3cm/秒とし電解液の温度は50℃にした。
陽極液4のpHを約10に維持するように陰極液5の一
部を陽極液4側に戻しながら電解して、2.5Δ/ d
m’、 5.OA/ dm’、 10.OA/ dm
’、20.0A/ dm’、50.OA/ dm’の各
電流密度における電圧を測定した。
部を陽極液4側に戻しながら電解して、2.5Δ/ d
m’、 5.OA/ dm’、 10.OA/ dm
’、20.0A/ dm’、50.OA/ dm’の各
電流密度における電圧を測定した。
測定結果を表−3に示す。
苛性ソーダの電解製造においては、電流密度を上げても
両者の間に電圧の大きな差はみられなかった0 これは、苛性ソーダの電解製造では、陽極生成物質が塩
素ガスであるので気泡の生成に伴い容易に電極から離脱
する理由による。
両者の間に電圧の大きな差はみられなかった0 これは、苛性ソーダの電解製造では、陽極生成物質が塩
素ガスであるので気泡の生成に伴い容易に電極から離脱
する理由による。
しかし、ヨウ素の電解製造では、ヨウ素が半金属として
の性質から電極上に析出するので、析出したヨウ素が電
解液に溶解することが反応の律速となっているからに他
ならない。
の性質から電極上に析出するので、析出したヨウ素が電
解液に溶解することが反応の律速となっているからに他
ならない。
本発明方法をヨウ素の電解に適用すると、析出したヨウ
素の電解液への溶解を良くするので、結果として操作電
圧を低くすることができ、また高電流密度化させること
も可能になるなど、従来の方法にくらべて優れていると
いえる。
素の電解液への溶解を良くするので、結果として操作電
圧を低くすることができ、また高電流密度化させること
も可能になるなど、従来の方法にくらべて優れていると
いえる。
(発明の効果)
本発明は、ヨウ素隔膜電解において、電極を網状または
開孔率30%以上の多孔状電極を用いてヨウ素化合物を
含む電解液を電解するようにしている。
開孔率30%以上の多孔状電極を用いてヨウ素化合物を
含む電解液を電解するようにしている。
多孔状電極が、電極付近の電解液の流れの自由度を向上
させるので、該電解の律速であるところの析出したヨウ
素の電解液への溶解が促進されるので、操作電圧を低く
したり、高電流密度化させて生産効率の向上をはかるこ
とができる。結果として電力単価が低下するなどの優れ
た効果を得ることができる。
させるので、該電解の律速であるところの析出したヨウ
素の電解液への溶解が促進されるので、操作電圧を低く
したり、高電流密度化させて生産効率の向上をはかるこ
とができる。結果として電力単価が低下するなどの優れ
た効果を得ることができる。
本発明は、ヨウ素やヨウ素化合物の製造ばかりでなく、
本出願人が出願済みの金や貴金属に係わるヨウ素を用い
た回収や精製、エツチングなどのプロセスにも適用する
ことができるなど、ヨウ素を扱う工業の上で画期的なも
のであり、本発明の効果大なるものといえる。
本出願人が出願済みの金や貴金属に係わるヨウ素を用い
た回収や精製、エツチングなどのプロセスにも適用する
ことができるなど、ヨウ素を扱う工業の上で画期的なも
のであり、本発明の効果大なるものといえる。
(実施態様)
本発明は、特許請求の範囲に記載した特徴を有するもの
であるが、その実施態様を例示すると次のとおりである
。
であるが、その実施態様を例示すると次のとおりである
。
(1)ヨウ素隔膜電解において、多孔状電極と隔膜との
距離が10mm以下であることを特徴とする請求項1に
記載の方法。
距離が10mm以下であることを特徴とする請求項1に
記載の方法。
(2)ヨウ素隔膜電解において、電解時の電流密度が5
A/dm’以上であることを特徴とする請求項1に記載
の方法。
A/dm’以上であることを特徴とする請求項1に記載
の方法。
第1図a及び第1図すは、本発明の電極形状の一例とし
て、その電極形状を得るための製法と形状について表し
たものである。 第2図は、本発明を実施するために用いた装置の模式図
である。
て、その電極形状を得るための製法と形状について表し
たものである。 第2図は、本発明を実施するために用いた装置の模式図
である。
Claims (1)
- 1、ヨウ素隔膜電解において、電極を網状または開孔率
30%以上の多孔状電極を用いて行うことを特徴とする
ヨウ素隔膜電解方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63179664A JPH0230783A (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | ヨウ素隔膜電解方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63179664A JPH0230783A (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | ヨウ素隔膜電解方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0230783A true JPH0230783A (ja) | 1990-02-01 |
Family
ID=16069719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63179664A Pending JPH0230783A (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | ヨウ素隔膜電解方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0230783A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5490160A (en) * | 1993-11-22 | 1996-02-06 | Xerox Corporation | Method and apparatus for back facet monitoring of multiple semiconductor laser diodes |
WO2002008492A1 (en) * | 2000-07-21 | 2002-01-31 | Iodine Technologies Australia Pty Ltd | Process and method for recovery of halogens |
-
1988
- 1988-07-19 JP JP63179664A patent/JPH0230783A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5490160A (en) * | 1993-11-22 | 1996-02-06 | Xerox Corporation | Method and apparatus for back facet monitoring of multiple semiconductor laser diodes |
WO2002008492A1 (en) * | 2000-07-21 | 2002-01-31 | Iodine Technologies Australia Pty Ltd | Process and method for recovery of halogens |
CN100379899C (zh) * | 2000-07-21 | 2008-04-09 | 碘技术澳大利亚股份有限公司 | 卤素回收的工艺和方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2443803C2 (ru) | Способ повышения производительности никелевых электродов | |
JPH03173789A (ja) | ペルオキシ‐又は過ハロゲン化化合物を製造するためのフイルター型の電解槽 | |
RU97100560A (ru) | Способ электролиза водных растворов хлористоводородной кислоты | |
JPS5949318B2 (ja) | 次亜ハロゲン酸アルカリ金属塩の電解製造法 | |
US2872405A (en) | Lead dioxide electrode | |
US5370784A (en) | Electrolytic process for the production of fine-grained, single-phase metallic alloy powders | |
US3974051A (en) | Production of hypochlorite from impure saline solutions | |
JPS59133384A (ja) | 電解槽 | |
JP5105406B2 (ja) | 逆電解用電極 | |
US3254015A (en) | Process for treating platinum-coated electrodes | |
JPH0230783A (ja) | ヨウ素隔膜電解方法 | |
JP2003096585A (ja) | 硫酸コバルト溶液の製造方法 | |
CN1090893A (zh) | 用于氯碱电解槽的活化阴极及其制造方法 | |
JP4797128B2 (ja) | コバルトの電解的製造方法 | |
JPH0741980A (ja) | 電解用電極 | |
US6569310B2 (en) | Electrochemical process for preparation of zinc powder | |
JPH0210875B2 (ja) | ||
US7794582B1 (en) | Method of recovering metal ions recyclable as soluble anode from waste plating solutions | |
JPS622036B2 (ja) | ||
JPH11269688A (ja) | 電解用電極 | |
JP2001262388A (ja) | 電解用電極 | |
JPS6363637B2 (ja) | ||
Sheela et al. | A modified process for iridium electrodeposition | |
JPS5871382A (ja) | 電解槽 | |
JPH11269687A (ja) | 電解用電極 |